【結論】2026年9月の高校生調査で、好きなアニメの1位は男子が『進撃の巨人』、女子が『ハイキュー!!』でした。男子1位は2023年にテレビアニメが完結した作品で、割合は9.2%と票が割れた中での首位です。
- 男子1位は『進撃の巨人』9.2%、2位『ONE PIECE』は8.9%で差は0.3ポイント
- 女子1位は『ハイキュー!!』12.9%、2位は『鬼滅の刃』9.1%
- 男女ともトップ5に入ったのは『ドラえもん』だけ
- 調査は参加校の高校生1,334人が対象で、全国の縮図とは限らない
「令和の高校生が好きなアニメ」の最新ランキングが、10月22日のアニメの日に合わせて公表されました。
男子1位が放送を終えた作品だったことに、意外さを感じた人も多いはずです。
この記事では、公表されたグラフの数字をそのまま表にし、男女別のトップ10と調査の読み方を整理します。
最初に、完結済みの作品がなぜ首位に立ったのかを編集部の予想として掘り下げます。
- 完結済みの『進撃の巨人』が男子1位になった理由の予想
- 調査の期間・対象・人数
- 男子・女子それぞれのトップ10と割合
- ランキングを読むときの注意点
【考察】完結済みの『進撃の巨人』が男子高校生の1位になった理由は?
ここからは編集部の予想です。
私は、『進撃の巨人』が男子1位になった理由を「完結したあとも、最後まで見届けられる機会が続いた作品だから」と読みます。
放送中の話題作ではなく、物語の結末までそろった作品が選ばれた点に、今の高校生の見方が表れていると考えます。
理由1:完結後も劇場版と再上映で何度も話題に戻ってきた
テレビアニメの最終章である完結編(後編)は2023年11月に放送されました。
その前後編を約145分に再構築した劇場版の完結編が2024年11月8日に公開されています(ファミ通)。
同じ記事では、劇場公開の決定に合わせて完結編より前のシリーズを民放公式の配信サービスで期間限定の無料配信をすると伝えられていました。
さらに2025年11月には、この劇場版の2026年1月からの復活上映が決まったと報じられました(オリコンニュース)。
放送終了から3年近くたっても、作品に触れ直すきっかけが途切れていないことが、今回の首位を支えたと私は見ます。
理由2:票が大きく割れ、どの作品も1割に届かなかった
男子の1位は9.2%、2位の『ONE PIECE』は8.9%で、差はわずか0.3ポイントです(YTJP)。
1位でも1割に届かず、男子の多くが共通して「いちばん好き」と挙げる1本は無い状態といえます。
好みが細かく分かれる中では、「自分のペースで最後まで見られるか」も選ばれる理由のひとつになると私は見ます。
ただし2位の『ONE PIECE』は放送が続いている作品で、7位の『無職転生』も調査元が放送中の作品として紹介しています(YTJP)。
つまり「完結作だから圧勝した」のではなく、完結作でも放送中の人気作と並ぶ支持を保っているというのが正確な読み方です。
見始めた人がそのまま最終回までたどり着けることが、放送終了後も支持が目減りしにくい理由になっていると考えます。
理由3:女子でも6位に入り、男女の両方に届いている
『進撃の巨人』は女子のランキングでも6位(6.0%)に入りました(YTJP)。
男女どちらのトップ10にも入った5作のひとつで、性別を問わず話題にしやすい作品であることがうかがえます。
同じ条件を満たす『ONE PIECE』は女子8位(4.5%)で、女子での順位は『進撃の巨人』のほうが上でした。
友人や家族と共通の話題にできる作品は、勧められて見始める人も増えます。
完結済みで人に勧めやすいことも、首位を後押ししたと考えます。
男子1位・女子6位という組み合わせは、どちらか一方の層だけに支えられた人気ではないことを示していると読みます。
高校生が好きなアニメランキング2026の調査概要
今回のランキングは、高校生向けのプロジェクト「YTJP」の高校生調査第348回として、10月21日付で公開されました(YTJP)。
翌22日には報道各社も男子1位『進撃の巨人』・女子1位『ハイキュー!!』と伝えています(マイナビニュース)。
| 調査期間 | 2026年9月10日〜9月24日 |
| 対象 | 同プロジェクトの参加校の高校生 |
| 回答者 | 男子614人・女子720人(計1,334人) |
| 方法 | オンラインのフォームに入力 |
| 好きな作品の集計数 | 男子575人・女子667人(未回答者を除く) |
同じ調査では、アニメが「好き」と答えた割合が男子65.4%、女子56.2%でした。
「どちらかというと好き」を足すと、男子は89.8%、女子は82.6%になります(公表グラフの数値から編集部が合算)。
男子1位の『進撃の巨人』は原作漫画が2009年から2021年まで連載され、完結した物語を最初から読み返せる作品でもあります(オリコンニュース)。
アニメを見て原作も追いたくなった人は、コミックで振り返る方法もあります。
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男子高校生が好きなアニメトップ10
男子の上位には少年漫画が原作のバトル・冒険作品が多く並びました。
4位は『ジョジョの奇妙な冒険』と『ドラえもん』が同率で並びました。
| 順位 | 作品名 | 割合 |
|---|---|---|
| 1位 | 進撃の巨人 | 9.2% |
| 2位 | ONE PIECE | 8.9% |
| 3位 | 呪術廻戦 | 7.7% |
| 4位 | ジョジョの奇妙な冒険 | 6.3% |
| 4位 | ドラえもん | 6.3% |
| 6位 | ドラゴンボール | 6.1% |
| 7位 | 無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜 | 5.7% |
| 8位 | 僕のヒーローアカデミア | 5.6% |
| 9位 | ハイキュー!! | 4.3% |
| 10位 | クレヨンしんちゃん | 4.2% |
1位の9.2%は、集計対象575人で計算すると約53人にあたります(四捨五入された割合からの編集部の概算)。
上位3作の差は最大でも1.5ポイントで、順位は僅差の争いでした。
女子高校生が好きなアニメトップ10
女子は1位の『ハイキュー!!』が12.9%で、2位に3.8ポイントの差をつけました。
男子に比べて、1位がはっきり抜け出した結果です。
| 順位 | 作品名 | 割合 |
|---|---|---|
| 1位 | ハイキュー!! | 12.9% |
| 2位 | 鬼滅の刃 | 9.1% |
| 3位 | クレヨンしんちゃん | 8.4% |
| 4位 | 名探偵コナン | 7.6% |
| 5位 | ドラえもん | 7.5% |
| 6位 | 進撃の巨人 | 6.0% |
| 7位 | HUNTER×HUNTER | 4.9% |
| 8位 | ちいかわ | 4.5% |
| 8位 | ONE PIECE | 4.5% |
| 10位 | 正反対な君と僕 | 4.0% |
『ハイキュー!!』は、2024年の『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が公開75日間で興行収入100億円を突破した作品です(電撃オンライン)。
続く劇場版などの2027年公開も発表されています(ギガジン)。
男女で顔ぶれが大きく違う点と共通点
トップ5に限ると、男女の両方に入ったのは『ドラえもん』だけです。
報道でも、ドラえもん以外は男女で顔ぶれがまったく違う点が特徴として挙げられました(マグミクス)。
一方、トップ10まで広げると、『進撃の巨人』『ONE PIECE』『ドラえもん』『ハイキュー!!』『クレヨンしんちゃん』の5作が男女の両方に入っています。
上位の顔ぶれは違っても、10位以内には共通の作品が半分あるという見方もできます。
また調査元は、『ONE PIECE』『ドラえもん』『ドラゴンボール』『クレヨンしんちゃん』『名探偵コナン』『HUNTER×HUNTER』の6作を、今の高校生が生まれる前に放送が始まった作品として紹介しています(YTJP)。
ランキングを読むときの注意点
- 対象は参加校の高校生で、全国の高校生を無作為に選んだ調査ではない
- 『鬼滅の刃』は男子のトップ10には入っていない
- 回答の形式(自由記述か選択式か)は公表資料に書かれていない
『鬼滅の刃』は女子では2位ですが、公表グラフでは男子の10位以内に名前がありません。
男子の上位に鬼滅が入っているように読める紹介もあるため、順位は公表グラフで確かめるのが確実です。
高校生のアニメランキングでよくある質問
Q1. このランキングはいつ、誰が調べたものですか?
高校生向けプロジェクトのYTJPが、2026年9月10日〜24日に参加校の高校生を対象に実施しました。
回答者は男子614人・女子720人の計1,334人です。
Q2. 男子の1位と2位はどれくらい差がありますか?
1位『進撃の巨人』が9.2%、2位『ONE PIECE』が8.9%で、差は0.3ポイントです。
ほぼ横並びと言ってよい接戦でした。
Q3. 『鬼滅の刃』は男子で何位ですか?
公表されているのはトップ10までで、男子の10位以内に『鬼滅の刃』は入っていません。
11位以下の順位は公表されていないため、正確な順位は分かりません。
Q4. 全国の高校生の好みと考えてよいですか?
対象は同プロジェクトの参加校の高校生に限られます。
傾向を知る手がかりにはなりますが、全国の高校生全体の縮図とは限らない点に注意が必要です。
Q5. 冒頭の考察は事実ですか?
考察は、公表データと報道をもとにした編集部の予想です。
回答者が作品を選んだ理由は調査で示されていないため、断定ではありません。
今後の見通し
男子は1位から3位までが1.5ポイント差に収まっており、わずかな変化で順位が動く状態です。
2位の『ONE PIECE』や3位の『呪術廻戦』が、次回どこまで迫るかが注目点です。
票が割れている分、新作アニメの放送や劇場公開ひとつで順位が入れ替わる余地があります。
完結済みの『進撃の巨人』が首位を保てるかどうかは、次回の調査で確かめたいところです。
まとめ
- 2026年の高校生調査で、好きなアニメ1位は男子『進撃の巨人』・女子『ハイキュー!!』
- 男子は1位でも9.2%、2位と0.3ポイント差の接戦
- 女子は1位が2位に3.8ポイント差をつけた
- トップ5で男女共通は『ドラえもん』だけ、トップ10では5作が共通
- 対象は参加校の高校生で、全国の縮図とは限らない
完結済みの作品が男子1位に立った今回の結果は、「見終えられる作品」の強さを示しているように見えます。
次回の調査で顔ぶれがどう変わるか、引き続き追っていきます。