DEVILDRIVER Japan Tour 2019 with EKTOMORF In Shibuya Duo Exchange Live Report

[Category:Live/Event Report・Artist: DEVILDRIVER / EKTOMORF ・Writer:もりき(ライター)]


 

輝け!令和のメタルヘッズ!!




皆様ご存じの通り、2019年5月1日より明仁様から徳仁様に天皇陛下の位が受け継がれ、時代は『平成』から『令和』へと移り変わった。そして今回のDEVILDRIVER JAPAN TOUR 2019が令和初モッシュとなった人も多いはず。

今回のDEVILDRIVERと、ゲストアクトであり初来日のハンガリーのEKTOMORFの白熱したパフォーマンスは、新しい元号『令和』の幕開けに相応しいモッシュピットの激闘を体感させてくれた!
その興奮を皆様にお伝えしよう!


EKTOMORF


ハンガリーのグルーヴメタルバンド、EKTOMORFが今回初来日となった。彼らはブラジルのSOULFLYから強い影響を受けており、重圧な演奏を聴かせてくれた。

皆様はハンガリーと聞いて連想するものはなんだろうか?それは日本と同じぐらい、温泉に馴染みがある国と思う方が多いだろう。


しかしながら、ハンガリーのバンドと言えば?と思い浮かぶ人は決して多くはないのが現状だ。ただ言い換えるのなら、まだまだ沢山のメタルバンドを発掘出来る開拓の余地があるとも言える。チュニジアのMYRATHの様にダークホース的な存在で日本での人気が出る場合も少なくはないからだ。

バンドは2018年発表の最新曲を一発目にスタート!8弦ギターのヘヴィリフから高速のドラムプレイに身を任せるかの如く、会場内のモッシュ野郎達が嵐を巻き起こした。
ロングのドレッドヘアが特徴的なフロントマンのZoltán Farkas(Vo&Gt)はその熱気に答える様に、オーディエンス全員を煽る。EKTOMORFのメンバー全員が日本人の熱気が素晴らしいことに驚かされたであろう。
40分と言う僅かな時間の中で、バンドは前述した最新作から中心に楽曲を披露!次回は歴代のナンバーも織り交ぜ、50分ほどのライブも観てみたいと思わせてくれた!

EKTOMORF
Set List
1.The Prophet of Doom
2.AK 47
3.Fury
4.Bullet in Your Head
5.Faith and Strength
6.Evil by Nature
7.Outcast



DEVILDRIVER

タイトル


2014年以来5年ぶりの来日であり、初の日本でのメインアクトとしていよいよDEVILDRIVERの登場だ。このライブに来た方はみんな口を揃えて唯一の不満を述べていた・・・。

そう!渋谷DUO名物のでっかい二つの柱である!(笑)

タイトル



モッシュピットの先輩方はみな「なんでDEVILDRIVERのライブがDUOなんやねん!モッシュピットでっかく出来ないやん!」と予想通り愚痴をこぼしてました!(笑)しかし、ライブ始まっちゃえば気にならないんですけど・・・w

タイトル



バンドは2013年発表の『Ruthless』から一曲目がスタート!フロアは言うまでも無くモッシュピットの無法地帯に豹変した。Dez Fafara(Vo)はステージ上から強く睨みをきかせながらシャウトを絞りだし、オーディエンスを煽っていく。また2016年に加入したAustin D'Amond(Ds)のグサッとナイフの如く刺さっていくかの様なドラミングも体感的にアドレナリンを増していくかの様である。



序盤戦は2曲目からいきなりキラーチューン『Grinfucked』を披露!
会場はヒートアップするが、やはり二つのでっかい柱が邪魔だなぁとピットの先輩達は思っていただろう!(笑) 2020年のDOWNLOAD JAPANではまたDEVILDRIVERに来日してもらい、是非巨大なサークルピットに飛び込みたいところだ!

また前述してしまうが、この日のDEVILDRIVERの持ち時間は50分~60分程のショウであった。もう20分ほど長く観たかったという声も少なくは無かったが、それは次回の来日に期待しよう。
2016年発売の最新アルバムからは『My Night Sky』のみ演奏され、他は『Hold Back The Day』、『Clouds Over California』といったバンドの定番曲で固められたセットリストであり、会場のファンもアグレッシブに熱意に応える。(出来れば新譜から『Trust No One』はやってほしかったですね・・・w)

タイトル



中盤あたりからはひっきりなしにクラウドサーファーも発生!Dezは気さくにファンとハイタッチを交わしていた。(この時一緒に暴れていたMETAL JAPANに記事を度々提供をしてくれたゲストライターTOMO氏もハイタッチを交わしていました!w)

タイトル



バンド屈指の殺人ナンバー、『Clouds Over California』では狭い中、最大級のサークルモッシュが形成!

タイトル



このバンドの持つ破壊力と攻撃性がダイレクトに味わうことが出来る瞬間でもあった。令和に入り、神奈川県では通り魔事件と大阪府ではお巡りさんが銃で襲撃される物騒な事件も報道され、不安を覚えることも増えた。しかしながら不安に負けていられない!
DEVILDRIVERのライブは、令和も全力投球で突き進みたくなるような気合いが湧いてきたのだ。

そしてラスト、『End Of The Line』&『The Mountain』の2曲をぶちかましてこの日のショウは幕を閉じた。


前述した通り、アンコール無しの60分にも満たないステージではあった。しかしながら短さを感じさせないくらい密度の濃いパフォーマンスを見せてくれた事には間違いないであろう。

悲しいニュースではあるが2018年に引き続き、2019年もLOUD PARK開催が見送りとなった。さらに追い討ちをかけるかの如く、2019年末をもって、Eoken de Valhall Productionの興行事業が休止となる。日本のメタルヘッズ達が悲観に明け暮れてしまうニュースが令和に入り耳に入ってしまうが、それだけではない。DOWNLOAD JAPANは前述したが2020年も開催予定、さらにSLIPKNOTも2020年に来日が決定した!

日本のメタルヘッズ達の気合いを取り戻す!
令和はそういった時代にしたいと思います!


タイトル



DevilDriver
Set List
1.Ruthless
2.Grinfucked
3.Cry for Me Sky (Eulogy of the Scorned)
4.Hold Back the Day
5.I Could Care Less
6.Not All Who Wander Are Lost
7.My Night Sky
8.Sail(AWOLNATION cover)
9.Before the Hangman's Noose
10.Clouds Over California
11.End of the Line
12.The Mountain

※次回は7月13日に行われるCRYPTOPSY JAPAN TOUR、代官山UNITのライブレポートを掲載予定です!




   


 

 
 

Artist Information

DEVILDRIVER

『デヴィルドライヴァー』 
アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンタバーバラ出身。2002年結成。

EKTOMORF

『エクトモーフ』
ハンガリー ベーケーシュ県出身。
1994年結成。