LOUD PARK 14 Report Day-2前編

[Category:Live/Event Report・Artist: LOUD PARK / BELPHEGOR / GLAMOUR OF THE KILL / ARION / the GazettE / PERIPHERY / THE HAUNTED / THUNDER ・Writer:DENMETA(伝説のメタラー)(漫画家・ライター・編集長)]



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2014年10月18日(土)と19日(日)にさいたまスーパーアリーナで開催されたLOUD PARK 14 ラウド・パーク14。METAL JAPAN Staff伝説のメタラーによるレポートの続き。

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こちらの記事にはDay-2(19th sun)の前半、1組目~7組目までのアーティストの模様をお届け!

Day-1(18th sat)レポート前編
Day-1(18th sat)レポート後編




ARION アリオン

STRATOVARIUSの血を引く北欧のARIONがLOUD PARK 14 Day-2のトップバッター。朝の10:30にULTIMATE STAGEに登場。
5月のLOUD & METAL ATTACK出演に続いて今年二度目の来日公演である。

そんな彼ら、見ての通り若すぎるぐらい若いです。具体的にこのとき何歳なのか知りませんが、ここまで若くしてLOUD PARKに出た海外のバンドは2008年時のBLACK TIDE以来かと。

へヴィでキレイ、キレイでへヴィなサウンドで北欧メタルの後継者として聴衆にしっかりアピール。若いだけあって青さも感じたものの、力強くパフォーマンスしてくれた。このライブでLOUD & METAL ATTACK出演時よりも遥かに日本のメタラー達にかなり自身の存在を浸透させることができたであろう。今後更なる飛躍に期待!

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因みに彼らはライブ後に会場内の通路に現れ、観客らと記念撮影を楽しんだ模様。

~ARION Set List~
SE. The Passage
1. Out of the Ashes
2. I Am the Storm
3. Shadows
4. Seven
5. Burn Your Ship
6. Lost




PERIPHERY ペリフェリー

アメリカのプログレッシブ・メタル・バンドPERIPHERYがこの日2番目に登場。BIG ROCK STAGEのトップバッター。
彼らも今年二度目の来日で、2月にSCREAM OUT FEST 2014出演、及び単独公演を行っている。

そんなPERIPHERYの皆さん、二番手とは思えないほどの人気ぶりで出番前から熱い歓声が送られていた。ライブが始まると人々は彼らの音楽に合わせて目一杯ノる。基本的にフェスティバル中盤以降にならないと観れないような光景をこんな早い段階で観れるとは。

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今年が初来日とのことだが、既にこれだけ需要があるならば今後もきっと積極的に日本公演を行ってくれるであろう。ここで新曲も披露してるので来年あたり新しいアルバムをリリースするのかと。これもまた賑わうはず。メタルの未来を担うバンドの一つだと思わされたライブでありました。

~PERIPHERY Set List~
1. Muramasa
2. Ragnarok
3. Icarus Lives!
4. Make Total Destroy
5. Psychosphere (New Song)
6. Masamune
7. Scarlet




GLAMOUR OF THE KILL グラマー・オブ・ザ・キル

イギリス出身、これまた若くて将来有望なバンド、GLAMOUR OF THE KILLがULTIMATE STAGEに登場。このLOUD PARKでの公演が初来日だ。

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ここからULTIMATE STAGEの客席フロアは暴れん坊たちが集結するようになり、サークル・ピットが多発するのは勿論のこと、最後には盛大にウォール・オブ・デスも行われた。

GOTKは時代の最先端を行くモダンな音楽性で観客を魅了。若い子ウケが良さそうな印象だが、40代、50代と思わしき観客もとても楽しそうに彼らのライブを観ていたのが微笑ましかった。
2011年に初めて日本盤が発売し、この日までに日本でのマーケティング攻略第一段階仕上げといった感じのところまで来ていた彼らだが、3曲目の“Second Chance”の演奏が大きく盛り上がった時点でその第一段階は通り越して第二段階に差し掛かったように思う。

GOTKは比較対象によく彼らの兄貴分的存在のBULLET FOR MY VALENTINEの名が挙がるが、彼らには是非ともBFMV級の大物に、更に欲を言うならそれ以上の存在にのし上がることを期待したい。そんなことまで思わせてくれる熱いライブであった。

~GLAMOUR OF THE KILL Set List~
1. Break
2. Supremacy
3. Second Chance
4. If Only She Knew
5. The Only One
6. Out of Control
7. A Freak Like Me
8. Feeling Alive




the GazettE ガゼット

我が国日本が誇るビジュアル系バンド、ガゼットが4番目に登場。

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「何故この場にビジュアル系?と僕らも若干思ってます」というMCの言葉通り、自他とも認めるアウェイ出演者であるわけだが、その後に続いた「メタルが大好きなんです」と言った通り、メタル愛がしっかり感じられるライブとなった。

歌はグロウル、シャウトがかなり多く、サウンドはできる限りエクストリームに、ビジュアル系だと思える要素をなるべく排除していた。
その結果、ラストの“Discharge”を演奏する頃にはもう完全にメタルバンドにしか見えなくなっていた。サークルピットまで起きていたわけだし。今回のラウパ出演者の中では一番頑張った感が出ていた。

というかよ~くチェックしてみれば彼らは十分メタルの括りで語れるじゃないかと。客の集まりこそバンギャが前方に集結、それ以外はあんまり人がいないというアウェイな状況だったが、そうなったのは彼らがこれまでメタルの領域にまともに足を踏み込んだことなく、いきなりLOUD PARKという日本最大のメタルフェスに出演してしまったせいであろう。今後ももしメタル界に足を踏み入れていくというのなら、少しずつ段階を踏まえてやっていけばいいように思う。

にしてもガゼットって思いのほかメタルだなあと思ったが、それ以上に野獣の如く喚きまくるバンギャ達こそ誰よりもメタルだなあと思えた。君達こそLOUD PARK出たらどう?笑

~the GazettE Set List~
1. INFUSE INTO
2. Venomous Spider's Web
3. Before I Decay
4. Leech
5. Vortex
6. Headache Man
7. Filth in the Beauty
8. Discharge




BELPHEGOR ベルフェゴール

オーストリアのデス・メタル・バンド、BELPHEGORが結成24年目にして、このLOUD PARKで悲願の初来日公演実現!とうとう我々日本のメタラーを地獄に落としに来てくれた。

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始まる前から地獄を描く音をSEに鳴り響かせていた彼ら。そして登場するやいなや、この日の出演者の中で最もドスの利いた声で地獄のライブを展開。彼らの来日を心待ちにしていた人は多く、アリーナ後方にも多くの人が詰めかけていた。

意外にもモッシュは基本的に一ヶ所でしか起こらず、大半のオーディエンスはこの地獄に見入ってる様子。どちらにしても皆、さいたまスーパーアリーナが地獄と化していく様子を楽しんでいた。

・・・と、このようにとにもかくにも“地獄”という言葉ばかり出てきてしまうライブの内容でありました苦笑

~BELPHEGOR Set List~
1. Feast Upon the Dead
2. In Blood - Devour This Sanctity
3. Gasmask Terror
4. Belphegor - Hell's Ambassador
5. Conjuring The Dead
6. Lucifer Incestus
7. Rex Tremendae Majestatis
8. Bondage Goat Zombie
9. Bleeding Salvation




THUNDER サンダー

今年で結成25周年、イギリスのTHUNDERがBIG ROCK STAGEに登場。

「大人のハードロック」と評判の音楽で観客を魅了。さっきまで若くてエネルギッシュ、ゴリゴリのエクストリーム系のメタルが続いていたので、ここでこういうブリティッシュ・ハードロック系の彼らが出ると凄くまったりしていて、なんだかもう“癒しの空間”という感じさえする。

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THUNDERはフェスのメリハリをつけるのにも大いに貢献したように思う。勿論このバンドそのもののライブも良く、スタンド席の人も立って盛り上がってる人が結構いたりしてオーディエンスは皆ご満悦だった。

~THUNDER Set List~
1. Dirty Love
2. The Thing I Want
3. Higher Ground
4. Wonder Days
5. River of Pain
6. I Love You More Than Rock 'N' Roll




THE HAUNTED ザ・ホーンテッド

ULTIMATE STAGEはまだまだ暴れん坊なバンドが続く。今度はスウェーデンのエクストリーム・メタル・バンド、THE HAUNTEDが登場。

筆者は途中から彼らを観始めたのだが、マルコ・アロの姿を見てビックリ。頭から血を流しています。そういえばDOWNのフィル・アンセルモなんかもマイクに頭を打ち付けて流血というパフォーマンスをしますがあれをやったんですかね?

サークル・ピットは先ほどこのULTIMATE STAGEに出演したGOTKとBELPHEGORより更に勢いが増している。見ていてつくづくこれぞLOUD PARKの醍醐味と思えたもんだ。
バンドも客もとことんエクストリームだったが、この後これがまだ更にレベルアップするもんだから恐ろしい・・・

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~THE HAUNTED Set List~
1. No Compromise
2. 99
3. Trespass
4. The Flood
5. The Medication
6. Eye of the Storm
7. D.O.A.
8. My Enemy
9. All Against All
10. In Vein
11. Dark Intentions
12. Bury Your Dead
13. Trend Killer
14. Hate Song



LOUD PARK 14 Day-2レポートは以上。残り5組。
最後のDay-2後編に続く・・・
ハードロック/ヘヴィメタル系の音楽の情報サイト「METAL JAPAN」にて連載しているWEB漫画「メタル生徒会長」の単行本化プロジェクト!







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