KNOTFEST JAPAN 2014 Day-1 Report

[Category:Live/Event Report・Artist: KNOTFEST / SLIPKNOT / coldrain / LIMP BIZKIT / BRING ME THE HORIZON / LAMB OF GOD / PAPA ROACH / MISS MAY I / Crossfaith / CRYSTAL LAKE / HenLee / MEANING / ONE OK ROCK / SiM ・Writer:DENMETA(伝説のメタラー)(漫画家・ライター・編集長)]



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2012年から始まったSLIPKNOT主催のフェスティバル、KNOTFEST ノットフェスが2014年に日本初上陸!11月15日(土)と16日(日)に千葉県・幕張メッセにて行われたKNOTFEST JAPAN 2014の模様をMETAL JAPAN Staffの伝説のメタラーがお届けいたします。
まずは11月15日()のDay-1のレポート。

本イベントは両日共チケットが完売、アリーナ内以外にもカラオケ・コーナー、プリクラ・コーナー、屋台、物販、どこのエリアも人だかりの大盛況でありました。

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そしてメインとなるアリーナのライブは11時10分からスタート。まずはOpening actから。HenLeeが最初に登場し、そのあとにCRYSTAL LAKE。Opening actながら場内を良い感じに盛り上げることができました。


12時からライブ本編がスタート。



coldrain コールドレイン

STAGE-Aに早速日本屈指のライブバンド、coldrainが登場。ロック好きにはもうすっかり親しまれており、STAGE-B側にいる人もノッている。上記のOpening actも結構良い感じに盛り上がったのだが、ここからが本番といった感じの盛り上がり方を見せ始めた。

このフェスティバルの出演者は皆SLIPKNOTが好きでステージ上でもSLIPKNOT愛を語る。coldrainのボーカルMasato氏は14歳のときからSLIPKNOTを聴き始め、“Spit It Out”の歌詞を一生懸命覚えたという思い出を語った。

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そんなSLIPKNOTらのスピリットを受け継いでcoldrainは彼らならではのラウドでへヴィなサウンドを奏で、幕張メッセをしっかり盛り上げたのでした。

~coldrain Set List~
1. No Escape
2. Six Feet Under
3. Adrenaline
4. Die tomorrow
5. THE WAR IS ON
6. The Revelation




MISS MAY I ミス・メイ・アイ

今年4月に行われたMONSTER ENERGY OUTBURN TOUR 2014から7ヶ月、これに出演したMISS MAY Iが早くも日本に帰還、KNOTFEST JAPANの外タレ枠トップバッターとしてSTAGE-Bに登場した。

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来日はまだ二度目でありながらアリーナは後ろの方まで人がぎっしり。これだけの数の人々に関心を持たれていることが実に微笑ましい。このバンドとメタル・シーンの未来はきっと明るいであろう・・・

過去に二度日本ツアーをキャンセルした経歴のある彼らだが、ステージ上の彼らは実にこのライブを楽しんでいる。ここからはもう日本ご用達のバンドとなってくれるはず。こういう若いバンドがどんどん力をつけて、この調子で世界中を盛り上げてほしいと思ったまでである。

~MISS MAY I Set List~
1. Refuse to Believe
2. Relentless Chaos
3. Day by Day
4. Gone
5. Hero With No Name
6. You Want Me
7. Hey Mister




MEANING ミーニング

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「もののけ姫」のテーマ曲に乗せてMEANINGが登場。ピンクの髪をなびかせるHAYATO氏は観客席へ突っ込む。というかこのKNOTFESTの出演者の多くが客席を飛び込んでたし、MEANINGよりも前の出演者達も飛び込み済みだが、HAYATO氏はそれより更に徹底的に観客を触れ合ってたのが印象的だった。
他にも戦争や原発反対を訴えるMCなんかも少しばかりに話題に。




BRING ME THE HORIZON ブリング・ミー・ザ・ホライズン

昨年に続いて日本のフェスティバル(LOUD PARK 13)に出演のBMTHが登場。それ以前の出演バンドを更に上回る熱狂ぶりで凄まじい大歓声に迎えられながら登場した。

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昨年発売された4thアルバム『Sempiternal』からの曲の反応は最高に良く、オーディエンスの合唱が絶えず。モッシュやウォール・オブ・デスもとても盛んだった。

が、オリヴァー・サイクスの声が残念。高音域のところがオリヴァーが歌えてないのか、それともマイクが声を拾えてないのか聴こえないことが多かった。これが改善されればもっと凄いライブとなったであろうに。集まったファンの熱意は満点以上。これからBMTHの更なる飛躍に期待。

~BRING ME THE HORIZON Set List~
1. Shadow Moses
2. Go To Hell, For Heaven's Sake
3. The House Of Wolves
4. Sleepwalking
5. Alligator Blood
6. Chelsea Smile
7. Can You Feel My Heart
8. Antivist




Crossfaith クロスフェイス

今年6月にショーン・クラハンのトークイベントにも出演したCrossfaithが登場。エレクトロ・サウンドを駆使したエクストリーム・メタルで大いに会場を沸かせた。

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Koie氏は関西弁でガンガン語りかける。「今日ここに集まってるヤツらは全員Maggotsとちゃうんかい!」など。既に数えきれないほどの海外の大物アーティストと共演した経験のある彼らだが、このKNOTFESTでもそんなビッグネーム達と共演していることが誇らしげであった。来年2015年にはcoldrainと共にSOUNDWAVE FESTIVAL出演を控えている。これからもまだまだ彼らは世界をまたにかけて活動していく。

~Crossfaith Set List~
1. We Are The Future
2. Monolith
3. jagerbomb
4. Countdown To Hell
5. MADNESS
6. Leviathan




LAMB OF GOD ラム・オブ・ゴッド

2006年の初代LOUD PARK以来、8年ぶりに日本のフェスティバルに出演のLAMB OF GOD。そのLOUD PARK出演時と同様、強烈な音圧でのライブを披露した。

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オープニングは前回2012年時の来日時と同じく『Resolution』からの2曲で始める。時間は限られているのでそれからは兼ねてからの定番の人気曲で占めた。

まだフェスティバル中盤なのだがLAMB OF GODはトリのバンドを観ているのに近い感覚のライブだった。とても貫禄が感じられる。実際、ところによっては彼らが大型フェスティバルのヘッドライナーを務めたりもする。彼らのライブが始まる前は盛大にLAMB OF GODコールもあったほどだし、この次にまた彼らが日本のフェスティバルに出るとしたら終盤に出演してもらうべきだろう。2000年代には日本での人気が出遅れていると言われていたこともあったが、それも完全に過去の話であるとこのライブを観てつくづく思えた。

~LAMB OF GOD Set List~
1. Desolation
2. Ghost Walking
3. Walk With Me In Hell
4. Set To Fail
5. Now You've Got Something To Die For
6. Laid To Rest
7. Redneck
8. Black Label




SiM シム

これまた邦ロックの人気バンド、SiMが登場。ここまでエクストリームなバンドが続いたので、彼らの登場でちょっと気分転換といった感じとなった。

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ボーカルのMAH氏はKNOTFEST出演前に自身のブログで日本のバンドしか知らない人に対して、是非知らないバンド(ノットフェス出演の海外のバンドのこと)こそ観て行ってほしいと書き綴っていたが、このステージでも同じことを告げる。SiMはSLIPKNOTやLIMP BIZKITと同じ括りに入れられるジャンルのバンドではなくとも影響は受けているのだと。

そしてそれとは真逆の外タレ目当てでここに足を運んできた人々にも小競り合いなしで共にライブを楽しんでほしいと告げた。MAH氏の言ったことがどれだけ影響されたかはわからないが、本フェスティバルは最後まで人が大勢残っていたので万々歳(それでも邦ロックだけ観て帰る人が少しはいたらしいが)。自身のライブも他の出演者のライブもちゃんと盛り上がる結果となった。

~SiM Set List~
1. KiLLiNG ME
2. WHO'S NEXT
3. Fallen Idols
4. GUNSHOTS
5. Amy
6. Blah Blah Blah
7. f.a.i.t.h




PAPA ROACH パパ・ローチ

2009年時のLOUD PARK以来5年ぶりの来日となったPAPA ROACH。そのときはパワフルで華のあるショウを披露したが、このノットフェスでもそれは健在。最初から最後までエナジーに満ちて溢れていた。オーディエンスの反応も勿論上々。最初に演奏した“Getting Away with Murder”から会場は最高に熱くなり、フロア後方にいる人々もノリノリで歌っていた。

華となるジャコビー・シャディックスと来たらどこまでもハイテンション。まず観客席に降りてはファンが持ってた日本国旗を持ち上げてカメラにアピール。その後もガンガン観客と触れ合うがそれだけでは飽き足らず、次にONE OK ROCKが控えているSTAGE-Aにまで立ち入ってきた。きっとこれにはワンオクのファンも強く印象に残ったはず。

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このノットフェスでのPAPA ROACHのライブは大成功だった。彼らも日本ご用達のバンドとなるべきである。次の公演までまた5年も待たされるなんてあってはならない・・・

因みにジェリー・ホートンはこの来日でアントニオ猪木氏と記念撮影をしていた。が、猪木氏は彼をLIMP BIZKITと間違えるという・・・

~PAPA ROACH Set List~
1. Getting Away with Murder
2. Between Angels and Insects
3. Where Did the Angels Go?
4. Blood Brothers
5. Burn
6. Broken Home
7. Face Everything and Rise
8. Still Swingin'
9. ...To Be Loved
10. Dead Cell
11. Last Resort




ONE OK ROCK ワン・オク・ロック

アメリカのKNOTFESTにも出演したワンオクが登場。邦ロックの代表格のバンドということでこの日の邦楽勢のトリを務めた。
アメリカと日本、双方のノットフェスに出るだけあって「このバンドってこんなにラウドだったっけ?」と思えるような演奏を展開してくれたワンオク。思いのほか多くシャウトしたり、バックドロップがCHILDREN OF BODOMみたいな死神の絵だったりと、なるべくノットフェスという場に合わせていた。

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最後にはTAKA氏が海外との文化交流を楽しめたことに感謝の気持ちを述べ、“The Beginning”でドラマチックに締めた。今年はKNOTFESTの他、ROCK ON THE RANGEにも出演した彼らだが来年2015年はどうなるか。これからもメタルフェスに出るのなら是非、元から彼らなりながらでもとことんラウドでへヴィな楽曲を次々と作ってほしいところ。

~ONE OK ROCK Set List~
1. Deeper Deeper
2. アンサイズニア
3. Clock Strike
4. Mighty Long Fall
5. Decision
6. NO SCARED
7. The Beginning




LIMP BIZKIT リンプ・ビズキット Co-Headliner

Day-1準トリ。この日SLIPKNOTの次に大注目のバンドであるLIMP BIZKITがSTAGE-Bの初日ラストを飾った。
前回の来日公演、2011年のLOUD PARK出演ではアウェイ扱いされて彼らの本調子が観られなかったが、今回のこのノットフェスでは凄まじい歓迎ぶりで大観衆と大歓声に包まれてステージに現れた。これが彼らの真の力なのだと痛感。

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ショウの運び方が相変わらず一筋縄ではいかず、1曲目からいきなりカヴァー曲をやるし、2曲目の“Hot Dog”では合間にMETALLICAの“Master Of Puppets”を組み込んだり。とにかくやたらとカヴァー曲が多い。一応盛り上がりはしたが、もっと自分たちの曲をやりなさいとツッコまずにはいられない。1曲の演奏を長引かせてでも観客席へ飛び込んで観客たちと戯れるフレッド・ダーストも相変わらず。そんなツッコミどころ満載なライブをしてくれるのがこのバンドの魅力でもあるのだが。

へヴィなサウンドにヒップホップが乗るスタイルの音楽も改めて聴くと新鮮さを感じる。この手の音楽が流行ったのはもう10年以上も前であるにも関わらずだ。彼らのライブを久しぶりに観て、ここらでもう一度彼らの異質で唯一無地の音楽が再評価されたらいいなと思えた。

~LIMP BIZKIT Set List~
1. Thieves (Ministry cover)
2. Hot Dog
3. My Generation
4. Livin' It Up
5. Back Porch (Intro only)
6. Bring It Back
7. Rollin' (Air Raid Vehicle)
8. My Way
9. Covers Medley
10. Faith (George Michael cover)
11. Take a Look Around
12. Break Stuff




SLIPKNOT スリップノット Headliner

遂に主催者降臨。アリーナの入場口付近にまで詰め寄る人々から注目を集めながらSTAGE-Aに下されていたカーテンがオープン。このフェスティバルの主役であるSLIPKNOTが現れた。

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ステージのセットはどこの国のツアーでも使用しているあの巨大な悪魔のセット。クラウンとクリス・フェンのパーカッションセットがより高い位置まで上がるようになっている(逆にジョーイ・ジョーディソン在籍時にあった回転ドラムパフォーマンスを失ったが)。パイロもしっかりございます。STAGE-Aはすっかり遊園地と化した。
海外では大規模なプロダクションを持ってしてライブをやるのに日本だと持ってこれず、というバンドは多い。あれほどの規模のプロダクションを日本にそのまま持ってこれる海外のバンドはこのSLIPKNOTぐらいであろう。流石はオリコンチャート1位を獲得した洋楽アーティストといったところか。

そのオリコン1位獲得アルバム『.5:The Gray Chapter』のオープニングでショウはスタート。この最新作からのナンバーの反応は良い感じでSEのXIXでは合唱も起こった。特に本編締めの“Custer”が好評で過去の人気曲と変わらぬレベルの合唱を誘った。このバンド、デビューから15年経ってもまだまだ新たな凄い展開を見せれるんだとわかりました。

アンコールは前回の来日公演(Ozzfest Japan 2013)と同じ。バンドのキャリアの中でもトップクラスの人気曲でかためて盛大に初日の幕を下ろした。

~SLIPKNOT Day-1 Set List~
SE. XIX
1. Sarcastrophe
2. The Heretic Anthem
3. My Plague
4. The Devil in I
5. Psychosocial
6. The Negative One
7. Eeyore
8. Liberate
SE. Frail Limb Nursery
9. Purity
10. Before I Forget
11. Duality
12. Left Behind
13. Spit It Out
14. Custer
Encore:
SE. 742617000027
15. (sic)
16. People = Shit
17. Surfacing
SE. 'Til We Die




KNOTFEST JAPAN 2014 Day-1レポートは以上。Day-2のレポートはコチラ


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