【結論】水美舞斗さんが『黒蜥蜴』で演じるのは雨宮潤一(山川健作)役です。
- 役名は公式キャスト表で「雨宮潤一(山川健作)」と二重表記
- 新人公演で同じ役を務めるのは奈央麗斗さん
- 主演は桜木みなとさん・春乃さくらさん
- 原作は江戸川乱歩、戯曲は三島由紀夫
- 舞台は戦後・東京タワーが建った頃のクリスマス・イブ
- 番組表の「歪んだ母性愛」は番組側の紹介文
- 水美舞斗さんの役名と読み方
- 役名がカッコ付きの二重表記になっている理由
- 「歪んだ母性愛」という言葉の出どころ
- 作品の舞台設定と主な配役
- 新人公演での配役
2026年8月26日(水)午前10時、
tvkの「宝塚カフェブレイク」に
水美舞斗さんが登場します。
番組表には「歪んだ母性愛を湿り気を感じる演技で魅せる!」という一文が並んでいます。
この言葉が何を指しているのか、
公式の配役表から順に確認していきます。
【考察】なぜ「雨宮潤一(山川健作)」は難しい役なのか
ここからは編集部の考察です。
結論から言うと、
役名がカッコ付きで2つある時点で、演じ分けが前提になっているからだと考えています。
理由1:公式の配役表そのものが二重表記だから。
宝塚歌劇公式のキャストページには、
「雨宮潤一(山川健作)」と書かれています。
他の役はほとんどが名前ひとつです。
カッコが付く役は限られているということになります。
理由2:もうひとつの二重表記が相手役だから。
同じキャスト表で二重表記になっているのは、
「黒蜥蜴(緑川夫人)」と「岩瀬早苗/桜山葉子」。
黒蜥蜴を演じるのは春乃さくらさんです。
正体と表向きの顔を持つ登場人物が並んでいる構造が読み取れます。
理由3:作品の主題が「追う者と追われる者」だから。
公式の作品紹介には、
「追う者と追われる者の間にいつしか芽生える孤高の”愛”」とあります。
探偵と女賊が中心にいる話で、
その周りにいる人物はどちらの側にも寄り得る立場に置かれます。
主演2人の関係が動くたびに、
周囲の人物の立ち位置も連動して変わる構造です。
感情の向きを固定できない役ほど、
場面ごとの切り替えが求められることになります。
理由4:時代設定が特殊だから。
公式紹介によれば、舞台は終戦を経て高度経済成長期に向かう東京。
開業して間もない東京タワーが夜空に光る時期で、
物語が動くのはクリスマス・イブの夜です。
戦後すぐの空気と、
華やかさへ向かう空気が同居する設定になっています。
理由5:戯曲が三島由紀夫だから。
原作は江戸川乱歩ですが、
舞台の台本は三島由紀夫が書いたものが元になっています。
今回は生田大和さんが潤色・演出を担当。
台詞そのものが濃い作品なので、
言い回しの処理が演技の見どころになります。
公式は今回の上演を「スケール感溢れる大胆な潤色」と説明しており、
戯曲をそのままなぞる形ではないことも示されています。
台本の言葉と宝塚の様式、
その両方を成立させる必要がある役どころです。
理由6:宝塚では19年ぶりの上演だから。
公式の解説には「宝塚歌劇においても2007年・花組公演で挑戦した」とあります。
前回から19年あいての再挑戦です。
比較される前例があるという意味で、
役づくりが語られやすい作品でもあります。
理由7:新人公演でも同じ役が立てられているから。
雨宮潤一(山川健作)は新人公演でも配役があり、
奈央麗斗さんが務めます。
新人公演に立つ役は物語の骨格に関わる役が中心です。
端役ではない位置づけだと分かります。
以上はあくまで編集部の考察・推測です。
実際の役づくりについては、番組でご本人が語る内容をご覧ください。
公式キャスト表で確認できること
| 役名 | 本公演 | 新人公演 |
| 明智小五郎 | 桜木みなと | 鳳城のあん |
| 黒蜥蜴(緑川夫人) | 春乃さくら | 梨恋あやめ |
| 雨宮潤一(山川健作) | 水美舞斗 | 奈央麗斗 |
| 岩瀬庄兵衛 | 悠真倫(専科) | 朱涼 |
| 岩瀬早苗/桜山葉子 | 天彩峰里 | 朝絵咲名 |
水美さんの役は3番目に置かれています。
主演2人のすぐ下という並びです。
なお悠真倫さんは専科からの出演で、
『黒蜥蜴』のみに出るという注記が付いています。
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「歪んだ母性愛」という言葉はどこから来たのか
この言葉が出てくるのは番組表のサブタイトルです。
そのまま引くと、
「水美舞斗が歪んだ母性愛を湿り気を感じる演技で魅せる!」となっています。
公式に確定しているのは、
水美さんの役が雨宮潤一(山川健作)であるという1点です。
番組は役作りについて詳しく解説する構成と案内されているので、
言葉の意味は放送で明かされる見込みです。
作品の舞台はいつの東京か
公式の作品紹介にある設定を整理すると、次のようになります。
- 終戦を経て、高度経済成長期を迎えた首都・東京
- 開業して間もない東京タワーが夜空に光る
- その光が届かない“魔都”の影=暗黒街
- 物語が動くのはクリスマス・イブの夜
東京タワーの完成は1958年。
「開業して間もない」という書き方から、
1950年代の終わりごろが想定されていると読めます。
併演のショー『Diamond IMPULSE』
『黒蜥蜴』と同じ公演で上演されるのが、
スパーキング・イルミネイト『Diamond IMPULSE(ダイヤモンド インパルス)』。
作・演出は竹田悠一郎さんです。
公式の紹介によれば、
ダイヤモンドの輝きを、
情熱や恋心、憧れといった刹那的に湧き上がる感情=IMPULSEに重ねて構成したショーだとされています。
芝居とショーで見え方がまったく変わるのが宝塚の公演の作りです。
なお、この作品の宝塚大劇場公演では
第112期生が初舞台を踏んでいます。
東京宝塚劇場の公演にも112期生A班が出演すると公式に案内されています。
上演スケジュールと新人公演
| 宝塚大劇場 | 2026年5月23日(土)〜7月5日(日) |
| 大劇場の新人公演 | 2026年6月18日(木)18:00開演 |
| 東京宝塚劇場 | 2026年7月25日(土)〜9月6日(日) |
| 東京の新人公演 | 2026年8月13日(木)18:30開演 |
番組が放送される8月26日の時点では、
東京宝塚劇場の公演が続いていることになります。
千秋楽は9月6日(日)です。
よくある質問
Q1. 水美舞斗の役名は何ですか?
雨宮潤一(山川健作)です。
宝塚歌劇公式のキャストページに、
この形で記載されています。
Q2. なぜ名前が2つあるのですか?
公式は理由を説明していません。
ただし同じ表の「黒蜥蜴(緑川夫人)」や「岩瀬早苗/桜山葉子」も同様の形なので、
作品の中で名乗りが変わる人物にこの表記が使われていると考えられます。
Q3. 「歪んだ母性愛」は水美舞斗の役の話ですか?
番組表の紹介文にある言葉で、
宝塚歌劇の公式資料には出てきません。
誰のどの感情を指すのかは放送で確認が必要です。
Q4. 主演は誰ですか?
桜木みなとさんと春乃さくらさんです。
桜木さんが明智小五郎、
春乃さんが黒蜥蜴(緑川夫人)を演じます。
Q5. 新人公演では誰が同じ役を?
奈央麗斗さんです。
東京の新人公演は2026年8月13日にすでに終わっています。
Q6. 宝塚で上演されるのは初めてですか?
いいえ。
公式の解説に「2007年・花組公演で挑戦した」とあり、
今回が宝塚では2度目にあたります。
まとめ
水美舞斗さんが『黒蜥蜴』で演じるのは雨宮潤一(山川健作)役。
公式キャスト表では主演2人の次に置かれた役です。
番組表にある「歪んだ母性愛」は番組側の紹介文で、
宝塚歌劇の公式資料には出てこない表現です。
意味は放送で語られる見込みです。
放送は2026年8月26日(水)午前10時、tvkの「宝塚カフェブレイク」。
東京宝塚劇場の公演は9月6日(日)までです。