【結論】8月24日の放送は「苦悩」から障害を考え直す回です。
- 番組はハートネットTV(NHK Eテレ)
- 回の名は「シリーズ福祉をひらく 苦悩と、生きる」
- 放送は8月24日(月)午後8時〜8時30分
- ゲストは盲ろうの大学教授・福島智さん
- 主題は「障害とは何か」を示す新しい考え方
- キーワードは苦悩
- 8月24日の放送で扱われる内容
- 「苦悩」という言葉が置かれている位置
- 福島さんの研究室がどんな場所なのか
- 放送時間と再放送の枠
2026年8月24日(月)午後8時から、
NHK Eテレの「ハートネットTV」で
「シリーズ福祉をひらく 苦悩と、生きる〜盲ろうの大学教授・福島智さん〜」が放送されます。
タイトルに「苦悩」という強い言葉が入っています。
何が語られる回なのかを、
放送前に整理しておきます。
【考察】なぜ「苦悩」を中心に置くのか
ここからは編集部の考察です。
結論から言うと、
設備や制度を整えても残るものがあるからだと考えています。
理由1:機能の説明だけでは足りないから。
障害を「できないことの一覧」として説明すると、
数え上げは進みますが、
本人が何を感じているかは出てきません。
番組表の紹介文が注目しているのは、
まさにその経験の側です。
理由2:本人の比喩がすでに苦しさの記述だから。
研究室の公式サイトによれば、
福島さんは全盲ろうの状態を
「テレビのスイッチを切ってしまった状態」と表現しています。
音も画面も消えて、世界との接点が失われるという説明です。
これは機能の話ではなく、置かれた状況の話になっています。
理由3:研究室が当事者研究の場だから。
公式サイトには、
障害のある当事者研究者が主体となって研究していると書かれています。
経験そのものがデータになる場所です。
苦悩を扱うのは、この立て付けと矛盾しません。
理由4:バリアを外しても解けない問題があるから。
移動も情報も、支援と技術でかなり改善します。
ただ、「なぜ自分なのか」という問いは
スロープを付けても消えません。
ここを扱う言葉がまだ整っていないのだと読めます。
理由5:10年前の事件が問いを残したから。
番組表の紹介文には、
10年前の障害者施設殺傷事件から深めてきた思索、と書かれています。
2016年に起きたこの事件は、
生きる価値そのものが問われた出来事でした。
制度の話に収まらない問いが残っています。
理由6:本人も体調の困難を公にしているから。
福島さんは2005年に適応障害と診断されたと紹介されています。
その後も再発を繰り返しているとのこと。
苦悩を他人の問題として研究しているわけではない、
という前提が置かれています。
理由7:出会いから組み立てているから。
番組表の紹介文は、
「苦悩と共に生きた当事者との出会い」を挙げています。
理論を先に立てるのではなく、
具体的な人から始める順序です。
この作り方だと、抽象語より実感のある言葉が中心に来ます。
理由8:支援する側にも届く言葉が必要だから。
研究室の公式サイトは、
通訳介助者について「やりがいと誇りを持って業務に従事できる体制」を作ることが課題だと書いています。
支援は技術と制度の話に見えて、
実際には人と人の関係で成り立っています。
苦悩という言葉は、支える側の実感にも触れる語です。
以上はあくまで編集部の考察・推測です。
放送内容を事前に確認したものではありません。
放送データ
| 番組 | ハートネットTV |
| 回タイトル | シリーズ福祉をひらく 苦悩と、生きる〜盲ろうの大学教授・福島智さん〜 |
| 放送日時 | 2026年8月24日(月)午後8時00分〜8時30分 |
| 放送局 | NHK Eテレ1・東京 |
| 出演 | 福島智 |
| アナウンサー | 廣瀬雄大 |
| シリーズ名 | インタビューシリーズ・福祉をひらく |
「福祉をひらく」は、
福祉について今までにない考え方や視点の置き方を見つけていくインタビューシリーズです。
今回はその1回として、
福島さんの研究の現在地が語られます。
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※放送で語られるテーマに近い著書が並びます。在庫はリンク先でご確認ください。
番組表に書かれている内容
放送局が出している公式の番組情報には、
次の3点が挙げられています。
- 今取り組んでいるのは「障害とは何か」を示す新しい考え方の構築
- 注目したのは障害のある人が経験する「苦悩」
- 苦悩と共に生きた当事者との出会いや、10年前の障害者施設殺傷事件などから深めてきた思索をたどる
3点とも研究の内容についての説明です。
半生をたどる回ではなく、
いま何を考えているかが主題になると読めます。
福島さんの研究室はどんな場所か
所属は東京大学先端科学技術研究センターのバリアフリー分野。
公式サイトの説明は
「障害当事者の視点で人と社会のバリアフリー化を研究する」です。
| 研究者 | 担当している領域 |
|---|---|
| 福島智 教授 | コミュニケーションの本質、障害体験の意味、障害者支援制度のあり方 |
| 石川准 特任教授 | 社会学・障害学の研究、支援工学の研究開発 |
| 大河内直之 特任研究員 | 盲ろう者・視覚障害者の支援技術、バリアフリー映画や演劇の普及 |
| 児玉眞美 特任研究員 | 聴覚障害児の教育、言語獲得の支援と保護者支援 |
公式サイトによれば、
肢体障害のある熊谷晋一郎准教授の「当事者研究分野」とも連携しています。
両研究室は
世界的にも類例のない障害当事者研究の拠点を形成していると説明されています。
「苦悩」という主題は、
この環境から出てきたものだと言えます。
これまでのテレビ出演
| 時期 | 番組 |
|---|---|
| 2008年5月 | 課外授業 ようこそ先輩(NHK) |
| 2009年6月9日 | 爆笑問題のニッポンの教養(NHK)ゲスト |
| 2017年4月 | SWITCHインタビュー 達人達(NHK) |
| 2020年5月 | NHKニュース7(NHK) |
2008年の「課外授業 ようこそ先輩」の回は、
日本賞グランプリと外務大臣賞を受けています。
テレビでの発信が研究と並ぶ活動の柱になっていることが分かります。
見逃したときの再放送
| 本放送 | 毎週月曜〜水曜 午後8時 |
| 再放送1 | 翌週月曜 午後2時30分 |
| 再放送2 | 翌週火曜 午前5時55分 |
| 再放送3 | 翌週火曜 午後1時10分 |
番組公式サイトに案内されている枠です。
8月24日(月)の回であれば、
翌週の月曜と火曜に機会があることになります。
よくある質問
何時から何時までの番組ですか?
午後8時00分から8時30分までの30分です。
チャンネルはNHK Eテレになります。
「福祉をひらく」とは何ですか?
ハートネットTVのインタビューシリーズです。
福祉について今までにない考え方や発想の転換を見つけていく企画、と説明されています。
聞き手は誰ですか?
NHKの廣瀬雄大アナウンサーです。
番組情報にアナウンサーとして記載されています。
福島さんはどうやって受け答えするのですか?
質問は指点字で伝えられ、
答えは自分の声で返します。
18歳まで耳が聞こえていたため、発話ができます。
過去にも同じ番組に出ていますか?
NHKの番組には複数回出演しています。
2008年の「課外授業 ようこそ先輩」、
2017年の「SWITCHインタビュー 達人達」などが記録されています。
まとめ
- 放送は2026年8月24日(月)午後8時/NHK Eテレ
- 回タイトルは「苦悩と、生きる」
- 主題は「障害とは何か」を示す新しい考え方の構築
- 研究室は障害当事者研究の拠点と位置づけられている
- 再放送は翌週の月曜と火曜に枠がある
30分の枠ですが、
扱われるのは研究の中身です。
言葉の意味を先に押さえておくと、
受け取れるものが増えるはずです。