【結論】那須川天心は10月1日、自身のXで誹謗中傷する人たちに「やってる事いじめだし」と書き込み、応援してくれる人には「大好きです」と感謝を伝えました。
叩いたり誹謗中傷する人達 やってる事いじめだし 本当につまんねえし 退屈なんだよずっと もっと面白い事言ってくれよ
— 那須川 天心 (@TeppenTenshin) October 1, 2026
それでも応援してくれてる人達 いつも本当にありがとう 大好きです
みんなも負けんなよ!!! pic.twitter.com/0ZWtTiDIl4
- 投稿は10月1日の昼、井上拓真戦から4日後
- 叩く人には「もっと面白い事言ってくれよ」
- 応援する人には「みんなも負けんなよ!!!」
- 9月27日は7回にダウンを奪うも0-3の判定負け
那須川天心選手の短い投稿が注目を集めています。
判定への不満ではなく、自分を叩く人たちと応援してくれる人たちに向けた言葉だった点がポイントです。
この記事では、投稿の中身と、9月27日の試合で何があったのかを順番に整理します。
- 10月1日の投稿で何を書いたのか
- 井上拓真戦の採点と判定の経緯
- いとこの井上浩樹が贈った言葉
- 那須川天心の今後の見通し
【考察】那須川天心「やってる事いじめ」投稿は何を伝えたかったのか
ここからは編集部の予想です。
私はこの投稿を、敗戦の整理を終え、外野の声と応援の声を自分で切り分けた「区切りの宣言」だと読みます。
怒りをぶつけただけの投稿ではありません。宛先を3つに分けて書いているからです。
理由1:試合翌朝の投稿から言葉の向きが変わった
試合翌朝、那須川選手は「もう何が何だかよくわからないです」と書き込んでいました(スポーティングニュース)。
このときは戸惑いの一言に「ありがとうございました」を添えた、短い投稿でした。
一方、10月1日の投稿は「叩いたり誹謗中傷する人達」、「応援してくれてる人達」、そして「みんな」と、相手をはっきり分けています。
戸惑いを外に向けて言葉にできる段階に来た、というのが私の見立てです。
理由2:深刻さを避けた写真を選んでいる
投稿には、上半身裸で舌を出した自撮り写真が添えられていました。
日刊スポーツはこれを「ユーモラスな表情の自撮り写真」と伝えています(日刊スポーツ)。
重い言葉にあえて軽い写真を合わせることで、叩く側に「つまらない」と言い返しつつ、ファンを心配させすぎない配慮をしたと私は見ます。
理由3:勝った側からも称賛が届いていた
投稿の前日、王者・井上拓真選手のいとこである井上浩樹さんが、那須川選手を「素直に尊敬します」とたたえていました(スポーティングニュース)。
両者の投稿に因果関係があるとは言えませんが、リングの中の評価と、ネット上の叩きは別物という構図は、この時点ではっきりしていました。
そうした中での投稿だった、という位置づけは押さえておきたいところです。
3つを並べると、投稿の芯は「叩く声には付き合わない、応援には応える」という線引きにあります。
特に最後の「みんなも負けんなよ!!!」は、守りの言葉ではなく励ます側に立つ言葉です。
敗れた直後の選手が、逆に応援してくれる人の背中を押す形で締めくくった点に、私はこの投稿のいちばんの意味があると考えます。
投稿には、公開から約7時間後の10月1日19時40分ごろの時点で2万件を超える「いいね」が付いていました(編集部確認)。
この線引きに共感した人が少なくなかったことは、その数字からもうかがえると私は見ています。
なお、今後について本人は「今口にはしたくない」と話しており、進退は示していません。
この投稿から現役続行や引退を読み取ることはできず、あくまで予想であり断定ではありません。
那須川天心の10月1日の投稿内容
投稿は10月1日の12時58分ごろ(日本時間)に公開されました。
本文は次のとおりです。
叩いたり誹謗中傷する人達 やってる事いじめだし 本当につまんねえし 退屈なんだよずっと もっと面白い事言ってくれよ
それでも応援してくれてる人達 いつも本当にありがとう 大好きです
みんなも負けんなよ!!!
前半は誹謗中傷する人たちへの反論、後半は応援してくれる人たちへの感謝という二段構えです。
判定やジャッジへの言及は本文には一切ありません。
日刊スポーツは同じ文面をインスタグラムでの投稿として報じており、複数のSNSで発信したとみられます(日刊スポーツ)。
スポーティングニュースも、井上浩樹さんの投稿とあわせてこの書き込みを伝えています(スポーティングニュース)。
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井上拓真戦の結果と採点の経緯
9月27日、トヨタアリーナ東京で世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトルマッチ12回戦が行われました。
那須川選手は7回に左ストレートでダウンを奪いましたが、王者・井上拓真選手に0-3の判定で敗れています(スポーティングニュース)。
井上選手はこれが2度目の防衛でした(時事ドットコム)。
| 時点 | 3人のジャッジの採点(井上-那須川) |
|---|---|
| 4回終了 | 40-36、39-37、38-38 |
| 8回終了 | 77-74、77-74、75-76 |
| 最終 | 116-111、116-111、114-113 |
この試合は4回と8回の終了時に採点が公開される方式でした。
8回終了時点では1人のジャッジが那須川選手をリードとしていましたが、最終採点から逆算すると、9回からの4ラウンドは3人とも39-37で井上選手を支持しています。
差は最大で5ポイントでした(スポーツ報知)。
判定の受け止めは陣営で分かれました。
帝拳プロモーションの浜田剛史代表は「この採点基準は、ボクシング関係者でさえ真っ二つに割れるところがありますから」と語り、井上陣営の大橋秀行会長は「ダウン以外は、今日は完璧だった」と振り返っています(スポーティングニュース)。
どちらの見方が正しいかを、この記事で断定することはしません。
試合後に那須川天心が語ったこと
試合後の会見で、那須川選手は「自分の中では本当に負けた気がしてないんですよ」と話しました。
一方で「倒すだけがボクシングじゃねえんだ、ダメージだけがボクシングじゃねえんだ」とも語り、ポイントの取り方を自分の課題として受け止めています(スポーティングニュース)。
経験の差を問われると「実力不足ですね」と答え(スポーティングニュース)、今後については「今口にはしたくないですね」と話しています(スポーティングニュース)。
2025年11月24日の王座決定戦に続き、同じ相手に世界戦で2連敗となりました。再戦までの期間は307日です。
いとこの井上浩樹が贈った「最後までカッコよかった」
勝った側からも、那須川選手をたたえる声が出ています。
井上拓真選手・井上尚弥選手のいとこで、元日本・WBOアジアパシフィック・スーパーライト級王者の井上浩樹さんは、9月30日にXを更新しました。
自身は20年以上ボクシングを続けても世界戦にたどり着けなかったと振り返り、「キックボクシングから転向してわずか数年で世界戦までたどり着き、世界チャンピオンを相手に一歩も引かずに戦っていた姿は、素直に尊敬します」と書いています。
スポーティングニュースによると、投稿は「彼は最後までカッコよかったと思います!」と締めくくられています(スポーティングニュース)。
誤解しやすいポイント
- 投稿は判定やジャッジへの抗議ではない(本文に判定の話はない)
- 引退や現役続行の表明でもない
- 井上陣営との対立ではなく、相手陣営からは称賛が出ている
那須川天心の投稿に関するQ&A
Q1. 投稿はいつですか?
10月1日の昼です。9月27日の試合から4日後にあたります。
試合翌朝にも「もう何が何だかよくわからないです」と投稿しており、今回はそれに続く発信です。
Q2. 判定に抗議したのですか?
抗議ではありません。投稿の対象は「叩いたり誹謗中傷する人達」で、判定には触れていません。
判定への疑問は、試合後の会見で陣営が語ったもので、今回の投稿とは別の話です。
Q3. 試合の採点はどうだったのですか?
最終採点は116-111が2人、114-113が1人で、いずれも井上選手でした。
7回は3人とも10-8で那須川選手につけていますが、9〜12回の4ラウンドは3人とも39-37で井上選手が上回っています。
Q4. 次の試合や引退は決まっていますか?
10月1日時点で発表はありません。本人は「今口にはしたくない」と話し、浜田代表も「まず本人の意思ですよね」と語っています(スポーティングニュース)。
続報は本人の発信や公式発表を待つのが確実です。
Q5. 考察の内容は事実ですか?
いいえ、考察は編集部の予想です。
投稿の文面と報道をもとに読み解いたもので、本人が意図を説明したものではありません。
今後の見通し
那須川選手の戦績は10戦8勝(3KO)2敗となりました(スポーティングニュース)。
3度目の対戦については「分からないです、もう」と話しており(スポーティングニュース)、次の一歩はまだ見えていません。
まずは本人がいつ、どんな言葉で今後を語るかが最大の注目点です。
まとめ
- 10月1日、誹謗中傷に「やってる事いじめだし」と投稿
- 応援する人には「大好きです」「みんなも負けんなよ!!!」
- 9月27日は7回にダウンを奪うも0-3の判定負け
- 井上浩樹は「素直に尊敬します」とたたえた
- 今後は未定。本人の発信待ち
判定の受け止めは人それぞれでも、選手を必要以上に叩いてよい理由にはなりません。
那須川選手が次にどんな言葉を発するのか、本人の発信を見守りたいところです。