LOUD PARK Memorial ~2007年編~

[Category:Feature / PickUp・Artist: LOUD PARK ・Writer:DENMETA(伝説のメタラー)(漫画家・ライター・編集長)]




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2016年度、11回目のLOUD PARKが間もなく開催!その前に過去10回のLOUD PARKを振り返る。
開催2回目である2007年度のLOUD PARKはこの様になってました。
2006年編

LOUD PARK 07 
2007年10月20日(土)/21日(日)
埼玉・さいたまスーパーアリーナ

Day-1(20th Sat) Line Up ※カッコ内は出演回数。表記のないものは初出演。
-BIG ROCK STAGE-
HEAVEN AND HELL/TRIVIUM/NOCTURNAL RITES/NILE/STILL REMAINS/OUTRAGE
-ULTIMATE STAGE-
BLIND GUARDIAN/MACHINE HEAD/AS I LAY DYING(2)/FASTWAY/THERION/cellador

Day-2(21th Sun) Line Up
-ULTIMATE STAGE-
MARILYN MANSON/HANOI ROCKS/SATYRICON/LACUNA COIL/ANDRE MATOS/AMORPHIS
-BIG ROCK STAGE-
ARCH ENEMY(2)/SAXON/TESLA/WIG WAM/ANTHEM/ALL THAT REMAINS

LOUD PARK 07 OSAKA
10月22日(月) ZEPP OSAKA
Line Up:ARCH ENEMY/SAXON/ANDRE MATOS/GNZ-WORD(Opening act)
10月23日(火) 大阪城ホール
Line Up:HEAVEN AND HELL/MARILYN MANSON/NILE/松本 和之(from Janne Da Arc)(Opening act)

◎EXTRA SHOW
HEAVEN AND HELL with TRIVIUM):10/22(月)東京国際フォーラム , 10/25(火)名古屋市公会堂
HANOI ROCKS:10/22(月)渋谷クラブクアトロ , 10/23(火)心斎橋クラブクアトロ , 10/25(木)広島クラブクアトロ ,  10/26(金)名古屋クラブクアトロ
MARILYN MANSON:10/16(火)Zepp Fukuoka , 10/17(水)Zepp Nagoya , 10/18(木)新木場Studio Coast
TRIVIUM with STILL REMAINS:10/24(水) 心斎橋クラブクアトロ


今やLOUD PARKの会場として定着した埼玉県のさいたまスーパーアリーナはこの第2回目の開催から使われた。サブ・ステージが無くなりメインの2つのステージのみに。そして幕張メッセと違って椅子席付き、そのエリアは飲食可能。というわけで「全出演アーティストを網羅可能!」「疲れているときは飲んだり食べたりしながら椅子に座ってライブを楽しめる!」と宣伝文句がつけられた。

LOUD PARKのマスコット・キャラクター、METAL ROBO メタルロボがこの年から登場。デザインを手掛けたのはスクリーミング・マッド・ジョージ。2011年度まで起用された。

lp07

metalrobo


ステージの天井のロゴを映し出すパネルはこの年から使われた。

出演をキャンセルしたアーティストは無し。2006年から2016年までのLOUD PARKで出演キャンセルのアーティストが一組も出なかった年は2007年と2008年と2011年の3回のみである。

最初に発表された出演アーティストはDay-1のヘッドライナー、HEAVEN AND HELL。1981年作のアルバム「MOB RULE」リリース時のラインナップのBLACK SABBATHである。同年、活動開始された。バンド名義を変えているのは2005年にBLACK SABBATHが再結成した当時、オリジナルのラインナップでない限りBLACK SABBATHと名乗らないと宣言したため。これがRonnie James Dio(2010年没)生涯最後の来日で、HEAVEN AND HELLは最初で最後の来日。バンドは3年で活動を終了する。前年DIOで出演したときと同様、この公演でもRonnieはピンピンしており、誰もが今後まだまだ現役バリバリで活動するものだと思い込んでいた。


この他にもDay-1にはこの年の初頭にANGRAとダブルヘッドラインの日本ツアーを行ったBLIND GUARDIAN、新世代メタル御三家の一角と評され当時人気急上昇中だったTRIVIUM、傑作アルバム「THE BLACKENING」を引っ提げ大いに盛り上げたMACHINE HEAD。前年Day-2トップバッターだったのが中堅クラスに昇格したAS I LAY DYINGなどが出演した。


Day-1国産出演バンドはOUTRAGEの一組。当時は橋本直樹(Vo)がバンド仮復帰といった状態であった。2008年に正式に復帰する。


Day-2のトップバッターは当時、映画「SAW3」の主題歌This Callingでフィーヴァー真っ最中だったALL THAT REMAINS。これが初来日公演。中盤に出演したイタリアが誇る人気バンドLACUNA COILもこれが初来日公演であった。


Day-2国産出演バンドはANTHEM。ベストアルバム「CORE~BEST OF ANTHEM」をリリースしての公演だった。

終盤にはNWOBHMの代表格SAXONが登場。このときがなんと26年ぶりの来日公演であった。このライブが大盛況であったがため、僅か半年後、2008年4月に単独日本ツアーを行う。

Day-2サード・ビルには2001年に再結成し、まだまだハードロック・シーンを盛り上げてる最中のHANOI ROCKS。しかしこの翌年の2008年に彼らは二度目の解散を発表。2009年にフェアウェル・ツアーを日本で行い解散する。

Day-2準トリは2年連続出場のARCH ENEMY。Christophere Amottがこの年に復帰。同年発売した7thアルバム「RISE OF THE TYRANT」は好評で大きく盛り上がり、2007年度のLOUD PARKのハイライトとなった。


そして大トリはMARILYN MANSON。同年発売した6thアルバム「EAT ME, DRINK ME」を引っ提げての来日。包丁デザインのマイクが印象的で盛り上げた。しかし、それ以前までの出演バンドとは客層が随分と変わったりもした(生粋のメタルヘッズ客のいくらかは会場を後にし、MANSONだけ目当てに来た若い女性客の数が目立った)。尚、ARCH ENEMYのMichael AmottはこのときのMANSONに随分とご立腹の様で(バックステージで彼らのライブを観ることを許可されなかったとのこと)、インタビューでLOUD PARKの話が出る度に「このときのMARILYN MANSONのライブは酷かった」と批判している。


色とりどりなアーティストが出演したが、集客数は前年度を下回り、BURRN!誌の2007年度読者人気投票のBORE部門(残念な出来事)に「LOUD PARKのラインナップが不満」とランクインしてしまう結果となった。
特に大阪城ホールでのLOUD PARK 07 OSAKAはヘッドライナーのHEAVEN AND HELLとMARILYN MANSONといったビッグネームがそろい踏みにも関わらず動員数はかなり悪く、(やはりMARILYN MANSONだけ客層が大きく違うことが原因かと思われる。あと全席指定なのにMANSONの前にはエクストリーム系のNILEというのがまたミスマッチなラインナップだった。)大阪版LOUD PARKはこの年で終了となる。


第3回LOUD PARK、2008年編へ続く。

ハードロック/ヘヴィメタル系の音楽の情報サイト「METAL JAPAN」にて連載しているWEB漫画「メタル生徒会長」の単行本化プロジェクト!







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