【結論】貴島孝雄さんは2009年にマツダを定年退職し、今は大学の名誉教授として後進の育成にあたっています。
- 2009年:マツダを定年退職
- 転身:山口東京理科大学の工学部教授に就任
- 現在:同大学の名誉教授
- 2026年:エンジニアへ「人馬一体」を伝える活動も
7月11日の新プロジェクトX「市民に愛されたスポーツカー」で名前が挙がる貴島孝雄さん。
「あの伝説の開発主査は、今どうしているの?」と気になる方へ、
この記事では定年後から現在までの歩みを、公表情報でたどります。
- 貴島孝雄さんがマツダを退職した時期
- 大学教授・名誉教授としての現在
- 今も続く「人馬一体」を伝える活動
【考察】定年後も“現役”を続ける貴島孝雄をどう見るか
ここからは編集部の考察です。
結論から言うと、貴島さんの現在は「引退」ではなく、培った技術を次の世代へ手渡す第二の現役期間だと見ています。理由を3つ挙げます。
理由①:退職と同じ年に教育者へ転じた。
2009年にマツダを定年退職すると、その年のうちに大学で教鞭をとり始めました(Wikipedia)。
ブランクを置かず現場から教室へ移った点に、技術を残したい思いがうかがえます。
理由②:2026年もエンジニアに直接伝えている。
2026年には、広島のエンジニアに「人馬一体」の設計哲学を伝える場に立ったと報じられています(レスポンス)。
70代半ばを過ぎても第一線の技術者と関わり続けている点は注目に値します。
理由③:知見を社会へ還元する姿勢。
自分の名を残すのではなく、考え方を次へつなぐ。
この生き方こそ、番組が伝えたい“ものづくりのバトン”の象徴になると予測します。
2009年、マツダを定年退職
貴島さんは2009年にマツダ株式会社を定年退職しました。
2代目・3代目ロードスターの開発主査を務めた技術者が、長い会社員生活に区切りをつけた年です。
ただ、そこで技術者人生が終わったわけではありませんでした。
退職と同じ2009年、大学の教壇へと活動の場を移します。
大学教授としての現在
退職後の貴島さんが就いたのは、山口東京理科大学(現・山陽小野田市立山口東京理科大学)工学部の教授という立場でした(山陽小野田市立山口東京理科大学)。
| 2009年 | マツダを定年退職/同年 大学教授に就任 |
| 専門 | 機械工学(車両の設計・開発) |
| 現在 | 山陽小野田市立山口東京理科大学 名誉教授 |
クルマづくりの最前線で積み上げた知識を、これからのエンジニアを目指す学生に直接伝える。
現場から教育へと役割を変えながらも、貴島さんの「ものづくりへの関わり」は途切れませんでした。
現在は同大学の名誉教授を務めています。
今も続く「人馬一体」を伝える活動
注目したいのは、貴島さんが今もなお“人馬一体”という哲学を語り継いでいることです。
2026年には、広島のエンジニアに向けて設計哲学を伝授する場に立ったと報じられました(レスポンス)。
定年から10年以上が経っても、第一線の技術者と向き合い続ける姿勢。
それは、ロードスターを支えた考え方を「人から人へ」受け継ぐ営みそのものです。
7月11日の番組でも、こうした技術継承の物語が一つの軸になりそうです。
なぜ今も語り続けるのか
ロードスターは代を重ねても「軽く・小さく・楽しい」という芯がぶれませんでした。
その一貫性は、貴島さんのように設計思想を言葉にして残す人がいたからこそ保たれたと言えます。
技術は図面やデータだけでは伝わりきりません。
「なぜそう作るのか」という考え方の部分は、人が人へ語ることで初めて次へ渡ります。
現在の貴島さんの活動は、まさにその“見えない部分”を伝える仕事だと考えられます。
だからこそ、退職から時間がたった今も、貴島さんの名前はロードスターを語るうえで欠かせない存在として挙がり続けているのです。
よくある質問(Q&A)
Q1. 貴島孝雄さんは今何をしていますか?
大学の名誉教授として、後進の育成や技術継承に関わっています。2026年にもエンジニアへ設計哲学を伝える活動が報じられました。
Q2. いつマツダを退職したのですか?
2009年に定年退職しました。同じ年に大学教授へと転身しています。
Q3. どこの大学の先生になったのですか?
山口東京理科大学(現在の山陽小野田市立山口東京理科大学)の工学部教授に就任し、現在は名誉教授です。
Q4. 退職後もロードスターに関わっているのですか?
直接の開発職からは離れていますが、「人馬一体」の考え方をエンジニアや学生へ伝える形で関わり続けています。
Q5. なぜ番組で取り上げられるのですか?
ロードスターを世界的な名車へ育てた開発主査であり、その哲学を今も次世代へ伝え続けている人物だからです。
Q6. 名誉教授とはどういう立場ですか?
長年の功績が認められた元教授に大学から贈られる称号です。貴島さんは現役教授を務めたのち、この名誉教授となっています。
Q7. 貴島さんの年齢は?
1949年1月9日生まれで、2026年時点で77歳です。年齢を重ねてもなお、技術を伝える活動を続けています。
まとめ
貴島孝雄さんは、2009年にマツダを定年退職したあとも、大学教授・名誉教授として技術を伝え続けています。
2026年にはエンジニアへ「人馬一体」を語る場にも立ち、その情熱は今も健在です。
7月11日の新プロジェクトXでは、そんな“伝える人”としての姿にも注目したいところです。