SUMMER SONIC 2016 OSAKA REPORT Ⅱ(BFMV)

[Category:Live/Event Report・Artist: SUMMER SONIC / BULLET FOR MY VALENTINE ・Writer:DENMETA(伝説のメタラー)(漫画家・ライター・編集長)]



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サマーソニック2016大阪Day-2(8/21sun)のレポートその2。レポート1はコチラ

大阪会場のSONIC STAGE、ANDY BLACKが出た次は東京会場のSONIC STAGE Day-1のトリを務めたAT THE DRIVE-INが登場。フロアは満員、大賑わい。ATDIのファンでない人もかの有名な“Sleepwalk Capsales”の「ど、ど、ど、ど、童貞ちゃうわ!」の空耳聞きたさに観に来ていたり。

そしてその次、大阪Day-2のSONIC STAGEトリ前、2000年代より現れメタルシーンをにぎわせている英国が誇る人気バンド、BULLET FOR MY VALENTINE ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタインが登場した。BFMVは2016年、これで二度目の来日。前回は4月にcoldrainとNOISEMAKERを帯同させた日本ツアーを実施。それから僅か4ヶ月で日本に戻ってきてくれた。2015年に発売した5thアルバム「VENOM」によるツアーでの来日はこれでもう三度目である(OZZFEST JAPAN 2015出演が一度目)。

BFMVがサマソニに出るのはこれで三度目。初来日公演でもあった2005年度、それと2013年度に出演している。前回のサマソニ出演時、2013年度はメインステージで炎天下の中でのライブとなり、熱中症に陥る人が勃発したが、今回は東京会場と大阪会場共々、屋内ステージ。あのときと違い、暑さにやられることがない。

BFMVのライブ、ライブ開始までバックドロップが黒いカーテンに覆われていた。ライブが始まるとそのカーテンが取られてBFMVのロゴのバックドロップが姿を現す。これでまた歓声が沸いた。
そして勢いよく「No Way Out」の演奏をスタートさせた。今回のBFMVのライブ、なんといっても目を見張るのがパイロ演出付きであることであろう。1曲目からそれが炸裂。そういえばMatt Tuck マット・タック(Vo/Gt)は2000年代に日本で公演をしに来た際のインタビューで「パイロを使いたかったけど使えなかった。次こそは派手にパイロを使いたい。」というような発言をしていた。それからも幾度も来日公演を行ってきたが、パイロが使われることは一切なく。それが遂にここに来て使われるように。まだまだ新人、期待の若手バンドであった頃からの希望がようやく叶って万々歳である。そういえば2015年あたりから日本のライブでもパイロを使用する日本国外のメタルバンドが続々と出てきている(KREATOR、ARCH ENEMYがそう)。日本ではほとんどのライブでパイロ演出は使えないものであったが、それは過去の話となっていきそうだ。

バンドそのもののコンディションも良好。前回の日本ツアーではMattが東京公演終盤で体調を崩し、最後までショウをやりきれなかったというアクシデントに見舞われ、何かと悪評が目立ったが、今回はその雪辱を晴らすかのようなライブだ。状態は良い・・・しかし、それにしてもMattの毛むくじゃらになってる顔には面食らった。サマソニの少し前のツアーから髭ボーボーにしてあるが、こちらでも剃ることなく出演。ロン毛で凛々しかった2000年代のMattは遠い世界に行ってしまった模様。最早、別人と化している。
気がつけばデビュー時のメンバーがMattとPadge パッジの2人しかいなくなってるわけだが、在籍期間が短いあとの2人も仕事ぶりは申し分ない。2015年よりJason James ジェイソン・ジェイムズに代わって加入したJamie Mathias ジェイミー・マサイアス(Ba)はしっかりとスクリームしてくれる。生まれてくる子供のためにツアーから一時離脱しているMoose ムースの代役、Jason Bowldのドラミングもちゃんとしていて、ツアーのみ参加でありながらドラムソロといった見せ場も設けられた。

前回の日本ツアーでは「VENOM」全曲演奏という偏ったセットリストであったため、今回のライブではなるべくバランスの良い選曲にしてくれた。「The Poison」といった熱心なファンの心をくすぐる中々レアな曲もあった。合間に入れたドラムソロが長く感じたりもしたが、ドラムソロを経てのBFMV屈指の人気曲、「Scream Aim Fire」演奏には興奮した。前回の日本ツアーでは「Scream Aim Fire」は省かれたので、前回の日本ツアーに足を運んだ客はよりテンションが上がったのではないかと。次の「Alone」もにぎわった。この曲も今やすっかりBFMVクラシックとなっている。
終盤は「Worthless」で緩急をつけ、「Tears Don’t Fall」「Waking The Demon」で熱く締めくくった。自分としてはこれまでに観てきたBFMVの来日公演では最も熱いものだったように思う。来日頻度の高いBFMV。この先もその頻度の高さを保っていてくれることを願ってる。

BULLET FOR MY VALENTINE Official Live Photo

~Set list~
1. No Way Out
2. Skin
3. Your Betrayal
4. 4 Words (To Choke Upon)
5. You Want a Battle? (Here's a War)
6. The Poison
7. Drum solo ~ Scream Aim Fire
8. Alone
9. Worthless
10. Tears Don't Fall
11. Waking the Demon



REPORT Ⅲ BABYMETAL





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