MOTLEY CRUE the Final Tour in Kobe Report

[Category:Live/Event Report・Artist: MOTLEY CRUE ・Writer:DENMETA(伝説のメタラー)(漫画家・ライター・編集長)]







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1981年にアメリカ・ロサンゼルスで結成されたMOTLEY CRUE モトリー・クルーがとうとうファイナル・ツアーを敢行。そして2015年2月、そのツアーで来日!日本公演は計5日程行われた。
METAL JAPAN Staff伝説のメタラーが観てきたのは日本ツアー初日、2月11日(水曜・建国記念日)の神戸ワールド記念ホールでの公演。この神戸公演の模様をお届けいたす!


会場の神戸ワールド記念ホールは三ノ宮駅からポートライナーという自動運転のジェットコースターっぽい電車に乗っていくわけだが、その三ノ宮駅に着いた時点でもうMOTLEY CRUEのライブを観に行くということがハッキリわかる人がズラズラ。会場に着けばそれはもうロッカー達がわんさといる。観客の年代は見たところ30代、40代あたりが多めで男女比率は男7:女3ぐらいだったかと。

そして会場内。ステージは後方に黒のカーテンが下されてはいるものの、ジェットコースターのセットはしっかり確認できます。開演前に流れる音楽はElvis CostelloとかHR/HMと無関係のもの中心。開演予定時刻である17時の10分前になるとMOTLEY CRUEの新曲“All Bad Things”が流れて観客たちがそわそわしだす。

17時7分に場内が暗転。ステージのカーテンが開き、ほぼ満員の会場内が一気ににぎやかになる。
オープニングのSEは映画「サウンド・オブ・ミュージック」で知られる“So Long, Farewell”。“さようなら、ごきげんよう”という・・・

切なくなるがな・・・

そしてVince Neil ヴィンス・ニール(Vo)、Mick Mars ミック・マーズ(Gt)、Nikki Sixx ニッキー・シックス(Ba)、Tommy Lee トミー・リー(Dr)がステージに登場。メンバーの4人は10年程前と全くと言っていいほど見た目が変わっていない。特にニッキー、よく老けないもんだ・・・今でも若々しいロックスターのまま。トミーは後ろの“律”の文字が実に印象的。ヴィンスの歌いっぷりも衰えなし。ミックは相変わらず“目立たないけど存在感がある”という実に独特なオーラを放っている。

まずは“Saints of Los Angeles”を演奏。この時点で会場内はグンと熱がこもって十分勢いに乗っていたが、これはほんのこて調べに過ぎなかった。続く“Wild Side”でバックダンサーの姉ちゃんたちも現れ、場内はもっとヒートアップ。ニッキーはぶらさがってる自身のマイクを振って遊んでノリノリ。“Primal Scream”では噴煙も放出。この日本ツアーは火器演出が無いのでこれで代用(?)。

セットリストは当然グレイテスト・ヒッツな内容なのでファンにはお馴染みの人気曲しか来ない。最初からどの曲も観客から良好な反応を得られたが、ショウの中盤以降はもっと盛り上がる。へヴィメタル好きもパンクロック好きも一つになれるSEX PISTOLSのカヴァー“Anarchy in the U.K.”でアリーナはもっと激しく揺れ動いたし(観客に水鉄砲をぶっ放す謎の仮面集団も現れたし)、そこから更に“Dr. Feelgood”や“Shout at the Devil”が来るんだからもう・・・全くもって息をつく暇なし!そしてそしてそして!!

ショウの後半で遂に来た!!このツアー最大の見どころ、トミー・リーのジェットコースタードラム!!

Carmina Burana ~ O FortunaをSEにしてそれは始まった。ヒップホップ調でクラブミュージック系統の曲に乗せて叩いて、トミーのドラムが徐々に高く上がっていく。回転しながら紙ふぶきもまき散らす。この一大エンターテインメントに観客これまた大興奮。本ステージとアリーナ中央に設置されたステージを一往復するまで大歓声の嵐。CARNIVAL OF SINS TOURのDVDでのインタビューでトミーは「ジェットコースターをステージに作るのが夢」と語っていたが、2011年の円状のローラーコースターを経て、このファイナルツアーでそれを完全な形で叶えることができたのだった。

その後はミックのギターソロタイム。ここで観客たちは一旦静まってしまうが、これに続く“Live Wire”の演奏で静まった分の反動が来たかのように再び最高潮の盛り上がりとなった。

そしてショウも終盤。バイク音が鳴り響いて“Girls, Girls, Girls”演奏開始。ミドルテンポにも関わらずアリーナは大騒ぎ。本編締めは“Kickstart My Heart”。締めということで紙ふぶき+噴煙たっぷり。盛大に本編の幕を閉じた。

アンコールはどうなるか。まずはジェットコースターにライトが点灯(こちら神戸公演では故障でライトが点かない部分があったり)。それからアリーナ中央のステージにMOTLEY CRUEの4人が姿を現した。この小さなステージで“Home Sweet Home”を演奏。無数の灯に照らされながらステージは高く上がっていき、感動的に幕を閉じたのであったとさ。


~Set List~
SE. So Long, Farewell (Rodgers & Hammerstein song)
1. Saints of Los Angeles
2. Wild Side
3. Primal Scream
4. Same Ol' Situation (S.O.S.)
5. Looks That Kill
6. On With the Show
7. Too Fast for Love
8. Smokin' in the Boys' Room (Brownsville Station cover)
9. Mutherfucker of the Year
10. Anarchy in the U.K. (Sex Pistols cover)
11. Dr. Feelgood
12. Shout at the Devil
13. Don't Go Away Mad (Just Go Away)
14. Drum Solo
15. Guitar Solo
16. Live Wire
17. Too Young to Fall in Love
18. Girls, Girls, Girls
19. Kickstart My Heart
Encore:
20. Home Sweet Home


あの手この手をつくした豪華なエンターテインメントだったMOTLEY CRUEのライブ。全くもってこれで見おさめであることが信じられん。来年あたりにまた観れるんじゃないかという気がしてならない。全然キャリアの終わりが近づいてる気がしないうちに終了とか・・・新曲も良い感じだったのに・・・まあこれがモトリー本人らの望む形の終わり方なわけだけど。

・・・って、新曲といえば“All Bad Things”結局演奏せえへんのかい!!開演前に流してハイ終わりとか・・・ここで演奏せずにいつ演奏するんだかorz


尚、2月14日(土)のさいたまスーパーアリーナの公演Day-1ではトミーのドラムコースターが途中で進まなくなるという珍しいアクシデントがあったとのこと。
2月15日(日)のさいたまスーパーアリーナ公演Day-2ではライブ中にニッキー・シックス自ら観客のカメラ撮影を許可すると宣言したとか。
そして今回のMOTLEY CRUEの日本ツアーは著名人も多数観賞。この後にSIXX:A.M.と共に武道館公演(VAMPARK FEST)を行うVAMPSのHYDEや高崎晃(LOUDNESS)、長瀬智也(TOKIO)、THE冠、Mary’s BloodやDESTROSEのメンバーが観に来ていたという。


とにもかくにも凄まじいライブだった!MOTLEY CRUEのキャリアが2015年いっぱいで終わっても彼らはHR/HMのレジェンドとしてこれからもず~っと語り継がれていくこと間違いなし!
Vince Neil、Mick Mars、Nikki Sixx、Tommy Lee、F××kin' Great!!
MOTLEY F××kin' CRUE Forever!!



次回、伝メタのライブレポートはKISSの日本ツアーをお届け予定!







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