LOUD PARK Memorial ~2012年編~

[Category:Feature / PickUp・Artist: LOUD PARK ・Writer:DENMETA(伝説のメタラー)(漫画家・ライター・編集長)]




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2016年度のLOUD PARK ラウドパーク開催前に、過去10回のLOUD PARKを振り返る特集記事。
開催7回目である2012年度のLOUD PARKはこのようになってました。
2006年編
2007年編
2008年編
2009年編
2010年編
2011年編


LOUD PARK 12 
2012年10月27日(土)
埼玉・さいたまスーパーアリーナ

Line Up ※カッコ内は出演回数。表記のないものは初出演。
-ULTIMATE STAGE-
SLAYER(3)/IN FLAMES(2)/BUCKCHERRY(2)/DRAGONFORCE(3)/HALESTORM(2)/CHRISTOPHER AMOTT
-BIG ROCK STAGE-
HELLOWEEN/SONATA ARCTICA(2)/SEBASTIAN BACH/HIBRIA(2)/CIRCUS MAXIMUS
-EXTREME STAGE-
CHILDREN OF BODOM(3)/DIR EN GREY(3)/CRYPTOPSY/1349/OUTRAGE(3)/NAGLFAR

Cancelled:STONE SOUR

◎EXTRA SHOW
SLAYER:10.24(水)大阪 Zepp Namba , 10.26(金)名古屋 CLUB DIAMOND HALL


前年に続き1日のみの開催。しかし、前年よりは出演アーティスト数は増えており、2009年度以来、3ステージ制になった。さいたまスーパーアリーナで3ステージ制となったのはこのときが初。サブ・ステージ(EXTREME STAGE)はさいたまスーパーアリーナのコミュニティ・アリーナを使用。

2012年も前年と同じく開催発表が遅かった(7月に開催&第一弾アーティスト発表)。その理由にヘッドライナーが中々決まらなかったとのこと。又、LOUD PARKと同時期にVAN HALENが日本ツアーを行う予定であったため(2013年に延期したが)、「もしやヘッドライナーはVAN HALENでは?」という声も見受けられた。結局のところSLAYERがヘッドライナーに。

キャンセルしたバンドは1組。STONE SOURがJim Rootの体調不良によってキャンセル。代役にCHILDREN OF BODOMが出演した。

看板キャラクターだったメタルロボはこの年で降板した。

動員数が多く、2008年度Day-1以来、400レベルの席も開放された。

ARCH ENEMYがLOUD PARK開催時期にヨーロッパ・ツアーを行っていたため、Michael Amottの連続出場記録がこの年で遂に途絶えた。しかし、トップバッターに同年ARCH ENEMYを脱退したCHRISTOPHER AMOTTが出演。“アモット”の連続出場記録は続く結果に。しかしそのCHRISTOPHER AMOTTバンドはベーシストがパスポート紛失のため日本に来られないというアクシデントが発生。よってライブではベース・パートをバックトラックで再現することとなった。

二番手にはノルウェーのプログレッシブ・メタルCIRCUS MAXIMUS。これが初来日公演。この年のメイン・ステージの出演アーティストは日本のHR/HMファンには馴染み深いのばかりでCIRCUS MAXIMUSはその中で唯一の新顔といった存在であった。


三番手には同年2ndアルバム「The Strange Case Of...」をリリースしたHALESTORM。2010年出演時は新人だったがこのときはもうすっかり日本のファンにも浸透していた。HALESTORMといえばSKID ROWの名曲Slave To The Grindをカヴァーしていることでも知られていて、このライブでSebastian Bachが飛び入りして演奏という展開を多くの人が期待したが、実際にその通りになった。演奏後はLzzy Haleはバズにお姫様抱っこをしてもらったりと大はしゃぎであった。


HIBRIAはPANTERAの名曲Cowboys from HellをカヴァーしたりIuri Sanson(Vo)がサッカー日本代表ユニフォームに似たデザインの服に着替えたりとエンターテインメント性のあるショウを展開した。


DRAGONFORCEはシンガー交代後、最初の日本公演。ZP Theartに代わって加入したMarc Hudsonの日本デビューライブであった。この公演の前、2月にはMarcとHerman Li(Gt)の2人が同年発売の5thアルバム「THE POWER WITHIN」のプロモーション来日もしていた。又、この公演からHerman Liの頭髪がヤバくなってきていることがネタにされ始めた。


そして先ほどHALESTORMのライブに飛び入りしたSEBASTIAN BACHのライブ。こちらのSlave To The GrindにもLzzy Haleが参加した。ここに来る観客にとって馴染み深いSKID ROWの名曲を次々と繰り出すが、バンドの息が中々合わず、イマイチ演奏がまとまらないライブとなってしまった。
続くはBUCKCHERRY。2008年時のLOUD PARK以来の来日。あの頃は準トリだった随分と早い出番となった。
SONATA ARCTICAは7thアルバム「Stones Grow Her Name」を引っ提げての来日公演。この新作からの曲が多すぎるぐらい多いセットリストで(全12曲中7曲が新作から)、物議を醸した。
初開催時以来、6年ぶりの出演となったIN FLAMES。Jesper Strömblad(Gt)バンド離脱中、ずっとサポートメンバーとして代わりを務めてきたENGELのNiclas Engelin(Gt)が正式メンバーとなって最初の日本公演であった。

メイン・ステージの準トリはHELLOWEEN。このとき、翌年に14thアルバム「Straight Out of Hell」を発売することを公にしており、同作収録曲で先行EPにもあるBurning Sunをこのライブで披露した。

一方でサブ・ステージの方だが、EXTREME STAGEの名に冠した通り、どこまでもエクストリームなライブが終始行われていた。スウェーデンのNAGLFARから始まり、国産のOUTRAGE、これが初来日公演1349、カナダのCRYPTOPSY、もうすっかりこの場にふさわしい存在と化していたDIR EN GREYが激しいショウを展開した。


そしてこのステージのトリはCHILDREN OF BODOM。2006年~2016年にまでCOBは5回LOUD PARKに出演しているが、サブ・ステージ出演はこれが唯一。前年発売の7thアルバム「RELENTLESS RECKLESS FOREVER」のツアーで3度目の来日であった。又、同年、ベストアルバム「Holiday at Lake Bodom (15 Years of Wasted Youth)」リリースしており、バックドロップがこのアルバムのジャケットとなっていた。

そしてサブ・ステージの出演アーティストが全て演奏終了したところでメイン・ステージに大トリ、SLAYERが登場。CHILDREN OF BODOMと共に3年周期でやって来た。
何も作品がリリースされていない状態での公演であったが、前回の来日時とはまた色々と状況が違っていたSLAYER。まず一つはTom Araya(Vo, Ba)がヘッドバンギングのパフォーマンスを封印したこと(首を悪くし手術を受けたため)。そしてもう一つ、2011年にJeff Hanneman(Gt)が毒蜘蛛に噛まれ、その療養のためバンドを離脱。EXODUSのGary HoltがJeffの代役を務めていた。その編成で来日。当初、GaryはJeffが療養している間のみのサポートだと誰もが思い込んでおり、人々は「Gary HoltのいるSLAYERのライブが観れるのは貴重な機会だ」と捉えていた。ライブはいつも通り盛り上がった。そして次にSLAYERを観るときはもうJeffは復帰しているのだろうと思っていたところ、2013年の5月、Jeffはバンドに復帰することなくこの世を去り、世界に衝撃が走る。又、Dave Lomberdo(Ds)も2013年、バンドからいなくなってしまう。ここに来てSLAYERの活動は誰もが予想だにしない展開を迎えるのであった。



開催8回目の2013年編に続く。







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