伝メタColumn.9:人気があるのにライブでやらない曲といえば

[Category:Special Column・Artist: DENMETA(伝説のメタラー) ・Writer:DENMETA(伝説のメタラー)(漫画家・ライター・編集長)]



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伝説のメタラーによるコラムVOL.9

好きなアーティストのライブを観に行って終わった後「なんであの曲やらないの?」って思うこと、よくありますよね?ファンから人気があるのにライブでやらないっていう曲。
それも、そのときたまたまセットから外されていた、のではなく、長いこと演奏していない一度も演奏されたことがない、人気曲にも関わらずずっと省かれたままというのも少なくありません。

そんなわけでメタルのアーティストの“人気があるのにライブでやらない曲”を筆者が思いあたる限りざっとまとめてみました。




Gung-Ho / ANTHRAX

バンド初期を代表する爆走チューン。2005年4月を最後にやらなくなりました。まあANTHRAXはフェスティバル出演や他のアーティストのツアーのゲスト出演が多く、短時間のライブばかりやっているので、やろうと思ってもセットに組み込むスペースが無いからやらないのでしょうねえ・・・

・・・と思ったんですがANTHRAXはライブで2,3曲はカヴァー曲を組み込むので、カヴァーより自分の曲やれよ、Gung-Hoとかやるべきだろ、とやっぱり文句を言いたくなります(笑)




Bitter Peace / SLAYER

ライブで演奏されたのは2007年9月が最後。日本ではこの曲が収録された7thアルバム『Diabolus in Musica』発売伴うツアー(1998年10月)でしか演奏されたことがないという。
SLAYERは6thアルバムと7thアルバムの曲はほぼやることがありません。どちらもそこそこ良い売り上げを記録した作品なんですけどねえ・・・




Another Day / DREAM THEATER

名盤『Images & Words』収録の名バラード。DREAM THEATERは曲が長い+レパートリーが多いのでこの曲に限らず、多数の人気曲が中々演奏されずにいます。その中の一曲、このAnother Dayは2012年に一度だけ演奏。それ以前は2007年のツアーで演奏されていました。日本で演奏されたのは2004年が最後、かれこれ10年この曲を日本でやってないという・・・




Dear God / AVENGED SEVENFOLD

シングル化もされた癒しのカントリー・バラード。このMusic VideoはA7Xの歴代MVの中でも3番目に高い再生数を記録(2014年11月時点で5000万回以上再生)。
2008年10月~2009年4月まで演奏されていたのですが、日本で演奏されたことは一度もないという。多分これをライブでやると“浮く”んでしょうねえ。他に演奏されてる曲はどれもハードだったりシリアスだったりしますから。他にもLostなんかも(少なくとも日本では)人気があったりしますが、これは全く演奏されたことがないという・・・




Stand Ablaze / IN FLAMES

メロディック・デス・メタル・バンドとして人気が出た頃の代表曲。1999年11月を最後に全く演奏されなくなりました。
2000年代以降のIN FLAMESのライブにこの曲を入れたりするとこれもまた“浮く”のでしょう。なんと言ってもこのバンド、2000年代あたりから音楽性の幅が広がったことによって単なるメロデス・バンドではなくなりましたから。今やIN FLAMESはすっかりメロデスとは言い難いナンバーを多く持つようになってます。




Hatebreeder / CHILDREN OF BODOM

演奏されたのは2001年9月が最後。以降は完全にバンドから無視され、2012年に発売されたベストアルバムにも収録されず。
日本では1999年のライブアルバム(TOKYO WARHEARTS)もリリースされた初来日公演で演奏されたきり。その日本では2000年代前半に空耳フラッシュ動画、通称:上杉里美が話題となったことで有名。なので少なくとも日本でぐらいはこの曲をやるべきかと・・・




My Spirit Will Go On / DRAGONFORCE

不定期でセットに入れられる曲で2012年には一度だけドイツで演奏されたものの、日本では2006年時のLOUD PARK以来、全く演奏されず。彼らも上記のDREAM THEATER同様、長い曲が多く、レパートリーがどんどん増えていくので過去の人気曲がどんどんやれなくなっています。




一方、やらないなあと思ってたらやってくれた曲というのもあります。それもピックアップ。




Black Winter Night / DRAGONFORCE

これも不定期でセットに入れられる曲でそれ以前は2009年に一度ドイツで演奏されたきり、日本では2006年1月の単独公演以来全く演奏されてませんでした。それが2014年度のツアーでは毎回演奏される曲に!LOUD PARK 14でも演奏されました。




San Sebastian / SONATA ARCTICA

2008年3月を最後にセットから外されてしまった曲。なんでもこのバンド、2000年代後半あたりから疾走曲を嫌うようになり、その時代から作る曲もテンポが抑えられるようになるという。バンド曰く「疾走しているとメロディーが台無しになる」んだとか。そんなわけでライブでも過去のファストチューンをやらなくなりました。

が、2014年のツアーから遂にこの人気疾走ナンバーSan Sebastianが復活!次に日本公演が決まったらファンは久しぶりにこの曲の生演奏が聴けることを期待してよろしいかと。




My Plague / SLIPKNOT

映画「バイオハザード」で挿入歌に使われたことでも知られるシングル曲。2002年8月を最後にずっと演奏されないままでしたが、2014年にKNOTFEST USAから12年ぶりにセットに復活!自身がヘッドラインのアメリカ・ツアーでもしっかり演奏されていて、日本のノットフェスでも両日披露!




Anthem(We are the Fire) / TRIVIUM

2010年5月を最後にセットから外されてしまった曲。日本では2009年のツアーで演奏されたのが最後。定番曲だと思ってたのに2011年と2013年のLOUD PARKでも演奏されず落胆したファンは多いはず。

が、2014年のツアーで復活!ノットフェスでもバッチリやってくれました。




と、この様にずっとライブでやってなかった曲が突如披露されるということもあるので、上に紹介した曲達なんかもきっとそのうち復活するはず・・・と信じてます。


ハードロック/ヘヴィメタル系の音楽の情報サイト「METAL JAPAN」にて連載しているWEB漫画「メタル生徒会長」の単行本化プロジェクト!







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