伊藤親臣さんは何者?雪のエンジニアの経歴|名古屋生まれで新潟の雪に26年・越後雪室屋の顧問(ガイアの夜明け)

【結論】伊藤親臣(いとう よしおみ)さんは、雪を冷房や食品の貯蔵に使う技術を研究してきた「雪のエンジニア」。名古屋生まれで、2000年から新潟の豪雪地で雪室や雪冷房の設計に関わってきた工学博士です。

10月9日(金)夜10時からの
テレビ東京「ガイアの夜明け」に、
雪室の専門家・伊藤親臣さんが登場します。
「雪の専門家ってどんな人?」
「なぜ新潟で雪の研究を?」と
気になった人のために、
本人の寄稿とインタビューからまとめました。

本記事はプロモーションを含みます。

  • 1971年、愛知県名古屋市生まれ
  • 室蘭工業大学で雪冷房を研究し、工学博士に
  • 2000年から新潟・安塚の雪だるま財団で勤務
  • 現在は株式会社SnowBizの代表取締役
  • 雪室ブランド「越後雪室屋」の顧問
この記事で分かること
  • 伊藤親臣さんのプロフィール
  • 名古屋生まれの研究者が新潟の雪国へ移った理由
  • 手がけてきた雪冷房の学校や雪室
  • 雪室に入れると食べものがどう変わるか
目次

【考察】番組の核は「雪で米農家を助ける」という伊藤さんの新しい挑戦

ここからは編集部の考察です。
番組表には、伊藤さんが「高齢化する地域の米農家を救う新たな取り組み」を始めていたと書かれています。
編集部は、この取り組みは「雪室でお米を貯蔵して、売る時期と値段を農家が選べるようにする」方向の話になると予測します。
理由を5つ挙げます。

理由1。伊藤さんは「お米を貯蔵する雪冷蔵倉庫」をすでに手がけているからです。
2024年のインタビューのプロフィールには、「世界初となる雪冷房の学校、お米を貯蔵する雪冷蔵倉庫などの『利雪』に取り組む」とあります(flumen)。
米と雪室の組み合わせは、伊藤さんの得意分野です。

理由2。長く貯蔵したお米の味についても語っているからです。
同じインタビューで伊藤さんは、長期貯蔵の実験で20年くらい貯蔵したお米も普通においしく食べられると話しています。
収穫してすぐ売らなくても味が落ちにくいなら、農家にとって売り方の選択肢が増えます。

理由3。雪室の効果を数字で示してきたからです。
2021年のインタビューでは、じゃがいもを150日貯蔵すると、雪室のものは電気冷蔵庫のものより糖の量が2倍になったと説明しています(エル・ローズ BIZ THINKER)。
日本酒も、古くなると出る香りが雪室ではほとんど出なかったそうです。
「おいしくなる理由」を説明できることが、商品の値段に結びつきます。

理由4。電気を使わない倉庫は、小さな農家でも負担が軽いからです。
伊藤さんは業界団体の会誌への寄稿で、雪は国が新エネルギーとして認めた純国産の資源で、解けても水として再利用できると書いています(建設コンサルタンツ協会誌)。
雪国なら原料はタダで毎年降ってきます。

理由5。売り先になるブランドがすでにあるからです。
伊藤さんが顧問を務める「越後雪室屋」は、雪室で熟成した米や珈琲、肉などを統一ブランドで売る新潟の組合です(越後雪室屋)。
貯蔵の技術と売る仕組みの両方がそろっている点が、番組で描かれると考えます。

理由6。雪室の倉庫を「預かり業」にする道もすでに開いているからです。
2021年のインタビューでは、新潟県三条市の倉庫会社が雪室を使った営業倉庫として全国で初めて認められたと紹介しています。
自前で倉庫を持てない高齢の農家でも、お米を預けて保管してもらう形がとれます。

ただし、番組表には「米農家を救う新たな取り組み」としか書かれておらず、中身は分かりません。
ここに書いた予測は外れる可能性があります。あくまで考察です。

伊藤親臣さんのプロフィール

項目内容
名前伊藤親臣(いとう よしおみ)
生まれ1971年・愛知県名古屋市
学歴静岡大学工業短期大学部 機械工学科 卒業→室蘭工業大学 工学部に編入→2008年 同大学院 博士後期課程修了
学位工学博士
今の肩書き株式会社SnowBiz 代表取締役
そのほか東京農業大学 客員教授/魚沼市 利雪アドバイザー/越後雪室屋 顧問/雪の市民会議 世話人代表
ニックネームスノーマン

※読みは本人が寄稿した会誌の表記(ITO Yoshiomi)、経歴はミツカン水の文化センター「水の文化」45号とflumenのプロフィールによります。
誕生日は公表されていないため、2026年10月時点で54〜55歳です。
会社のSnowBizは新潟県長岡市にあります。

名古屋生まれの研究者が新潟の雪国へ移った理由

大学に入るまで「利雪」を知らなかった

伊藤さんは、雪を何かに使うことを「大学に入るまで知らなかった」と話しています。
室蘭工業大学には、雪を使った冷熱エネルギーを研究する媚山政良先生がいました。
伊藤さんはその大学で、雪冷房の研究をしていました。

安塚から「誰か雪の分かる人を」と声がかかる

新潟県の旧安塚町(いまの上越市安塚区)は、雪を逆手に取ったまちおこしを進めていました。
雪の研究者を探して室蘭まで来た町の人に、伊藤さんが推薦されます。
「雪の研究を本業にするのは難しい」と思っていたそうですが、単身で飛び込むことに決めたと振り返っています。

最初の大仕事は「雪を新エネルギーに」

財団に入って最初の大仕事は、雪を国に新エネルギーとして認めてもらうための資料づくりでした。
町長に同行して毎月のように国会へ通ったそうです。
2002年の法改正で、雪氷の冷熱は正式に新エネルギーに加わりました。

年できごと
1971年名古屋市で生まれる
大学時代室蘭工業大学に編入し、雪冷房を研究
2000年新潟・安塚の雪だるま財団に勤務
2002年雪氷冷熱が国の新エネルギーに(法改正)
2008年室蘭工業大学大学院 博士後期課程を修了
現在SnowBiz代表、東京農業大学 客員教授

手がけてきた雪冷房の学校や雪室

2021年のインタビューで、社会人になって初めて任された大きな仕事として、上越市安塚の小学校の雪冷房システムの設計を挙げています。
その2年後には中学校にも雪冷房を入れ、雪解け水はトイレの洗浄水に使ったそうです。

ほかにも、牛舎や鶏舎を雪で冷やすモバイルクーラー、雪室で熟成させた牛肉の輸出、雪どけ水の化粧水など、雪の使い道を食べもの以外にも広げてきました。

雪室に入れると食べものがどう変わる?

伊藤さんの説明では、雪室の中は温度と湿度の変化が少なく、湿度が90%前後と高いのが特徴です。
電気冷蔵庫のような振動や光もありません。
この環境で、野菜は甘みが増し、珈琲は雑味が抜け、肉はしっとりした熟成肉になると言います。

雪室で貯蔵したお米や珈琲を試してみたい人は、通販で探せます。
▼ 雪室貯蔵の食品を探す

※在庫・価格は販売ページでご確認ください。

よくある質問(Q&A)

Q1. 名前の読み方は?

「いとう よしおみ」です。本人の寄稿にローマ字で「ITO Yoshiomi」とあります。

Q2. 何歳?

1971年生まれで、2026年10月時点で54〜55歳です。

Q3. 出身は新潟?

いいえ。愛知県名古屋市の生まれです。大学時代は静岡と北海道・室蘭で学び、2000年に新潟へ移りました。

Q4. 越後雪室屋の社長?

いいえ。越後雪室屋(にいがた雪室ブランド事業協同組合)では顧問という立場です。

Q5. 結婚している?

家族について本人が公表した情報は見当たりませんでした。

Q6. 番組はいつ?

テレビ東京「ガイアの夜明け」10月9日(金)22時00分〜22時54分の放送予定です。

まとめ

伊藤親臣さんは、名古屋生まれの工学博士で、2000年から新潟の雪国で雪冷房や雪室の技術を広めてきた「雪のエンジニア」です。
今回の放送では、その技術で米農家を助ける新しい取り組みが紹介される予定です。

「ガイアの夜明け」は10月9日(金)夜10時からテレビ東京で放送予定です。

参照リンク

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