長野でコーヒーが育つ?上田市・巴工業の信州産コーヒーとは|ロープ会社が寒冷地で栽培する理由

【結論】巴工業は、長野県上田市でプラスチックロープを作ってきた会社。ハウスでアラビカ種を育て、2025年に「信州産コーヒー」を商品化しました。

番組表の紹介文には、こうあります。
「寒冷地である長野県では、栽培が難しいとされてきたコーヒー豆」。

その栽培に成功したのが、上田市の巴工業(ともえこうぎょう)です。
番組では同社の掛川倖太郎さんの挑戦を紹介します。
放送は2026年9月30日(水)21時54分〜22時00分、テレビ東京「FIND!GOOD!FOOD!」です。

本記事はプロモーションを含みます。

  • 巴工業は1947年創業、本社は長野県上田市芳田
  • 本業はプラスチックロープやテープの製造
  • コーヒー栽培は2020年秋に試験的に開始(会社の沿革では2021年)
  • ハウス2か所でアラビカ種 約470本
  • 2025年に初めて500キロ以上を収穫し商品化
  • 収穫体験は上田市・東御市のふるさと納税返礼品
この記事で分かること
  • 巴工業がどんな会社か
  • 寒い長野でコーヒーを育てる理由
  • 信州産コーヒーの味と買い方
  • この挑戦が続くかどうかの考察

先に編集部の考察を置き、そのあとで報道と会社の公式情報を順に並べます。

目次

【考察】ロープ会社のコーヒーは「本業の延長」として続くと予想する

ここからは編集部の考察です。
異業種の新規事業は、話題になっても数年で消えることが少なくありません。
編集部は、巴工業のコーヒーは思いつきではなく、事業を何度も入れ替えてきた会社の「次の柱」候補として続くと予想します。

そう考える理由を7つ挙げます。

理由1。巴工業は業種を何度も変えてきた会社だからです。
会社の沿革には、食用油製造(1947年)、精米(1966年)、畜産(1968年)、プラスチックロープ(1971年)、不動産(1980年)と並んでいます(巴工業公式)。
コーヒーはその延長線上にあります。

理由2。本業のロープ市場が縮んでいるからです。
最盛期に国内60社以上あった同業者が10社程度に減ったと、地元メディアが伝えています(ナガクル)。
次の事業を探す切実な理由があります。

理由3。事業内容に正式に書かれているからです。
公式サイトの事業内容は「プラスチック加工販売」「環境サービス」「国産コーヒー栽培事業」の3つです。
コーヒーは会社の看板に載った事業です。

理由4。5年かけて収穫までたどり着いているからです。
試行錯誤しながら収穫できるまで5年かかり、2025年に初めて500キロ以上を収穫したと長野放送が報じています(NBS長野放送)。
短期で結果を求める事業なら、ここまで待てません。

理由5。理由が「2050年問題」という長期の話だからです。
気候変動でブラジルやエチオピアなどの産地で作れなくなるかもしれない、と掛川さんは話しています。
数十年先を見た備えとしての栽培です。

理由6。収穫体験という別の稼ぎ方を作っているからです。
2026年から上田市と東御市のふるさと納税の共通返礼品になり、一般向けの体験(参加費5500円)も開いています。
豆を売るだけでなく「体験」を売る形です。

理由7。地元のコーヒー店と組んでいるからです。
焙煎は自社の焙煎機で、上田市内のTORTOISE COFFEEが監修していると地域メディアが紹介しています(東信さんぽ)。
味づくりを専門家に任せる判断もしています。

一方で、ハウス栽培には光熱費などの課題もあると報じられています。
それでも以上の理由から、巴工業のコーヒーは少量でも続く事業になると予想します。あくまで編集部の推測です。

巴工業はどんな会社?

番組に出るのは、長野県上田市の巴工業です。
同じ名前の会社が東京にもありますが、別の会社なので注意してください。

項目内容
社名巴工業株式会社(Tomoet Plastics Corp.)
創業1947年(食用油製造から出発)
設立1951年3月26日
本社長野県上田市芳田1817-1
代表別府慎一郎・別府大輔(共同代表)
事業プラスチック加工販売、環境サービス、国産コーヒー栽培

1971年にプラスチックロープの製造を始め、半世紀近く供給してきました。
2019年からは土に還る生分解性ロープも作っています。

信州産のコーヒーが気になった方は、
国産コーヒーを飲み比べてみるのもおすすめです。
▼ 国産コーヒーはこちらから

※国内で栽培されたコーヒー豆やドリップバッグが探せます。

寒い長野でどうやってコーヒーを育てている?

コーヒーの木が育つのに適した気温は20℃から30℃とされます。
冬の寒い長野では、屋外では育ちません。

項目内容
栽培場所上田市の本社敷地内、東御市の農業用ハウス
品種アラビカ種
本数約470本
栽培方法ハウスで温度管理、無農薬
初めての本格収穫2025年(500キロ以上)
商品信州産レギュラーコーヒー 12g 3240円

夏場のハウスの中は45〜50℃近くになると地域メディアが伝えています。
寒さだけでなく、暑さとの戦いでもあるわけです。

寒暖差が大きい信州で育った実は糖度が高く、豆はフルーティーな味わいになるそうです。
生の実を食べた参加者は「ブルーベリーとかチェリー」のようだと話していました。

いつから栽培している?

栽培の始まりは、資料によって1年ずれています。

2023年の地域メディアの取材では「2020年の秋から栽培を始めた」とあり、1年目は小さなハウスで試したと紹介されています。
一方、会社の沿革では「2021年 コーヒー栽培開始」です。

小さなハウスでの試験が2020年、本格的な栽培が2021年と考えると、両方の説明が合います。
本記事では、会社の公式表記に合わせて2021年を開始年として扱います。

よくある質問(Q&A)

Q1. 巴工業の読み方は?

ともえこうぎょうです。
英語表記は Tomoet Plastics です。

Q2. 東京の巴工業と同じ会社?

別の会社です。
番組に出るのは長野県上田市芳田に本社がある巴工業です。

Q3. 信州産コーヒーはどこで買える?

販売先について、本記事では一次情報を確認できませんでした。
確実なのは、上田市・東御市のふるさと納税で収穫体験を申し込む方法です。
最新の取り扱いは農園「信州トモエファーム」の発信を確かめてください。

Q4. 収穫体験はいつできる?

2026年は5月19日に体験会が開かれ、6月にも一般向けに3回予定されていたと報じられています。
次の開催時期は、農園「信州トモエファーム」の発信を確認してください。

Q5. 掛川倖太郎さんはどんな人?

巴工業のコーヒー事業について報道で説明している人物です。
役職や経歴は公表されている情報が見当たりません。

放送で注目したいこと

番組のテーマは「地元の新たな魅力発掘」です。
紹介文は、培ってきた品質管理能力で新たな名産を生み出したと書いています。

ロープ工場の品質管理が、コーヒーのどの工程に生きているのか。
6分の番組でそこが語られるかに注目です。

まとめ

巴工業は、長野県上田市で1947年に創業した会社です。
食用油、精米、畜産、ロープと事業を変えながら続いてきました。

コーヒーはハウスでアラビカ種約470本を育て、2025年に初めて商品化。
収穫体験はふるさと納税の返礼品にもなっています。

放送は9月30日(水)21時54分からテレビ東京「FIND!GOOD!FOOD!」です。

参照リンク

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次