【結論】柴田ケイコさんは2人の男の子の母。絵本作家になったきっかけも、長男の弱視という子育ての中の出来事でした。
10月4日(日)午後4時から、
NHK Eテレで
「だいすき!パンどろぼう 絵本作家・柴田ケイコ」が放送されます。
パンどろぼうの作者はどんな家族と暮らし、
どんな子育てをしてきたのか。
本人がインタビューで語ってきたことをまとめます。
- 子どもは男の子2人
- デビュー作『めがねこ』は長男の弱視がきっかけ
- 読み聞かせは0歳からほぼ毎晩
- 小学校での読み聞かせボランティアを8年間
- 夫の名前や職業は公表されていない
- 柴田ケイコさんの家族構成
- 長男の弱視と『めがねこ』
- 柴田家の読み聞かせ
- パンどろぼうが叱られない理由
【考察】パンどろぼうが叱られないのは、作者が「叱ってしまう母」だから
ここからは編集部の考察です。
パンどろぼうはパンを盗むのに、絵本の中で厳しく叱られることはありません。
その理由は、作者の柴田さん自身が、現実では子どもを叱ってしまう一人の母親だからだと考えます。
理由を6つ挙げます。
理由1。本人が「叱られない理由」をはっきり語っているからです。
VERYの取材で柴田さんは、絵本の中で叱られそうな場面でも叱られないのは「子どもたちは現実でたくさん叱られているかもしれないから」と話しています(VERY)。
絵本を読む間くらいは、誰も叱られずワクワクしてほしい、という思いです。
理由2。その直前に「今日も叱ってしまった」と打ち明けているからです。
同じ取材で「今日も子どもについ『片付けなさい!』なんて叱ってしまいました」と話し、「自分だって読みかけの本を出しっぱなしにしていたり」と笑っています。
完璧ではない母親の実感が、絵本の優しさにつながっています。
理由3。「子どもはいつも何かをやらかすけれど、悪気はない」と見ているからです。
柴田さんは、その悪気のなさが『パンどろぼう』にも表れていると話しています。
パンを盗んでも憎めないキャラクターは、作者が見てきた息子たちの姿と重なるのかもしれません。
理由4。毎晩の読み聞かせで、子どもの反応を見てきたからです。
kodomoeの取材によると、読み聞かせは0歳からほぼ毎晩。
さらに小学校で週1回の読み聞かせを8年続け、先生から「読み聞かせをした日は授業に入りやすい」といった話を聞いてきたそうです(kodomoe)。
子どもが絵本で安心する瞬間を、何百回も見てきた人です。
理由5。「できないことはできなくていい」が子育ての考え方だからです。
公園遊びやボール遊びは苦手だったので、子どもとの遊びはインドア中心だったと話しています。
何でも完璧にはできない、を土台に「楽しいこと、いいことを見つける方にシフト」する。この考え方は、失敗してもへこたれないパンどろぼうそのものです。
理由6。デビュー作も、叱るのではなく「前向きにする」絵本だったからです。
『めがねこ』は、長男がめがねを嫌いにならないように、めがねを肯定的に伝えたいという思いから生まれました(こどもオレンジページ)。
子どもを否定せず、別の見方を差し出す姿勢は、最初の1冊から一貫しています。
6つを合わせると、パンどろぼうの優しさは「叱ってしまう日もある母が、絵本の中だけは子どもを守りたい」という気持ちから来ていると考えます。
番組で家族の話が出るかは分かりません。あくまで考察です。
柴田ケイコさんの家族
| 家族 | 分かっていること |
|---|---|
| 夫 | 2004年に結婚(Wikipediaによる)。名前・職業は公表されていない |
| 長男 | 2005年生まれ(Wikipediaによる)。3歳ごろに弱視が分かり、めがねをかけることに。本を読むのが大好き |
| 次男 | 2007年生まれ(Wikipediaによる)。外遊びが好きで、虫を捕まえて図鑑で確かめたり絵に描いたりしていた |
VERYの取材では、絵本作家デビューした2016年は長男が11歳、次男が9歳、柴田さんは43歳だったと話しています。
Wikipediaによると、柴田さんが手作りしているこけしのベースは夫の制作だと、本人がInstagramで紹介したことがあるそうです。
長男の弱視から生まれた『めがねこ』
長男が3歳ごろ、弱視でめがねをかけることになりました。
「こどもがメガネをかけると、どうしてかわいそうと思ってしまうんだろう?」と考え、
めがねを前向きに伝える絵本を自分で作ろうと決めます。
ただ、イラストレーターの仕事が忙しく、すぐには手をつけられませんでした。
子育てが「お世話」から「見守り」に変わっていく中で時間を見つけ、
ようやく2016年に『めがねこ』が完成します。
Wikipediaによると、出版されたとき長男はすでに小学5年生で、「ちょっと遅かったよね」と冷静に言われたそうです。
親子の出発点になった1冊を読んでみたい人はこちらから。
▼ 『めがねこ』はこちらから
※続編『めがねこのぼうけん』もあります。販売ページでご確認ください。
柴田家の読み聞かせ
- 読み聞かせは0歳からほぼ毎晩、寝る前に
- 家の絵本棚には約200冊
- 理由の1つは「早く寝てほしかったから(笑)」。21時以降の自分の時間がほしかった
- 小学2〜3年生ごろ、せがまれなくなって「ちょっと寂しい気持ち」に
子どもたちが小さいころは疲れっぱなしの毎日だったものの、
「絵本に救われたことがたくさんあります」と振り返っています。
そして「読み聞かせの影響をいちばん受けているのは、絵本を作る側になれた私自身かもしれない」とも話しています。
よくある質問(Q&A)
Q1. 柴田ケイコさんに子どもはいる?
はい。男の子が2人います。
Q2. 夫はどんな人?
名前や職業は公表されていません。Wikipediaによると2004年に結婚しています。
Q3. 『めがねこ』は息子さんのための絵本?
はい。長男の弱視がきっかけで、めがねを前向きに伝えたいという思いから作られました。
Q4. 家族で高知に住んでいる?
柴田さんは高知市在住と紹介されています。家族の住まいについての詳しい情報は公表されていません。
Q5. 番組はいつ?
NHK Eテレで10月4日(日)午後4時〜4時45分です。
まとめ
柴田ケイコさんは2人の男の子の母で、絵本作家への第一歩も長男のめがねがきっかけでした。
「叱ってしまう日もある」と笑う母親だからこそ、絵本の中では誰も叱らない。
パンどろぼうの優しさは、柴田家の毎日から生まれています。
「だいすき!パンどろぼう 絵本作家・柴田ケイコ」は10月4日(日)午後4時からNHK Eテレで放送です。