【結論】「キプロス」が急に検索されているのは、日曜劇場『VIVANT』第2シーズンの舞台として名前が出たためとみられます。地中海に浮かぶ島国です。
国名を聞いても
場所がすぐ浮かばないという方は
多いはずです。
日本ではあまり報じられない国にあたります。
しかも、この島には
「南北に分かれている」という
特殊な事情があります。
物語の舞台として選ばれた理由も、
そのあたりに関係していそうです。
この記事では、場所と基本情報、
なぜ舞台に選ばれたのかという考察、
治安や観光の調べ方まで整理します。
- キプロスは地中海の東側にある島国(正式名称:キプロス共和国)
- 首都はニコシア。1974年以降、島が南北に分かれた状態が続いています
- 2004年5月にEUへ加盟し、2008年にユーロ圏へ入りました
- 公用語はギリシャ語とトルコ語
- 『VIVANT』第2シーズンの海外ロケ地はアゼルバイジャンとタイと発表されています
キプロスはどこにある?地中海に浮かぶ島国
キプロスは地中海の東の端にある島です。
地図で言えばトルコの南側、
中東の海岸線から
そう遠くない位置にあります。
ヨーロッパと中東、
そしてアフリカ北岸の
ちょうど中間にあたる場所で、
古くから人と物が行き交ってきた島です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | キプロス共和国 |
| 場所 | 地中海東部の島(トルコの南) |
| 首都 | ニコシア |
| 公用語 | ギリシャ語/トルコ語 |
| EU加盟 | 2004年5月1日 |
| 通貨 | ユーロ(2008年から) |
大きな特徴が南北の分断です。
1974年以降、島の北側およそ4割を
トルコ系の住民による勢力が実効支配し、
国際的に承認しているのはトルコだけという
状態が続いています。
首都ニコシアも例外ではなく、
市街地の途中に境界が引かれた
珍しい首都として知られています。
ひとつの街が二つに分かれている形です。
なぜ今キプロスが検索されているのか
きっかけは『VIVANT』第2シーズンの放送とみられます。
初回は7月26日(日)21時から流れ、
通算で第11話にあたる回でした。
この回でキプロスが物語の舞台として登場したという
視聴者の投稿が相次ぎ、
「どこにある国なのか」を調べる動きが
広がった形です。
初回の世帯視聴率は
関東地区で18.8%と報じられており、
7月期の民放連続ドラマでトップと
伝えられています。
見た人の数がそのまま
検索の量に表れたと考えられます。
なお、実際の撮影地については
アゼルバイジャンとタイが
海外ロケ地として発表されています。
物語の舞台と撮影場所は別という点は、
押さえておきたいところです。
ロケ地のアゼルバイジャンについては、
旅行会社から現地を訪れる公式ツアーが
7月25日に発売されたとも案内されています。
【考察】なぜ舞台にキプロスが選ばれたのか
ここからは編集部の考察(予想)です。
世界中に候補がある中で、
この島の名前が出てきたのには
物語上の理由がありそうです。
読みとしては、
「境界があいまいな場所だから」という線を
推しておきます。理由は4つあります。
1つ目は、地理の位置づけです。
ヨーロッパと中東の
ちょうど継ぎ目にある島で、
どちらの側からも近い。
人が行き来する理由を作りやすいため、
国をまたぐ物語との相性が良くなります。
2つ目は、分断という設定です。
ひとつの島の中に
異なる統治が並んでいる状態は、
実際にそこにあります。
線を越えれば扱いが変わるという構図は、
追う側と追われる側を描く物語にとって
そのまま使える舞台装置になります。
3つ目は、お金の話です。
この島は金融の拠点として名前が挙がることがあり、
2013年には金融危機が
大きく報じられました。
資金の流れが絡む話を置くとき、
読者が納得しやすい土地だと言えます。
4つ目は、前のシーズンとの対比です。
第1シーズンでは
架空の国が舞台に置かれていました。
今回は実在する、しかも特殊な事情を抱えた島。
作り物ではない複雑さを持ち込むことで、
現実味を一段上げたのではないでしょうか。
もうひとつ加えるなら、
視聴者の反応そのものも
計算のうちだったかもしれません。
知名度がほどよく低い国名を出すと、
その場で調べる人が出ます。
実際、今回も
「どこにある国なのか」という
検索が一気に伸びました。
放送中に手を動かした人が多いほど、
話題は外へ広がります。
誰もが知る国を選んでいたら、
この動きは起きなかったはずです。
とはいえ、
珍しさだけで選べる土地ではありません。
分断という事情は
いまも現実に続いている問題です。
扱いを誤れば批判にもつながるため、
ここは慎重に描かれるところだと思われます。
- ヨーロッパと中東の継ぎ目という位置
- ひとつの島に異なる統治が並ぶという実際の構図
- 資金の流れを描くうえで説得力のある土地
- 架空の国だった前作との対比で、現実味を足せる
- 知名度がほどよく低い国名は、視聴者が自分で調べる動きを生む
これは公開情報からの予想にすぎません。
制作側の意図は
別のところにある可能性があります。
治安や観光の情報はどこで確認する?
渡航を考える場合、
まず見るべきは外務省の情報です。
海外安全ホームページには
国ごとの注意点がまとまっています。
- 外務省 海外安全ホームページ(危険情報・注意喚起)
- 外務省の国別基礎データ(政治・経済の概況)
- 在キプロス日本国大使館の発信(現地の最新情報)
観光地としては、
地中海の海と古い遺跡が
知られています。
世界遺産に登録された場所もあり、
ヨーロッパからの旅行先として
紹介されることが多い島です。
ただし前述のとおり、
島の南北で条件が変わります。
境界を越える移動を含む場合は、
事前の確認が欠かせません。
キプロスに関するQ&A
Q1. キプロスはどこの大陸に属しますか?
地中海の東部に浮かぶ島で、位置としてはヨーロッパと中東の間にあたります。EUには加盟しており、政治的にはヨーロッパ側に位置づけられます。
Q2. どんな国ですか?
正式名称はキプロス共和国で、首都はニコシアです。ギリシャ語とトルコ語が公用語とされています。
Q3. なぜ南北に分かれているのですか?
1974年の出来事以降、島の北側をトルコ系の住民による勢力が実効支配する状態が続いています。国際的に承認しているのはトルコのみとされています。
Q4. 通貨は何ですか?
キプロス共和国は2008年からユーロを使っています。島の北側では事情が異なるため、事前の確認が必要です。
Q5. 『VIVANT』はキプロスで撮影されたのですか?
発表されている海外ロケ地はアゼルバイジャンとタイです。物語の舞台と撮影場所は別と考えるのが自然です。
Q6. 初回の視聴率はどのくらいでしたか?
報道では関東地区の世帯視聴率18.8%と伝えられています。7月期の民放連続ドラマでトップとされました。
Q7. 治安はどう調べればよいですか?
外務省の海外安全ホームページで最新の情報を確認するのが確実です。個人の体験談だけで判断しないほうが安全です。
まとめ
キプロスは地中海東部の島国で、1974年以降、南北に分かれた状態が続いています。
EU加盟国でもあります。
境界が引かれた島という背景は、
物語の舞台としても効いてきそうです。
今後の展開を見るうえでも、
知っておいて損はない情報だと思います。
関連の発表など、
続報が入り次第、追記します。
参考: スポーツ報知(初回視聴率) / 阪急交通社(ロケ地ツアー) / 外務省 海外安全ホームページ / 在キプロス日本国大使館