【結論】髙橋義弘さんは1974年京都府生まれ、料亭「瓢亭」の15代目当主です。
- 1974年、京都府生まれ
- 父は14代当主の髙橋英一さん
- 東京の大学で学んだのは経営学
- 金沢の割烹「つる幸」で3年間修行
- 2015年に15代目当主へ就任
- 髙橋義弘さんの生い立ちと経歴
- 調理師学校に行かなかった理由の考察
- 料理以外に力を入れている活動
- 「きょうの料理」の放送日と内容
2026年8月26日(水)午後9時から、Eテレ「きょうの料理」で「京料理人のモダン和ごはん」が放送されます。
この回に登場するのが髙橋義弘(たかはし・よしひろ)さんです。
紹介されるのは鶏肉のカレー香味焼き きゅうりソース。
京料理人という肩書きから想像するより、ずいぶん現代的な献立です。
この記事では、その人物像を整理します。
【考察】なぜ調理師学校ではなく経営学部だったのか
ここからは編集部の考察です。
400年続く料亭の跡取りでありながら、髙橋さんは東京の大学で経営学を学んでいます。
料理の学校ではありません。
結論から書きます。
この選択が生きているのは、包丁の技術は家の中で先に身についていたからだと考えています。理由を5つ挙げます。
理由1:家に帰ること自体が修行だった
髙橋さんは、家に帰るとすり鉢でゴマをする香りに迎えられ、下ごしらえをする料理人たちの包丁の扱いを見て育ったと語っています(ZENB)。
厨房が生活空間の隣にある環境です。
基礎の見取り稽古は、学校に行く前に終わっていたと考えられます。
理由2:料亭は「店」でもあるから
当主が担うのは調理だけではありません。
仕入れ、人の采配、価格、そして経営そのものです。
400年続いてきたということは、400年ぶん経営が成立してきたということでもあります。
経営学はその継承に直結する知識だと予測します。
理由3:修行先を「外」に取っている
大学卒業後、髙橋さんが向かったのは京都ではなく石川県金沢の割烹「つる幸」でした。
ここで3年間修行しています。
実家に直行せず、加賀という別の食文化圏を経由している点が重要です。
京都の中だけでは相対化できない視点を得たと考えます。
理由4:戻ってからも先代の下で修行している
金沢から京都に戻った後も、すぐ当主にはなっていません。
父・英一さんのもとでさらに修行を重ね、2015年に15代目へ就任しました。
1974年生まれですから、就任は40歳前後という計算になります。
継承までにかなりの時間をかけた形です。
理由5:発信する仕事が増えている
髙橋さんは2004年、NPO法人日本料理アカデミーの設立に携わり、子どもへの食育や海外シェフとの交流に取り組んできました。
食育で伝えるのは、お椀の食べ方、出汁の引き方、季節の献立。
厨房の外で説明する力が求められる役割であり、そこでも経営学の素地が効いていると予測します。
以上は公開情報にもとづく考察・推測であり、ご本人が語った動機ではありません。
髙橋義弘さんの経歴
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 1974年 | 京都府に生まれる。瓢亭14代当主・髙橋英一さんの長男 |
| — | 京都で育つ。東京の大学で経営学を学ぶ |
| 大学卒業後 | 石川県金沢の割烹「つる幸」で3年間修行 |
| — | 京都に戻り、先代の父のもとでさらに修行 |
| 2004年 | NPO法人日本料理アカデミーの設立に携わる |
| 2015年 | 瓢亭15代目当主に就任 |
名字の表記は「髙」(はしごだか)が使われることが多く、媒体によっては「高橋義弘」と書かれる場合もあります。
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料理以外に力を入れていること
髙橋さんが長く続けているのが食育の活動です。
子どもたちに伝えているのは、お椀の食べ方、おいしい出汁の引き方、季節の献立など。
その狙いを「子供たちへ良い食がおいしい記憶とともに伝われば、それを与える親世代も自然と巻き込んでいける」と説明しています。
作法についての見方も独特です。
髙橋さんは礼儀作法を「食事をもっとおいしく味わう知恵」だと捉えています。
たとえばお椀。
蓋を開けて出汁の香りを感じ、両手で持ってすする——すすることで空気が入り温度が下がるため、香りと風味をより楽しめるという説明です。
「きょうの料理」放送情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 番組名 | きょうの料理 |
| シリーズ | 京料理人のモダン和ごはん |
| 紹介する料理 | 鶏肉のカレー香味焼き きゅうりソース |
| 放送日時 | 2026年8月26日(水)午後9:00〜9:25 |
| 放送波 | NHK Eテレ |
番組の案内では、このシリーズを「和食の魅力はそのままに、自由な発想で新しい和ごはんを提案する」ものと説明しています。
今回は残暑で疲れがちな夏の終わりに元気が出るレシピという位置づけです。
よくある質問
Q1. 名前の読み方は?
「たかはし・よしひろ」です。「髙」は、いわゆる「はしごだか」が使われます。
Q2. 何歳ですか?
1974年生まれと公表されています。生まれ月が公表されていないため、2026年時点で51歳か52歳のいずれかになります。本記事では断定しません。
Q3. お父さんも料理人ですか?
はい。父は瓢亭14代当主の髙橋英一さんです。義弘さんはその長男にあたります。
Q4. 修行先はどこですか?
石川県金沢の割烹「つる幸」で3年間です。その後京都に戻り、先代である父のもとでさらに修行を重ねました。
Q5. 結婚していますか?
家族構成について公表された情報は確認できませんでした。確認できていない事柄のため、本記事では触れません。
Q6. 東京でも食べられますか?
瓢亭は日比谷店を構えています。髙橋さんは、東京店の出店でカウンター越しにお客と接する機会が増えたと語っています。
Q7. 瓢亭とはどんなお店ですか?
京都市左京区、南禅寺のそばにある料亭です。もとは南禅寺境内の門番所を兼ねた腰掛茶屋として始まり、400年余りの歴史を持つと公式サイトで説明されています。名物は一子相伝とされる「瓢亭玉子」で、夏の「朝がゆ」、冬の「鶉がゆ」も知られています。本館は一棟ずつ独立した茶室で構成されており、創業当時のままの茅葺屋根の部屋も残っています。
Q8. 食のサステナビリティについてどう考えていますか?
髙橋さんは、それが京都では昔から日常生活に根付いている考え方だと述べています。鯛一枚をほぐし身や骨まで使い切るのは当たり前で、昆布の採れ高が減っている状況では、少ない食材を取り合うのではなく野菜のヘタなど手元にあるもので別のおいしさを生むのが自然な振る舞いだといいます。「今だけ、自分のことだけを考えず、生産者・料理人・消費者それぞれの負担が少ない、幸せな食をみんなで作ることが大切」というのが本人の言葉です。
今後の見通し
今回の放送タイトルにある「モダン和ごはん」という言葉は、髙橋さんの姿勢をよく表していると考えます。
瓢亭自身が、あいさつ文で「茶懐石を基礎としながらも伝統と革新を繰り返し、今日に至ります」と述べています(瓢亭公式)。
革新は例外ではなく、もともとの家風だということです。
鶏肉にカレーの香りをまとわせ、きゅうりのソースを合わせる——。
この一皿も、400年続けてきた更新作業の延長にあると予測します。
まとめ
髙橋義弘さんは1974年京都府生まれ、南禅寺畔の料亭「瓢亭」15代目当主です。
父は14代当主の髙橋英一さん。
東京の大学で経営学を学び、金沢の割烹「つる幸」で3年間修行。
京都に戻って先代のもとで研鑽を積み、2015年に当主となりました。
「きょうの料理」の放送は2026年8月26日(水)午後9時から、Eテレです。