【結論】横浜スタジアムで買ったビールをその場で捨てる様子の動画について、球団は拡散を認識し、事実確認と対応方針の検討中です。「推し活が目的」という説は、本人の説明がなく確認されていません。
- 舞台は10月4日のDeNA対阪神(横浜スタジアム、レギュラーシーズン最終戦)と報じられています
- 投稿者は「少なくとも10杯以上」繰り返していたと説明
- 球団広報は事実確認と今後の対応方針を検討中と回答
- ファン宛ての回答には販売会社・売り子への再教育再指導の文言
- 男性客の目的は本人の説明がなく未確認
横浜スタジアムで、売り子から買ったビールを飲まずに捨てるように見える動画が拡散し、物議を呼んでいます。
「なぜそんなことを?」「球団はどう対応するの?」と気になっている方に向けて、
報道と球団の回答で確認できた範囲を整理します。
- 動画に映っていたとされる行為と、投稿者の説明
- 球団広報が示した3つの回答の中身
- 「推し活」説の根拠と、確認されていない点
- 球団の対応がどこへ向かうかの予想
【考察】ハマスタのビール即廃棄、球団の対応は「販売側の運用」に向かう
ここからは編集部の予想です。
結論から言うと、
球団の対応は、客の行為を名指しで禁じるより先に、販売会社と売り子の運用を見直す形で出てくると私は読みます。
問われているのは個人より販売の仕組みだ、というのが私の見立てです。
理由は3つあります。
理由1:球団の回答の主語が「販売会社、売り子」になっている
問い合わせたファンに届いたとされる回答には、
「販売会社、売り子への再教育再指導の徹底など、早急に対応すべき内容に関して現在対応中」という一文がありました。
球団広報は、この回答を送ったことについて「ご認識の通りとなります」と認めています(弁護士ドットコムニュース)。
対応として名前が挙がっているのは、買った客ではなく売る側です。
同じ回答には「あってはならない事」という強い表現もあり、球団が問題を軽く見ていないことも読み取れます。
ここに、球団が最初に手を入れる場所がはっきり出ていると私は見ています。
理由2:立売販売を統括しているのが球団自身
週刊女性PRIMEは、横浜スタジアムでの立売販売を統括するのは株式会社横浜DeNAベイスターズだとして、同社の広報部に見解を尋ねています(週刊女性PRIME)。
統括する立場なら、販売のルールについて見直しを求めやすいと私は考えます(歩合を誰が設計しているかは確認できていません)。
実際、ハマスタの販売時間は試合開始1時間前から9回表2アウトまでと決められていると報じられています(週刊女性PRIME)。
売り方を区切るルールがすでにある以上、そこに新しい一行を足すのは難しくありません。
一方で、買った飲み物を客がどう扱うかは、線引きが難しい領域です。
変えやすい側から動くのは、組織として自然な順番です。
理由3:投稿者自身が「仕組みの見直し」を求め、特定を望んでいない
同じ記事によると、動画の投稿者は
「こういうことが発生してしまう歩合やランキングシステムは見直してほしい」としつつ、
「売り子の特定とかも望んでない」として元の動画を削除しています(週刊女性PRIME)。
問題提起した本人が売り子個人ではなく仕組みを問うている以上、
球団の答えも仕組みの側から出てくると考えます。
以上から、今後なにか発表があるとすれば、
販売スタッフへの指導や販売ルールの周知が中心になると予想します。
ただし、これはあくまで予想であり、断定ではありません。
球団は「検討しております」と回答した段階で、具体的な中身は公表していません。
ハマスタのビール廃棄動画で何があったのか
発端は、10月5日にXへ投稿された動画と報じられています。
添えられていた文章は次のとおりと報じられています。
動画には、客が売り子からカップ入りのビールを買い、
中身を飲み残し用のゴミ箱に捨てているように見える場面が映っていたとされます(弁護士ドットコムニュース)。
週刊女性PRIMEは、動画は同じ売り子が注いだ2杯目を受け取ったところで終わっていると伝えています(週刊女性PRIME)。
つまり「10杯以上」は投稿者の説明で、
10杯分が映像に収まっていたわけではない点に注意が必要です。
舞台となった10月4日の試合
週刊女性PRIMEによると、撮影されたのは10月4日のDeNA対阪神のシーズン最終戦とされています。
日本野球機構の公式記録では、試合の概要は次のとおりでした(NPB公式)。
| 日付 | 2026年10月4日(日) |
| カード | 横浜DeNAベイスターズ対阪神タイガース(25回戦) |
| 試合時間 | 18時00分開始・21時57分終了(3時間57分) |
| 入場者 | 3万3675人 |
| 結果 | 延長11回、DeNAが2対1でサヨナラ勝ち |
球団公式チャンネルも、この試合をレギュラーシーズン最終戦として紹介しています。
3万人を超える観客が入った試合の、スタジアム通路での出来事と報じられています(週刊女性PRIME)。
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球団の回答は3つ|取材への回答・ファン宛て回答・10月8日の説明
球団広報部の回答は、報道から3つ確認できます。
まず、週刊女性PRIMEと弁護士ドットコムニュースの取材に対する当初の回答は、ほぼ同じ文面でした。
また、弁護士ドットコムニュースは、
球団の問い合わせフォームから連絡したファンが受け取ったとする回答を確認しています。
そこには「あってはならない事」「重く受け止め、事実関係を確認し、しかるべき対応をする」という文言がありました。
| 段階 | 球団の回答(報道より) |
|---|---|
| 取材への当初回答 | 拡散は認識、その他は確認中 |
| ファン宛て | 「あってはならない事」、販売会社・売り子への再教育再指導を対応中 |
| 10月8日の取材 | ファン宛て回答を「ご認識の通り」と認め、事実確認含め対応方針を検討中 |
現在の状況について、球団は「現在、事実確認含めて、今後の対応方針につきまして、検討しております」と説明しています(弁護士ドットコムニュース)。
具体的な処分や新しいルールは、まだ発表されていません。
「推し活」説はどこまで確かなのか
今回、目的として広まっているのが「推しの売り子の売上を伸ばすための推し活」という見方です。
根拠として挙げられているのが、売り子の給与の仕組みです。
弁護士ドットコムニュースによると、横浜スタジアムのビール販売スタッフの求人情報には、
給与について「日給+杯数歩合+達成金」と記載されています(弁護士ドットコムニュース)。
売れた杯数が収入に関わる仕組みであることは、報道で確認できます。
ただし、男性客自身が目的を説明した報道はありません。
推し活という言葉は、あくまでSNS上の見方です。
動画の売り子がどの会社の所属か、どんな条件で働いているかも明らかになっていません。
ほかの球場で語られている「売り子推し」の文化
週刊女性PRIMEの取材に応じたスポーツライターは、
一部の球場で「No.1売り子」を決めるランキングイベントがあると語っています(週刊女性PRIME)。
同誌は、売り子の誕生日祝いに樽のビールを20杯以上のカップに注がせる「樽買い」も珍しくないと伝えています(週刊女性PRIME)。
ただし、これは球場全般についての証言です。
横浜スタジアムにランキング制度があるかどうかは、報道では確認できていません。
批判が集まったポイントと注意点
SNSでの批判は、主に次の2点に集まっています。
- 飲食物を粗末にしているのではないか
- 売り子と客の関係が接客業のようになっているのではないか
弁護士ドットコムニュースは、一部の売り子と客の関係について
「キャバクラ状態」「ガールズバーみたいなことになっちゃっている」といった批判や懸念も出ていると伝えています(弁護士ドットコムニュース)。
一方で、注意したい点もあります。
投稿者の文章にある「容認してる」は、投稿者の受け止めです。
売り子本人や販売会社の説明は、報じられていません。
売り子の特定は投稿者自身も望んでいないと伝えられています。
映っていた人を探したり、推測で名前を挙げたりする行為は控えたいところです。
ハマスタのビール廃棄に関するQ&A
Q1. いつの試合の出来事ですか?
週刊女性PRIMEによると、10月4日のDeNA対阪神のシーズン最終戦です。
動画がXに投稿されたのは10月5日と報じられています。
Q2. 本当に10杯以上捨てていたのですか?
「少なくとも10杯以上」は投稿者の説明です。
報道によると、動画自体は2杯目を受け取った場面で終わっています。
何杯捨てたかを第三者が確認した報道はありません。
Q3. 球団は処分を発表しましたか?
発表されていません。
10月8日の取材に対し、球団は「事実確認含めて、今後の対応方針につきまして、検討しております」と答えた段階です。
ファン宛ての回答では、販売会社・売り子への再教育再指導を対応中としています。
Q4. 売り子の給料は歩合制なのですか?
報道によると、横浜スタジアムのビール販売スタッフの求人には「日給+杯数歩合+達成金」と書かれています。
ただし、動画の売り子がこの条件で働いているかは確認されていません。
1杯あたりの金額も、報道では明らかになっていません。
Q5. 元の動画はまだ見られますか?
週刊女性PRIMEによると、投稿者は元の動画を削除しています。
転載された動画が出回っている可能性はありますが、映っている人の特定につながる拡散には注意が必要です。
Q6. 記事の考察は確定情報ですか?
いいえ。考察は編集部の予想です。
球団の回答と報道をもとに今後の方向を読んだもので、球団が発表した内容ではありません。
今後の見通し
現時点で決まっているのは、球団が事実確認と対応方針の検討を進めているということだけです。
注目点は次の3つです。
- 球団が公式に方針を発表するかどうか
- 販売スタッフへの指導内容や販売ルールが示されるか
- 歩合などの給与の仕組みに手が入るか
新しい発表が出た場合は、球団公式の文面で中身を確認するのが確実です。
まとめ
- 10月4日の横浜スタジアムで、買ったビールを飲まずに捨てる様子とされる動画が拡散
- 「10杯以上」は投稿者の説明で、動画は2杯目で終わっていると報道
- 球団は事実確認と対応方針を検討中、販売側への再指導にも言及
- 「推し活」が目的かどうかは本人の説明がなく未確認
球場のビール売り子は、観戦の楽しみのひとつです。
今回の件が、売る側も買う側も気持ちよく過ごせる球場づくりにつながるのか、球団の次の発表を待ちたいところです。