LOUD PARK Memorial ~2006年編~

[Category:Feature / PickUp・Artist: LOUD PARK ・Writer:DENMETA(伝説のメタラー)(漫画家・ライター・編集長)]




Artist Archive

Feature / PickUp
アンケート「LOUD PARKは2ステージ制と3ステージ制どっちが好き?」
2007年のHR/HMニュースまとめ
LOUD PARK Memorial ~2015年編~
LOUD PARK Memorial ~2014年編~
LOUD PARK Memorial ~2013年編~
LOUD PARK Memorial ~2012年編~
LOUD PARK Memorial ~2011年編~
LOUD PARK Memorial ~2010年編~
LOUD PARK Memorial ~2009年編~
LOUD PARK Memorial ~2008年編~

Live/Event Report
LOUD PARK 17 Live Report (Day-2後編)
LOUD PARK 17 Live Report (Day-2前編)
LOUD PARK 17 Live Report (Day-1後編)
LOUD PARK 17 Live Report (Day-1前編)
やったぜ。 (LOUD PARK 16 Report おまけ)
LOUD PARK 16 Report (Day-2後編)
LOUD PARK 16 Report (Day-2前編)
LOUD PARK 16 Report (Day-1後編)
LOUD PARK 16 Report (Day-1前編)
LOUD PARK 15 Live Report Day-2後編

Live/Event Information
GENE SIMMONS BAND Live in Osaka 2017 (LOUD PARK 17 Extra)
MICHAEL SCHENKER FEST Live in Osaka 2017 (LOUD PARK 17 Extra)
LOUD PARK 17
SLAYER Live in Osaka 2017 (LOUD PARK 17 Extra)
LOUD PARK 16(10/8・9)
LOUD PARK 15 Day-2(2015/10/11sun)
LOUD PARK 15 Day-1(2015/10/10sat)
LOUD PARK 14第5弾ラインナップ LOUDNESS出演決定!

Staff Blog
色々と新しかったLOUD PARK 17!2018年の目標
LOUD PARK 17へ!漫画「メタル生徒会長」のスケジュール遅延
10月はLOUD PARK!メタル生徒会長のクラウドファンディングは・・・?
祝!!LOUD PARK 10th Anniversary!!
LOUD PARK 15タイムテーブル発表
LOUD PARK 15最終ラインナップ発表 DRAGONFORCE出演
LOUD PARK 15第9弾ラインナップ発表 UNITED出演
LOUD PARK 15第8弾ラインナップ発表
LOUD PARK 15ステージ別&第7弾ラインナップ発表
LOUD PARK 15第6弾 ABBATH,WE ARE HARLOT



iTunes Music Store
今や毎年恒例行事となっている日本最大規模のハードロック/ヘヴィメタルに特化したフェスティバル、LOUD PARK ラウドパーク。これを書いてる年の2016年も当然の如く開催される。2016年度は開催通算11回目、初開催から10周年である。
と、ここで過去10回のLOUD PARKをとことん振り返ってみる。まずは記念すべき初開催、第1回目、2006年度の初代LOUD PARKから。


LOUD PARK 06 
2006年10月14日(土)/15日(日)
千葉・幕張メッセ9-11ホール

Day-1(14th Sat) Line Up
-GIGANTOUR STAGE-
MEGADETH/ANGRA/DIR EN GREY/BAKYARD BABIES/HARDCORE SUPERSTAR/ANVIL
-BIG ROCK STAGE-
ANTHRAX/ARCH ENEMY/CATHEDRAL/DRAGONFORCE/OPETH/FLYLEAF
-ULTIMATE STAGE-
NAPALM DEATH/UNITED/LEGEND OF ROCK/FIREWIND/ZEROWIND/NORA

Day-2(15th Sun) Line Up
-THE UNHOLY ALLIANCE TOUR STAGE-
SLAYER/CHILDREN OF BODOM/IN FLAMES/MASTODON/LAMB OF GOD/BLOODSIMPLE
-BIG ROCK STAGE-
DIO/KILLSWITCH ENGAGE/HATEBREED/UNEARTH/WITHIN TEMPTATION/AS I LAY DYING
-ULTIMATE STAGE-
NEGATIVE/SURVIVE/MUCC/THE BLACK DAHLIA MURDER/COCOBAT/LOYAL TO THE GRAVE

Cancelled:BULLET FOR MY VALENTINE/KORPIKLAANI/MINISTRY

LOUD PARK 06 OSAKA
大阪 ZEPP OSAKA
10/16(月) Line Up:MEGADETH/DIO/ANTHRAX
10/17(火) Line Up:SLAYER/IN FLAMES/MASTODON

◎EXTRA SHOW
SLAYER with MASTODON:10/16(月)新木場スタジオコースト
MEGADETH:10/13(金)川崎CLUB CITTA' , 10/17(火)名古屋 Zepp Nagoya
HARDCORE SUPERSTAR:10/17(火)名古屋 Club Quattro , 10/18(水)広島 Club Quattro
BACKYARD BABIES:10/16(月)広島クラブクアトロ , 10/17(火)大阪 心斎橋クラブクアトロ , 10/18(水)名古屋クラブクアトロ
FLYLEAF:10月12日(木)東京・原宿ASTRO HALL


運営はSUMMER SONICなどでもお馴染みの大手プロモーターCreativeman Production。この2006年にCreativeman社はSUMMER SONICから派生したジャンル別大型フェスティバルを初めて開催。パンク・ロック限定のPUNKSPRING、ヒップホップとR&B限定のSPRINGROOVE、そしてハードロック/ヘヴィメタル限定のLOUD PARKが生まれた。

初開催のLOUD PARKは2001年と2002年に行われた大型ヘヴィミュージックフェス、BEAST FEASTの後継としてよく語られた。

初開催の会場は千葉県の幕張メッセ9・10・11ホール。同会場でLOUD PARKが行われたのは2006年度と2009年度の2回のみ。これを書いている時点ではLOUD PARKの開催地はさいたまスーパーアリーナで定着しているが、開催5回目(2010年度)ぐらいまでは、幕張メッセとさいたまスーパーアリーナのどちらで行われるのか予測がつかなかった。幕張メッセ9-11ホールは、2010年代半ばにおいては日本のHR/HMファンからH.I.P.社による日本開催のOZZFEST及びKNOTFESTの会場としてお馴染みとなっている。

又、出演アーティストを3組に絞った大阪版LOUD PARKというのがあった。ZEPP OSAKAで開催。この大阪ラウパは2006年と2007年のみ行われた。

ステージ数は3つ。メイン・ステージ(GIGANTOUR/THE UNHOLY ALLIANCE TOUR STAGE & BIG ROCK STAGE)である2つとサブ・ステージ(ULTIMATE STAGE)が1つ。会場内は
|メイン・ステージ|ブース・エリア|サブ・ステージ|
の3つに区切られていた。

この初開催のLOUD PARKはサブ・ステージ名がULTIMATE STAGEであった。この次以降からはメイン・ステージ名にULTIMATE STAGEの名が使われる。
因みに、この年のみに使われたステージ名、GIGANTOUR/THE UNHOLY ALLIANCE TOUR STAGEの由来は、当時行われていたMEGADETHとSLAYER、それぞれのツアー名から来ている。MEGADETHはGIGANTOURという名のツアーを、SLAYERはTHE UNHOLY ALLIANCE TOURという名のツアーを行っており、ヘッドライナーの彼らが行っていたツアー名がそのままステージ名となったというわけである。

2日通し券は一般発売から数日で完売した(7月30日に一般販売開始、8月3日に公式サイトから完売のアナウンス)。

この年に出演をキャンセルしたバンドは3組。BULLET FOR VALENTINEとKORPIKLAANIとMINISTRY。MINISTRYは16日(月)のLOUD PARK 06 OSAKAも出演予定で、更にエクストラ・ショウとして単独公演の日程も組まれていた。尚、BFMVとKORPIKLAANIは翌年2007年に来日公演を行った。


LOUD PARKの幕開けは2日前に原宿ASTRO HALL「NEW BLOOD」に出演したFLY LEAFから。
次に出たANVILはSUPER ROCK 84出演以来の22年ぶりの来日。ANVILのこのLOUD PARK 06でのライブの模様は後に彼らのドキュメンタリー映画「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」に収められる。映画といえばこのLOUD PARK 06ではSam Dunn監督ドキュメンタリー映画「GLOBAL METAL」の撮影も入っていた。


OPETHは結成から16年目、デビューから11年目にして初来日公演となった。

洋楽アーティストが大半を占めるフェスだが、中盤には日本からDIR EN GREYが登場。しかし、この時点ではまだ人々からヴィジュアル系として見られていて、メタルバンドとしてはほとんど評価されていなかった。そのためフロア全体としてはあまり良い反応は得られず。彼らは後に2010年のLOUD PARKで会場を沸かせることになる。

終盤からはメタルヘッズからお馴染みのバンドが盛り上げる。後にラウパ最多出場バンドとなるARCH ENEMYはChristopher Amottの後釜としてFredrik ÅkessonがMichael Amottの傍らでギターを弾いていた。そしてFredrik Åkessonは後にOPETHに加入。またFredrickの前にARCH ENEMYのサポートギタリストを務めていたGus.GがサブステージでFIREWINDとして出演していた。

Day-1サードビルのANGRAは6thアルバム「AURORA CONSURGENS」発売を目前に控えており、その宣伝も兼ねてこの公演でオープニングトラックであるThe Course Of Natureを演奏した。

Day-1準トリにはANTHRAX。前年にJoey BelladonnaとDan Spitzが復帰し、黄金期のラインナップでのライブとなりメタルヘッズを沸かせた。が、この公演後ほどなくしてJoeyもDanも再び脱退。この頃のANTHRAXはバンドのキャリアの中でも特にメンバーが不安定な時代だった。

Day-1のトリ、LOUD PARK最初のヘッドライナーはMEGADETH。この頃のMEGADETHはDave MustaineとDavid Ellefsonが袂を分かちあった時期。Ellefsonは2010年にMEGADETHに戻るが、EllefsonのいるMEGADETHがLOUD PARKに出るのは2015年度が初めてとなる。この2006年時、Mustaine以外のメンバーは皆MEGADETHに加入してまだ数ヶ月~1年ほどと短く人々から馴染み薄な顔ぶれだった。又、この来日時に後にMEGADETHのメンバーとなるANGRAのKiko Loureiroと運命的な出会いを果たした。MustaineとKikoは2人でBURRN!誌の表紙を飾る。


Day-2は米メタルコアのAS I LAY DAYINGからスタート。AILDは翌年2007年にもLOUD PARKに出演。
2番手のBLOODSIMPLEはこれが最初で最後の来日公演。彼らは2008年に解散する。
そこから更に初来日組が続く。3番手にWITHIN TEMPTATIONが登場。この日のラインナップはエクストリーム系の割合が多かったためキレイな音楽のWITHIN TEMPTATIONはかなり異質な印象を受けた。
続く初来日のLAMB OF GODは凄まじい爆音でのライブであった。その後もずっと轟音でガナるタイプのバンドばかり続いた。

後半にはまだバンドにJesper StrombradがいたIN FLAMESが登場。この年に彼らが発売した8thアルバム「COME CLARITY」は大好評。元からの人気も合わさって大勢の観客が集まっていた。それ以前までのメインアリーナのフロアは後方が寝転がれるほどの余裕があったが、IN FLAMES登場時にはそんなスペースに余裕は無いほど人が密集していた。

次にはKILLSWITCH ENGAGEが登場。KSEといえばこの記事掲載後ほどなくして、2016年度のLOUD PARKに出演する。KSEのラウパ出演はこの初開催時以来10年ぶり。ラウパ史上最も再度出演までのブランクが長いアーティストとなった。尚、このときのヴォーカルは今とは違いHoward Jonesであった。

Day-2サードビルのCHILDREN OF BODOMはこの年二度目の来日。Roope Latvara以外のメンバーは皆当時20代。まさに人気若手バンドで、ライブも血の気盛んな若者が多数集まって大暴れ、フロアは凄まじい押し合いとなった。

そして準トリに大ヴェテランのDIO。この日唯一のクラシックなメタルでアリーナは一気に渋くなった。しかしRonnie James Dioの歌唱、パフォーマンスは年代問わず通じる魅力があり、フロア全体が盛り上がった。

Day-2のヘッドライナー、大トリはSLAYER。Dave Lombardo完全復帰作でもある10thアルバム「CHRIST ILLUSION」を引っ提げての来日公演。本作はこれまでで最も高いチャート成績を記録したのだが、ライブでは本作からCultの1曲しかプレイすることはなかった。尚、この来日でKerry Kingがテレビ番組「ROCK FUJIYAMA」に出演し、話題となった。

因みにこのLOUD PARK 06の二ヶ月前に行われたSUMMER SONIC 06にはMETALLICAが出演しており、2006年はスラッシュメタル四天王、BIG4と呼ばれし4組が全て来日した年となった。
それとこの年のLOUD PARKのOfficial Tシャツ、裏に描かれている出演ラインナップでSLAYERの名前が載らないという痛恨のミスがあったりもした。

尚、このLOUD PARKでの公演の映像付きカラオケが1年ほど限定で配信された。配信されたアーティストはMEGADETH、ANTHRAX、ANGRA、ARCH ENEMYといったDay-1出演バンドのみであった。
当時、筆者DENMETAが歌ったときの写真。2007年撮影。

lp06karaoke1

lp06karaoke02


この初開催のLOUD PARKは2日間で2万9000人を動員し、大成功したイベントとなった。以降、毎年恒例のフェスとして定着する。

開催2回目2007年編に続く。

GREATEST HITS : BACK TO THE START - MEGADETH (Amazon Exclusive・US)
METAL JAPAN 価格 : ¥5,940 (税込)
メガデスの2枚目のベスト・アルバム『Greatest Hits: Back to the Start』のCDに、デイヴ・ムスティンのサインが入ったブックレットが付いたUSアマゾン限定商品。
→METAL JAPAN ストアで見る













M.J. ROCK JAM 出演者募集中!

Crazy☆Fest Vol.27

「メタル生徒会長」単行本 第1巻 好評発売中!
Copyrlght (c) 2014 METAL JAPAN All rights reserved. Produced by ZETA-FACTORY .
Play