【結論】佐藤輝明のポスティング容認後も、吉田正尚の阪神入りは決まっていません。球団はあらゆる手段で補強すると説明していますが、吉田選手の名前が出たとは報じられていません。
- 阪神は10月19日に佐藤輝明のポスティング移籍を容認と発表しました
- 10月13日、サンスポのコラムが球団関係者の「待望論」として吉田選手の名前を紹介しました
- 球団幹部の会見で吉田選手の名前が出たとは報じられていません。調査や交渉を球団が認めた発表もありません
- 吉田選手はレッドソックスと2027年まで契約が残り、米国では放出論が出ています
佐藤輝明選手のメジャー挑戦が決まり、「佐藤の穴を誰が埋めるのか」に注目が集まっています。
SNSでは「阪神吉田正尚 獲得が急浮上か」と紹介する動画も広がりました。
当サイトでは10月6日の時点で、阪神名の報道は5月の週刊誌1本だけと整理しました。
その後、スポーツ紙のコラムや佐藤選手の容認発表など、新しい材料が出ています。
この記事では、10月6日以降に何が変わり、何が変わっていないのかを確かめます。
- 10月6日以降に出た吉田正尚選手と阪神の報道の中身
- 佐藤輝明選手の容認後、球団が語った補強の方針
- 吉田選手の契約と、米国で出ている放出論
- 吉田選手が今オフに阪神へ来るかの編集部予想
【考察】吉田正尚は今オフ阪神に来るのか
ここからは編集部の予想です。
結論から言います。
吉田選手の今オフの阪神入りは、可能性が低いと予想します。
ただし、名前が出る場所は10月6日より一段上がったと見ています。
週刊誌の記事から、スポーツ紙のコラムへ移ったからです。
理由1:10月6日以降の新材料は「待望論」と「見立て」
10月13日のサンスポの連載コラムは、ある球団関係者が吉田選手の名前を出したと書きました。
関係者の言葉は「獲ればおもしろいのでは?」というものです(サンスポ)。
見出しには「獲得調査加速か」とあります。
しかし本文には、調査を始めた、交渉したという記述はありません。
コラム自身も「吉田正尚待望論」と表現しています。
日刊ゲンダイの記事も、米特派員の見立てとして名前を挙げたものです。
私は、10月6日から増えたのは声の数であって、球団の動きではないと読みます。
理由2:阪神だけでは動かせず、レッドソックスの判断が先になる
嶌村聡球団本部長は10月19日、「あらゆる編成の手段、手立てを講じる」と話しました。
例として挙げたのは「少しステータスの高い外国人に行くとか、FA選手」です(サンスポ)。
粟井一夫球団社長は以前から「外国人、FA、トレードを含めて、今年以上にやっていく」と話しています(デイリースポーツ)。
つまり、球団は手段を限っていません。
ただ、吉田選手はMLB球団と2027年まで契約中です。
日本の球団どうしのトレードとは違い、レッドソックスが放出を決めることが入口になります(日刊ゲンダイ)。
主導権が阪神の外にある以上、今オフの早い段階で話が進むとは考えにくいと私は見ます。
阪神が先に形の見える補強を固めれば、吉田選手を待つ理由はさらに小さくなります。
反対に、レッドソックスが年俸の負担に応じるなどの大きな動きがあれば、話は変わり得ます。
理由3:今オフは時期の壁もある
日刊ゲンダイの記事で、米特派員はMLBの労使協定が12月1日に期限を迎えると説明しています(日刊ゲンダイ)。
交渉が決裂してロックアウトに入れば、その間、移籍市場は凍結するとも述べています。
さらに吉田選手本人は、来季に向けて「一年一年が勝負。悔いなくやりたい」と話しました(サンスポ)。
言葉はレッドソックスでの巻き返しに向いています。
市場の日程と本人の向きを合わせると、今オフ中の阪神入りはハードルが高いと予想します。
以上は、公表された発言と報道をもとにしたあくまで予想です。
球団の発表や新しい報道が出れば、見方は変わります。
10月6日以降に出た報道を時系列で整理
前回の記事のあとに出た材料を、日付順に並べます。
誰の言葉かとどこまで確かかを分けて見るのがポイントです。
| 日付 | 出来事 | 中身の強さ |
|---|---|---|
| 10月6日 | 日刊ゲンダイで米特派員が吉田選手の名前を最初に挙げた | 記者個人の見立て |
| 10月13日 | サンスポのコラムが球団関係者の声を紹介 | 匿名の待望論 |
| 10月18日 | 報知が中川・上林のFA調査を報道(17日判明) | 調査報道(吉田選手ではない) |
| 10月19日 | 阪神が佐藤選手のポスティング容認を発表 | 球団の公式発表 |
| 10月19日 | 米国の球団専門サイト(現地17日掲載)の放出論を国内メディアが紹介 | 専門サイトの主張 |
日刊ゲンダイの記事では、米特派員が「まずはレッドソックスの吉田正尚(33)でしょう」と語っています(日刊ゲンダイ)。
ただし、これは記者の見立てです。
阪神が動いたとは書かれていません。
同じ特派員は、吉田選手の契約にはオプトアウト条項がないとも述べています。
阪神入りには、双方合意での契約解消か、レッドソックス側の放出が必要だという説明です。
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佐藤輝明の容認後、球団が語った「穴埋め」の方針
阪神は10月19日、佐藤選手の来シーズンからのMLB挑戦を後押しすると発表しました。
会見の冒頭で「今オフのポスティング移籍を容認することと致しました」と述べています(デイリースポーツ)。
佐藤選手は今季、打率.306、39本塁打、106打点で史上9人目の三冠王に輝きました(デイリースポーツ)。
この打者が抜ける穴は、球団にとっても大きな課題です。
嶌村本部長は「今そう(佐藤が米挑戦)なったから突然的に私たちがプランニングするのではなくて、かねてからやっている」とも話しました(サンスポ)。
準備は前から進めていたという説明です。
吉田正尚の現在地:契約最終年と米国の放出論
吉田選手は2022年オフに、レッドソックスと5年総額9000万ドルで契約しました(AFPBB)。
2023年から数えて今季が4年目で、2027年が最終年です。
今季は8月15日のパイレーツ戦で左太もも裏を負傷しました(東スポ)。
成績は87試合で打率.274、5本塁打、28打点です。
サンスポのコラムによると、ヤンキースとのワイルドカードシリーズはベンチ外でした(サンスポ)。
シーズン後、吉田選手は「一年一年が勝負。悔いなくやりたい」と話しています(サンスポ)。
本人の言葉は、レッドソックスでの来季に向いたものです。
一方、米国のレッドソックス専門サイトは「もう1年残す合理的な理由はない」と放出を提言しました。
その内容をココカラネクストが紹介しています(ココカラネクスト)。
ただし、これは専門サイトの主張で、球団の決定ではありません。
動画の主張を一つずつ確かめると
話題の動画は、投稿者自身が「あくまでも個人の夢の考察」とことわっています。
主張を確認できた部分と、できなかった部分に分けます。
| 動画の主張 | 確認結果 |
|---|---|
| 佐藤のメジャー挑戦が決まった | 確認できた(10月19日に容認発表) |
| 吉田は5年契約の4年目を終えた | 確認できた(来季が最終年) |
| 今季はけがで出場機会が減った | 確認できた(87試合出場) |
| 阪神吉田正尚 獲得が急浮上か | コラムの待望論まで。球団の調査発表はなし |
| 自由契約の可能性もゼロではない | 自由契約を報じた記事は見当たらない |
動画のテロップにも「大抵MLBではトレード」とあります。
米国側の議論も、自由契約ではなくトレードを前提にしています。
吉田正尚と阪神のQ&A
Q1. 阪神は吉田正尚の獲得調査を始めたのですか?
球団が調査を認めた発表はありません。
サンスポのコラムが球団関係者の声を紹介しましたが、本文は「待望論」の紹介にとどまっています。
Q2. 佐藤輝明の容認で、吉田選手の可能性は上がりましたか?
穴埋めが必要になった点では、話題になる理由は増えました。
ただ、球団幹部が吉田選手の名前を出したとは報じられていません。
実現にはレッドソックスの判断が先に必要です。
Q3. 吉田選手の契約はいつまでですか?
レッドソックスとの5年契約は2027年までです。
来季が最終年にあたります。
Q4. 吉田選手が自由契約になる可能性はありますか?
自由契約を報じた記事は見当たりません。
米国で話題になっているのはトレードによる放出で、それも球団の決定ではありません。
Q5. 阪神が具体的に調べている選手はいますか?
スポーツ報知は、中川圭太選手と上林誠知選手のFA権行使に備えた獲得調査を報じています。
新外国人の獲得を目指すという報道もあります。
Q6. この記事の考察は事実ですか?
考察は、公表された発言と報道をもとにした編集部の予想です。
事実として確定したものではありません。
今後の見通し
注目したいのは、レッドソックスの今オフの編成です。
吉田選手のトレードが本格的に動けば、日本球団の名前が出る余地も生まれます。
阪神側では、FA戦線と新外国人の発表が先に動くとみられます。
ポスティングの申請は11月1日からと報じられています(スポニチ)。
穴埋めの全体像は、その流れの中で少しずつ見えてくるはずです。
吉田選手の名前が球団幹部の口から出るかどうかが、話が本物かを見分ける目安になります。
まとめ
吉田正尚選手の阪神入りは、10月23日時点で決まっていません。
10月6日以降、スポーツ紙のコラムで球団関係者の待望論が紹介されました。
一方で、球団幹部の発言に吉田選手の名前が出たとは報じられていません。
吉田選手は2027年までの契約が残り、米国では放出論が出ている段階です。
動画の主張は、投稿者自身が「個人の夢の考察」としています。
球団の発表と、レッドソックスの動きを落ち着いて待ちましょう。