阪神「今年が最後の優勝」説は言い過ぎ|捕手3人は36・35・32歳、佐藤輝明の移籍時期と森下の死球19個を検証

本記事はプロモーションを含みます。

【結論】阪神の「今年が最後の優勝」説は、言い過ぎと読みます。数字で裏づくのは捕手の年齢層と森下翔太の死球の多さで、最大の変数である佐藤輝明の移籍時期はまだ決まっていません。

  • 9月24日終了時点で優勝マジック6・2位巨人と2ゲーム差
  • 今季1軍に出場した主な捕手は伏見36歳・梅野35歳・坂本32歳
  • 佐藤輝明のポスティングは球団から確約を得られていない
  • 森下翔太の死球は今季19個で、プロ入り後の最多
この記事で分かること
  • 「今年が最後の優勝」と言われる3つの理由
  • 捕手陣の年齢と今季の出場数
  • 佐藤輝明のメジャー挑戦はいつになりそうか
  • 森下翔太の死球が増えている事実

阪神は連覇が目前です。
それでもSNSの投稿では、
「今年が最後の優勝になるかも」という見立てが紹介されています。
挙げられている理由は、捕手の年齢、佐藤輝明のメジャー挑戦、森下翔太への攻めの3つです。
それぞれを、NPB公式の成績と報道で確かめました。

目次

【考察】阪神は今年で優勝が最後になるのか

ここからは編集部の予想です。

結論から言うと、
「最後」と決めつけるのは早いと読みます。
3つの理由のうち、2つは数字で確認できる不安です。
ただし残る1つ、佐藤輝明の移籍時期が決まっていない以上、
来年の戦力はまだ誰にも確定できません。
そう考える理由は3つです。

理由1:捕手の年齢層が高いのは事実だが、今季も結果を出す場面がある

NPBの選手一覧によると、
今季1軍の出場試合数(代打なども含む全出場)は、捕手の坂本誠志郎が92試合、伏見寅威が49試合(NPB公式 伏見寅威 個人成績)、梅野隆太郎が24試合です。
年齢は伏見が36歳、梅野が35歳、坂本が32歳(NPB公式 阪神タイガース選手一覧)。
20代前半の中川勇斗は10試合にとどまっています。
数年後に世代交代が必要になるのは確かです。
一方で、少なくとも9月23日公開の球団公式動画で紹介された試合では、
伏見がスタメンマスクで4打点を挙げ、髙橋遥人の15勝目を導いたと紹介されています(阪神タイガース公式YouTube)。
1試合の例ではありますが、年齢は来年すぐに崩れる理由というより、数年単位の課題と見ています。

理由2:佐藤輝明の移籍時期は、まだ決まっていない

佐藤輝明は今季134試合で打率.313、36本塁打、98打点です(NPB公式 佐藤輝明 個人成績)。
抜ければ打線への影響が大きいのは間違いありません。
ただ、1月の契約更改では単年5億円規模で合意し、
ポスティングは球団から確約を得られなかったと報じられています(日本経済新聞)。
海外FA権の取得は早くても2029年のシーズン中という見方もあります(Full-Count)。
つまり来季いなくなるとは、今の時点で言えないわけです。

理由3:森下の死球は増えたが、本塁打は自己最多

森下翔太の今季の死球は19個です。
2023年から11個、12個、12個と推移してきたので、
今季の多さははっきりしています(ベースボールチャンネル)。
ただし、死球が増えた理由が配球が厳しくなった結果なのかは確認できません。
そのうえで今季の成績は打率.296、35本塁打、83打点で、
本塁打はプロ入り後の最多です(NPB公式 森下翔太 個人成績)。
「佐藤がいなくなると森下がさらに攻められる」という見立ては、
現時点では検証できない予想にとどまります。
死球が増えた今季に自己最多の本塁打を打っていることは、
「攻められて打てなくなる」という心配に対して今のところ逆の材料だと読みます。

まとめると、
捕手の年齢層と森下の死球の多さは数字で確認できる不安です。
けれども「来年から優勝が厳しい」と言い切れるだけの材料は、
少なくともこの3つの理由の範囲では、
今のところそろっていません。
カギを握るのは、このオフに佐藤の扱いがどう決まるかです。

ここまではあくまで予想であり、断定ではありません。移籍や起用は球団と選手の判断で変わります。

阪神の今の順位と、噂の3つの理由

まず、今の立ち位置を確認します。
9月24日は阪神が試合のない日でしたが、
2位の巨人が広島に敗れたため、
優勝マジックは6、ゲーム差は2に広がりました。
残りは9試合です(日刊スポーツ)。
2025年に続く連覇に近づいている状況です。

そのうえで、SNSで挙がっている3つの理由を、
確かめられた数字と並べて表にしました。

噂の理由確認できた数字判定
捕手の年齢主な3人は36・35・32歳。20代の出場は少ない事実(ただし今季は機能)
佐藤輝明のメジャー挑戦ポスティングは確約なし。海外FA権は早くて2029年の見方時期は未定
森下翔太への攻め死球19個でプロ入り後最多。本塁打35本も最多死球増は事実、理由は不明。成績低下は見られない

3つともまったくの的外れではありません。
ただし、どれも「来年すぐ」を示す数字にはなっていません。
ここが「最後の優勝」という言い方との一番のずれです。

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捕手陣の年齢と出場数

捕手については、出場の多い3人の年齢と、
今季の出場試合数を並べると次のとおりです。
出場試合数は代打などを含む全出場で、捕手としての守備機会だけの数ではありません。

選手生年月日年齢(9月25日時点)今季出場
伏見寅威1990年5月12日36歳49試合
梅野隆太郎1991年6月17日35歳24試合
坂本誠志郎1993年11月10日32歳92試合
中川勇斗2004年1月27日22歳10試合

来季の開幕時点でも、
坂本は33歳で、捕手としてはまだ働き盛りの範囲です。
一方、坂本の今季の打率は.194で、
打撃面では物足りなさもあります(NPB公式 坂本誠志郎 個人成績)。
支配下には町田隼乙や嶋村麟士朗など20代前半の捕手も在籍しており、
若手がどこまで1軍で試合に出るかが世代交代の目安になります。

佐藤輝明と森下翔太の今季の数字

打線の中心を担う2人の成績は、
9月24日時点で次のとおりです。

項目佐藤輝明森下翔太
試合134134
打率.313.296
本塁打3635
打点9883

2人で71本塁打を打っています。
佐藤が抜けた場合の穴が大きいという指摘は、
この数字を見ればもっともな心配です。
森下の死球については、8月29日の巨人戦で今季16個目を受けた時点で、
巨人戦だけで5個、リーグ最多と報じられました(スポニチアネックス)。
その後も増え、9月24日時点で19個になっています。

SNSで「今年が最後」と言われる背景

首位を走っているのに悲観的な見立てが出るのは、
強い今のうちに不安材料を数えておきたいという心理もありそうです。
佐藤のメジャー志向は以前から報じられていて、
「いつか抜ける」という前提で語られやすいことも影響していると考えられます。
また、捕手の年齢は選手一覧を見れば誰でも計算できるため、
話題として広まりやすい面があります。
ただ、噂がいつ・どこから広まったのかは確認できていません。

阪神の今後についてのQ&A

Q1. 阪神の優勝は決まったのですか?

9月24日終了時点ではまだ決まっていません。
優勝マジックは6で、2位巨人とは2ゲーム差、残りは9試合と報じられています。
決まれば2025年に続く連覇になります。

Q2. 佐藤輝明は今オフにメジャーへ行くのですか?

決まっていません。
ポスティングは球団の判断で行われる制度で、
1月の契約更改では球団から確約を得られなかったと報じられています。
今オフの扱いについて、球団の正式な発表は確認できていません。

Q3. 阪神の捕手は何人で回しているのですか?

今季1軍に出場した捕手では、坂本誠志郎・伏見寅威・梅野隆太郎の出場が多くなっています。
全出場の試合数は坂本92、伏見49、梅野24です。
捕手としての先発数ではないため、正確な起用の割合は
この数字だけでは分かりません。

Q4. 森下翔太の死球はリーグで一番多いのですか?

8月29日時点では16個でリーグ最多と報じられました。
その後も増えて、9月24日時点では19個です。
最新の順位はNPB公式の成績ページで確認してください。

Q5. 「優勝確率80%」という数字はどこから出たのですか?

SNSで紹介されている数字ですが、
出典を確認できませんでした。
この記事では使っていません。
確実な目安としては、優勝マジックの数を見るのが分かりやすいです。

Q6. この記事の考察は事実ですか?

【考察】の部分は編集部の予想です。
順位や成績の数字は公式データと報道で確認したものですが、
来季の戦力や移籍の見通しは断定できません。

今後の見通し

まずは残り9試合で連覇を決められるかが最初の焦点です。
シーズン後は、佐藤輝明の契約更改でポスティングの扱いがどうなるかが最大の注目点になります。
捕手については、若手が来季どれだけ1軍で出場するかが世代交代の目安です。
森下については、死球の多さが体への負担につながらないかも見ておきたいところです。
来年の見通しを考えるうえでは、
このオフに球団がどう判断するかが注目点です。

まとめ

阪神の「今年が最後の優勝」説で挙がる3つの理由を確かめました。
出場の多い捕手3人が36・35・32歳であること、
森下翔太の死球が19個とプロ入り後最多であることは事実です。
一方で、佐藤輝明のポスティングは球団の確約がなく、時期は未定です。
森下は死球が増えた今季も35本塁打を打っています。
不安材料はあっても、「最後」と言い切れる材料はまだないというのが今回の結論です。

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