【結論】森山哲雄(もりやま てつお)さんは、CO2を空気から回収するスタートアップ「Carbon Xtract」の社長。総合商社・双日の社員から、社内の新規事業チームごと独立した人です。
10月7日(水)午後11時6分から、
テレビ東京で放送される
「アンパラレルド〜ニッポン発、世界へ〜」。
オードリー若林正恭さんと対話するゲストが、
Carbon Xtract(カーボンエクストラクト)のCEO・森山哲雄さんです。
「大手商社出身」と紹介される森山さんが、
どんな道をたどって社長になったのかを
公開情報からまとめます。
- 2009年、筑波大学大学院(修士)を修了
- 同年、総合商社の双日に入社
- 情報システム、金属資源、スタートアップ出資などを担当
- 脱炭素の新規事業チームのマネージャーに
- 2023年6月、Carbon Xtractの代表取締役社長に就任
- 森山哲雄さんのプロフィール
- 商社マンから社長になるまでの経歴
- 森山さんが目指している社会
- 番組で注目したいポイント
【考察】番組の森山さんは「技術を売る人」より「CO2の使い道を作る人」として映る
ここからは編集部の考察です。
番組の森山さんは、
膜の技術そのものより、回収したCO2を「お金になる資源」に変える役回りで描かれると考えます。
理由を6つ挙げます。
理由1。番組紹介がそう書いているからです。
番組表の紹介文は、技術を完成させたのは藤川茂紀さんの情熱、
森山さんは「CO2を資源に変えて新たな価値とビジネスを創出させたい」挑戦、と役割を分けています(番組表.Gガイド)。
2人の見せ方ははっきり分かれると予測します。
理由2。商社で担当してきた仕事が「つなぐ」仕事だからです。
森山さんは双日で、金属資源の投資管理やトレード、新規開拓、スタートアップへの出資を経験しています(Morning Pitch)。
作る人ではなく、技術と買い手を結ぶ側の経歴です。
理由3。チームごと会社に移った人だからです。
マイナビニュースの取材で森山さんは、
双日の「ミライ事業開発課」が2023年3月末に解散し、その全員が新会社に移籍したと話しています(マイナビニュース TECH+)。
会社員のまま出向するのではなく、事業に賭けて移った点は番組でも触れられそうです。
理由4。最初の使い道に「農業」を選んでいるからです。
森山さんは、ビニールハウスのCO2濃度を上げると光合成が進み、収穫量を高められると説明しています。
しかも今の発生装置は灯油などを燃やしているため、空気から集めたCO2に置き換える意味がある、という考えです(The INDEPENDENTS)。
理由5。「誰でもCO2削減に貢献できる社会」を掲げているからです。
同じ取材で、将来は小型装置を都市のあちこちに置き、誰もがCO2削減に関われる社会を作ると語っています。
若林さんとの対話でも、この「身近さ」が話の中心になると考えます。
理由6。組んでいる相手が「CO2を使う側」ばかりだからです。
Carbon Xtractは、JA全農とは施設園芸での活用で協定を結び(JA全農)、清水建設とは建物の空気からCO2を集めて植物を育てる実証を進めています(清水建設)。
どちらも回収したCO2の「出口」を持つ相手です。売り先を先に固めるのは、商社出身の社長らしい進め方だと考えます。
6つを合わせると、番組の森山さんは「研究室の技術を、畑や街で使えるサービスに組み立てる人」として映ると予測します。
実際の内容は放送まで分かりません。あくまで考察です。
森山哲雄さんのプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 森山哲雄(もりやま てつお) |
| 学歴 | 筑波大学大学院 システム情報工学研究科(修士)2009年3月修了 |
| 前職 | 双日株式会社(2009年4月入社) |
| 現職 | Carbon Xtract株式会社 代表取締役社長(CEO) |
| 就任 | 2023年6月 |
| 生年・出身 | 公表されていません |
※Morning Pitchの登壇者紹介と、マイナビニュースの取材記事をもとにしています。
商社マンから社長へ|経歴を順番に
筑波大学大学院から双日へ
森山さんは2009年3月に筑波大学大学院システム情報工学研究科(修士)を修了し、
同じ年の4月に総合商社の双日に入社しました。
資源ビジネスとスタートアップ投資を経験
双日では、情報システムの仕事から始まり、
金属資源の事業で投資の管理やトレード、新しい取引先の開拓を担当。
さらにスタートアップへの出資にも関わりました。
脱炭素の新規事業チームのリーダーに
その後、脱炭素に関する新規事業開発チームのマネージャーに。
このチームが、九州大学の藤川茂紀主幹教授が研究してきた
「膜で空気からCO2を集める技術」の事業化を検討していました。
2023年、Carbon Xtractを設立
2023年5月26日、双日が中心となり、
理化学研究所発のベンチャー「ナノメンブレン」などとCarbon Xtractを設立。
森山さんは2023年6月に代表取締役社長に就きました。
その後、九州大学も大学として初めて、この会社に出資しています(九州大学・創業手帳)。
登記上の本店は東京ですが、
実際の活動拠点は九州大学伊都キャンパスの近くに置かれています。
研究チームのすぐそばで仕事をするためです。
森山さんが目指している社会
森山さんが繰り返し話しているのは、
「いつでも、どこでも、誰でもCO2を回収できる」という目標です(デジタルグリッドのインタビュー)。
大きな工場で一気に集めるのではなく、
机に置けるような小さな装置をたくさん置く。
その先に、回収したCO2を野菜づくりや炭酸水などに使う暮らしを描いています。
脱炭素ビジネスの全体像を知りたい人は、関連書籍から入るのもおすすめです。
▼ 脱炭素の本・グッズを探す
番組の見どころは、藤川さんの研究と森山さんの事業がどうかみ合っているか。
研究者と商社マンという、まったく違う経歴の2人が1つの会社にいる理由が見えてくるはずです。
※商品の在庫・価格は販売ページでご確認ください。
よくある質問(Q&A)
Q1. 森山哲雄さんは何歳?
生年は公表されていません。2009年に大学院を修了しています。
Q2. 出身大学は?
筑波大学大学院システム情報工学研究科(修士)です。学部は公表されていません。
Q3. 前はどこの会社?
総合商社の双日です。2009年に入社しました。
Q4. 結婚している?
家族については公表されていません。
Q5. Carbon Xtractは上場している?
上場していません。双日・九州大学・ナノメンブレンが出資する会社です。
Q6. 番組はいつ?
テレビ東京で10月7日(水)午後11時6分〜11時55分です。
まとめ
森山哲雄さんは、双日で資源ビジネスとスタートアップ投資を経験し、社内の脱炭素チームごと独立して社長になった人です。
番組では、CO2をどう「使えるもの」にするかという話に注目です。
「アンパラレルド」は10月7日(水)午後11時6分からテレビ東京で放送です。