Roads To Madness For Queensrÿche (第4回)

[Category:Special Column・Artist: Child Of Fire Far East ・Writer:METAL JAPAN]
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[連載] Roads To Madness For Queensrÿche (第4回)

あけましておめでとうございます。本年も、Queensrÿcheを宜しくお願いします┏○ペコ

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去年1年は、前回振り返った通り、アルバム制作から発売、そしてそのサポートと復活を広く知らしめるツアーで、あっという間に過ぎて行きました。
年末には、毎年恒例のランキングがあちこちで発表されましたが、主な結果は、以下の通りでした。

Loudwire(米ラウド系サイト)
Best Album10位

Best Metal Tune
Where Dreams Go To Die7位

Megadethメンバーによる、Album/Tune best5
Dave Mustain Album 5位
Shawn Drover Album 2位

Eddie Trunk (That Metal Showホスト)
Best Album 5位

Legendary Rock Interview
Best Album1位

他にも沢山ありましたが、メロハーやプログ系専門、及び、(これが一番の理由ですが)明らかにQueensrÿche贔屓であると分かっているWebzineの発表は除外しました。そこで上位を得るのは予め決まっているようなものですから。
これらのランキングで、今回得た大きな実りは、ムス大佐のアルバム5位、Eddie Trunkの5位、そして、Best Metal TuneのWhere Dreams~7位です。
何より、ビデオも製作しておらず、シングルにもしておらず、ライブショーかYouTubeで聴くしかない、この曲だけが、ランクイン。更に言うと、繰り返しTwitterでも宣伝して来ましたが、この曲が最年少のParkerによるものだという事。アルバムが出た時、まさにこの曲はクラシカルなQueensrÿcheの曲を体現した物だと、少なくとも私は感じましたし、 勿論、たった1曲で判断は出来ませんが、Chrisが不在でメイン・ソングライターが1人欠けている事の不安を埋めてくれたと思えました。
既に新作にも各々取り掛かり、メンバーが時折集まっては作業しているとの事で、次がいよいよ楽しみであると共に、評価に伴う周囲の期待に応える正念場でもあると思います。

Where Drems Go To Die
Live at O2 Academy, London


今回、色々なランキングを見ていましたが、残念なからTate側は全く上がっていませんでした。
折角有名メンバーを集めたものの、ツアーごとに副業で忙しいリズム・セクションが変わったり、豪華なゲストを集めたアルバムも、ゲストの音がさほど活かされず、いつものJason Slaterのカラーが強く出た事で、再出発を遂げたにも拘らず、DTCまでと変わらない作風であったのが、却って今までのパッとしなかった数年の作品がTateの意向であった事を証明してしまったのは皮肉なものです。彼の熱狂的ファンや、あの路線が好きなファンは受容しても、バンドの過去の作品を愛した音楽ファンは離れてしまった様子なのは明らかでした。

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あともう1点。
これは過去、筆者ブログで触れた事なのですが、マネジメントについてです。
現在のQueensrÿcheのマネジメントは、 Glen Parrish氏を代表とする、PGM Managementです。その本体は、米最大手のエンターテインメント・マネジメントであるAGPSであり、G.Parrish氏は、そのシニア・マネージャーです。
翻ってTateは、まだ奥様のSusanと義理のお嬢さんのMirandaがマネジメントを握っています。勿論、パブリシストも以前からのままです。これが、現在の彼等のプレスの扱いの差に出たと思えます。
大手マネジメントのサポートが付くという事は、たとえ逆風状態であっても、プレスに対しての対応方法について、的確な戦略を練る事が出来る事を意味します。
Queensrÿcheの結成メンバー3人は、夏にbillboardで本音を語った他には、ネットで閲覧可能な宣言書以外、どこにも以降は過去について詳細を語ってません。
ところが。
Tateの側は、米国内だけに留まらず、入って来た取材依頼を片っ端から受けたのでしょう。メンバーのある事ない事色々好き放題に語りました。Michaelとは、30年間で10回ぐらいしか喋ってない、とか。裁判への追加の書面で、「Eddieは98年(だったと思います)にツアーバス内でTateの顔面にカンフーキックを決め、クビになる筈だった」とも。(これは、翌日にEddieが詫びて済んだ話だと証明されました)
ちなみに、法的代理人も、Tateの側は以前からの人間で、Susanが懇意にしている弁護士です。
せめてこの弁護人にもう少し知恵があり、SusanがTateをコントロールするか、マシな対プレス戦略を組む事が出来れば、現在のTate完全ヒール(悪役)の構図は無かった事でしょう。そうすれば、『30年も一緒にやって来た仲間から追放された気の毒なカリスマ・シンガー』という立場に立てたのでしょうが。
結成メンバーの、過去を振り向かない、未来しか見ていない、と言う彼等の言葉に嘘はないと思います。しかし、ビジネスである以上、ファンの目にどのように映るかをコントロールする事は大事です。
まだTate追放を決心する前、AGPSに着目したMichaelのビジネス・センスに脱帽です。
更に言うなら、彼が一番Tateに虐げられ、作曲を封印されたも同然の扱いを受けていたのですから、よく耐えてここまで来てくれた、と思います。

今回、ちょっと真面目な話でした。

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