【結論】聖和学園は第104回選手権で2勝1敗、過去最高タイのベスト16で大会を終えました。
@user3312609376126 聖和学園ドリブルランキング6位
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- 出場は宮城県予選2位からの繰り上げだった
- 1回戦那覇西に3-0、2回戦徳島市立に3-1で勝利
- 3回戦は日大藤沢に1-2で敗戦
- 9年ぶりの全国2勝で、2016年の最高成績に並んだ
- 得点源はドリブルだけではなくセットプレーだった
ドリブルの動画で名前を見かけて、
実際どこまで勝てるチームなのかが気になった方へ。
直近の全国大会で残した
3試合の中身を数字で確認します。
- 第104回選手権での3試合の結果
- 繰り上げ出場になった経緯
- 得点がどこから生まれたか
- ベスト8に届かなかった理由
【考察】なぜ繰り上げ出場のチームが全国2勝できたのか
ここからは編集部の予想です。
勝因はドリブル以外の得点手段を持ち込んだことだと私は読みます。
「ドリブル軍団」という看板だけでは、
この結果は説明しにくいところです。
報道された3試合の中身を追うと、
個人技以外の形でも点が入っていました。
理由を4つ挙げます。
理由1:2試合ともセットプレーで2点ずつ取っている
報道では「2試合ではいずれもセットプレーを起点に2得点ずつを記録した」と書かれています(ゲキサカ)。
1回戦3点、2回戦3点のうち、
4点がセットプレー起点という計算です。
個人技のチームという印象とは違う形で、
今大会は個人技以外からも点が入っていたことになります。
過去の大会との比較データは公表されていないため、
「増えた」とまでは言い切れません。
理由2:相手に合わせて布陣を変えている
3回戦の日大藤沢戦では、
相手の中盤5枚への対策として4-3-3の3ボランチを採用しました。
けがから復帰した菊地堂二をアンカーに置き、
それまでボランチだった平井唯心と野々宮蒼をインサイドハーフに移しています。
スタイルを貫くだけのチームではないと分かる采配です。
相手を見て形を変えられるチームは、
トーナメントで勝ち上がりやすくなります。
理由3:覚悟を確認したうえで出場している
聖和学園は県予選2位からの繰り上げ出場でした。
報道によると、加見成司監督は選手へ
「いろんなことを言われたり、書かれたり、目にしたり、耳にしたり、出なかったほうが良かったんじゃないかと思うかもしれないけど覚悟を持ってやるのか」と問いかけています。
そのうえで選手はピッチに立ったと伝えられています。
状況を確認したうえでの出場だったことは記録として残っています。
それが結果にどう働いたかまでは、外からは分かりません。
理由4:主力が3試合をフルに戦えている
大会の記録を見ると、
GK髙橋翔輝、DF遠藤壮琉・猪股蓮太郎・川上壱也・藤川航輔の5人が
3試合すべてに240分フル出場しています(JFA公式)。
守備のラインが最後まで同じ顔ぶれだったことになります。
短期決戦ではこの継続性が効いたのではないか、と私は考えます。
采配の意図までは公表されていません。
まとめ:それでも壁は1つ残った
3回戦では相手のセットプレーから決勝点を許しています。
自分たちの武器になった形で、
最後は失点した形です。
加見監督は「勝ち切れるチームになろうと言うのはずっと言ってきた」と振り返っています。
次の壁は得点力よりも終盤の守り方にあるのではないか、と私は見ます。
3試合で7得点を取れたチームが、
最後は後半の1失点で止まりました。
ただしこれは1試合から読んだ見立てです。
あくまで予想であり、断定ではありません。
第104回選手権・3試合の記録
大会は2025年12月28日から2026年1月12日まで開催されました。
聖和学園の戦績です。
| 試合 | 相手 | 結果 |
|---|---|---|
| 1回戦 | 那覇西(沖縄) | ◯3-0 |
| 2回戦 | 徳島市立(徳島) | ◯3-1 |
| 3回戦 | 日大藤沢(神奈川) | ●1-2 |
3試合で7得点3失点という計算になります。
3回戦は1月2日、U等々力での開催でした。
この敗戦で過去最高タイのベスト16が確定しています。
史上初のベスト8にはあと1勝届きませんでした。
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繰り上げ出場になった経緯
聖和学園は宮城県予選で準優勝でした。
その後、県王者だった仙台育英が出場を辞退し、
県代表が聖和学園に繰り上がっています(ゲキサカ)。
報道によると、
聖和学園でも夏に一部部員による不祥事が発覚し、
該当部員を除いた体制で予選を戦っていました。
そのうえでの準優勝と繰り上げ出場だったため、
厳しい声も寄せられる中での全国大会だったと伝えられています。
3回戦の中身を追う
日大藤沢戦の流れを、
報じられている内容で並べます。
| 時間 | 出来事 |
|---|---|
| 前半30分 | ミドルシュートから失点(0-1) |
| 前半40分 | 布施唯斗が押し込んで同点(1-1) |
| 後半19分 | 相手のセットプレーから失点(1-2) |
同点の場面は「聖和らしい」形と表現されています。
小杉唯斗の展開から藤川航輔がドリブルで右サイドを切り裂き、
後藤怜皇のシュートのこぼれ球を布施唯斗が押し込みました。
守備でも相手エースを猪股蓮太郎と川上壱也のコンビで抑えていたと伝えられています。
加見監督は試合後、
「子どもたちと惜しい試合をしたなではなく、勝ち切れるチームになろうと言うのはずっと言ってきたので、もう一つこの壁を打ち破れるチームにして行かないといけないという点では、チームの課題として持ち帰って頑張っていきたいと思います」と語っています。
Q&A
Q1. 聖和学園の全国最高成績は?
ベスト16です。2016年の第95回大会で到達し、第104回大会でその記録に並びました。ベスト8以上はまだありません。
Q2. 「9年ぶりの全国2勝」とはどういう意味ですか?
全国大会で1大会に2勝したのが、2016年以来だったという意味です。第104回大会が史上2度目にあたります。出場そのものはこれ以外にもあります。
Q3. 監督は誰ですか?
加見成司監督です。学校公式サイトでも男子サッカー部の顧問として名前が掲載されています。第104回大会の主将はDFの猪股蓮太郎選手(3年)でした。
Q4. ドリブル以外の武器はありますか?
第104回大会ではセットプレーが得点源になりました。1回戦と2回戦でそれぞれ2得点ずつがセットプレー起点と報じられています。フィジカルに強みを持つ選手も多かったとされています。
Q5. この記事の考察は公式の見解ですか?
違います。【考察】は編集部の予想で、学校や監督が語ったものではありません。試合結果や発言は報道と公式サイトの記載に基づいています。事実部分と予想部分は分けてお読みください。
今後の見通し
課題として挙がったのは「勝ち切る」という点でした。
報道では「失点後には同点に追いつけそうな決定機も作っており、内容面では決して劣っていなかったようにも思われた」と評されています(ゲキサカ)。
それでも勝負は終盤の1点で決まりました。
学校公式サイトには、
宮城県総体での優勝や東北高校選手権での優勝など、
県・地区レベルでの実績も並んでいます。
今大会ではセットプレーからも得点が生まれました。
次にどこまで進むかは、
こうした形をどれだけ増やせるかにかかってくるのではないでしょうか。
学校公式の実績欄には、
平成28年度と平成31年度の東北高校サッカー選手権優勝、
令和4年度の宮城県総体優勝と選手権宮城県大会優勝などが並びます。
フットサルでも全日本U-18選手権で全国3位の記録があります。
技術を軸にした指導が、
競技をまたいでも通用しているように見えます。
まとめ
聖和学園は第104回選手権で2勝1敗。
1回戦那覇西に3-0、2回戦徳島市立に3-1で勝ち、
3回戦日大藤沢に1-2で敗れてベスト16でした。
2016年に並ぶ過去最高タイです。
注目したいのは、
勝った2試合の得点源がセットプレーだった点です。
ドリブルの動画で知られるチームが、
別の武器で全国を勝ち上がりました。
看板と中身は同じではない。
数字を追うと、その変化が見えてきます。