【結論】「いただきヨシコ」と呼ばれた高松美子容疑者の事件について、編集部は、使い道は頂き女子りりちゃん事件に似ているものの、規模や構図は現時点では異なると見ています。両者に直接の関係があるという報道もありません。
@kurachanofficial “いただきヨシコ”逮捕 アプリで男性から 1350万円詐取の疑いいただき女子 #頂き女子りりちゃん いただきヨシコ#ホスト
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- 警視庁は2026年9月30日、高松美子容疑者(36)を詐欺の疑いで逮捕
- マッチングアプリで知り合った60代男性から計1350万円をだまし取った疑い
- 捜査員の間では、過去の事件になぞらえて「いただきヨシコ」と呼ばれていたという
- りりちゃんこと渡辺真衣受刑者は懲役8年6カ月・罰金800万円が確定済み
「いただきヨシコ」という強い呼び名とともに、ある詐欺事件の逮捕が報じられました。
名前の響きから、多くの人が頂き女子りりちゃんの事件を思い浮かべたはずです。
ここでは、報道で判明している事実を整理したうえで、りりちゃん事件と何が同じで何が違うのかを比較表で見比べます。
- 高松美子容疑者が逮捕された疑いの内容
- 「いただきヨシコ」という呼び名が報じられた経緯
- 頂き女子りりちゃん事件との比較(金額・人数・判決)
- この事件が「第2のりりちゃん」になるかの予想
【考察】「いただきヨシコ」は第2のりりちゃん事件になる?編集部の予想
ここからは編集部の予想です。
私は、この事件は「第2のりりちゃん事件」とまでは呼べないと読みます。
似ているのは使い道や、呼び名が付いたとされる手口の印象で、規模と構図は大きく異なるからです。
ただし、本人の供述の裏付けがどこまで進むかで、事件の見え方は変わり得るとも考えています。
理由は次の3つです。
理由1:呼び名はあくまで「なぞらえた」もの
「いただきヨシコ」という呼び名について、フジテレビは「捜査員の間では、過去の事件になぞらえ」名付けられていたと伝えています(フジテレビ)。
つまり、これは捜査の現場で付いた通称です。
高松容疑者と渡辺受刑者のあいだに直接のつながりがあるという報道はありません。
呼び名は、捜査員が事件の特徴を短く言い表すために付けたものと私は受け止めています。
呼び名の連想だけで、二つの事件を同じ構図のものとして扱うのは早いと私は見ます。
理由2:判決が確定した事件とは規模が違う
りりちゃん事件では、50代の男性3人から計1億5500万円余りをだまし取ったとされ、控訴審で懲役8年6カ月・罰金800万円が言い渡されました(中日スポーツ)。
さらに、詐欺マニュアルを販売し、購入者の詐欺のほう助の罪にも問われ、有罪が確定しています(日本経済新聞)。
一方、高松容疑者の逮捕容疑は男性1人からの1350万円です。
手口を他人に売る構図も、今回の報道には出てきません。
りりちゃん事件は、最高裁まで争われ、刑が確定した事件です(日本経済新聞)。
逮捕されたばかりの事件を、判決の出た事件と同じ重さで語る段階ではないと私は考えます。
理由3:供述にはお金を受け取った相手の人数も出てくる
気になるのは供述の中身です。
テレビ朝日によると、高松容疑者は「300万円以上もらった人は4人います」と話しているといいます(テレビ朝日)。
フジテレビによると、「300万円以下は15人です」とも供述しているということです(フジテレビ)。
この4人に今回の男性が含まれるかは報じられていません。
これはあくまで本人がそう話しているという段階で、事実かどうかは確認されていません。
警視庁も、ほかに同様の行為がないかを調べている最中です。
それでも、警視庁がこの内容をどう調べるか次第で、事件の輪郭が今より大きく描き直される可能性はあると私は見ます。
まとめると、今の時点の報道から読めるのは使い道は似ていても、規模と構図が異なる事件というところまでです。
呼び名のインパクトに引きずられず、確定した事実と捜査中の内容を分けて見ることが、この事件を正しく追う近道だと私は考えます。
以上はあくまで予想で、高松容疑者の有罪やほかの被害を断定するものではありません。
高松美子容疑者の逮捕の概要
まずは、報道されている基本的な事実を表にまとめます。
容疑の中身は、テレビ朝日・日本テレビ・フジテレビの3社がいずれも伝えています。
| 項目 | 報道されている内容 |
|---|---|
| 名前・年齢 | 高松美子容疑者(36) |
| 逮捕日 | 2026年9月30日 |
| 捜査機関 | 警視庁 |
| 容疑 | 詐欺の疑い |
| 相手 | マッチングアプリで知り合った60代の男性 |
| 金額 | 計1350万円 |
| 時期 | 2025年4月から6月にかけて |
| 認否 | 容疑を認めていると報道 |
逮捕日と時期は、テレビ朝日の10月1日の報道によります(テレビ朝日)。
同局は、お金を受け取った期間を「わずか3カ月の間に」と表現しています。
日本テレビは、「ホストクラブに使うためにだました」と容疑を認めていると伝えました(日本テレビ)。
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頂き女子りりちゃん事件との比較表
呼び名から連想される、りりちゃん事件と並べてみます。
ここで大切なのは、片方は判決が確定した事件、もう片方は逮捕されたばかりの容疑だという点です。
| 項目 | 高松美子容疑者 | 渡辺真衣受刑者(りりちゃん) |
|---|---|---|
| 段階 | 逮捕直後(捜査中) | 刑が確定 |
| 相手 | 60代の男性1人(逮捕容疑) | 50代の男性3人 |
| 金額 | 計1350万円 | 計1億5500万円余り |
| 使い道 | ホストクラブと供述しているという | 大半はホストクラブとみられる |
| その他の罪 | 報道なし | 脱税、詐欺マニュアル販売によるほう助 |
| 刑 | ― | 懲役8年6カ月・罰金800万円 |
りりちゃん事件の金額と控訴審判決は中日スポーツの報道によります(中日スポーツ)。
一審の名古屋地裁は2024年4月に懲役9年・罰金800万円とし、名古屋高裁は同年9月30日に懲役8年6カ月へ減軽しました。
その後、最高裁第三小法廷が2025年1月14日付で上告を棄却し、刑が確定しています(日本経済新聞)。
「いただきヨシコ」という呼び名はどこから来たのか
報道では、捜査員の間で付けられた呼び名とされています。
テレビ朝日(テレビ朝日)とフジテレビ(フジテレビ)は「いただきヨシコ」、日本テレビは「いただき美子」と表記しています(日本テレビ)。
読み方の「ヨシコ」は呼び名としての表記で、本名の漢字は「美子」です。
ネット上では、呼び名の強さとりりちゃん事件との似かたに関心が寄せられています。
ただ、呼び名の印象と、疑いの中身は分けて受け止めることが大切です。
「300万円以上もらった人は4人」の供述はどう読むべきか
供述の内容は、媒体ごとに少しずつ伝え方が違います。
- テレビ朝日:「私がやったことに間違いありません。ホストクラブに使った。300万円以上もらった人は4人います」
- 日本テレビ:「ホストクラブに使うためにだました」と容疑を認めている
- フジテレビ:「ホストクラブで使うために男性をだましました」「300万円以上もらった人は4人です。300万円以下は15人です」
「4人」はテレビ朝日とフジテレビの両方が伝えていますが、「15人」はフジテレビだけが報じた内容です(フジテレビ)。
いずれも、本人がそう話しているという形の報道です。
この4人に今回の男性が含まれるかは報じられていません。
ほかに被害者がいると確認されたわけではありません。
警視庁は、ほかにも同様の行為がないか調べています。
よくある質問
Q1. 「いただきヨシコ」とは誰のことですか?
2026年9月30日に詐欺の疑いで逮捕された高松美子容疑者(36)のことです。
捜査員の間で付けられていた呼び名として報じられました。
Q2. りりちゃんと何か関係があるのですか?
直接の関係を伝える報道はありません。
フジテレビは、捜査員が過去の事件になぞらえて呼んでいたと伝えています。
Q3. りりちゃんの刑はどうなりましたか?
2025年1月14日付で最高裁が上告を棄却し、懲役8年6カ月・罰金800万円が確定しています。
Q4. 供述に出てくる人数(4人・15人)は被害者数なのですか?
そう断定はできません。
「300万円以上もらった人は4人」「300万円以下は15人」は、本人がそう話しているという報道です。
この4人に今回の男性が含まれるかは報じられていません。
事実かどうかは捜査の結果を待つ必要があります。
Q5. 金額はりりちゃん事件と比べてどうですか?
逮捕容疑の金額は1350万円で、りりちゃん事件の1億5500万円余りとは大きな差があります。
ただし、片方は捜査中の容疑である点に注意が必要です。
Q6. 「第2のりりちゃん」ではないという予想は確かですか?
いいえ、編集部の予想です。
報道された事実をもとにした見立てで、捜査の結果を示すものではありません。
今後の見通し
まず注目したいのは、警視庁による捜査の行方です。
供述に出てきた「4人」「15人」について、裏付けが取れるかどうかが焦点になります。
そのうえで、起訴されるかどうかは検察が判断します。
高松容疑者は現時点で容疑者であり、有罪が決まったわけではありません。
新しい報道が出た段階で、事実関係をあらためて確認していきます。
まとめ
- 高松美子容疑者は60代男性から1350万円をだまし取った疑いで逮捕
- 「いただきヨシコ」は捜査員の間の呼び名で、りりちゃんとの関係は報じられていない
- りりちゃん事件は3人・1億5500万円余りで、刑が確定済み
- 「4人」「15人」は本人が話しているという段階の内容
「いただきヨシコ」という呼び名は、どうしてもりりちゃん事件の再来を想像させます。
けれども比較表のとおり、判決が確定した事件と、捜査が始まったばかりの容疑は同じ土俵では語れません。
判断の材料は、今後の捜査と報道の続報に置くのが安心です。