LOUD PARK歴代“アウェイ”出演者特集

[Category:Feature / PickUp・Artist: BABYMETAL / LOUD PARK / LIMP BIZKIT / the GazettE / 仮面女子 / DIR EN GREY / STONE TEMPLE PILOTS ・Writer:DENMETA(伝説のメタラー)(漫画家・ライター・編集長)]



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いよいよ2014年度のLOUD PARKが開催される。日本のHR/HMファンにとってすっかりおなじみとなったこのフェスティバルも、これでもう9回目の開催だ。

毎年、人気のあるHR/HMアーティストが多数出演するLOUD PARKだが、その一方でよく出演者の中で1組は「場違い」だの「アウェイ」だと批判されるアーティストがいたりもする。
これを書いてる後で行われるLOUD PARK 14でもそういうアーティストがしっかり出ている。アイドル・グループの仮面女子とビジュアル系バンドのthe GazettEがそれに該当、出演発表と同時にお約束のごとくバッシングを受けた。

こうやってアウェイなアーティストが出るというのは実に面白い。何が面白いってどういう結果になるのかさっぱり予測がつかないこと!

LOUD PARKのこれまでの歴史の中ではアウェイ出演者がライブを成功させた例も失敗した例も両方存在する。だから今年のアウェイ枠もライブでどんな光景を作り出すのかわからない。

それで過去のアウェイと評されし出演アーティストはどのような結果をもたらしたのか、ここで一度振り返ってみたいと思う。




DIR EN GREY ディル・アン・グレイ

元祖アウェイ出演者。ビジュアル系なのかメタルなのかとあーだこーだ言われることで有名。2006年、2010年、2012年にLOUD PARKに出演している。

申し訳ないことに筆者はLOUD PARKでDIR EN GREYを観たことが一度もないため、話に聞いた程度にしか状況はわからない。とりあえずその聞いた話を書き綴るとする。

2006年時。これはまさにアウェイだったとの評判ライブではアリーナ前方に陣取ったV系好きの俗に言うバンギャの人達しか盛り上がっておらず、それ以外の観客からは冷めた目で見られていたとのこと。


そして2010年時。この頃になるとSNSがすっかり浸透していて筆者もmixiのLOUD PARKコミュニティーをよく閲覧するようになっていたが、そのコミュニティーではDIR EN GREYの出演が発表された途端、コミュニティーの書き込みが壮絶なことになっていたのを今も覚えている。
批判の量が物凄くDIR EN GREYを叩くための専用トピックさえも立ち上げられていた。

で、ライブの結果はどうだったのか?


これが批判を押しのけて大成功だったとのことで、2006年時とは打って変わってアリーナ全体がDIR EN GREY歓迎ムードでよく盛り上がっていたという。


そんなわけで2012年時もDIR EN GREYはLOUD PARKに出演。このときもまだ批判の声が見受けられはしたが、難なくライブを成功させたとのこと。(そもそもこの年のLOUD PARKは3ステージ制でDIR EN GREYはサブ・ステージ出演だったのでアウェイだと思ったところでそんなに怒るようなことでもないのだ)

以上の様にDIR EN GREYのLOUD PARK出演経歴は最初こそ失敗したものの、その次からは成功するようになったわけだ。

何故こういう結果になったのか?それはもう察するしかないが、やはりビジュアル系と呼ばれし音楽性からエクストリーム・メタルに転身したことがしっかり受け入れられたことであろう。筆者はOzzfest Japan 2013で初めて彼らのライブを観たがメタルフェス向きじゃない要素などほんの僅かも見つけられなかった。

又、2000年代半ばあたりから盛んに海外で活動してKORNやDEFTONESなどのビッグネームらのツアーに帯同したり、Wacken Open Air、DOWNLOAD FESTIVAL、SONISPHERE FESTIVAL、Rock Am Ringなど多数のメタルフェスに出演したりしてステータスや評価を高めていった結果でもあると思う。2010年時のLOUD PARKで他の出演者達が「観たいバンドは?」の質問にDIR EN GREYの名を挙げる人が多かったこともいかに高く評価されてるか伺える。




LIMP BIZKIT リンプ・ビズキット

2011年時にヘッドライナーとして出演。

ラップメタルのビッグネームである彼ら。メタルはメタルでもラップメタルという音楽はLOUD PARKに来る観客には馴染み薄だし、肌に合わない人が多い。LIMP BIZKIT以外の出演者がどれも伝統的なHR/HMバンドというのもキツい。

それで結果はどうだったのか?


準トリのWHITESNAKEが終わってから会場を後にする人が多数、LIMP BIZKITが出るまでに会場内の観客数が半分以下に減ってしまうという事態に。アリーナの前方フロアでさえ、スペースにゆとりがあった。

LIMP BIZKITのLOUD PARK出演はあからさまに失敗に終わった。なんせトリなので観たくなければ帰ればいいわけで。
因みにそのLIMP BIZKITのライブ、内容としてはフレッド・ダーストがアリーナに突っ込んで観客と長いこと触れ合ったり、最後は観客を何十人とステージに上げて演奏したりとかなりカオスだった。集客面ではダメだったが思い出に残るライブをきっちりやってくれた。




STONE TEMPLE PILOTS with Chester Bennington ストーン・テンプル・パイロッツ・ウィズ・チェスター・ベニントン

2013年時の初日ヘッドライナー。

メタルなのかグランジなのかどっちつかずの音楽性で尚且つ来日頻度が少なすぎるので日本のメタルファンにあんまり馴染みがないストテン。このバンドがLOUD PARKに出演するなど誰一人思ってもみなかっただろう。出演前の評判も、アウェイだという批判以前にまず「STONE TEMPLE PILOTSってどんなバンド?」といったものから始まった。

筆者はこの日のLOUD PARKには参戦していなかったのでこれもまた人々から聞いた情報を書き綴るが、結果は失敗だった。準トリのEUROPE終演後に帰る客多数。最後まで観ていた観客はソーシャル・メディアで人の集まりの少なさを書きこんで報告。アップされた写真を確認したが前述のLIMP BIZKITを凌ぐ集まりの悪さだった。

音楽面でメタラー達に馴染みがないのもそうだが、それ以上に来日公演が20年ぶりとブランクが非常に大きいことも集客失敗につながったように思う。日本での活動頻度が少ないアーティストが日本の大型フェスでヘッドライナーというのは無理がある。日本でも絶大な人気を誇るバンド(LINKIN PARK)のボーカルがいるだけでは意味はないのだ。
チェスター・ベニントンはあれだけ少ない客数でライブをやったのは、LINKIN PARKが有名になる前以来ではなかろうか?バンドのパフォーマンス自体は申し分なかったと評判だが、よくも戸惑ったりせずにライブができたものだ・・・




BABYMETAL ベビーメタル

2013年時、2日目出演。今や世界中でおなじみとなったアイドル×メタルのグループ。

この年から「そろそろBABYMETALがLOUD PARKに出演するんじゃないか?」と多くの人々が予感するようになったが、本当にそうなった。

前評判はかつてのDIR EN GREY並み・・・いや、それ以上に酷かったように思う。BABYMETALの出演が発表された瞬間、facebookとTwitterのLOUD PARK Officialページは大炎上。神バンドの大村孝佳やBABYMETALを積極的に取り扱う媒体「ヘドバン」の編集部がその状況に反論したりもして戦争のようにもなっていた。

そんなBABYMETALのLOUD PARK出演は・・・大成功。筆者はBABYMETALが出演する3組前から最前列を狙って陣取ったが、その時点で既に前3、4列ぐらいBABYMETAL待ちのファンで埋まっていた。
そしてライブが始まると人がぎっしり埋まったアリーナで凄まじい盛り上がり。勿論、ダイブやウォール・オブ・デスといったことが発生する“メタル”の盛り上がりだ。

あれだけ前評判が悪かったのにどうしてBABYMETALのLOUD PARK出演は成功したのか?それは・・・



好きで観ていた筆者ですらよくわかりません笑 出演発表から出演時までの間に一体何があったのやら・・・

その後も単独で武道館をソールドアウトにしたり、アルバムが世界中のチャートにランクインしたり、海外の大型フェス、SONISPHERE FESTIVAL UKとHEAVY MONTREALに出演したり、海外の単独公演もソールドアウトにしたりなど、挙げだしたらキリがないほどメタル・アーティストとしての快挙を成し遂げている。
因みにSONISPHERE FESTIVAL UKでもBABYMETAL出演に関して開催国で批判があったが、これもまた批判を押しのけてライブを成功させた。(共演者のCARCASSとGHOSTに至ってはBABYMETALを擁護するコメントも出してくれている)




以上がLOUD PARKでアウェーだと非難されたアーティストらの結果である。

全くもってライブではどんな展開が待ち受けてるかわかったもんじゃない。次のアウェイと呼ばれし出演者もどうなることか。

因みにLOUD PARK 14でアウェイだと叩かれてる2組、仮面女子とthe GazettEとはどんなアーティストなのか?筆者が経歴やセールス・ポイントを調べてみた。



仮面女子 かめんじょし

10月18日() BIG ROCK STAGE 10:00出演(Opening act)

「アリス十番(2011年結成)」「スチームガールズ(2012年結成)」「アーマーガールズ(2013年結成)」のアイドル・ユニットからなるグループ。2013年結成。

LOUD PARKに出るだけあってバックのサウンドはちゃんとハードでへヴィな音が奏でられている。

“最強の地下アイドル”と銘打っているが、これを書いてる時点でZEPP TOKYOでライブを行っており、2015年にさいたまスーパーアリーナで単独公演を実施することを発表していたりと、既に地下アイドルの領域から抜け出している。

彼女たちがアウェイなライブに参戦するのはLOUD PARK 14が初めてではない。2013年12月に日本武道館で行われたシドの主催イベント『Visual BANG! ~SID 10thAnniversary FINAL PARTY~』に出演している。ビジュアル系バンドばかり出る中、仮面女子はこのライブを成功させた。

Officialホームページに書かれてあるが
・海外メディアからの取材20ヶ国以上
・2014年 9月13日 史上初の世界同日二カ国デビュー達成
・年間ライブ本数は1000本を超え世界最大
・facebookのいいね数が2014年時点で100万以上

とのこと。

ちなみに他の日本のミュージシャンのfacebookページのいいね数は以下の通り(2014年10月時点)参考にどうぞ

安室奈美恵 177万
ONE OK ROCK 97万
EXILE 51万
BABYMETAL 45万
X JAPAN / 浜崎あゆみ 42万
きゃりーぱみゅぱみゅ 30万
B’z / the GazettE 25万
DIR EN GREY 20万
Superfly 19万
Crossfaith 12万
LUNA SEA / GLAY 11万



・・・調べてみるとかなり凄い経歴だった。BABYMETALに続いてアイドル×メタルのグループとしてメタラー達からの支持が得られるようになる気がしなくもない。まあ何にせよラウパでの彼女たちはOpening actなのですぐに出番が終わってしまうのだが・・・




the GazettE ガゼット

10月19日() BIG ROCK STAGE 12:35出演

ビジュアル系バンドの代表的存在で2009年度のV-ROCK FESTIVAL(幕張メッセで開催)ではMARILYN MANSONと共にヘッドライナーを務めた。LOUD PARK出演が発表されたと同時に批判が始まるほど有名なバンドなので大して説明する必要もないであろう。

批判する人もいれば当然擁護しようという人もいるであろう。で、擁護するにはどんなことを言えばいいか。

そういえば同じくLOUD PARK 14に出演するマーティ・フリードマンはよく「メタルとV系の何が違うんだ?」と語る。

海外の人からすればビジュアル系もメタルのうちとのことで、マーティは
「V系は音の作りはメタルにそっくり」
「むしろメタルバンドよりへヴィだったりすることが多い」
「どうして日本のメタラーはこれを受け入れないのか」

と公言している。

実際、ガゼットのサウンドはとてもへヴィだ。グロウルを駆使したりもする。言われてみれば確かにLOUD PARKに出るための条件は満たしている。ガゼット出演擁護するのならこういった点を話に挙げられる。

まあ私一人がマーティの言ってることに納得したところでどうにかなるわけではないのだが笑 マーティはこういうことを何年も前から言っているが、2014年現在も日本はメタルファンとV系ファンは真っ二つに分かれたままだ(両方好きな人もそこそこいるが)。果たしてマーティが願うようなメタルとV系の共存が叶う日は来るのであろうか?



さあ、いよいよLOUD PARK 14。今年度のアウェイのチャレンジャーはどのようなライブを見せてくれるのか?どのような光景が待っているのであろうか!?


LOUD PARK 14
2014/Oct 18(Sat) 19(Sun) SAITAMA:Saitama Super Arena

~Line Up & Time Table~
DAY-1(10/18sat)
10:00~ 仮面女子(Opening act)
10:30~ BATTLE BEAST
11:15~ MARTY FRIEDMAN
12:00~ VANDENBERG’S MOONKINGS
12:55~ LOUDNESS
13:50~ SOILWORK
14:50~ AMARANTHE
15:50~ DOWN
17:00~ RAGE
18:10~ DRAGONFORCE
19:30~ ARCH ENEMY


DAY-2(10/19sun)
10:30~ ARION
11:10~ PERIPHERY
11:50~ GLAMOUR OF THE KILL
12:35~ the GazettE
13:20~ BELPHEGOR
14:05~ THUNDER
14:50~ THE HAUNTED
15:45~ RIOT
16:40~ DEATH ANGEL
17:35~ WITHIN TEMPTATION
18:45~ KREATOR
19:55~ DREAM THEATER









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