ラブライブ!フェス Live Report

[Category:Live/Event Report・Artist: LOVE LIVE! ・Writer:DENMETA(伝説のメタラー)(漫画家・ライター・編集長)]


 

2020年、大人気メディアミックス「ラブライブ!」が9周年を迎え、さいたまスーパーアリーナにて「ラブライブ!フェス」を開催!ラブライブ!のグループ、μ’s、Aqours、Saint Snow、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の4組を揃っての豪華ライブを行った。



「ハードロック/ヘヴィメタル系の音楽のサイトに何故ラブライブ!のレポート!?」なんて思われるだろうが、ラブライブ!はメタルの要素がかなり含まれていたりするのだ。メタル系のレパートリーがいくつもあったりするし、アニメ本編ではKISSの格好をするシーンがあったし、インダストリアル・メタルが好きだなんて設定のメンバーがいたりもする(Aqoursの小原鞠莉)。というか既にそういったところを目につけてこれまでにも何度もこのサイトでラブライブ!の記事を書いてたりする。
そう、ラブライブ!はメタルなのだ。

ラブライブ!SLIPKNOT

でもってこのライブ、さいたまスーパーアリーナで開催ということで我が日本のメタルフェスLOUD PARKと比較せずにはいられない。2017年を最後に行われなくなってしまったLOUD PARKだが、この同じさいたまスーパーアリーナのライブを観ればLOUD PARKに足りなかったものが身をもって感じられるに違いない。ただラブライブ!のイベントを楽しみたい気持ち以外にもこういった考えも含みながらこのラブライブ!フェスに筆者は足を運んだ。

というわけでこのサイトでは単なるラブライバーの感想ではなくヘヴィメタルオタク視点でのラブライブ!フェスのライブレポートを執筆する。

ラブライブ!フェスは2020年1月18日(土)と19日(日)の2日間に渡って行われた。筆者が足を運んだのは2日目の19日(日)の方なのでこの2日目準拠でお送りする。

朝8時台にさいたまスーパーアリーナに着いた筆者だが9時に販売開始の物販は既に長蛇の列。2時間ほどの待ちだった。
Day-1の18日は天気が雪だったが19日は晴れていて寒さも程々で過ごしやすい1日だった。

もうとにかく人の数が凄い。昼ぐらいになると移動に手こずるほどの人だかり。男子トイレなんかは物凄い行列を作っている。入場ゲートと物販の間辺りでは盛んにグッズ交換(?)とかやっているし。グッズを全種コンプリートしようとするコレクター魂溢れる人がとても多い。ヘヴィメタル好きだってCDやバンドTシャツをたくさん揃えようとするコレクターが結構いるがこちらはその比ではない。

2日目は14時に開場。さいたまスーパーアリーナは様々な会場モードがあるが今回は最も多くの客を収容するスタジアムモード。会場の出入り口を4つ使用。客席は見切れ席も使ったりともう限界まで解放している。

通路も凄まじいことになっており献花の数が半端ない。永遠に続くのかと思うほど献花がず~っと並べられている。どこまで続くのかずっと伝っていくと反対側の出入り口にまでたどり着いてしまった。途中でサイン色紙の展示があったがそれと献花を合わせて物凄い数の人々が写真撮影を行っていた。

日本はアイドルとアニメが非常に強い国。その両方を兼ね備えたラブライブ!は日本における究極のコンテンツと言える。そして今回はそのラブライブ!の過去最高とも言える一大イベント。驚異的な経済効果が生まれていることが見てとれた。
一方で同じさいたまスーパーアリーナで開催していたLOUD PARKはだんだんスポンサーが離れていき晩年期は客層が中高年が大部分を占め、スタンド席上段を閉鎖してもスカスカ具合が目立つようになっていた。このラブライブ!フェスは最後の開催となってしまった2017年のLOUD PARKの5倍ぐらい客が入っているように感じられる。
日本のメタルシーンもこれぐらい盛り上がっていたら・・・LOUD PARKはまだ続いていたりDOWNLOAD JAPANは他国よりウンと規模を小さくさせられることも無かっただろうに・・・なんて思わずにはいられない。一メタルファンとして、この日本でも屈指の成功イベントとの歴然たる差を埋めたいとつくづく思う。

しかしここまで人が多いと何をするにも大行列ができるし、スペースに余裕が全く無くてどこにいても係員に「立ち止まらずにお進みくださーい!」と言われるし、電波が混み合っていてネットで中の様子を実況なんてこともロクにできないので、それはそれで大変ではある。

開演時刻は16時。開演15分前にμ’sの初期シングル曲が立て続けに流れるがこの時点で既に大盛り上がりだった。

フェスティバルといえば知名度の高さに従ってアーティストが順番に登場するのが基本だが最初に出てきたのがAqoursってのが意表を突かれた。しかも1曲だけやって虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会にバトンタッチ。筆者はメタル専門家でアニメのコンサートに来るのはこれが初めてなので不慣れなことだらけで中々に戸惑う。
こんなアイドルノリのライブなんて2013年にOZZFEST JAPANで観たももいろクローバーZ以来だし、ペンライトを使うのは2009年に東京ドームで観たX JAPANのライブ以来だ。このライブでは出てくるメンバーに合わせてペンライトの色をせわしなくチェンジするので初心者の筆者はそれに手こずりまくる。

序盤は虹学タイム。個別に活動するアイドルということでソロがメインの時間。CHASE! / 優木せつ菜(CV.楠木ともり)がロックだったなのでヘヴィメタル好きとしては大きく反応した。派手なパイロ演出がある辺りがちょっとBABYMETALのライブっぽかった。

その次に出てきたのはAqoursの分裂ユニット。CYaRon!、AZALEA、Guilty Kissの順に登場し2曲ずつ披露した。メタル好きとしてはGuilty Kissのヘヴィなナンバー「コワレヤスキ」が聴きたかったが筆者が観た日はやらず前日にやっていたという悲劇。

そしてその次はAqoursの良きライバル、Saint Snowの登場。これは期待通りだった。Saint Snowの曲はどれもヘヴィ。「SELF CONTROL!!」にMCを挟んでの「Believe again」を披露。メタル好きにはたまらない。LOUD PARKに近い感覚だった。自分がもしもLOUD PARKの主催者だったら絶対にSaint Snowをオファーする。

Saint Snowの後は遂にμ’sの登場。Day-1はここでAqoursの登場だったがDay-1とDay-2で出演順が入れ替わっていた。
ラブライブ!の道を切り開いた伝説の9人組の再降臨は最高に胸熱。2016年の東京ドーム公演以来、久々の集結ということでより感動が大きく、壮絶な盛り上がりを見せた。
フルでやったのは最初と最後の2曲だけで、その間にTVアニメで披露された6曲を抜粋してメドレーでまとめて披露というコンパクトなライブだった。最高に興奮したひとときではあったがやっぱりこの9人のフルのライブが観たい。またそんな機会が訪れたら良いのになあと思った。

そしてDay-2トリはAqours。Aqoursシップに乗っての登場。船のセットだなんて・・・メタル好きなら必然的にAMON AMARTHを思い浮かべてしまう。3月に幕張メッセで開催のDOWNLOAD JAPANにAMON AMARTHが出演しに来日するので是非Aqoursと会ってほしいなんて思ったりした。
μ'sの後にやってきたAqoursも今やすっかり大人気スーパーグループ。ここでトリをやる辺り、μ’sからバトンタッチをしたような印象だった。そしてもうしばらく経てば虹学にバトンタッチをするのであろう。こうしてラブライブ!の歴史は紡がれる。ドラマチックだ。

3時間半、ブレイクタイム無しのぶっ通しのショウ。最後は虹学、Saint Snow、μ’s、Aqoursの全員がステージに上がって挨拶を行った。
全くもって歴史に残る一大イベントだった。この歴史的瞬間に居合わせたことを誇りに思う。ハードロック/ヘヴィメタルの世界でならSLAYERのラストライブやKISSとYOSHIKIのコラボYOSHIKISSなんかに匹敵する歴史的瞬間だろうか。それぐらい思い出に深く残るライブだった。
ラブライブ!は日本の誇りの一つだと改めて思えた。ラブライブ!からもらえるエネルギーや学べることは数多い。これからもずっとラブライバーでありたいと思えたのであった。


SETLIST
~Day.1 / 1月18日(土)~
01.未体験HORIZON / Aqours
02.TOKIMEKI Runners / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
03.夢への一歩 / 上原歩夢(CV.大西亜玖璃)
04.ドキピポ☆エモーション / 天王寺璃奈(CV.田中ちえ美)
05.眠れる森に行きたいな / 近江彼方(CV.鬼頭明里)
06.Starlight / 朝香果林(CV.久保田未夢)
07.Love U my friends / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
08.元気全開DAY! DAY! DAY! / CYaRon!
09.P.S.の向こう側 / CYaRon!
10.GALAXY HidE and SeeK / AZALEA
11.LONELY TUNING / AZALEA
12.コワレヤスキ / Guilty Kiss
13.Guilty!? Farewell party / Guilty Kiss
14.SELF CONTROL!! / Saint Snow
15.Believe again / Saint Snow
16.届かない星だとしても / Aqours
17.MIRAI TICKET / Aqours
18.青空Jumping Heart / Aqours
19.恋になりたいAQUARIUM / Aqours
20.君のこころは輝いてるかい? / Aqours
21.僕らのLIVE 君とのLIFE / μ’s
22.「ラブライブ!」 TVアニメメドレー / μ’s
僕らは今のなかで
No brand girls
START:DASH!!
それは僕たちの奇跡
ユメノトビラ
KiRa-KiRa Sensation!
23.Snow halation / μ’s

~Day.2 / 1月19日(日)~
01.未体験HORIZON / Aqours
02.TOKIMEKI Runners / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
03.あなたの理想のヒロイン / 桜坂しずく(CV.前田佳織里)
04.Evergreen / エマ・ヴェルデ(CV.指出毬亜)
05.ダイアモンド / 中須かすみ(CV.相良茉優)
06.めっちゃGoing!! / 宮下 愛(CV.村上奈津実)
07.CHASE! / 優木せつ菜(CV.楠木ともり)
08.Love U my friends / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
09.近未来ハッピーエンド / CYaRon!
10.夜空はなんでも知ってるの? / CYaRon!
11.トリコリコPLEASE!! / AZALEA
12.ときめき分類学 / AZALEA
13.Guilty Eyes Fever / Guilty Kiss
14.Guilty Night, Guilty Kiss! / Guilty Kiss
15.SELF CONTROL!! / Saint Snow
16.Believe again / Saint Snow
17.僕らのLIVE 君とのLIFE / μ’s
18.「ラブライブ!」TVアニメメドレー / μ’s
僕らは今のなかで
No brand girls
START:DASH!!
それは僕たちの奇跡
ユメノトビラ
KiRa-KiRa Sensation!
19.Snow halation / μ’s
20.届かない星だとしても / Aqours
21.WATER BLUE NEW WORLD / Aqours
22.未来の僕らは知ってるよ/ Aqours
23.HAPPY PARTY TRAIN / Aqours
24.君のこころは輝いてるかい? / Aqours



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