LOUD PARK 15 Live Report Day-1前編

[Category:Live/Event Report・Artist: LOUD PARK / GALNERYUS / ALL THAT REMAINS / BACKYARD BABIES / OUTRAGE / GOJIRA / HOUSE OF LORDS / ANTHEM / METAL ALLEGIANCE / UNITED ・Writer:DENMETA(伝説のメタラー)(漫画家・ライター・編集長)]





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遂に開催10回目!!今回で一つの節目となる日本最大規模のHR/HMフェスティバルLOUD PARK。2015年度の模様をお届け!
会場は毎度お馴染みのさいたまスーパーアリーナ。この記事にはDay-1、10月10日(土)の前半部分を書き綴ります。今回、3ステージ制ということで全アーティストの模様を詳しく書き綴ることは出来ない点、ご了承を。

公式Photo Gallery

赤文字はULTIMATE STAGE出演アーティスト。青文字はBIG ROCK STAGE出演アーティスト。緑文字はKINGDOM STAGE出演アーティスト。
※カッコ内はLOUD PARK出演回数と過去に出演した年度。



FRUITPOCHETTE Opening Act (初出演)

LOUD PARKといえば毎回一組は「なんでこんなの出すんだよ」と叩かれるアーティストが出るが、今回はこのFRUITPOCHETTEがそれに該当。こういう叩かれアイドル枠も今やすっかりお馴染みだ。前年の仮面女子と同様、オープニング・アクトということでまだまだ人が入場してない状態でライブがスタート。アイドルだと言われはするが“ダンスを踊る”ということを除けば普通にメタルでステージ上でのアウェイ感はほぼ皆無。寧ろかつてここでアイドルだと叩かれながらライブを成功させたBABYMETALよりもよっぽど伝統的なメタルだった。ただし前方に集まってる客層はもろにアイドルヲタ。このファンたちはどう見てもFRUITPOCHETTEしか興味無さそうなんだが大丈夫なのか…?たった20分しかないFRUITPOCHETTEのライブ観るためだけにチケット買ったんだろうか…。まあこういうケースは結構見かけはするが。とにかくFRUITPOCHETTE自身はLOUD PARKは夢舞台だったとのことで、このステージに立てて何より。

~Set List~
1. 蒼天-Paradox-
2. 唯我-Vaingloly-
3. 暴虐-Parasite-
4. 灼熱-Drop-



UNITED (3度目/06年,11年)

本編トップバッターはジャパニーズ・スラッシャーUNITED。前回の出演から早4年。あのときとはメンツが違ってもライブが刺激的なのは変わりなし。朝っぱらから大きいサークル・ピットがグルグル。ヴォーカル湯浅正俊氏の煽りでガンガン加熱して良い具合にラウパ本編スタートを切ったのでした。

~Set List~
1. Cross Over The Line
2. Mosh Crew
3. My Inner Revenge
4. Revenger
5. Hell Breakes Loose
6. Fate
7. Sniper



GALNERYUS (2度目/09年)

2012年度以来、コミュニティ・アリーナでのサブステージを用いたLOUD PARK。初日はKINGDOM STAGEという名称。そこで先陣を切ったのがこれまた日本が誇るGALNERYUS。バンドは朝7時入りだったと言う。サブステトップバッターながら大入りの観客で大盛り上がり。相変わらず凄い演奏でこれまた朝っぱらから刺激満点だった。代表曲の一つである“Destiny”は勿論、この時点での最新作「VETELGYUS」からの2曲も反応上々。更にその後、12月に発売予定のニューアルバムからのナンバーまで盛り上がった。

~Set List~
1. Destiny
2. Endless Story
3. There's No Escape
4. RAISE MY SWORD(新曲)
5. Braving Flag



DAITA BAND (初出演)

GALNERYUSを途中で切り上げてメインステージに移動し、わずかだが当初BREAKING ARROWSで出演するはずだったDAITA BANDを観賞。因みにBREAKING ARROWSは2013年に、2014年にDAITA氏が仮面女子のバックバンドと、何気にDAITA氏、3年連続でラウパに出演している。今回、演奏はそれなりにやっていたものの、DAITA氏はとにかくBREAKING ARROWSキャンセルになったのを申し訳なさそうにしていて、終わると苦笑いで謝りながらステージを立ち去っていくという、悔いが残った感がありありのショウとなってしまった。



OUTRAGE (4度目/07年,09年,12年)

出演せずとも、よく観客としても来るOUTRAGEが登場。半分カヴァー曲のアルバム「GENESIS Ⅰ」を発売したばかりの彼らで、この日モニターで“御意見無用”のMVを用いたツアーの宣伝が流れていたが、このライブでは「GENESIS Ⅰ」には一切触れることのない内容で、馴染みのナンバーのみを演奏した。まだまだ序盤のラウパでありながらメインアリーナの集客は上々。流石はお馴染みの国産エクスリーム・メタル・バンドです。先ほどのUNITED同様、それでいてまた違ったオーラを放ちながら激しく盛り上がりました。にしても締めが“Rise”というのが時代の流れを感じる…結成27年目にして生まれた名盤「OUTRAGE(セルフタイトル:2009年発売)」に驚かされたのももう何年も前の話。そこのリードトラックがバンド屈指の人気曲として浸透して締めを飾るとは。10周年ラウパで感慨深く思えたものの一つでした。

~Set List~
1. My Final Day
2. Fangs
3. Death Trap
4. You Suck
5. Megalomania
6. Under Control Of Law
7. Rise



GOJIRA (初出演)

正午を過ぎた頃に初めて洋バンド登場。今回が初の来日となるフランスのGOJIRAが遂に降臨。彼らはこのLOUD PARK出演前にSLAYERのサポート・アクトでライブを実施。それが彼らの初来日公演となる。話題のバンドの一つということでこれまた大そうな人だかり。先ほどOUTRAGEが2,3曲演奏したあたりから既にBIG ROCKの前方フロアは人で完全に埋まっていた。そして記念すべきGOJIRAの初ラウパでのショウがスタート。それまでに出てきた日本のバンドたちも良かったが、なんだかここから更にラウパらしくなってきたような気がした。デスメタルかつどこか神秘的なサウンドでこの会場でも独特の世界観を生み出した彼ら。でもって来日を心待ちにしていた様子が伺えた。どの海外のバンドも日本に来れて嬉しそうにしていたように思うが、彼らはゴジラというバンド名にも関わらずずっと日本に来たことがなく、結成19年目にしてようやく初来日ということもあってか、より一層日本に来れて嬉しい気持ちが伝わってきた。

~Set List~
1. Oroborus
2. The Heaviest Matter of the Universe
3. Backbone
4. Love / Remembrance
5. Flying Whales
6. L'Enfant Sauvage
7. Vacuity



HOUSE OF LORDS (初出演)

GOJIRAの裏ではカルフォルニアのハードロックバンド、HOUSE OF LORDSがライブを実施。彼らもまた今回がようやくの初来日である。

~Set List~
1. Come to My Kingdom
2. Rock Bottom
3. Go To Hell
4. Cartesian Dreams
5. Battle
6. Love Don't Lie
7. I'm Free
8. 100 MPH
9. Can't Find My Way Home
10. I Wanna Be Loved
11. Pleasure Palace



METAL ALLEGIANCE (初出演)

初日の3分の1が終わったあたりでオールスターバンド、METAL ALLEGIANCEが登場。オリジナル曲もあるが基本的にはGOLDEN GODS AWARDで見られるような有名人によるカヴァーバンドで、今回のラウパ初日“お祭りバンド枠”といった感じだ。メタルが好きな人にはお馴染みの有名クラシックナンバーを次々と演奏。どの曲も合唱が起きて賑わう。“Heaven and Hell”なんかは今は亡きロニー・ジェイムズ・ディオがかつてここで歌っていたこともあって感慨深いものがある。でもやっぱり一番インパクトが大きかったのはラストの“Seek & Destroy”であろう。何せここでようやくANTHRAXのスコット・イアンが登場したのだから。彼がステージに現れた途端、何人もの客が前の方に押し寄せてきたのも印象的。これからのラウパも毎回こういうスペシャルなバンドが一組いればいいなと感じた。

~Set List~
1. The Green Manalishi (With the Two Prong Crown) (Fleetwood Mac cover)
2. Wrathchild (Iron Maiden cover)
3. Can't Kill the Devil
4. Heaven and Hell (Black Sabbath cover)
5. Run to the Hills (Iron Maiden cover)
6. Pledge of Allegiance
7. Balls to the Wall (Accept cover)
8. Seek & Destroy (Metallica cover)



ALL THAT REMAINS (2度目/07年)

LOUD PARK 07出演が初来日公演だったATR。あのときはトップバッターであったが、もうすっかり日本でも馴染みあるバンドということで中盤に登場。7thアルバム「THE ORDER OF THINGS」を引っ提げての来日公演だが、ここに来るまでにまさかのジーニー・セーガン脱退。これが哀しいのなんのって。彼女はとても存在感のある人だけに今回のライブ、誰か足りない感がありありだった。とはいえ現メンバーはちゃんと頑張ってはいた。メタルコアのカリスマ健在である。この広いLOUD PARKという地で“This Calling”といった大ヒットナンバーを演奏する様子なんかはもう実に爽快であった。

~Set List~
1. Now Let Them Tremble
2. The Air That I Breathe
3. For We Are Many
4. This Probably Won't End Well
5. Stand Up
6. Pernicious
7. Six
8. Divide
9. What If I Was Nothing?
10. This Calling
11. Two Weeks



ANTHEM (2度目/07年)

ATRと同じく2007年度のラウパに出演した日本のANTHEMがATRの裏で登場。こちらも賑わった様子。

~Set List~
1. Steeler
2. Bound To Break
3. Immortal Bind
4. Pain
5. Shine On
6. Gypsy Ways(Win, Lose or Draw)
7. Headstrong
8. Venom Strike
9. Onslaught



BACKYARD BABIES (2度目/06年)

GUNS N’ ROSESの“Welcome To The Jungle”を始まりの合図のSEとして、昨年再始動したBACKYARD BABIESが登場。7年ぶりのアルバム「FOUR BY FOUR」を引っ提げての来日。ここからがラウパ初日後半戦開始だったわけだが、ここに来て初めてロックンロール系のバンドが出てきたことでなんだかフレッシュな気持ちとなった。この後にはまた激しいメタルバンドが控えてるわけだし、フェスのメリハリをつけるのには持って来いの存在だと感じた。

~Set List~
1. Th1rte3n or Nothing
2. Highlights
3. The Clash
4. Brand New Hate
5. Dysfunctional Professional
6. Abandon
7. Star War
8. Nomadic
9. Bloody Tears
10. Minus Celsius
11. Look at You



Day-1後半戦に続く



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