【結論】魚乃目三太さんは土木を学び建設会社で研究をしていた漫画家です。
- 生まれは1975年5月
- 奈良県出身、東京都在住
- 大学は大阪工業大学(土木)
- 前職は建設会社の技術研究者
- 漫画家デビューは2008年
- 得意なのは料理・グルメ漫画と人情噺
- 魚乃目三太さんの生年・出身・学歴
- 漫画家になる前にしていた仕事
- デビュー作と代表作
- いま連載している作品
- 2026年8月23日放送回の情報
2026年8月23日、
NHK Eテレ「NHK短歌」に
漫画家の魚乃目三太さんがゲスト出演します。
読み方は「うおのめ さんた」。
あまり見ない名前ですが、
経歴はもっと変わっています。
【考察】土木の研究者が食の漫画家になった意味
ここからは編集部の考察です。
結論から書くと、
魚乃目さんの強みは「調べて構造にする力」であり、それは前職から続いていると考えています。
理由を6つ挙げます。
理由1:前職が研究職だったから。
魚乃目さんは大阪工業大学で土木を学び、
卒業後は建設会社の技術研究者になりました。
絵の学校でも編集部でもなく、
データを扱う職場から出てきた人です。
大学の卒業は1998年、デビューは2008年ですから、
10年ほど会社で働いてから転じた計算になります。
理由2:研究者だった裏づけが学術論文にあるから。
魚乃目さんが技術研究者だったという記述の典拠として挙げられているのは、
1998年の『海洋開発論文集』第14巻に載った論文です。
内容は消波工を持つ直立壁にかかる波の圧力を扱ったもの。
波の力を数値で計算する分野です。
ペンネームで活動しているため本人の名義は伏せられていますが、
専門誌に届く水準の仕事をしていたことになります。
理由3:作品の作り方が調査型だから。
代表作の一つ『宮沢賢治の食卓』では、
賢治の手紙や研究書、
孫の宮沢和樹さんへの取材まで行っています。
魚乃目さん自身、
作画で一番大切にしたのは「時間軸」だと語りました。
事実の骨格を先に組むやり方です。
賢治がいつ何を書いたかという事実が先にあり、
その上に物語を乗せていく——
と本人がインタビューで説明しています。
理由4:デビューが2作同時だったから。
魚乃目さんのデビュー作は、
『島之内ファミリー』(少年画報社)と
『コミック ホームレス中学生』(ヨシモトブックス)の同時期2作品です。
1本ずつ通していく形ではありません。
複数を並行して回せる仕事の仕方が最初から出ています。
理由5:連載本数が異様に多いから。
『思い出食堂』『グランドジャンプ』『週刊漫画ゴラク』
『ヤングチャンピオン』『別冊少年チャンピオン』など、
複数の版元・複数の雑誌で同時に連載を持ってきました。
読み切りも多数あります。
締切を積み上げて処理する体力は、
研究職で身についたものかもしれません。
理由6:テーマが「食」で一貫しているから。
『しあわせゴハン』『ねこまんま』『戦争めし』
『噺めし』『車窓のグルメ』『闇市めし』——
タイトルに食の語が並びます。
1つの切り口を長く掘るのは、
研究の進め方と同じ形です。
その集大成としてデビュー15年記念の画集『魚乃目三太のマンガめし画帖』(玄光社)も出ています。
以上は編集部の考察・推測です。
本人が前職と作風の関係を語ったわけではありません。
魚乃目三太さんのプロフィール
| 名前 | 魚乃目三太(うおのめ さんた) |
| 生まれ | 1975年5月 |
| 出身 | 奈良県 |
| 在住 | 東京都 |
| 高校 | 奈良県立富雄高等学校(1994年卒) |
| 大学 | 大阪工業大学(土木・1998年卒) |
| 前職 | 建設会社の技術研究者 |
| デビュー | 2008年 |
大学の卒業が1998年、
漫画家デビューが2008年。
その間には10年の会社員生活があります。
デビュー時点で30代前半という計算です。
▼ 魚乃目三太さんの作品はこちらから
※食をテーマにした作品が多数刊行されています。
代表作と主な連載
| 作品 | 掲載誌・版元 | 備考 |
|---|---|---|
| しあわせゴハン | グランドジャンプPREMIUM/グランドジャンプ | 2013年〜2017年 |
| 宮沢賢治の食卓 | 思い出食堂(少年画報社) | 2014年〜2017年/ドラマ化 |
| 戦争めし | ヤングチャンピオンほか(秋田書店) | 2015年〜/ドラマ化 |
| スカイツリーの周辺で愛を叫ぶ | PHP研究所 | 代表作の一つ |
| ちらん〜特攻兵の幸福食堂〜 | ヤングチャンピオン | 2019年〜2020年 |
| 闇市めし | 週刊漫画ゴラク | 2024年〜連載中 |
プロフィールでは
「人情噺(にんじょうばなし)に定評がある」と紹介されています。
家族愛や食をテーマにした『思い出食堂』をはじめ、
複数の雑誌で活躍してきました。
ドラマ化された作品が2つある
魚乃目さんの作品のうち、
『宮沢賢治の食卓』と『戦争めし』の2作が
テレビドラマになっています。
『宮沢賢治の食卓』はWOWOWの「連続ドラマW」枠で
2017年6月17日から7月15日まで全5回放送されました。
賢治を演じたのは鈴木亮平さんです。
2026年8月23日の放送情報
| 番組 | NHK短歌 |
| サブタイトル | わたしの宮沢賢治 テーマ「舌」 |
| 放送日時 | 2026年8月23日(日)午前6:00〜6:25 |
| 放送局 | NHK Eテレ1・東京 |
| ゲスト | 魚乃目三太 |
| 出演 | 平岡直子、福山ろか |
| 司会 | 尾崎世界観 |
番組の紹介文によれば、
魚乃目さんは食から見えてくる賢治の魅力について語ります。
テーマが「舌」である以上、
賢治が実際に何を食べていたかという話は
出てくるとみてよいでしょう。
よくある質問
名前はなんと読むのですか?
「うおのめ さんた」と読みます。
ペンネームで、性別は男性です。
何歳ですか?
1975年5月生まれです。
日付までは公表されていませんが、
放送日の2026年8月時点で51歳にあたります。
出身はどこですか?
奈良県です。
1994年に奈良県立富雄高等学校を卒業しています。
現在は東京都に住んでいます。
漫画家になる前は何をしていたのですか?
建設会社の技術研究者でした。
大阪工業大学で土木を学び、1998年に卒業。
同年の学術論文にも共著者として名前が残っています。
デビュー作は何ですか?
『島之内ファミリー』(少年画報社)と
『コミック ホームレス中学生』(ヨシモトブックス)の
同時期2作品とされています。
デビューは2008年です。
いま連載している作品はありますか?
『闇市めし』(週刊漫画ゴラク・2024年〜)と
『すりおろし弁当』(コミプレ・2024年〜)が
続いています。
どちらも食をテーマにした作品です。
画集は出ていますか?
デビュー15年を記念した画集
『魚乃目三太のマンガめし画帖』(玄光社)が刊行されています。
これまで描いてきた食の絵をまとめた1冊です。
企業や官公庁の仕事もしていますか?
あります。象印マホービンの100周年記念として
『象の目 象印百年物語』を描き、
2018年5月10日の朝刊5紙に掲載されました。
特許庁の広報誌『とっきょ』でも連載を持っています。
まとめ
魚乃目三太さんは1975年5月生まれの漫画家。
奈良県出身で、現在は東京都在住です。
大阪工業大学で土木を学び、建設会社の技術研究者を経て2008年にデビューしました。
会社員だった期間は約10年になります。
作品は食をテーマにしたものが中心で、
『宮沢賢治の食卓』と『戦争めし』はドラマ化されました。
いまも『闇市めし』と『すりおろし弁当』の2本を連載中です。
次にどんなテーマを選ぶかは分かりませんが、
食から離れる気配はありません。
放送は8月23日(日)午前6時からです。