【結論】小林栄一さんの13種類は、7月収穫の「セレブシリーズ」と8月収穫の「戦水甘(せんすいかん)シリーズ」、一番硬い「名水甲羅」が柱。朝・昼・おやつ・夕食後・寝る前と「食べる時間帯」まで決めてあるのが最大の特徴です。
果肉はレモン色、山吹色、赤とさまざま。
皮が真っ黄色のもの、潜水艦のように細長いものもあります。
13種類が生まれたきっかけは、銀座のクラブのママの「明け方、寝る前に食べるすいかが欲しい」という一言でした。
放送は2026年9月28日(月)深夜0時55分〜1時50分(27日日曜の深夜)、日本テレビ「NNNドキュメント I am SUIKABAKA〜すいかがつなぐ家族の輪〜」です。
- すべて寿風土ファームのオリジナル。長年の経験を生かし、花粉コントロールのみで育てる
- セレブシリーズ(主に7月)=ブラックレモン、甘光セレブ、名水セレブ、山吹セレブなど。バランスの良さが人気
- 戦水甘シリーズ(主に8月)=ゼブラ、ゴールドなど。形が潜水艦に似ていることが名前の由来。味が濃く形がユニーク
- 名水甲羅=農園で一番硬い品種。甘さにこだわる人と初心者におすすめ
- 品種ごとに食べる時間帯が決まっている(朝・昼・ティータイム・夕食後・寝る前)
- 「10時のおやつで食べるすいかがないから、今作っている」=名前のない新品種も
- 住所と名前入りの金色のシールが保証書代わり。気に入らなければ交換可能
- 13種類の内訳(分かっている範囲)と各品種の特徴
- 「食べる時間帯」という発想と、13種類が生まれたきっかけ
- 売り方のルール(交換保証・すいか割り禁止)
- なぜ13種類も作るのか、編集部の考察
番組の紹介文は「13種類ものすいかを開発」と書くだけで、中身には触れていません。
品種の名前と特徴は、農園を訪ねた取材記事と返礼品ページにそろっています。
先に編集部の考察、そのあと品種を整理します。
【考察】13種類は「甘さ競争」からの離脱であり、番組はそれを「家族の食卓の設計」として描くと予想する
ここからは編集部の考察です。
なぜ1軒の農園が13種類も作るのか。
編集部は、糖度で大産地と競うのをやめ、「誰が・いつ・どう食べるか」で差をつける戦略であり、番組はそれを「家族の食卓を設計する男」として描くと予想します。
そう考える理由を10挙げます。
理由1。本人が「ただ甘いだけのすいかは旨くない」と言っているからです。
取材記事に「ただ甘いだけのすいかは旨くない!オレが育てた旨いすいかを売るんだから」という言葉があります(株式会社まつの・後編)。
糖度一本槍を否定しています。
理由2。13種類の起点が「客の一言」だからです。
銀座のクラブのママの「私が明け方、寝る前に食べるすいかが欲しい」から早朝すいか「夜明けのセレブ」が生まれたと、2月の「日本のチカラ」は紹介しています(民間放送教育協会)。
出発点は食べる場面です。
理由3。品種ごとに時間帯が割り当てられているからです。
ブラックレモンは朝、名水セレブはティータイム、山吹セレブは夕食後、戦水甘ゼブラは寝る前。
「10時のおやつ用がないから作っている」という言葉まであり、1日を品種で埋める発想です。
理由4。山梨は収穫量が全国最下位だからです。
番組が引用する農林水産省の統計(令和4年産)で山梨は最下位。
量でも知名度でも勝てない土地では、種類と物語で勝負するしかありません。
理由5。「戦水甘」の「戦」は大産地への挑戦だからです。
「鮮」も候補だったが、このすいかで大産地へ戦いを挑む思いから「戦」にしたと記事にあります。
名前自体が差別化の宣言です。
理由6。母の実家が大産地の波田町だからです。
「子供の頃食べた味にはかなわない」と語っており、甘さの頂点は波田のすいかだと本人が認めています。
だからこそ別の軸を作った、と読めます。
理由7。番組の紹介文が「家族で囲む」を核にしているからです。
「家族で最高においしいすいかを囲んでほしい」が情熱の源だと紹介されています(番組表)。
時間帯別の品種は、食卓の設計図そのものです。
理由8。カットすいかへの反対を口にしているからです。
「真ん中から切った時にみんなの声がわぁ〜っとそろう瞬間」が魅力だと2月版で語っています。
丸ごと1玉を家族で切ることが前提の品種群です。
理由9。買う人に合わせてサイズを選ぶ売り方だからです。
高齢夫婦に大玉は売らない、食卓をイメージして選ぶ、と取材記事は伝えています。
品種の多さは客の暮らしに合わせる道具です。
理由10。55分の番組が品種解説だけでは持たないからです。
8月18日の「オモウマい店」で5種盛り食べ比べは紹介済み。
ドキュメンタリーは品種の背後の思想に踏み込むはずです。
以上から、13種類は「甘さ競争からの離脱」であり、番組はそれを家族の食卓の話として描くと予想します。
ただし放送内容は公表されておらず、あくまで編集部の推測です。
13種類の内訳(取材記事・返礼品情報で分かる範囲)
| シリーズ/品種 | 時期 | 特徴 |
|---|---|---|
| ブラックレモン(セレブ) | 7月 | ダークグリーンに黒のゼブラ模様。果肉はレモン色でしっかり。朝の目覚めに |
| 甘光セレブ(セレブ) | 7月 | 皮が真っ黄色、果肉は赤。返礼品の口コミで「子どもたちも大喜び」 |
| 名水セレブ(セレブ) | 7月 | 見た目は一般的。赤肉できめ細かく糖度も高い。ティータイムに |
| 山吹セレブ(セレブ) | 7月 | 果肉が山吹色。和食のシメをイメージ。塩をかけて |
| 夜明けのセレブ(セレブ) | 7月 | 銀座のクラブのママの要望から生まれた早朝すいか(日本のチカラの紹介) |
| 戦水甘ゼブラ(戦水甘) | 8月 | 形が特徴的。水分が多く寝る前に。甘みは抜群 |
| 戦水甘ゴールド(戦水甘) | 8月 | 見た目は甘光セレブに似る(取材記事で収穫間近のものを紹介) |
| 名水甲羅 | — | 農園で一番硬い品種。甘さが際立ち、初心者にもおすすめ |
| 名前のない新品種 | — | 「10時のおやつ用」として開発中。皮は緑で見た目は普通、味で勝負 |
▼ 寿風土ファームのすいかは、北杜市のふるさと納税で「セレブシリーズ・名水甲羅から1玉」「戦水甘シリーズから1玉」の形で選べます
※品種の指定はできず、発送当日に収穫した特秀品が届く仕組みです。受付時期はリンク先でご確認ください。
「食べる時間帯」という発想
| 時間帯 | 品種 | 理由 |
|---|---|---|
| 朝 | ブラックレモン | 夏の朝の目覚めとともに |
| 昼食のデザート | 赤肉のセレブ | 糖度と食感のバランス |
| 10時のおやつ | 開発中 | 「ないから今作っている」 |
| ティータイム | 名水セレブ | セレブのために作った品種 |
| 夕食後 | 山吹セレブ | 和食懐石のシメのイメージ。塩を少し |
| 寝る前 | 戦水甘ゼブラ | 水分が多く、寝苦しい夜に |
取材した野菜ソムリエは「朝・昼・おやつ・夕食後・寝る前で、終日すいか三昧なんて、夢のよう」と書いています(株式会社まつの・前編)。
直売所では、すいかに合わせてBGMをかけることもあるそうです。
売り方のルール
寿風土ファームのすいかには、住所と名前入りの金色のシールが貼られています。
保証書の役割で、気に入らなければ交換可能。
それだけ自信のあるものしか売らない、という覚悟です。
一方で、パンフレットには「すいかを粗末にする奴やすいか割をする奴には売らねえ!」。
実際に、足を運んだ客でも販売を断ることがあると記事は伝えています。
よくある質問(Q&A)
Q1. 13種類の名前は全部分かりますか?
公表されているのは一部です。本記事で確認できたのは、ブラックレモン、甘光セレブ、名水セレブ、山吹セレブ、夜明けのセレブ、戦水甘ゼブラ、戦水甘ゴールド、名水甲羅など。返礼品ページによればセレブシリーズ6品種、戦水甘シリーズ5品種です。
Q2. セレブシリーズと戦水甘シリーズの違いは?
セレブは主に7月収穫で、味と食感のバランスの良さが特徴。戦水甘は主に8月収穫で、味が濃く、潜水艦のような細長い形のものがあります。
Q3. 「戦水甘」の名前の由来は?
形が潜水艦に似ていることから。「せん」は「鮮」も候補でしたが、大産地に戦いを挑む思いから「戦」になりました。
Q4. 一番甘い・一番硬いのはどれですか?
返礼品ページによれば、名水甲羅が農園で一番硬い品種で、甘さも際立つとされています。「一番甘い」品種の公式な順位は公表されていません。
Q5. 好きな品種を指定して買えますか?
ふるさと納税では品種の指定はできず、発送当日に収穫した特秀品が届きます。直売所では、その日の収穫状況に応じて小林さんが案内します。
Q6. 13種類はどうやって作ったのですか?
独自に交配を研究して開発したオリジナルで、親子二代・半世紀の研究が土台です。栽培は花粉コントロールのみと取材記事にあります。
Q7. 放送はいつですか?
2026年9月28日(月)深夜0時55分〜1時50分、日本テレビ「NNNドキュメント I am SUIKABAKA〜すいかがつなぐ家族の輪〜」です。
今後の見通し
「10時のおやつ用」の新品種が名前を持てば、14種類目になります。
番組で新しい品種名が明かされるかどうかも見どころです。
本記事は放送前の公式紹介文と取材記事に基づくもので、放送内容を保証するものではありません。
まとめ
小林栄一さんの13種類は、7月のセレブシリーズ・8月の戦水甘シリーズ・一番硬い名水甲羅が柱。
品種ごとに食べる時間帯が決まっているのが特徴です。
13種類は「甘さ競争からの離脱」だ、というのが編集部の考察です。
放送は9月28日(月)深夜0時55分・日本テレビ。