【結論】8位から10位の3人は、守備力という同じ物差しではなくそれぞれ別の理由で名前が挙がっています。
@user3312609376126 高校サッカー最強DF8位
♬ オリジナル楽曲 – 俺はサッカーが好きなんだよコラ – 俺はサッカーが好きなんだよコラ
- 8位・丸山大和はCBながら選手権で4得点を挙げました
- 9位・三本木達哉は決勝で攻撃を免除され1人だけをマークしました
- 10位・チェイス・アンリは高3でU-22日本代表に選ばれています
- 順位づけは投稿者個人の基準によるものです
ディフェンダーのランキングは、
フォワードほど数字で比べられません。
そこで3人が全国大会で実際に何をしたのかを、
当時の報道からたどってみました。
すると、選ばれた理由がまったく違うことが見えてきます。
【考察】DFの「最強」は1つの物差しでは決まっていないとみる
結論:報道で語られたポイントが3人とも違っています
同じセンターバックとして並んでいますが、
編集部は報道で確認できた範囲では、3人が目立っていたポイントがそれぞれ違っていたと読みます。
得点で語られた選手、1人を消したことで語られた選手、身体能力と将来性で語られた選手。
順に見ていきます。
理由1:丸山大和は「得点」で記事になっている
第100回選手権決勝を伝えた中日スポーツは、丸山選手を「決勝男」と表現しました(中日スポーツ)。
前半37分の左CKで今大会通算4点目をヘディングで決めた場面が記事の主題です。
守備の記述はその後に出てきます。
CBなのに得点で語られている、という点が特徴的です。
理由2:三本木達哉は「1人を消したこと」だけで語られている
三本木選手は決勝でマンツーマンマークの役を与えられました。
本人によると指示は「自分のところだけはずっと付いて、”10人対10人でサッカーをしろ”という指示だった。攻撃もやらなくていいという指示だったので、(自分たちが)攻撃しているときもずっとマークしていた」というものです(ゲキサカ)。
攻撃をしなくてよいと指示された守備専任という、はっきりした役割分担でした。
理由3:チェイス・アンリは身体能力と将来性で紹介されていた
アンリ選手は高3でU-22日本代表としてAFC U-23アジアカップ予選に出場し、
卒業と同時にドイツへ渡りました(Number Web)。
今回確認したこの記事では、187センチの高さ・スピード・対人の強さ・ビルドアップ能力と代表歴・海外挑戦への意欲が紹介の中心でした。
高校の具体的な試合場面は、この記事では扱われていません。
他の媒体まで網羅して確認したわけではない点は、断っておきます。
この読みが外れるとすれば
まず、この順位は投稿者個人の基準によるものです。
公式の記録でも、専門家の投票でもありません。
また、編集部が確認できたのは報道された範囲の情報だけです。
試合を通しての守備の安定感や、記事にならなかったプレーまでは追えていません。
3人とも守備の評価が高かった可能性は十分にあります。
あくまで予想であり、断定ではありません。
何を見れば確かめられるか
手がかりは当時の記事の見出しです。
丸山選手は「決勝男」、三本木選手は「エース殺し」。
どちらも守備の総合力を表す言葉ではありません。
このシリーズの1位から7位が公開されたときに、
同じように見出しをたどれば、基準がはっきりしてくるはずです。
8位・丸山大和は決勝で4点目を決めた
青森山田の3年生センターバックでした。
舞台は第100回全国高校サッカー選手権決勝、青森山田4-0大津(国立競技場)。
0-0で迎えた前半37分、左CKに飛び込んで
今大会通算4点目をヘディングで決めています。
本人の言葉は「大舞台で決め続けることが自分の得意なところ」。
その前の夏も、米子北を2-1で破った全国高校総体決勝で殊勲弾2発をヘディングで決めていました。
中日スポーツはこれを受けて「決勝男」と表現しています。
守備でも仕事をしています。
CBの相棒だった三輪椋平選手との連係で、
191センチの相手長身FWを完封。
この試合で大津に1本もシュートを打たせませんでした。
本人は「何が何でもつぶす」と語っています。
この年の青森山田はインターハイ・プレミアリーグEAST・選手権の3冠を達成しました。
中日スポーツは1997年度の東福岡以来24年ぶりと伝えています。
当時の指揮官は黒田剛監督で、DF陣について
「彼らがひたすら取り組んでくれた成果だと思う。素直に素晴らしいと思う」と話しました。
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9位・三本木達哉は決勝で1人だけを追い続けた
流通経済大柏の3年生でした。
舞台は第96回全国高校サッカー選手権決勝、流通経済大柏0-1前橋育英。
与えられた役割は、前橋育英のエース飯島陸選手を
マンツーマンマークで封じることでした。
| 指示が出た時 | 試合前夜のミーティング前、監督の部屋で |
| 指示の内容 | 飯島選手に付き続け、攻撃はしなくてよい |
| 相手の実績 | 飯島選手は大会7ゴールで得点王 |
| 結果 | 飯島選手にゴールを許さず |
| 失点の場面 | 後半アディショナルタイム2分、こぼれ球を榎本樹選手に決められる |
本田裕一郎監督の言葉が役割をよく表しています。
「三本木はインターハイでも”エース殺し”という選手で、この大会でここまでの相手にはそういう選手が見当たらず、決勝で『さあ、出番が来たね』というところで送り出しました。飯島くんは、放っておいたら何点取るのかという選手ですから」(フットボールゾーン)。
同紙は三本木選手を「エクストラ・マン」と表現しました。
実際、飯島選手にゴールは許していません。
ただ最後の失点は目の前で起きました。
本人は「自分が一番、目の前でシュートを打たれた。自分のせいで失点してしまった」と話しています。
本田監督は「よく抑えたと思う」とねぎらいました。
この役は決勝が初めてではありません。
日本一になった夏の全国高校総体でも、
準々決勝の長崎総合科学大附戦で荒木駿太選手を、準決勝の前橋育英戦で高橋尚紀選手をマンツーマンで封じ込めています。
10位・チェイス・アンリは高校時代から別枠だった
尚志高校のセンターバックでした。
アメリカ人の父と日本人の母を持ち、
Number Webは「アメリカ人の父と日本人の母を持つアンリは、187cmの高さに加えてスピードや対人の強さが売りのセンターバックだ。高い精度のキックを駆使したビルドアップ能力も持ち合わせており、将来の日本代表の1人として期待されている。」と伝えています。
実績も高校の枠に収まりません。
高3でU-22日本代表としてAFC U-23アジアカップ予選に出場し、
年明けにはA代表のトレーニングパートナーとして合宿に帯同。
3月にはU-21日本代表でドバイカップにも出ています。
本人はこう語っていました。
「父親はアフリカにルーツがあります。それを受け継いだ身体能力もあるし、日本の文化や考え方は母が教えてくれました。自分が日本の中でもかなりユニークなプレーヤーであることは自覚しています。”オンリーワン”だと思っているからこそ、早く海外で挑戦したいと思っていました」。
高校を卒業してそのままドイツへという進み方になりました。
誤解しやすい点
- 公式ランキングではありません。投稿者個人が付けた順位です
- 3人は同じ年代ではありません。大会も2017年度と2021年度に分かれています
- 三本木選手の身長は確認できませんでした。報道に記載が見当たりません
2点目は特に押さえておきたいところです。
三本木選手が決勝を戦ったのは第96回大会、
丸山選手が決勝で4点目を決めたのは第100回大会です。
年代が離れているため、直接対戦した関係ではありません。
Q&A
Q1. 丸山大和選手は何点取ったのですか?
第100回選手権で通算4得点です。
決勝の前半37分に決めた左CKからのヘディングが4点目でした。
その前の夏の全国高校総体決勝でも2得点を挙げています。
Q2. 三本木選手は誰をマークしたのですか?
前橋育英の飯島陸選手です。
飯島選手はその大会で7ゴールを挙げた得点王でした。
三本木選手は最後まで付き続け、飯島選手にゴールは許していません。
Q3. それでも負けたのはなぜですか?
後半アディショナルタイム2分の失点です。
飯島選手のシュートを三本木選手が至近距離でブロックしたものの、
こぼれ球を榎本樹選手に決められました。
スコアは0-1でした。
Q4. チェイス・アンリ選手の身長は?
Number Webによると187センチです。
高さに加えてスピードと対人の強さ、
そして精度の高いキックによるビルドアップが持ち味と紹介されています。
Q5. このランキングは信頼できますか?
投稿者個人の基準による順位づけです。
公式記録や専門家の投票にもとづくものではありません。
この記事では、3人が実際に何をしたのかを当時の報道で確認することに絞っています。
Q6. この記事の考察は事実ですか?
いいえ。【考察】は編集部の予想です。
当時の記事にもとづいて読んでいますが、投稿者の選定理由を確認したものではありません。
事実として扱えるのは、報道で確認できた試合内容と発言だけです。
今後の見通し
このシリーズはまだ1位から7位が残っています。
8位から10位が得点・マンマーク・素材という別々の理由で選ばれていたことを踏まえると、
上位にどんなタイプが来るかが見どころです。
守備範囲の広さで選ばれる選手が上位に入れば、
基準がまた一段はっきりします。
3人のその後も分かれました。
丸山選手は東海大を経てFC今治への入団が内定、
三本木選手は神奈川大へ進学、
アンリ選手は高卒でドイツへ渡り、その後レッドブル・ザルツブルクへ移籍したと報じられています(スポニチアネックス)。
高校での評価のされ方と、その後の進み方も一致していません。
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※号数は年代によって異なります。使用する場所に合わせてお選びください。
まとめ
高校サッカー最強ディフェンダーの8位から10位は、
丸山大和・三本木達哉・チェイス・アンリの3人でした。
当時の報道をたどると、
評価された理由はそれぞれまったく違います。
丸山選手は決勝で4点目を決めた「決勝男」として。
三本木選手は攻撃を免除され、得点王を消した「エース殺し」として。
アンリ選手は高校時代から代表に呼ばれる身体能力と将来性で。
報道で確認できた範囲では、ディフェンダーの評価軸は1本ではない、というのが編集部の読みです。
ただしこの順位は投稿者個人の基準によるものです。
公式の記録ではありません。
残る1位から7位が出そろえば、
どんな物差しで並べられているのかがもっと見えてくるはずです。