【結論】「INMU KING」のJOYSOUND配信は、登録を報告した同じ日に作者自身が削除されたと報告しています。10月16日から歌えるという見通しは、作者の報告上は成り立たなくなりました。
- 作者は10月13日の朝に、Xで登録を報告
- 同じ日の夕方に「即座に削除されました」と報告
- 作者が公開した通知では、利用規約第4条(15)に触れると判断されたとされる
- 公式の楽曲検索は10月16日午前7時半の時点で0件(予定時刻前の確認)
オリコンの週間YouTubeチャートで2位に入った「INMU KING」が、JOYSOUNDでカラオケ配信されるという話が広がりました。
ところが、その後に作者本人が削除を報告しています。
この記事では、登録から削除までの流れと、JOYSOUNDの配信サービスの仕組みを公式情報で整理します。
- 「10月16日から歌える」がどうなったのか
- 登録から削除までの時系列
- 使われた配信サービス「うたスキ ミュージックポスト」の仕組み
- 今後カラオケで歌えるようになるかの編集部の予想
【考察】INMU KINGは今後JOYSOUNDで歌えるようになる?
ここからは編集部の予想です。
結論から言うと、近いうちにJOYSOUNDの選曲画面へ並ぶ可能性は低いと私は読みます。
少なくとも、同じ楽曲を出し直してすぐ通る見込みは薄いと考えます。
理由は3つあります。
理由1:理由を開示しなくてよく、利用者は異議を述べないと定めた規約
うたスキ ミュージックポストの利用規約第6条は、禁止事項に当たると運営側が判断した場合、事前告知や判断理由の開示なしに配信停止や削除ができると定めています(うたスキ ミュージックポスト利用規約)。
同じ条には、利用者はその措置に「何ら異議を述べないものとします」という一文もあります。
つまり運営側に理由を示す義務はなく、どこを直せば通るのかが示される保証はありません。
手探りで直して再申請しても、同じ判断が出る余地が大きいと私は見ます。
理由2:示された条項が「受け皿」型の項目
作者が公開した通知によると、根拠とされたのは第4条の(15)です。
この項目は「その他公序良俗に違反し、法令に違反し、又は当社若しくは他人の権利を侵害すると判断される行為」という、複数の要素をまとめた包括的な条項です(うたスキ ミュージックポスト利用規約)。
第4条には権利侵害やプライバシーなど、より具体的な項目も並んでいます。
その中で包括的な(15)が挙げられた以上、「この一部分を差し替えれば解決」という手がかりにはなりにくいと考えます。
作者がどこを修正しても、同じ(15)で再び止まる可能性を消せないからです。
理由3:作者の案内は従来の方法が中心で、公式の目安も「すぐ」ではない
作者は削除の報告と同時に、カラオケで歌うときはスマホをつなぐなどの従来の方法を使うよう呼びかけています。
案内の中心は再申請ではなく、今ある方法での楽しみ方でした。
また公式の「よくある質問」では、カラオケ配信をしてから曲名・歌手名で選曲できるまで「1週間~数週間」かかるとしています(うたスキ ミュージックポスト よくある質問)。
今回の当初案内は登録の報告から3日後の日付でしたが、公式の目安としては一定の時間がかかるとされている点も、すぐに歌えるとは言い切れない材料です。
作者は別の返信で、他社のカラオケ機種への配信についても、維持費がかかることや選考基準が厳しめと言われていることを挙げ、難しいとの見方を示していました。
以上から、当面はMVなどをスマホでつないで歌う形が続くと予想します。
ただし、これはあくまで予想であり断定ではありません。
運営側や作者から新しい発表があれば、見通しは変わります。
INMU KINGのJOYSOUND登録から削除までの流れ
まずは、作者のX投稿を時系列で確認します。
時刻は日本時間です。
| 日時 | 出来事 |
|---|---|
| 10月13日 午前7時54分 | 作者がXで、JOYSOUNDへの登録を報告 |
| 10月13日 午後4時50分 | 作者がXで「即座に削除されました」と報告 |
| 10月16日 午前7時半 | 公式の楽曲検索で「INMU」を検索して0件(編集部確認・予定時刻前) |
| 10月16日 午前10時 | 当初、作者が選曲可能と案内していた日時 |
最初の投稿で、作者は次のように報告していました。
JOYSOUNDにINMU KINGを登録しました。
何事もなければ10/16 午前10時からカラオケ筐体で選曲可能です。
ポイントは「何事もなければ」という条件付きだった点です。
そして約9時間後、作者は「「何事か」があったようで、即座に削除されました。」と報告しました。
続けて、カラオケで歌う際は引き続きスマホを接続するなどの従来の方法でMVやニコカラ動画を再生するよう呼びかけています。
このため、「10月16日からJOYSOUNDで歌える」という情報は、削除報告より前の段階の話です。
作者の報告どおりなら、予定どおりの配信は行われないとみるのが自然です。
カラオケ店で歌えない間は、スマホとつないで使える家庭用のカラオケマイクで楽しむ人もいます。
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使われたのは「うたスキ ミュージックポスト」という無料サービス
今回の登録に使われたのは、JOYSOUNDの「うたスキ ミュージックポスト」です。
公式サイトでは「誰でも簡単にJOYSOUNDに楽曲や動画を配信できるサービス」と説明されています(うたスキ ミュージックポスト公式サイト)。
運営はカラオケJOYSOUNDを手がける株式会社エクシングです。
| 配信料 | 無料 |
| 対応機種 | X1・響IIなど公式が挙げる6機種 |
| 選曲できるまで | 配信後1週間~数週間が目安 |
| 配信期限 | 配信処理後180日(延長は無料) |
| 採点 | 非対応 |
上の表は公式の「よくある質問」と「お店で歌おう」のページをもとにまとめました(うたスキ ミュージックポスト お店で歌おう)。
歌える店舗は、検索結果に「うたスキ」と「うたスキ動画」の両方の表示がある店とされています。
作者もXの返信で、このサービスでは音程バーはつかないため、編集で参考程度のものを入れると説明していました。
公式の「よくある質問」でも、配信された楽曲は採点に対応していないと明記されています。
通常のカラオケ配信曲とは機能がかなり違う点は、知っておきたいところです。
削除の根拠として示された規約の条項
作者が削除の報告に添えた画像には、運営事務局名義の通知が写っていました。
そこでは、楽曲「INMU KING」が利用規約第4条(禁止事項)の(15)の項に触れていると判断したため削除したと書かれています。
この通知は作者が公開したもので、JOYSOUND側からの公式発表は確認できていません。
また、通知は(15)を挙げているだけで、公序良俗・法令・権利のどれに当たるのかは書かれていません。
そのため本記事では、削除の具体的な理由は「不明」として扱います。
なお公式の「よくある質問」にも、規約に違反している楽曲などは運営事務局の判断で削除すると書かれています。
悪質な場合はアカウント停止もありうるとしています(うたスキ ミュージックポスト よくある質問)。
誤解しやすい点
- 「JOYSOUNDが公式にカラオケ化を発表した」わけではない。作者が投稿サービスに登録したという報告だった
- 「10月16日午前10時」は作者の案内で、しかも「何事もなければ」の条件付きだった
- 削除の理由は具体的に示されていない。条項の文言だけで「違法」などと決めつけない
この曲は、2026年9月25日〜10月1日集計のオリコン週間YouTubeチャートで2位(386.6万回)に入っています(オリコンニュース)。
オリコンはインターネット上のミームを題材とする楽曲で、生成AIを活用したMVが公開されていると紹介しました。
チャートでの勢いが、カラオケ化の話題への注目にもつながったと考えられます。
INMU KINGのカラオケに関するQ&A
Q1. 10月16日からJOYSOUNDで歌えますか?
作者本人が10月13日に「即座に削除されました」と報告しています。
編集部が10月16日午前7時半に公式の楽曲検索で確かめた時点でも、該当する曲は0件でした。
ただしこれは予定の午前10時より前の確認です。
作者の削除報告を踏まえると、予定どおりに歌える状況とは言えません。
Q2. なぜ削除されたのですか?
作者が公開した通知では、利用規約第4条の(15)に触れると判断されたとされています。
ただし、どの部分が問題とされたのかは書かれていません。
規約上も判断理由は開示しないとされているため、具体的な理由は不明です。
Q3. うたスキ ミュージックポストとは何ですか?
JOYSOUNDに誰でも無料で楽曲や動画を配信できる公式サービスです。
自作曲などを登録し、対応機種のある店舗で歌えるようになります。
ただし採点には対応していないなど、通常の配信曲とは機能に違いがあります。
Q4. 今はカラオケ店でどのように歌えばいいですか?
作者は、スマホを接続するなどの従来の方法でMVやニコカラ動画を再生するよう案内しています。
店舗によって接続できる設備は異なるため、利用前にお店に確認しておくと安心です。
Q5. 再登録されれば歌えるようになりますか?
2026年10月16日朝の時点で、再登録の発表は確認できていません。
仮に配信されても、公式の「よくある質問」では選曲できるまで1週間~数週間が目安とされています。
新しい情報は作者の発信を待つ必要があります。
Q6. 記事の考察は確定情報ですか?
いいえ。冒頭の考察は、公開されている規約や作者の投稿をもとにした編集部の予想です。
運営側や作者の判断を代弁するものではなく、断定ではありません。
今後の見通し
今後の注目点は、作者が再登録などの動きを見せるかどうかです。
規約上は理由が示されないため、作者側の説明にも限界があります。
新しい投稿があれば、その文言を確かめてから判断するのが確実です。
もう一つは、チャートでの人気がどこまで続くかです。
カラオケ配信が話題になったあと、YouTubeでの再生がどう動くかも気になります。
次のオリコン発表も、あわせてチェックしておきたいところです。
まとめ
- 作者は10月13日朝にJOYSOUNDへの登録を報告した
- 同じ日の夕方に「即座に削除されました」と報告した
- 通知では規約第4条(15)が挙げられたが、具体的な理由は不明
- カラオケでは当面、スマホ接続などの従来の方法が案内されている
「10月16日から歌える」という話は、削除報告の前の情報でした。
カラオケ配信の行方は、作者の次の発信を待つ段階です。
新しい動きがあれば、公式の楽曲検索とあわせて確認してみてください。