【結論】乾貴士の今季J2は7試合0得点1アシストで、数字の上では「無双」ではありません。ただし清水時代にはJ2ベストイレブンに2年連続で選ばれています。
- 2026/27シーズンJ2は7試合出場・0得点・1アシスト
- 第3節から5試合連続で先発
- 清水時代にJ2ベストイレブン(2023・2024年)
- 磐田は7試合を終えてJ2で9位
- 乾貴士は今季J2で「無双」しているのか
- 磐田での全7試合の出場記録
- 監督が評価している役割
- 乾貴士のこれまでの主な実績
SNSでは、乾貴士の華麗なドリブルを集めた動画とともに、
「元日本代表がJ2に来ると無双する」という見方が広まっています。
では、ジュビロ磐田に移った今季、
乾は本当にJ2で無双しているのでしょうか。
Jリーグ公式の記録で確かめました。
【考察】乾貴士は今季J2で「無双」しているのか
ここからは編集部の予想です。
結論から言うと、
今季の乾は「点を取る無双」ではなく「チームを動かす役」と読みます。
得点やアシストの数字は目立ちませんが、
監督は別の部分を高く評価しています。
理由は3つです。
理由1:今季の数字は7試合0得点1アシスト
Jリーグ公式の記録では、乾の2026/27シーズンJ2は
7試合出場・0得点・1アシストです(Jリーグ公式)。
出場時間は合計475分、シュートは15本でした。
少なくとも得点・アシストの数字だけでは、
今季の「無双」を裏づけることはできません。
理由2:監督が託したのは「守備のスイッチ」
今季初先発だった8月22日の徳島戦について、
秋葉忠宏監督は「もう最高ですよ」と乾をたたえました。
監督は「38歳をちょっと休ませてやりたいと思っていましたけど」としつつ、
チームの立て直しのために「真っ先に貴士のことが頭に浮かびました」と話しています(フットボールチャンネル)。
この試合で乾は得点もアシストもありませんが、
前線からの守備でプレッシングの先頭に立ったと伝えられています。
監督は「どちらかしかできないのは、僕の中では半人前です」と、攻守両方を求める考えも示しました。
乾本人も「誰が取ってもいいので、とにかく勝点3を取れたことが今は一番です」と話しており、
数字より勝利を優先する姿勢がうかがえます。
理由3:「J2で突出」は清水時代には当てはまる
一方で、「J2で無双」という見方がまったくの的外れとも言えません。
乾は清水エスパルス時代に、
J2ベストイレブンに2023年と2024年の2年連続で選ばれ、
2023年にはJ2最優秀ゴール賞も受けています(Jリーグ公式)。
SNSの「無双」は、この頃の印象が強く残っているためではないかと見ています。
まとめると、
清水時代の実績は「J2で突出していた」という見方を一定程度支えるものの、
今季の磐田での乾は、ゴールよりチームの基準を示す役割を担っていると読みます。
シーズンはまだ序盤なので、
ここから数字が伸びる可能性も十分にあります。
先発から外れる試合が増えたり、監督が別の起用理由を明かしたりした場合は、
この読みを見直す必要があります。
乾貴士の今季J2全7試合の出場記録
Jリーグ公式に掲載されている、今季の出場記録です(Jリーグ公式)。
| 日付 | 相手 | 結果 | 出場 | 時間 | シュート |
|---|---|---|---|---|---|
| 8/8 | 秋田 | 分 1-1 | 途中 | 23分 | 0 |
| 8/16 | 横浜FC | 負 1-3 | 途中 | 45分 | 2 |
| 8/22 | 徳島 | 勝 2-1 | 先発 | 90分 | 4 |
| 8/29 | 栃木C | 勝 3-1 | 先発 | 87分 | 2 |
| 9/6 | 富山 | 負 0-1 | 先発 | 90分 | 2 |
| 9/12 | 甲府 | 勝 1-0 | 先発 | 73分 | 2 |
| 9/19 | 新潟 | 負 1-2 | 先発 | 67分 | 3 |
開幕2試合は途中出場でしたが、
第3節の徳島戦から5試合連続で先発しています。
乾が先発した5試合の結果は3勝2敗です。
38歳でも主力として起用され続けていることが分かります。
▼ 乾貴士に関する本やグッズはこちらから
※書籍・グッズの在庫はリンク先でご確認ください
初先発の徳島戦で見せたプレー
乾が今季初めて先発した8月22日の徳島戦は、磐田の今季初勝利でもありました。
13分の先制点は、相手の中盤と最終ラインの間でボールを受けた乾が、
味方を使ったところから生まれています。
1-1で迎えた90+2分には、乾がファウルを受けてフリーキックを獲得。
そのフリーキックから決勝点が決まりました(フットボールチャンネル)。
記録上は得点もアシストもつかない試合でしたが、
2つの得点のきっかけに関わったことになります。
その後、乾は5試合連続で先発していますが、
この試合の内容と先発定着の因果関係は、公表情報からは確認できません。
ジュビロ磐田の現在の順位
9月20日更新のJ2順位表では、
磐田は7試合で3勝1分3敗、勝点10の9位です(Jリーグ公式 J2順位表)。
首位の新潟は勝点15で、差は5。
シーズンはまだ序盤で、
上位との差は十分に詰められる位置にいます。
乾貴士のプロフィールと主な実績
| 生年月日 | 1988年6月2日(38歳) |
| 出身 | 滋賀県(野洲高校) |
| 身長/体重 | 169cm/63kg |
| 日本代表 | 36試合出場 |
| 主な受賞 | J1優秀選手賞(2010)、J2ベストイレブン(2023・2024)、J2最優秀ゴール賞(2023) |
| 現所属 | ジュビロ磐田(背番号23) |
乾は横浜F・マリノスでプロのキャリアを始め、
セレッソ大阪、ドイツのフランクフルト、
スペインのエイバル、ベティス、アラベスなどでプレーしました(Jリーグ公式)。
帰国後はセレッソ大阪、清水エスパルス、ヴィッセル神戸を経て、
ジュビロ磐田へ完全移籍しています(ヴィッセル神戸公式)。
乾貴士の今季についてのQ&A
Q1. 乾貴士は今季何ゴールですか?
2026年9月25日時点のJリーグ公式では、
J2で7試合0得点・1アシストです。
Q2. 乾貴士は何歳ですか?
1988年6月2日生まれで、2026年9月時点で38歳です。
Q3. 先発で出ていますか?
開幕2試合は途中出場でしたが、
第3節の徳島戦から5試合連続で先発しています。
Q4. 「J2で無双」と言われるのはなぜですか?
清水エスパルス時代にJ2ベストイレブンに2年連続で選ばれるなど、
J2で突出した活躍を見せた実績があるためと考えられます。
ドリブルで相手をかわす場面を集めた動画も広まっています。
Q5. 磐田は今何位ですか?
9月20日更新の順位表で9位(勝点10)です。
首位の新潟とは勝点5差です。
Q6. 磐田での背番号は何番ですか?
ジュビロ磐田では背番号23をつけています。
Q7. この記事の考察は事実ですか?
【考察】は編集部の予想です。
成績や順位はJリーグ公式の記録ですが、
役割についての見方は編集部の解釈です。
今後の見通し
焦点は、乾に今季初ゴールが生まれるかです。
シュートは7試合で15本を放っており、
ゴールに迫る場面自体はあります。
磐田が上位に食い込めるかも含め、
38歳のベテランがどこまでチームを引っ張るかが注目です。
まとめ
乾貴士の今季J2は、7試合0得点1アシストです。
数字の上では「無双」とは言えませんが、
第3節から5試合連続で先発し、監督からは守備のスイッチ役として高く評価されています。
清水時代のJ2ベストイレブン2年連続という実績が、
「J2なら無双」というイメージの元になっていると考えられます。