伝メタColumn.24:伝メタが選ぶ10年間のベストライブ

[Category:Special Column・Artist: DENMETA(伝説のメタラー) ・Writer:DENMETA(伝説のメタラー)(漫画家・ライター・編集長)]



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伝説のメタラーによるコラムVOL.24

2005年からHR/HMを聴き始め、ライブにも足を運ぶようになったMETAL JAPANスタッフ伝メタ。気が付けばメタラー歴10年に。

そんなわけで伝メタ メタラー歴10周年を記念して(?)この10年間、2005年~2014年の間に伝メタが観たライブでランキングなんかを作ってみようかと。数えきれないほど観てきたライブの中で特に素晴らしかった、思い出に残った、伝メタにとってのベストライブアクトをピックアップ!TOP10にしてまとめてみました。




10位 MR.BIG ミスター・ビッグ 2011年

再結成後、初のアルバム「What If…」を引っ提げてのツアー。通算100回目の日本公演だった大阪城ホールでの公演を観賞。
普通に「What If…」のツアーをするはずだったのが、このひと月前に東日本大震災が起こったことによって被災した日本人を応援する意味合いの強いライブに。ハイライトはなんといっても急きょ作られ物販で売られたチャリティーソング“The World Is On The Way”の演奏。これを披露後、次の曲を演奏するまでずっと鳴りやまなかった拍手は永遠に忘れられない。




9位 UNISONIC ユニソニック LOUD PARK 11

アルバムがまだ一枚も出ておらず、どういうバンドになるのかさっぱりわからなかった頃のUNISONIC。なのでHELLOWEENの名曲をやってくれることを期待するしかなかったのだが、いざ本当にやってくれるとなるとビビる。マイケル・キスクがHELLOWEEN脱退後、“Future World”と“I Want Out”を歌ったのはこのLOUD PARKが初めて。凄い場所に居合わせたなあと。後に人気曲となる“Unisonic”をここで初披露というのも貴重。




8位 MEGADETH メガデス 2009年

この年、二度MEGADETHを観た伝メタ。一度目はJUDAS PRIESTがヘッドライナーだったLOUD PARK。まずここで今のMEGADETHがいかに好調であるかを確認。強力なギタリスト、クリス・ブロデリックを獲得し、2000年代以降、最も高い評価を得られたアルバム「Endgame」を引っ提げてやって来たMEGADETHは目を見張るものがあった。
そしてその2日後、大阪でPAPA ROACHが前座のExtra Showを観賞。このとき“Symphony Of Destruction”をやらないまま“Peace Sells”と“Holy Wars”を演奏し、「あれ?」って思ってたら最後にLOUDNESSのタッカンが飛び入りして“Symphony Of Destruction”を演奏。物凄い興奮を覚えた。
この翌年にはMEGADETHにデイヴィッド・エレフソンが復帰し、BIG4ツアーが行われてまたシーンを盛り上げたり。この時期は全くもってMEGADETHが最高にアツかった。




7位 DIO ディオ LOUD PARK 06

初代LOUD PARK Day-2の出演アーティストは“ガナる”バンドばかりで一日中グロウルを聴かされ続け、正直少しウンザリさせられたりもした。そんな中ロニー・ジェイムス・ディオがいたのは実にありがたい。正統派でパワフルでそれでいて唯一無地の歌声につくづく感心。それまでずっとガナるボーカルばかり出ていたからロニーの声がそれで更に際立つ。「良い歌声してるなあ~」「こういうの聴きたかったんだよなあ」という気持ちに。翌年2007年のHEAVEN & HELLでの来日公演でも歌声の素晴らしさに感心させられた。日本でロニーが歌うRAINBOWの曲が聴ける機会はこの2006年の来日が最後ってのがまた貴重。




6位 FIVE FINGER DEATH PUNCH ファイヴ・フィンガー・デス・パンチ KNOTFEST JAPAN 2014

新世代のバンドにもっと注目しようと意識しだして目につけた一つがこの5FDP。KNOTFEST JAPAN出演アーティストで一番期待したのだが、まずライブ始まる前、ステージセットが何もないことにため息をつく。が、始まるとライブを盛り上げるためにあれこれ手をつくす姿に感銘を受けた。アイヴァン・ムーディが反対側のステージに移動したり、観客をステージに上げたり、とにかくサービス精神旺盛で・・・こんな楽しいライブは他にはない。彼らには大きく期待したがその期待を軽く超えられてしまった。大がかりなセットなど無くとも最高のライブはできるものだと5FDPから教わったのでした。




5位 AVENGED SEVENFOLD アヴェンジド・セヴンフォールド LOUD PARK 10

この年、話題満載だったA7X。発売したアルバム「Nightmare」は全米1位。ドラマーはマイク・ポートノイ。とにもかくにもザ・レヴを追悼。ライブを観ると最初は「なんでレヴがいなくなるかなあ・・・」と悲しい気持ちになったが、“Critical Acclaim”でレヴの声が使われたり、中盤でレヴのバックドロップが現れたりすると、彼のスピリットは常にA7Xと共にあるんだと痛感。2010年、アルバムもライブも素晴らしかったA7X。このときに自分の中でA7Xは“結構気に入ってるバンド”から“生涯屈指のお気に入りバンド”に昇格。A7X自身もあちこちで賞を獲得したりなど次々と快挙を成し遂げて更なる高みへ上がっていった。




4位 X JAPAN エックス・ジャパン 2009年

まだ再結成熱が少し残ってる頃にXのライブを観賞。自分が観たのは東京ドーム18回目の夜。ずっと観たいと願っていたXのライブがようやく観れて感激。そしてこのとき自分の人生で唯一、音楽で涙を流した。“Without You”で流れるHIDEの映像で。今後自分が音楽に泣かされることはあるのかどうか。




3位 BABYMETAL ベビーメタル LOUD PARK 13

今でこそBABYMETALはメタルフェスにガンガン出るようになってるが、この頃は「頼むからLOUD PARKだけは絶対出ないでくれ」なんて思われていた。そんな中でLOUD PARKに出演。「恐れていた事態が起きてしまったー!」なんて反応をされた。それが逆境を乗り越え大成功。以来、メタルシーンで非常に重要なアーティストの一つとなるという。この日、この時間を境にBABYMETALを取り巻く環境は激変。歴史が変わる瞬間を目撃できたのであった。いつか「えっ、昔はBABYMETALってメタルフェスに出るとブーイングの嵐だったの!?」と若い子に驚かれる時代が来たりして。




2位 SLIPKNOT スリップノット LOUD PARK 08

日本のフェスティバルで初めてヘッドライナー。動員力抜群でフロア後方もすし詰め状態。ステージセットも豪華。この年に発売したアルバム「All Hope Is Gone」は全米1位。SLIPKNOTがすこぶるアツい1年だった。このライブ終了後にもう一度彼らのライブを観たくて仕方ないという衝動に駆られたのだが、それでもう一度観られるようになるまでまさか5年かかる(この次の来日公演はOzzfest Japan 2013出演)とは思わなかった・・・




1位 MOTLEY CRUE モトリー・クルー 2005年

人生初のロックのコンサート。トミー・リー完全復帰で行われた“CARNIVAL OF SINS TOUR”である。凄い壮大なステージセットだったし、好きなアーティストを生で観るということが初めてだったもんだから、それはもう凄まじい興奮に駆られましたよ。時間が経つのを完全に忘れてしまった。このツアーのライブDVDが発売されたらそれはもう即購入。何度も何度も繰り返し観賞。どれだけ彼らに夢中になったことか。そういえば自分がHR/HMの世界へ深くのめり込む最大のきっかけもMOTLEY CRUEの「Dr.Feelgood」を聴いて惚れ惚れしたことだったし。全くもって彼らは青春のバンドだった。この10年後のファイナルツアー日本公演は当然「絶対見逃すまい」とかぶりついた。




こんなとこですかね。
これらの次あたりに、LOUD PARK 08のAPOCALYPTICA、2009年のDRAGONFORCE、2010年のMETALLICA聖飢魔Ⅱ、LOUD PARK 10のOZZY OSBOURNE、LOUD PARK 11のLIMP BIZKIT、LOUD PARK 12のHIBRIA、Ozzfest Japan 2013のMAN WITH A MISSION、SUMMER SONIC 2014のGHOST、LOUD PARK 14のDREAM THEATERなんかが面白かったです。




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