「百年ピアノ」とは100年を経た楽器!川上ミネが奏でる七十二候の音楽を解説

【結論】「百年ピアノ」とは100年の時を経たピアノを指す言葉です。

本記事はプロモーションを含みます。

  • 番組説明にある「百年ピアノ」は楽器を指す言葉
  • 弾くのは川上ミネさん、曲はオリジナル
  • 七十二候は一年を72に分けた暦
  • もとは中国の暦で、奈良時代に日本へ
  • 川上さんは72曲すべてを作りCDにしている
  • どの楽器かは番組情報では明かされていない
この記事で分かること
  • 「百年ピアノ」という言葉の意味
  • 七十二候とは何か、二十四節気との違い
  • 72曲がどんな名前で並んでいるか
  • 8月に当てはまる候の名前
  • 放送で流れる曲名

2026年8月27日午前3時8分放送の
映像詩「やまとの季節七十二候」
番組表の説明に出てくるのが
「百年ピアノ」という耳慣れない言葉です。
これが何なのかを、
七十二候の意味とあわせて整理しました。

目次

【考察】なぜ新しいピアノではなく「百年ピアノ」なのか

ここからは編集部の考察です。
結論から言うと、
この番組が扱っているのが「時間」そのものだからだと考えています。

理由1:映像の被写体が古いものばかりだから。
保山耕一さんが撮るのは奈良の社寺や自然です。
何百年も同じ場所にあるものが並ぶ画面に、
買ったばかりの楽器の音を乗せるのは違和感が出ます。
春日大社も吉野の桜も、
撮る側が何百年という単位を相手にしています。

理由2:七十二候そのものが古い暦だから。
七十二候はもともと中国の暦に記載されていたもので、
奈良時代に日本へ取り入れられ、江戸時代に日本の四季に合わせて改変されました(NHKエンタープライズ)。
題材の側にすでに時間の層があるのです。

理由3:番組が「響きあう音と光」と説明しているから。
番組表の紹介文は「響きあう音と光で、めぐりゆく季節を感じる映像詩」
曲の良し悪しではなく響きが主題だと宣言されています。
楽器そのものの個性が問われる作りです。

理由4:川上さんが場所ごと鳴らす演奏を続けてきたから。
2005年から毎年9月、京都・清水寺の舞台でピアノリサイタルを行ってきました(川上ミネ 公式サイト)。
ホールの外で弾く経験の長い人です。
楽器を持ち込んで、
その場所の響きに合わせるという仕事を20年以上続けてきました。

理由5:古い楽器を扱える技術があるから。
公式サイトによれば、
キューバ滞在中にピアノの調律や修理
さらに停電中や鍵盤が抜けたピアノでも演奏できる術まで教わったと記されています。
状態の一定しない楽器に強い演奏家です。
100年たった楽器は、
音程も鍵盤の重さも新品とは違います。
そこを引き受けられる人でないと成立しません。

理由6:曲を自分で書けるから。
番組で使われるのはオリジナル曲です。
楽器の癖に合わせて書き直せるのは、
作曲家でもある人だからこそできることだと考えられます。

理由7:100年という長さに意味があるから。
100年は人ひとりの一生とほぼ同じ長さです。
季節が72回めぐる一年を、
100回くり返してきた楽器で弾く——
暦と楽器の年数が重なる構図になっています。

以上はあくまで編集部の考察・推測です。
NHKが楽器選定の理由を公表しているわけではありません。

「百年ピアノ」について分かっていること

番組表の紹介文はこうです。
奈良在住の映像作家・保山耕一さんが撮影した映像と、
ピアニスト・川上ミネさんが「百年ピアノ」で奏でるオリジナル曲——。

ここで分かるのは3点だけです。
100年という年数
弾き手が川上ミネさんであること、
そして曲がオリジナルであること。

どの場所にあるどの楽器なのかは、番組情報や公式のプロフィールでは確認できませんでした。製造年やメーカーについても同様です。ここでは推測を書かず、分かっている範囲だけを記載しています。

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※在庫や価格は変動します。取扱いはリンク先でご確認ください。

七十二候とは何か

NHKエンタープライズの解説によれば、
七十二候は二十四節気をさらに三つ(初候・次候・末候)に分けたものです。
24×3で72になります。

単位一年を72に分ける
1候の長さおよそ5日
成り立ち二十四節気を初候・次候・末候の三つに分割
由来中国の暦に記載されていたもの
日本へ奈良時代に取り入れられた
改変江戸時代に日本の四季・動植物に合わせて改変

季節の移ろいを、
気象や動植物の成長・行動に託して具体的に表したものだと説明されています。
もともとは日常生活や農作業の目安として使われていました。

72の候にはこんな名前がついている

川上さんはこの72候すべてに曲をつけ、
『ラジオ深夜便 ピアノが奏でる七十二侯』として2枚組のCDにまとめています。
その曲名がそのまま候の名前です。

季節候の名前の例
東風凍を解く/桜始めて開く/玄鳥至る
蛙始めて鳴く/蓮始めて開く/大雨時行る
涼風至る/寒蝉鳴く/草の露白し
朔風葉を払う/熊穴に蟄る/雪下りて麦出る

「玄鳥至る」はツバメが来ること、
「寒蝉鳴く」はヒグラシが鳴くこと。
目の前の自然の変化が、そのまま暦の名前になっているのが分かります。

8月下旬にあたる候

放送のある8月下旬は処暑にあたります。
この節気に含まれる3つの候は、
「綿の柎開く」「天地始めて粛し」「禾乃ち登る」
暑さがおさまり、穀物が実る時期の名前が並びます。

よくある質問

Q1. 「百年ピアノ」はどこにあるピアノですか?

番組情報では明かされていません
紹介文にあるのは「百年ピアノで奏でるオリジナル曲」という一文だけです。
所蔵先やメーカーについて公式に確認できる情報はありませんでした。

Q2. 七十二候と二十四節気は何が違うのですか?

細かさが違います。
二十四節気をさらに三つに分けたものが七十二候です。
1つの候はおよそ5日で、
二十四節気よりずっと細かく季節を刻みます。

Q3. なぜ「候」という字を使うのですか?

季節のきざしを表す言葉として使われてきたものです。
NHKエンタープライズの解説では、
季節の移ろいを気象や動植物の成長・行動に託して表したと説明されています。

Q4. 番組ではどの曲が流れますか?

番組表に挙げられているのは「やまとの季節七十二候」「AVE MARIS STELLA」です。
いずれも川上ミネさんの演奏。
72曲すべてが流れるわけではありません。

Q5. CDはどこで買えますか?

NHKエンタープライズのサイトで2枚組セットとして案内されています。
収録は立春から大寒まで72曲
一般の通販サイトでも取り扱いがあります。

Q6. ラジオでも聴けますか?

もとはNHKラジオ深夜便の音楽コーナーとして始まったものです。
公式サイトによれば、
2016年4月5日から火曜〜金曜の午前1時5分ごろに放送されました。
現在の放送状況については公式の案内をご確認ください。

放送で聴きどころになりそうなところ

52分の番組に、
ナレーションはほとんどありません。
映像と音だけで進むので、
ピアノの音の粒立ちがそのまま前に出ます

100年を経た楽器は、
新しいピアノほど均質な音は出しません。
その揺らぎが奈良の光の変化と合うかどうか——
そこがこの番組の勝負どころだと考えられます。

まとめ

「百年ピアノ」とは、
100年の時を経たピアノを指す言葉です。
それを弾くのが川上ミネさん、
曲は番組のためのオリジナルです。

七十二候は一年を72に分けた暦。
二十四節気をさらに三つに分けたもので、
中国から奈良時代に伝わり、江戸時代に日本向けに改変されました。

放送は2026年8月27日(木)午前3時8分〜4時0分、NHK総合1・東京
映像は保山耕一さん。
初回放送は2020年7月4日の再放送です。

参照リンク

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