警視庁SSBC(捜査支援分析センター)とは?三浦達也が所属する実在の部署を考察

【結論】SSBCは警視庁の実在する専門部署。防犯カメラ映像や電子機器を解析して、捜査部門を後ろから支える組織です。

  • 正式名称は捜査支援分析センター
  • 設置は2009年、警視庁刑事部の中
  • 柱は分析捜査支援情報捜査支援の2つ
  • 内部は3つのセクションに分かれる
  • 三浦達也警部補が自転車モンタージュを生んだ場所
  • 2026年8月8日(土)NHK総合で異例の密着
この記事で分かること
  • SSBCという略称の意味と設置の経緯
  • 実際に何をしている部署なのか
  • 内部の3セクションの役割分担
  • ドラマ『大追跡』との関係
  • 個人の工夫が制度になる仕組みの考察

2026年8月8日(土)よる7時30分から、
NHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」が警視庁捜査支援分析センター(SSBC)に密着します。
番組紹介には「異例の密着」と書かれています。

この部署名、どこかで聞いた覚えがある人も多いはずです。
テレビ朝日系のドラマ『大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜』の舞台だからです。
この記事では、実在の組織としてのSSBCを整理します。

目次

【考察】SSBCがなければ自転車モンタージュは生まれていない

ここからは編集部の考察です。

結論から書きます。
SSBCの本質は解析装置を持っていることではなく、「現場の捜査員が勝手に始めた工夫を、組織として採用する仕組み」を持っていることだと考えます。
三浦さんの手法が個人の趣味で終わらなかったのは、この器があったからだと見ています。

理由1:手法の説明が「捜査員が自主的に始めた」と書かれている

公開されている資料では、自転車モンタージュは「捜査員が自主的に始めた取り組みを採用する」例の一つとして紹介されています。

この一文は、順番を示していると考えます。
組織が課題を設定して開発させたのではなく、現場で先に生まれたものを、あとから組織が拾い上げている
ボトムアップが前提になっている書かれ方です。

理由2:解析の対象が「あらかじめ決められない」性質を持つ

SSBCが扱うのは防犯カメラ映像、パソコン、携帯電話、カーナビなど多岐にわたります。
共通するのは、何が手がかりになるかが事件ごとに違うという点です。

指紋やDNAのように、採取するものが最初から決まっている仕事ではありません。
「今回は自転車が鍵かもしれない」と気づく人が必要になります。
対象が決められない以上、現場の思いつきを許容する余地がなければ回らないと考えます。

理由3:三浦さんが「警部補」のまま第一人者でいられている

三浦さんは管理職ではありません。
それでも自分でデータベースを作り、手法を確立し、報道や番組で部署を代表する形になっています。

これは階級に関係なく、技術を持つ人がその技術で立てるということだと考えます。
もし決裁と階級が完全に一致する組織なら、警部補が独自手法を実装して定着させるのは難しかったはずです。
器の柔らかさが、人を残したのだと見ています。

ここまではあくまで編集部の考察・推測です。SSBCの運営方針について警視庁が公表した説明を確認したものではありません。放送で語られる内容が優先されます。

SSBCの基本情報

正式名称捜査支援分析センター
略称SSBC
設置2009年(平成21年)
所属警視庁 刑事部
主な業務防犯カメラの画像解析、電子機器の解析、プロファイリング

この節の沿革・構成はWikipediaを参照した二次情報です。警視庁が公表した一次資料での確認は取れていないため、目安としてお読みください。

2つの柱

SSBCの役割は、大きく2つに分けて説明されています。

中身
分析捜査支援防犯カメラの画像解析、電子機器の解析が主
情報捜査支援犯罪の手口などから犯人像を分析するプロファイリングが主

三浦さんの自転車モンタージュは、前者の分析捜査支援にあたります。
映像という記録から、物理的な事実を読み出す仕事です。

内部の3セクション

セクション担当
第1捜査支援支援管理、システム運用、開発部門
第2捜査支援技術支援(PC・携帯電話・カーナビ解析)、犯罪情報分析、情報支援
機動分析現場での捜査支援、防犯カメラ画像の収集・分析

注目したいのが「機動分析」です。
名前のとおり、解析室にこもるだけでなく、現場に出て防犯カメラ映像そのものを集めに行く役割が置かれています。

防犯カメラは店舗や住宅にあるもので、警察の持ち物ではありません。
映像を手に入れるには、足で回って協力を得る必要があるわけです。
解析の前に、収集という仕事があることが分かります。

ドラマ『大追跡』との関係

SSBCの名前が広く知られるようになったきっかけの一つが、テレビ朝日系のドラマ『大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜』です。

放送2025年7月9日〜9月3日/テレビ朝日系 水曜21:00〜21:54
主演大森南朋、相葉雅紀、松下奈緒(トリプル主演)
脚本福田靖(オリジナル脚本)
続編Season2が2026年7月期に放送

ドラマはオリジナル脚本で、実際の事件をなぞったものではありません。
ただし舞台となる部署名と、映像解析で犯人に迫るという骨格は実在のSSBCから取られています。

ドラマの「強行犯係」という係名は作品上の設定です。実在のSSBCの組織図と一対一で対応するものとしては扱わないでください。

誤解しやすい点

鑑識とは別の部署

鑑識が扱うのは現場に残された物——指紋、足跡、DNAなどです。
SSBCが扱うのは記録された映像やデータ
入口がまったく違います。

逮捕する部署ではない

名称に「支援」と入っているとおり、捜査部門からの依頼を受けて分析する立場です。
解析結果を捜査員に返し、そこから先は捜査部門が動きます。

他県警への技術指導は確認が取れていない

SSBCが他の道府県警へ技術指導を行っているとする記述がありますが、一次資料での裏付けは取れていません
この記事では断定を避けます。

よくある質問

Q1. SSBCは実在するのですか?

実在します。
警視庁刑事部の捜査支援分析センターで、2009年に設置されたとされています。

Q2. 何をする部署ですか?

防犯カメラの画像解析、パソコンや携帯電話などの電子機器の解析、そしてプロファイリングです。

Q3. ドラマと同じですか?

部署名と映像解析という骨格は実在のものですが、『大追跡』はオリジナル脚本です。
登場する係名や事件は作品上の設定として作られています。

Q4. 三浦達也さんはどのセクションですか?

報道では「捜査支援分析担当」と紹介されています。
どのセクション所属かまでは公表されていません

Q5. どのくらいの依頼をさばいているのですか?

自転車の画像解析については、2024年の報道時点で年間およそ250件6割以上が発見に至るとされていました。

Q6. 番組ではどこまで映るのですか?

「異例の密着」と告知されていますが、具体的にどこまで公開されるかは放送を待つ必要があります
捜査手法を扱う部署である以上、制約はあると考えられます。

まとめ

SSBCは、警視庁刑事部に2009年に設置された捜査支援分析センター
防犯カメラ映像や電子機器を解析する分析捜査支援と、プロファイリングを行う情報捜査支援の2本柱で動いています。

編集部の考察としては、この部署の強さは機材ではなく「現場の工夫を組織が拾い上げる仕組み」にあると見ています。
自転車モンタージュは、その仕組みが実際に機能した証拠だと言えます。

密着が放送されるのは2026年8月8日(土)よる7時30分、NHK総合です。

参照リンク

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