【結論】アニメ「ブラッククローバー」2nd Seasonは、初回放送の直前に世界4都市をつなぐ生中継特番が組まれました。テレビ東京の社長は会見で、この作品を「うちの売り」と名指ししています。
@jokenews06
- 特番は10月3日(土)22時55分からテレ東系列で予定されていた
- つなぐのは東京・ニューヨーク・ロンドン・サンパウロの4都市
- テレ東社長は「他局にはないもの」と期待を語った
- 本編は毎週土曜23時。1st Seasonの最終回から約5年半ぶりの新作
アニメの新シーズンが始まる直前に、海外の都市と生でつなぐ特番が組まれる。
こうした大がかりな仕掛けは、ごく一部の大作に限られるという印象を持つ人もいるかもしれません。
今回それを任されたのが、「ブラッククローバー」(ブラクロ)でした。
この記事では、公式発表と報道をもとに、なぜブラクロがここまで推されているのかを整理します。
- ブラクロが世界4都市の生中継特番を任された理由(編集部の予想)
- 特番「WORLD CONNECT COUNTDOWN」の概要
- 2nd Seasonの放送・配信日と主題歌
- 「世界同時生中継」の言葉で誤解しやすい点
【考察】ブラクロ2期の初回直前に、なぜ世界4都市の生中継特番が組まれたのか
ここからは編集部の予想です。
先に答えを書きます。
テレビ東京は、ブラクロを「海外で勝負できる自局の看板」として扱っています。
だからこそ、新シーズンの放送開始そのものを、世界のファンに向けたイベントに仕立てた。
私はそう読みます。
根拠は3つあります。
根拠1:社長が国内向けにとどまらない期待を語った
この特番は9月28日に公式サイトで発表され、10月1日の定例社長会見でも紹介されました。
吉次弘志社長は10月期に期待する番組について、「うちの売りは、アニメ作品の『ブラッククローバー』ですね」と答えています。
続けて「単に国内向けのON AIRということだけでなく、他局にはないもので、期待しています」とも語りました(デイリースポーツ)。
報じられた発言では、アニメ作品を名指ししています。
局のトップが国内の放送枠の外に価値を見ている。
世界中継は、その言葉をそのまま番組の形にしたものだと考えます。
根拠2:4都市の顔ぶれが、人気の地域と重なる
中継先は東京・ニューヨーク・ロンドン・サンパウロです(ブラッククローバー公式サイト)。
一方、デイリースポーツは同作を「ヨーロッパ、北米、南米で人気のアニメ」と紹介しています。
ニューヨークは北米、ロンドンは欧州、サンパウロは南米。
東京を除く3都市が、報道が挙げた3地域にそれぞれ1都市ずつ当てはまります。
都市の選び方について、公式・報道で確認できる範囲では説明はありません。
なお、2020年の配信サービスの地域別一覧では、ブラクロは欧州と中南米の上位に名前があり、北米の欄にはありません(アニメニュースネットワーク)。
北米での人気は、あくまでデイリースポーツの紹介によるものです。
原作は全世界シリーズ累計2,500万部を突破したと公式が掲げています(ブラッククローバー公式サイト)。
都市の顔ぶれは海外の地域ごとのファンを意識したものだと私は予想しますが、因果までは確かめられません。
根拠3:約5年半の空白を一気に埋める必要があった
1st Seasonは2017年10月から全170話を放送し、2021年3月30日に最終回を迎えました(ファミ通)。
そこから2nd Seasonの初回まで、約5年半が空いています。
公式は放送当日に、1st Seasonのダイジェストを振り返る生配信も組みました。
さらに渋谷では街路灯フラッグ、渋谷・新宿・池袋の駅では広告を展開しています(ブラッククローバー公式サイト)。
振り返り、街頭、世界中継と、離れていたファンを呼び戻す手を重ねているのが分かります。
長いブランクのあとの再始動だからこそ、「今日から始まる」という合図を世界規模で鳴らしたかったのでしょう。
以上から、世界4都市の中継は単なる話題づくりではなく、テレ東が海外人気を自局の強みとして示すための一手だったと考えます。
なお、これはあくまで編集部の予想であり、局や制作側が意図を説明したものではありません。
世界同時生中継「WORLD CONNECT COUNTDOWN」の概要
公式サイトが9月28日に発表した内容を、表にまとめます。
いずれも放送前に発表された予定で、10日時点で放送後の公式報告は見当たりません。
| 番組名 | 世界同時生中継 アニメ『ブラッククローバー』WORLD CONNECT COUNTDOWN |
| 日時 | 2026年10月3日(土)22時55分〜 |
| 放送局 | テレ東系列 |
| 中継都市 | 東京・ニューヨーク・ロンドン・サンパウロ |
| 出演(予定) | 梶原岳人(アスタ役)、島﨑信長(ユノ役)、優木かな(ノエル役) |
番組は、同日23時からの第1話を迎えるカウントダウン生放送として告知されました(コミックナタリー)。
その前の21時45分からは、YouTubeで生配信も予定されていました。
こちらは同じ3人が出演し、1st Seasonのダイジェストを一緒に見るウォッチパーティーという内容です。
原作は2015年2月から2026年5月まで「週刊少年ジャンプ」「ジャンプGIGA」で連載され、すでに完結しています(ブラッククローバー公式サイト)。
アニメで追いかけるのに合わせて、原作コミックスで先の展開を読んでおきたい人もいるかもしれません。
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2nd Seasonの放送・配信日と主題歌
本編の放送と配信は、地上波・BS・配信で開始日がずれています。
見逃さないよう、日付ごとに並べておきます。
| 区分 | 開始日時 | 放送・配信先 |
|---|---|---|
| 地上波 | 10月3日(土)23時〜毎週土曜 | テレ東系列 |
| 先行配信 | 10月4日(日)12時〜 | アニメタイムズ、Lemino、U-NEXT、アニメ放題 |
| BS | 10月7日(水)24時〜毎週水曜 | BSテレ東 |
放送情報はコミックナタリーの作品情報によります。
監督は種村綾隆さん、アニメーション制作はスタジオぴえろです。
主題歌は、オープニングがWANIMA「消えない理由」、エンディングがONE OR EIGHT「Yellow Brick Road」です(ブラッククローバー公式サイト)。
物語は、強敵「漆黒の三極性(ダークトライアド)」が支配するスペード王国との戦いに入ります。
国内の印象と海外での扱いの差
世界をつなぐ生中継のような大型企画は、もっと国民的な作品がやるものと感じた人もいるかもしれません。
日本の地上波だけを見ていると、ブラクロは夕方枠で長く続いた作品という印象が強いかもしれません。1st Seasonの最終回も、火曜18時25分からの放送でした(電撃オンライン)。
そのぶん、今回の扱いの大きさに国内と海外の温度差を感じた人もいそうです。
公式サイトは作品紹介で、TVアニメが「87の国と地域で視聴数1位」を獲得したと掲げています。
映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』も、ネットフリックスの週間グローバルランキングで2位に入ったと紹介されています(ブラッククローバー公式サイト)。
現在の紹介文には集計の年がありませんが、2021年3月の公式発表ではクランチロールでの2020年の記録と明記されていました(ファミ通)。
数字を見るときは、今期の成績と決めつけないほうが安全です。
誤解しやすい点
- 「世界同時生中継」は番組名です。放送局はテレ東系列と告知されており、各国で同時に放送されるとは書かれていません
- 4都市を選んだ理由は、公式・報道で確認できる範囲では説明されていません
- 本記事の日時や出演者は放送前に発表された予定で、放送後の公式報告は10日時点で見当たりません
- 「87の国と地域で1位」は2020年の配信サービスでの記録です
海外での配信については、海外アニメ情報サイトのアニトレンズが大手配信サービスのクランチロールが続編の配信予定を発表したと伝えています(アニトレンズ)。
ただ、配信地域や開始日の詳細は、ここでは確認できていません。
ブラクロ2期の世界中継に関するQ&A
Q1. 特番はいつ、どこで放送予定だったの?
10月3日(土)22時55分から、テレ東系列での放送が発表されていました。
第1話が始まる23時の直前、約5分間のカウントダウンにあたる枠です。
出演予定は梶原岳人さん、島﨑信長さん、優木かなさんの3人でした。
Q2. なぜニューヨーク・ロンドン・サンパウロなの?
公式・報道で確認できる範囲では、理由は説明されていません。
報道は同作を欧州・北米・南米で人気と紹介しており、3都市はちょうどその3地域に1つずつ当たります。
この対応関係から人気地域を意識したと見るのは、編集部の予想です。
Q3. テレ東の社長は何と言ったの?
特番は9月28日に公式発表され、社長は10月1日の定例会見で、10月期の期待作として「うちの売りは、アニメ作品の『ブラッククローバー』」と答えたと報じられています。
あわせて、国内向けの放送にとどまらない点や、他局にはないものである点を挙げていました。
Q4. 1st Seasonは何話まであったの?
2017年10月から全170話が放送され、2021年3月30日に最終回を迎えました。
その後は劇場版『魔法帝の剣』へ展開し、2nd Seasonは2026年10月3日からの放送が発表され、約5年半ぶりのTVシリーズになります。
Q5. 記事の考察は確定情報?
いいえ。【考察】の内容は編集部の予想です。
社長発言、公式発表、報道の記述をもとに読み解いたもので、局や制作側が狙いを説明したものではありません。
事実の部分は、各段落のリンク先でご確認ください。
今後の見通し
2nd Seasonは毎週土曜23時にテレ東系列で続きます。
公式サイトでは、10月に入ってから『フォートナイト』とのコラボやBlu-ray発売決定の告知が続いています(ブラッククローバー公式サイト)。
海外向けの企画がこの先も続くかどうかは、テレ東が言う「売り」の本気度を測る目安になりそうです。
原作がすでに完結しているため、アニメがどこまで描き切るかも注目点です。
まとめ
- ブラクロ2期の初回直前に、世界4都市を結ぶ生中継特番がテレ東系列で組まれた
- テレ東社長は同作を「うちの売り」「他局にはないもの」と表現
- 中継3都市は、報道が挙げた北米・欧州・南米に1つずつ重なる
- 約5年半ぶりの再始動を世界向けの合図にしたというのが編集部の予想
地上波の夕方枠で長く親しまれた作品が、土曜23時の新シーズンで世界とつながる形で戻ってきました。
国内で見ていた人ほど、海外での立ち位置の大きさに驚いたかもしれません。
放送は毎週土曜に続くので、今後の公式発表もあわせて追いかけてみてください。