【結論】「日南乃(ひなの)」は、東京・中野区の野方文化マーケットにあるおでん割烹。2020年7月7日に開業し、店主は江川冬馬さんです。
フジテレビ「ザ・ノンフィクション」の
「誰かと分かち合いたくて〜人生交わるレトロマーケット〜前編」は、
10月4日(日)14時〜14時55分の放送です。
番組表では、おでん割烹「日南乃」を営む冬馬さん(35)が紹介されています。
店の場所と店主の歩みをまとめました。
- 場所は中野区野方5-30-5 野方文化マーケット内
- 営業は17時30分〜翌0時・水曜定休(公式サイト)
- 同じマーケットの「炉端屋台 囲み屋」の姉妹店
- 店主の江川冬馬さんはイタリアン出身の料理人
- 日南乃の場所・営業時間・行き方
- 名物のおでんとメニュー
- 店主・江川冬馬さんの経歴
- 10月4日の放送で描かれること
【考察】日南乃がつぶれなかった理由は「人を店の中心に置いてきた」こと
ここからは編集部の考察です。
2025年にアルバイトが一斉に辞め、閉店まで考えた日南乃が立ち直れたのは、
開業時から「料理」と同じくらい「人」を店の中心に置いてきたからだと考えます。
そう考える理由を7つ挙げます。
理由1。開業時の目標が「癒やされる店」だったからです。
2020年の中野経済新聞の取材で、江川さんは
「温かい接客、温かい雰囲気を大事にし、野方で一番癒やされる店を目指す」と話しています(中野経済新聞)。
料理の味より先に、接客と雰囲気を掲げていました。
理由2。最初のコンセプトが「スタッフとの会話」だったからです。
フードスタジアムによると、開業当初の日南乃は
割烹着の女性スタッフとの会話を楽しめる店としてスタートしました(フードスタジアム)。
店の魅力が、はじめから「人」にあったことが分かります。
理由3。うまくいかない点を仕組みで直す人だからです。
会話に夢中で卓上を見落とす、品質の管理が追いつかない。
そんな問題に対して江川さんは8品を少しずつ出すコース(当時2100円)を考え、
接客の質を落とさずに作業を効率化したといいます。
理由4。自分も「独立」で道を切り開いた人だからです。
江川さんは勤め先の会社で社内独立の形で自分の会社「縁(えん)」をつくり、
2019年、28歳で居酒屋「囲み屋」を買い取りました。
やる気があれば道が開けることを、自分の経験で知っている人です。
理由5。見た目や過去で人を選ばないからです。
番組表の紹介では、江川さんは働く意欲のある人なら
髪色やタトゥー、過去を問わず仲間として迎えてきたとあります(番組表.Gガイド)。
理由6。常連客が「働く仲間」に変わったからです。
一斉退職のあと、新しく入ったスタッフの多くは元常連客。
昼は別の仕事をしながら、売り上げの分析まで引き受ける人もいるそうです。
客として通った店を、今度は自分たちで支える形になっています。
理由7。マーケット全体をにぎわせたいと考えていたからです。
2020年、江川さんは「野方のへそ」と呼ばれたこの場所に
再びにぎわいをもたらしたいと語り、
マーケット内にもう1店舗出して横町のような風情を出したい、とも話していました。
番組で告げられる「大きな決断」の中身は放送まで分かりませんが、
この構想とつながる可能性もあると編集部は見ています。
7つを合わせると、日南乃は「おでんの店」であると同時に、
人が集まり、人が支える場所として続いてきたといえます。
決断の内容を推し量るのは避けますが、その背景には6年分の「人との関係」があるはずです。
あくまで考察です。
日南乃の場所・営業時間
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | おでん割烹 日南乃(ひなの) |
| 住所 | 東京都中野区野方5-30-5 野方文化マーケット内 |
| アクセス | 西武新宿線「野方駅」から徒歩数分(公式は北口から徒歩4分と案内) |
| 営業時間 | 17:30〜翌0:00(料理L.O.22:30) |
| 定休日 | 水曜日 |
| 電話 | 03-5356-7676 |
営業時間と定休日は公式サイトの掲載内容です。
食べログでは「臨時休業あり、SNSを確認」と案内されています。
放送後は混み合うことも考えられるので、ネット予約か電話で確かめてから行くのが安心です。
名物のおでんとメニュー
公式サイトでは、全20種類のおでんを1品150円から用意。
かつお・こんぶ・しいたけなど7種類の素材からとった琥珀色の出汁が自慢です。
〆はおでんの出汁で作るラーメンや替え玉、お茶漬けなど、専門店らしいメニューが並びます。
- 金粉をちらした半熟卵(高級卵「十六代 真っ赤卵」使用・300円)
- 馬刺しの盛り合わせ(1,760円)
- 開業時の名物「黒つくね」(黒いタレと黒トリュフを添えた自家製つくね)
- 大分の蔵元でつくるオリジナル焼酎「日南乃」(開業時の取材より)
黒つくねと焼酎は2020年の取材記事の情報です。
今も出しているかは、お店で確かめてください。
家でもおでんを楽しみたくなった人は、具材セットなどをのぞいてみてはいかがでしょうか。
▼ おでんはこちらから
※在庫や価格はリンク先でご確認ください。
店主・江川冬馬さんの経歴
フードスタジアム(2020年11月)によると、江川さんの歩みは次のとおりです。
当時29歳で、番組表の「35歳」とも年齢が合います。
- 調理師の専門学校を卒業
- 池袋の老舗イタリアン「GHIOTTONE」で3年間修業
- 「ミート矢澤」などを展開するビータスへ。五反田「とんかつ あげ福」の立ち上げに関わる
- 「焼肉ジャンボ 白金」で約1年
- 「高円寺 魚一」の店長に。社内独立で会社「縁」を設立
- 2019年、28歳で居酒屋「囲み屋」を買い取り独立
- 2020年7月7日、2号店の「日南乃」を開業
日南乃の場所は、囲み屋から徒歩1分ほどの、長く空いていた物件。
コロナ禍の緊急事態宣言の間に店内を改装し、開業にこぎつけました。
黒つくねのアイデアはイタリアンのソースから得たといいます。
10月4日のザ・ノンフィクションで描かれること
番組表によると、前編では2025年にアルバイトが就職などで一斉に退職し、
一度は閉店を考えた冬馬さんが、新しい仲間と再出発する姿が描かれます。
そしてある日、全員を集めて「大きな決断」を告げるそうです。
同じ回には、2階の「cafe bar fulari」の奈奈さん(37)や、
不動産会社を営む元プロボクサーの早川さん(54)も登場します。
語りは井手上漠さんです。
よくある質問(Q&A)
Q1. 日南乃の読み方は?
「ひなの」です。正式な店名は「おでん割烹 日南乃」です。
Q2. 予約はできる?
公式サイトからネット予約ができ、電話でも受け付けています。
Q3. 番組の「冬馬さん」は江川冬馬さん?
番組表は名字を出していませんが、
日南乃の店主は江川冬馬さんで、開業年と年齢も番組表の紹介と一致します。
Q4. 「大きな決断」って閉店のこと?
中身は公表されていません。
2026年9月にも来店した人の口コミが食べログにあり、店は営業を続けているとみられます。
決断の内容は放送で確かめてください。
Q5. 後編はいつ?
番組表には「前編」とあります。
後編の放送日は、フジテレビの番組ページで確認してください。
まとめ
「日南乃」は、中野区の野方文化マーケットにある2020年開業のおでん割烹。
店主の江川冬馬さんはイタリアンで修業した料理人で、28歳で独立しました。
仲間が去った危機を、常連だった人たちと乗り越えようとしています。
放送は10月4日(日)14時から、フジテレビ「ザ・ノンフィクション」です。