【結論】イイノナホさんは、1967年生まれのガラス彫刻家。武蔵野美術大学で彫刻を学んだあとシアトルでガラスを修め、1997年から約30年、手吹きのガラスで作品を作り続けている人です。
10月2日(金)21時54分から、
テレビ東京で放送される
「わたしのヒュッゲ」。
ゲストの「おうち時間」をのぞく6分番組に、
ガラス彫刻家のイイノナホさんが登場します。
今回は前編です。
どんな人なのかを、本人のインタビューや
ギャラリーの公式プロフィールからまとめます。
- 1967年、北海道洞爺湖温泉町生まれ・東京四谷育ち
- 1990年、武蔵野美術大学 彫刻学科を卒業
- シアトルのピルチャック・グラススクールで学ぶ
- 1997年に作家活動を開始
- 2019年、東京・千駄ヶ谷にギャラリー兼ショップを開く
- イイノナホさんのプロフィール
- ガラス作家になるまでの経歴
- 個展・著書などの主な活動
- 「わたしのヒュッゲ」で注目したい点
【考察】番組のイイノナホさんは「熱い工房から戻って心を冷ます人」として映る
ここからは編集部の考察です。
6分の前編で映るイイノナホさんは、
作品よりも「熱と体力の仕事から、自分を静かな場所へ戻すための習慣」を持つ人として描かれると考えます。
理由を6つ挙げます。
理由1。番組表の紹介文が「暑さ」から始まるからです。
公式の番組情報は「ガラス工房の中は暑い」という一文で始まり、休憩時間に欠かせないのがアイスクリーム、この日は酒粕のアイスだと紹介しています(番組表.Gガイド)。
最初に置かれるのは作品ではなく、工房の熱です。
理由2。工房の暑さは本人が何度も語っているからです。
サライのインタビューでは、炉のある工房の夏場の室温が60度くらいになることもあると紹介されています(サライ.jp)。
ツムラのインタビューでも、若いころはレゲエやハワイアンをかけて「ここはリゾートなんだ」と自分に言い聞かせていたと笑って話しています(ツムラ「わたしと漢方」)。
理由3。写経が「心を鎮めるため」と書かれているからです。
番組表は、心を鎮めるために続けているのが写経で、武将の書が好きだと紹介しています。
この日は伊達政宗の手紙を書き写すそうです。
炉の前の激しい作業と、筆を持つ静かな時間。
この対比が前編の芯になると予測します。
理由4。頑張りすぎて体を壊した経験があるからです。
ツムラのインタビューでは、若いころにがむしゃらに働いて甲状腺が腫れたり、ストレスで胃を痛めたりしたことを明かしています。
そうした経験から、仕事は遅くても20時までに終えるようにしているそうです。
写経やおやつの時間は、この「休み方」の延長にあるのかもしれません。
理由5。仕事と暮らしを分けない考え方だからです。
同じインタビューで、以前は仕事と家庭のバランスを気にしていたものの、「すべてが自分の時間ですべてが自分のやりたいこと」と気づいてからストレスがなくなったと話しています。
工房の休憩が、そのまま「ヒュッゲ」になっている。
番組の趣旨とよく重なる人選です。
理由6。本人が自分を「研究者みたいなもの」と語るからです。
Otonamiの取材では、作家活動を研究にたとえ「答えがないんです」と話しています(Otonami)。
写経も、昔の人の書を手でなぞって確かめる作業です。
ガラスと同じく「手で確かめる時間」として紹介される可能性があります。
6つを合わせると、前編のイイノナホさんは「熱い工房の仕事と、心を冷ます小さな習慣を行き来する人」として映ると予測します。
作品の紹介がどこまで入るかは放送まで分かりません。あくまで考察です。
イイノナホさんのプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | イイノナホ(Naho Iino) |
| 生まれ | 1967年、北海道洞爺湖温泉町 |
| 育ち | 東京・四谷 |
| 学歴 | 武蔵野美術大学 造形学部 彫刻学科(1990年卒業) |
| 修行 | 東京ガラス工芸研究所、ピルチャック・グラススクール(シアトル) |
| 作家活動 | 1997年〜 |
| 工房 | iino naho glass garden(2007年設立) |
| 拠点 | iino naho glass gallery(東京・千駄ヶ谷、2019年〜) |
※ギャラリー・アートアンリミテッドの略歴、Otonami、サライ.jpの記事をもとにしています。
ガラス作家になるまでの経歴
実家はレストラン、透明なものが好きな子どもだった
イイノさんは北海道で生まれ、東京の四谷で育ちました。
サライのインタビューによると、実家はレストランで、常連客はデザイナーやコピーライターなどフリーランスの人ばかり。
親戚にも会社員がほとんどいない環境だったそうです。
幼いころから、プラスチックや飴玉など透明感のあるものに惹かれていたと語っています。
美大で彫刻を学び、ガラスと出会う
武蔵野美術大学では彫刻を専攻しました。
在学中に読んだ本の「すべてのものは溶けてガラスになる」という一節に心を動かされたことが、ガラスに向かうきっかけです。
卒業後は現代アートの工房で働きながら、25歳で吹きガラスの学校に通い始めました。
シアトルで「まばたきしないで」学ぶ
技術不足を感じたイイノさんは、アメリカ・シアトルのピルチャック・グラススクールへ。
略歴には1996年にカーティス・ブロック氏に師事したとあります。
現地では、みんなと同じような色を使っても「日本人らしく繊細」と言われたそうです。
それをきっかけに、日本に戻って作家になろうと決めました。
1年だけの「会社勤め」
1997年に作家活動を始めたあと、27〜28歳のころに1年だけ作品の販売をやめ、派遣社員としてメーカーの受付で働いたことがあります。
社員全員の内線番号を覚える「スーパー受付」を目指したというエピソードは、本人がサライで語ったものです。
主な活動|個展・著書・メディア
ギャラリー・アートアンリミテッドの略歴によると、1997年の初個展(CACギャラリー)から、ほぼ毎年のように個展を開いています。
2019年にはポーラ ミュージアム アネックスで個展「時の花」、2026年5〜6月には東京・乃木坂で「色の変奏 彫刻と茶道具」を開きました。
著書(作品集)は3冊です。
- 2006年『水と空の間』(六耀社)
- 2014年『イイノナホの灯り』(fevebooks)
- 2017年『ガラスとヒカリ』(mille books)
テレビでは、2020年にNHK BSの「美の壺」で作品「時の花」が紹介されたことがあります。
本人の暮らしぶりを映す番組は、今回の「わたしのヒュッゲ」が見どころです。
作品の世界を手元で見たい人には、作品集がおすすめです。
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よくある質問(Q&A)
Q1. イイノナホさんは何歳?
1967年生まれです。誕生日は公表されていません。
Q2. 出身はどこ?
生まれは北海道洞爺湖温泉町、育ちは東京・四谷です。
Q3. 大学はどこ?
武蔵野美術大学の造形学部 彫刻学科です。1990年に卒業しています。
Q4. 結婚している?子どもは?
ツムラのインタビューで3人の子どもの母であることを話しています。夫について本人が公式に語った情報は、今回確認できませんでした。
Q5. アトリエはどこにある?
東京・千駄ヶ谷の新宿御苑・千駄ヶ谷門の前に「iino naho glass gallery」があります。JR千駄ケ谷駅から歩いて約5分です。
Q6. 番組はいつ?
テレビ東京「わたしのヒュッゲ」で10月2日(金)21時54分〜22時です。今回は前編で、ナレーションは藤間爽子さんです。
まとめ
イイノナホさんは、美大の彫刻科からシアトルへ渡り、1997年から手吹きガラスで作品を作り続けてきたガラス彫刻家です。
番組では、60度にもなる工房の外で過ごす、アイスと写経の時間に注目です。
「わたしのヒュッゲ」は10月2日(金)21時54分からテレビ東京で放送です。