【結論】「実力だから」と語った時点で110打席続いていた大谷翔平選手のノーアーチは、2日後のリーグ優勝決定シリーズ第4戦で3ランによって止まりました。ただしドジャースは0勝4敗で敗退しています。
- 10月13日(日本時間14日)の会見で不振の理由を「実力」と説明
- 会見時点でポストシーズン打率.150、110打席連続ノーアーチ
- 第4戦の2回に8月18日以来の3ランを放つ
- チームは逆転負けでブルワーズに4連敗、3連覇を逃す
- 試合後は「自分の力のなさ」を実感と語り、オフの手術は未定
「大谷選手はなぜ打てなかったのか」「あのあと本塁打は出たのか」。
会見での「実力だから」という一言は、多くのメディアに取り上げられました。
この記事では、会見の発言を報道の原文で確認し、110打席という数字の数え方、第3戦・第4戦の結果までを順番に整理します。
最初に、発言の意味について編集部の予想をまとめました。
- 「実力だから」が何を指していたかの編集部の予想
- 会見で語った内容と当時の成績
- 110打席の数え方と自己ワースト更新の経緯
- 第4戦の3ランとドジャース敗退までの流れ
【考察】大谷翔平の「実力だから」は何を意味していた?
ここからは編集部の予想です。
先に答えを書きます。
「実力だから」は、ケガが無関係という意味ではなく、万全でないまま打席に立ち続ける選手として結果の責任を引き受ける、という宣言だったと私は読みます。
ジェイスポーツも、コンディション管理まで含めて結果を出すのが主力打者の務めだという趣旨の見方を示しています(ジェイスポーツ)。
編集部はそこに加えて、言葉の変化と起用の文脈に注目しました。
そう考える理由は3つです。
理由1:2週間前は「状態の良さ」を語っていた
ポストシーズン開幕前の10月2日の会見で、大谷選手は患部について「かなり良くはなってると思います。スイングもスムーズになってる」と話していました(デイリースポーツ)。
体は良くなっている、と自分で説明した以上、打てない理由を後からケガに求めると話の筋が通らなくなります。
13日の会見でも「症状自体はだいぶ改善された」と同じ説明を続けたうえで、答えを「実力」に置きました(テレ東スポーツ)。
自分の言葉に一貫性を持たせた答えだったと考えます。
理由2:スタメン継続が決まった直後の会見だった
米メディアでは第3戦のスタメン落ちの可能性も報じられ、ロバーツ監督は大谷選手と面談したうえで出場継続を明言しました(ジェイスポーツ)。
試合に出ると決まった選手が「ケガで打てない」と言えば、起用そのものが疑われてしまいます。
敗退後、ロバーツ監督は「100パーセントでない中でも出場し続けようとする姿勢に敬意を表します」と語りました(スポーツニッポン)。
監督の信頼に出る側の責任で応える言葉が「実力」だった、と私は見ています。
理由3:外からの「ケガの影響」説を本人は採らなかった
ヤフー・スポーツのジェイク・ミンツ記者は、本人の自己分析に「同意しかねる」と反応しました。
Full-Countは、この反応を負傷明けの体の影響を見抜いたものと伝えています(Full-Count)。
大谷選手自身も、ケガの間に動きに癖がつく場合もあると一般論としては認めていました。
周囲が理由を用意してくれる状況でも、それを使わなかった。敗退後も「自分の力のなさ」を実感したと話しており(テレ東スポーツ)、3ランの日も評価は変わりませんでした。
以上が編集部の読みです。
本人が真意を細かく説明したわけではないため、あくまで予想であり、断定ではありません。
大谷翔平が会見で語った内容と当時の成績
会見は10月13日(日本時間14日)、ナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦の前日にドジャー・スタジアムで開かれました。
ドジャースは敵地でブルワーズに2連敗した直後でした。
不振の理由を問われた大谷選手は、「実力だからというしかない」と答えています。
続けて「症状で打てないということでもない」と話し、不運なケガであっても「それも含めて実力」と受け止めたいと述べました(スポーツ報知)。
体の状態については「症状自体はだいぶ改善された」と説明しています(テレ東スポーツ)。
| 会見の日 | 10月13日(日本時間14日) |
| ポストシーズン成績 | 6試合で20打数3安打、打率.150 |
| 長打・打点 | どちらもなし |
| 最後の本塁打 | 8月18日ロッキーズ戦の30号 |
| 本塁打なし | 24試合・110打席 |
| シリーズ状況 | ブルワーズに0勝2敗 |
数字はFull-Countとジェイスポーツの記事で一致しています。
大谷選手は9月に右上腕二頭筋の炎症で負傷者リスト入りし、左膝などの不調も抱えていました。
米メディアでは第3戦のスタメン落ちの可能性も報じられましたが、ロバーツ監督は大谷選手と面談したうえで出場継続を明言しています(ジェイスポーツ)。
シーズンを振り返る写真集や関連本、応援グッズを探している方は、次のリンクから一覧で比べられます。
▼ 大谷翔平選手のグッズはこちらから
※在庫・価格は変動します。リンク先でご確認ください
110打席ノーアーチの数え方と自己ワースト更新
110打席は、レギュラーシーズンとポストシーズンを通した数字です。
編集部が大リーグ公式の試合記録で数え直すと、次の内訳になりました。
| 期間 | 打席 | 累計 |
|---|---|---|
| 8月18日の30号のあと(同じ試合) | 3 | 3 |
| 8月19日〜9月27日(18試合) | 83 | 86 |
| 地区シリーズ4試合 | 16 | 102 |
| リーグ優勝決定シリーズ第1・2戦 | 8 | 110 |
レギュラーシーズン分の18試合86打席は、デイリースポーツの報道とも一致します(デイリースポーツ)。
それまでの自己ワーストは、エンゼルス時代の2022年9月から2023年4月にかけての104打席でした。
リーグ優勝決定シリーズ第1戦の3打席目で105打席となり、記録を更新しています(スポーツ報知)。
同じ試合の2打席目で104打席に並んだことは中日スポーツも伝えています(中日スポーツ)。
第4戦で116打席ぶりの3ラン、それでもドジャースは敗退
会見翌日の第3戦は6番・指名打者で出場し、2打数1安打1四球1死球でした。
打順はジェイスポーツ、打撃内容は大リーグ公式の試合記録によります。
本塁打は出ず、チームも2対6で敗れて3連敗となりました(NHKニュース)。
後がなくなった10月15日(日本時間16日)の第4戦、大谷選手は「1番・指名打者」に戻りました。
2回2死一、二塁の第2打席で、救援右腕ダスティン・メイ投手から3ラン本塁打を放ち、ドジャースは4対0とリードします(テレ東スポーツ)。
報道は「26戦116打席ぶり」の一発と伝えました。本塁打の出ない打席が115まで続き、116打席目で打ったという数え方です。
しかしその後、4回と5回に追いつかれ、6回にギャレット・ミッチェル選手の勝ち越しソロを浴びて4対6で敗れました。
ドジャースは4連敗で敗退し、ブルワーズは1982年以来44年ぶりのワールドシリーズ進出を決めています(テレ東スポーツ)。
| 試合(現地日付) | スコア | 大谷選手 |
|---|---|---|
| 第1戦(10月11日) | ドジャース1-2 | 3打数1安打1四球 |
| 第2戦(10月12日) | ドジャース4-7 | 4打数無安打 |
| 第3戦(10月14日) | ドジャース2-6 | 2打数1安打 |
| 第4戦(10月15日) | ドジャース4-6 | 4打数1安打1本塁打3打点 |
ポストシーズン全体では8試合で26打数5安打、打率.192、1本塁打3打点という結果でした(大リーグ公式の試合記録から編集部で集計)。
監督・同僚・相手監督はどう見ていたか
第4戦の前、ロバーツ監督は1番に戻した理由を「彼の精神状態も良いと感じている」と説明しました。
大谷選手が2日前、午後9時まで球場に残って打撃練習をしていたことも明かしています(テレ東スポーツ)。
ムーキー・ベッツ選手は会見の日、「見ているのはつらい」としつつ、「俺たちには間違いなく彼が必要だ」と語っていました(スポーツ報知)。
相手のパット・マーフィー監督は試合後、3ランの瞬間を「巨人を目覚めさせてしまったと思ったよ」と振り返りました。
大谷選手を「間違いなく世界最高の選手の一人だ」とも評しています(テレ東スポーツ)。
大谷翔平の110打席ノーアーチに関するQ&A
Q1. 「実力だから」と言ったのはいつですか?
現地10月13日(日本時間14日)です。
リーグ優勝決定シリーズ第3戦の前日、ドジャー・スタジアムでの会見で、不振の理由を聞かれて答えました。
Q2. ノーアーチは何打席で止まりましたか?
会見時点では110打席でした。
その後も第3戦と第4戦の第1打席で本塁打が出ず、第4戦の第2打席で3ランを打っています。
報道ではこの一発を「116打席ぶり」と表現しています。
Q3. ケガが原因ではないのですか?
本人は「症状で打てないということでもない」と話しました。
一方で、ケガを抱えた期間に動きに癖がついた可能性にも触れています。
ヤフー・スポーツのミンツ記者は本人の分析に「同意しかねる」と反応しており、原因は一つに決められません。
Q4. ドジャースのシーズンはどうなりましたか?
リーグ優勝決定シリーズでブルワーズに4連敗し、敗退しました。
2024年・2025年に続くワールドシリーズ3連覇はなりませんでした。
Q5. オフに手術を受けるのですか?
試合後の取材で大谷選手は、手術の可能性について「今のところはまだ分からない」と答えています(Full-Count)。
二刀流は「全部やるつもりで」と続ける意向を示しました。
Q6. 記事内の考察は確定情報ですか?
いいえ。
【考察】は、報道された発言や成績をもとにした編集部の予想です。
大谷選手本人が発言の意図をそのように説明したものではありません。
今後の見通し
ドジャースの敗退で、大谷選手の2026年シーズンは終わりました。
今後の焦点は、右上腕二頭筋や左膝の治療方針です。
本人は「治療も含めて」どうなるかを見ていく考えを示しており、球団からの発表を待つ段階です(Full-Count)。
大谷選手は2023年9月に右肘、2024年11月に左肩の手術を受けた経験があります(Full-Count)。
治療方針が決まれば、来季の二刀流の調整日程も見えてくるはずです。
オフシーズンの読み物として、これまでの歩みをまとめた本を手に取るのもよさそうです。
▼ 大谷翔平選手の関連本はこちらから
※刊行時期や内容はリンク先の商品ページでご確認ください
まとめ
- 「実力だから」は10月13日(日本時間14日)の会見での発言
- 会見時点で打率.150、110打席ノーアーチ(自己ワースト)
- 第4戦で116打席ぶりの3ランを放つも、チームは逆転負け
- ドジャースは4連敗で敗退、ブルワーズが44年ぶりのワールドシリーズへ
- オフの手術は本人も「まだ分からない」と説明
「実力だから」と語った2日後、大谷選手は待望の一発でチームに勢いをもたらしました。
それでも敗退後に口にしたのは、やはり「自分の力のなさ」でした。
治療方針や来季への準備は、今後の球団発表と本人の発信で確認していきたいところです。