【結論】内藤いづみさんは、山梨県甲府市の「ふじ内科クリニック」院長。30年以上、自宅での看取りを支えてきた在宅ホスピス医です。
番組表では、自分も見守る人たちも追い詰めない、自分らしい人生の最終章について
在宅ホスピス医として語る回だと紹介されています。
キーワードは「いい塩梅(あんばい)」です。
放送は2026年10月3日(土)朝4時52分〜5時22分、フジテレビ「テレビ寺子屋」です。
制作局のテレビ静岡では、7月19日に先に放送された回です。
- 1956年、山梨県生まれ
- 福島県立医科大学を卒業
- 英国でホスピスの現場を経験
- 1995年、甲府市にふじ内科クリニックを開業
- 著書多数。2026年に対談本を出版
- 内藤いづみさんのプロフィールと経歴
- ふじ内科クリニックの場所と診療日
- 主な著書
- 「いい塩梅」が意味するものの考察
【考察】「いい塩梅」の本当の意味は「最期を決めるのは本人」ということ
ここからは編集部の考察です。
内藤さんが繰り返し語る「いい塩梅」は、ほどほどに、という意味だけではなく、
「最期の過ごし方は、本人が選んでいい」というメッセージだと考えます。
そう考える理由を7つ挙げます。
理由1。今回の話の主人公が「家にいたい」と自分で決めた女性だからです。
番組表によると、70代後半で肺がんが見つかった女性は「病院は好きじゃない。家で気ままに過ごしたい」と話し、
そこから3年半、家族に囲まれて暮らしたそうです(番組表.Gガイド)。
理由2。最期が近づいた時にも、改めて本人に確かめているからです。
がんが進み始めた時、内藤さんは限られた時間になることを告げ、
病院に行かなくていいかをもう一度本人に確認しています。
答えは「絶対に行かない」でした。
理由3。前年の講演でも「いい塩梅」は患者本人の言葉だったからです。
2025年3月の回で内藤さんは、食道がんの男性が、自分のための会議の終わりに
「いい塩梅でお願いします」と言ったのが、この言葉の原点だと話しています(テレビ静岡)。
理由4。その会議も「本人不在はありえない」から始まっているからです。
耳の遠い本人を外そうとした時、ケアマネジャーが
「自分のための会議に本人が出られないなんてありえない」と連れてきたそうです。
内藤さん自身が、本人の参加の大切さを学んだ場面として語っています。
理由5。原点が、英国で見た「自分らしく笑うがん患者」だからです。
1986年に英国へ渡った内藤さんは、ホスピスの現場で、痛みを和らげながら
笑顔で日常を送るがん患者を目の当たりにしたといいます(ふじ内科クリニック(山梨新報の転載))。
理由6。「100%でなくていい」と繰り返しているからです。
2025年の回では、AIの「0か1か」の時代にこそ、のりしろのある着地点が大切だと語りました。
家族も医療者も完璧でなくていい、という考え方は、見守る側を追い詰めないためのものです。
理由7。自身も母親を見送った経験を本にしているからです。
2026年夏に出た対談本では、96歳で亡くなった母の死にも触れていると、地元紙が伝えています。
医師としてだけでなく、家族として見送る側の気持ちも知っている人の言葉です。
7つを合わせると、今回の「いい塩梅で生き抜く」は、
本人の望みを軸に、家族も医療者も無理をしすぎない最期の話だと読めます。
放送でどこまで語られるかは分かりません。あくまで編集部の考察です。
内藤いづみさんのプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 内藤いづみ(ないとう いづみ) |
| 生まれ | 1956年・山梨県(旧六郷町、現・市川三郷町) |
| 出身校 | 山梨県立甲府南高校/福島県立医科大学 |
| 職業 | 在宅ホスピス医/ふじ内科クリニック院長 |
| 開業 | 1995年(甲府市) |
| そのほか | 日本ホスピス・在宅ケア研究会理事、大正大学客員教授(Wikipediaより) |
経歴|英国でホスピスに出会い、甲府で開業
14歳の時に「人を知るには医者が一番」と決意し、甲府南高校の理数科へ。
自宅から電車で往復8時間かけて通ったと、地元紙のインタビューで語っています。
福島県立医科大学に進み、大学を見学に来ていたイギリス人男性と出会って結婚。
三井記念病院や東京女子医大病院で内科医として勤めたのち、1986年に英国へ移りました。
英国ではホスピスを立ち上げる運動が各地で起きており、ボランティアとして現場を経験します。
「日本にも伝えたい」と1991年に帰国し、各地で講演を重ねながら、
1995年に甲府市でふじ内科クリニックを開業しました。
2021年の時点で、4,000人以上の命の時間に寄り添ってきたと紹介されています。
ふじ内科クリニックの場所と診療日
- 住所:山梨県甲府市緑ヶ丘1-4-16
- 診療日:月・水・木・金・土(休診:日・火)
- 外来:9:00〜11:30(午後は往診のため外来なし)
- 相談内容:在宅緩和ケア・在宅ホスピス、生活習慣病、予防接種など
診療日はクリニックのサイトの「診察カレンダー」で確認するよう案内されています。
主な著書
1997年の『あした野原に出てみよう』以来、在宅ホスピスの現場から多くの本を出しています。
2003年の『あなたを家で看取りたい』(ビジネス社)、2025年の番組で紹介された『いい塩梅でサバイバル』(風來舎)、
2026年にはシスター鈴木秀子さんとの対談本『世界で一番小さな命の本』(風來舎)が出ました。
▼ 内藤いづみさんの本はこちらから
※在庫や版の違いはリンク先でご確認ください。
よくある質問(Q&A)
Q1. 何歳?
1956年生まれです。誕生日は確認できないため、放送時点で69歳か70歳です。
Q2. 夫はどんな人?
医大時代に出会ったイギリス人男性と結婚したと、地元紙の記事で紹介されています。
それ以上の情報は公表されていません。
Q3. テレビ寺子屋には何度出ている?
テレビ静岡の放送一覧では、少なくとも2025年3月に2回、2026年7月に2回、講師を務めています。
Q4. 10月3日の放送は再放送?
テレビ静岡で7月19日に放送された第2491回「いい塩梅で生き抜く」を、
フジテレビが遅れて放送するものと見られます。
Q5. 往診は頼める?
クリニックは在宅診療・在宅ホスピスの相談を受けています。
診察のお問い合わせは診察時間中に電話で、と案内されています。
まとめ
内藤いづみさんは、英国でホスピスを学び、甲府市で30年以上在宅での看取りを支えてきた医師です。
放送は10月3日(土)朝4時52分、フジテレビ「テレビ寺子屋」です。