阪神は優勝絶望的ではない|7連敗のあと6勝1敗、9月23日終了時点で巨人に1.5差の首位

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【結論】阪神は9月23日終了時点でセ・リーグ首位。「優勝絶望的」は7連敗直後の見方で、今の数字とは合いません。

  • 9月5日〜15日に7連敗、7試合で5得点
  • それでも首位は守っていた(連敗終了時点で巨人と0.5差)
  • 9月17日以降は6勝1敗、現在4連勝中
  • 9月23日終了時点で巨人と1.5差、残りは9試合
この記事で分かること
  • 「優勝絶望的」は本当か
  • 7連敗中に何が起きていたか
  • 連敗後の巻き返しの中身
  • 9月23日時点の順位と残り試合

9月中旬の7連敗を受けて、SNSでは
「阪神は優勝が絶望的になった」と伝える動画も出ていました。
日本野球機構の試合結果から、本当にそうなのかを確かめます。

目次

【考察】阪神の優勝は本当に絶望的なのか

ここからは編集部の予想です。

絶望的どころか、今も優勝にいちばん近いのは阪神だと読んでいます。
7連敗は確かに大きなつまずきでしたが、
9月の試合結果を並べると、9月に入ってから首位の座は一度も明け渡していません。
理由を3つ挙げます。

理由1:9月23日終了時点で首位

セ・リーグの順位表で、阪神は75勝58敗1分・勝率.564で1位です(日本野球機構)。
2位の巨人は74勝60敗2分で、ゲーム差は1.5。
3位のDeNAとは7.5ゲーム離れています。
優勝争いの中心は阪神と巨人の2球団だと考えます(DeNAにも計算上の可能性は残っています)。
そのうえで、リードしているのは阪神です。
「絶望的」という言葉は、少なくとも順位表からは出てきません。

理由2:7連敗中も首位は守っていた

試合結果から計算すると、9月4日終了時点の差は4.5ゲームでした(日本野球機構)。
そこから約1週間後、9月12日の直接対決までに差は0.5まで一気に縮まりました。
7連敗の間、巨人は5勝4敗。
差は4ゲーム縮まり、9月15日終了時点で0.5ゲームになりました。
「絶望的」と言われたのはこの時期ですが、
連敗中に最も縮んだ時でも差は0.5で、首位は阪神のままでした。
その後、9月19日と20日にはゲーム差なしまで迫られましたが、勝率でわずかに阪神が上でした(編集部計算)。
8月30日時点の4.5差はフルカウントも報じています(フルカウント)。

理由3:連敗後に6勝1敗で差を広げ直した

9月17日から23日までの7試合で、阪神は6勝1敗。
同じ期間の巨人は4勝1敗で、差は再び1.5まで開きました。
9月20日からは4連勝中で、阪神の公式ユーチューブも9月23日の試合後に「4連勝」と伝えています(阪神タイガース公式)。
加えて阪神は巨人との直接対決で16勝8敗と大きく勝ち越しています。
直近7試合の成績でも直接対決の成績でも阪神が上回っている状況です。

残り試合で見ても、阪神は9試合、巨人は7試合です。
編集部の計算では、阪神が残りを5勝4敗で終えた場合、巨人が勝率で上回るには7試合で6勝以上が必要になります(引き分けがない場合)。
阪神が4勝5敗でも、巨人は5勝以上が必要です。
追う側のほうが高い勝率を求められるのが、今の優勝争いの形です。

まとめると、「優勝絶望的」は7連敗直後の空気が生んだ言葉で、
9月23日時点の数字はむしろ阪神優位を示している、というのが編集部の見立てです。

ここまではあくまで予想であり、断定ではありません。残り試合の結果で順位は変わります。

7連敗中に何が起きていたか

日付相手スコア
9月5日DeNA2-3
9月6日DeNA1-4
9月9日広島1-3
9月12日巨人0-1
9月13日中日0-1
9月14日中日0-6
9月15日中日1-4
合計7試合5得点・22失点

スコアは日本野球機構の9月の日程・結果から取り、合計は編集部で計算しました。
7試合でわずか5得点、
9月12日から14日は3試合連続の完封負けです。
連敗の中心にあったのは打線の沈黙だったことが数字から分かります。

一方、7試合のうち4試合は3失点以下でした。
阪神のチーム防御率は2.85でセ・リーグ2位、与四球297は6球団で最少です(日本野球機構)。
投手陣が崩れたというより、点が取れない試合が続いた連敗でした。
期間中には9月8日と10日の広島戦が雨天中止になっています。

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連敗後の巻き返しの中身

日付相手スコア
9月17日広島○7-2
9月18日広島○2-1
9月19日広島●1-5
9月20日DeNA○8-1
9月21日DeNA○3-2
9月22日ヤクルト○9-7
9月23日ヤクルト○8-4
合計6勝1敗38得点・22失点

連敗中は7試合で5点だった打線が、
その後の7試合では38点を挙げています。
失点はどちらも22点で同じです。
総失点は同じ22点のまま、得点が5点から38点へ増えたというのが数字の示す流れです。

9月23日時点の順位と残り試合

順位球団成績差残り
1阪神75勝58敗1分—9試合
2巨人74勝60敗2分1.57試合
3DeNA68勝66敗3分7.56試合

残り試合数は、143試合から消化試合数を引いて計算しました。
阪神は9月25日・26日に横浜でDeNA戦があり、25日の予告先発は村上頌樹投手と球団が発表しています。
巨人は9月24日夜に広島戦を戦っており、この記事の数字はその試合の前のものです。

残り試合の勝ち負けで順位はどう変わるか

ゲーム差だけでは分かりにくいので、勝率で比べます。
勝率は勝ち数÷(勝ち数+負け数)で、引き分けは計算に入りません。

阪神の残り9試合阪神の最終勝率巨人が上回るのに必要な成績
5勝4敗.563(80勝62敗)7試合で6勝以上
4勝5敗.556(79勝63敗)7試合で5勝以上

計算は9月23日終了時点の成績をもとに編集部で行い、残り試合に引き分けがない前提です。
たとえば巨人が6勝1敗なら80勝61敗で.567、5勝2敗なら79勝62敗で.560になります。
阪神が5割前後で終えても、巨人にはかなり高い勝率が求められる計算です。

よくある質問

Q1. 7連敗はいつでしたか

9月5日から15日にかけての7試合です。
9月8日と10日の試合は雨天中止でした。

Q2. 7連敗で首位から落ちましたか

いいえ。試合結果から計算すると、9月15日終了時点でも巨人に0.5差の首位でした。

Q3. 巨人との対戦成績は

9月23日終了時点で阪神の16勝8敗です。

Q4. 連敗の原因は何だったのですか

7試合で5得点という数字から、打線の不振が大きかったと言えます。
ただし個々の選手の状態までは、この記事では扱っていません。

Q5. 3位のDeNAにも優勝の可能性はありますか

計算上は、まだ消えていません。
DeNAが残り6試合を全勝すると74勝66敗で勝率.529、阪神が残り9試合を全敗すると75勝67敗で勝率.528となり、わずかに上回ります(巨人の成績は別に考える必要があります)。
ただし現実にはかなり限られた条件です。

Q6. 考察は確定した情報ですか

いいえ、考察は編集部の予想です。
順位・スコアは日本野球機構の公式データですが、
「優勝に近い」という見方は編集部の見立てです。

まとめ

阪神は9月5日から15日に7連敗し、「優勝絶望的」と伝えるSNS動画も出ました。
しかしその間も首位は守り、9月17日以降は6勝1敗です。

9月23日終了時点で巨人に1.5差の首位、残りは9試合。
「絶望的」という言葉は、今の数字とは合っていません。

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