NAGLFAR and DARK FUNERAL in Swedish Black Invasion at JUNE 16th

[Category:Live/Event Report・Artist: DARK FUNERAL / NAGLFAR ・Writer:もりき(ライター)]


 

~ブラックメタル、半端ないって!~

タイトル


タイトル



お洒落な街、下北沢にブラックメタルのライブが行われるなんて誰が信じられるであろうか・・・?
土曜日の下北沢はまるでウキウキした、所謂リア充といったウェイ系の若者たちで賑わっていた。

タイトル




しかしながら会場である下北沢GARDENには沢山の黒いシャツを着た集団が!そこだけ次元が切り取られていたような気がしなくもない・・・。(笑)

開演前のライブハウスの近くにはDARK FUNERAL&NAGLFARのメンバーさんが!


タイトル


タイトル



二つのバンドのメンバーさんはとても気さくな方々でした!コープスペイントをしていたらおっかなくて近寄れなかったと思います!(笑)





~ブラックメタラー達よ!堕天の時が来たのです!!~



・NAGLFAR

タイトル




Kristoffer W. Oliviusによる邪悪なシャウトが印象的であったNAGLFAR。パフォーマンスはブラックメタルらしい悪魔を感じさせる雰囲気は勿論、このバンドの持つ憤怒の感情が一気に襲いかかってくるようだ。

ピアノから始まる一曲目の「Feeding Moloch」から怒涛のテンションであったのは勿論、やや中央のフロアにおいてはモッシュも発生!二曲目から早速人気ナンバーの「Black God Aftermath」が披露され、ファンの盛り上がりは最初からクライマックスといった展開に。

タイトル




ブラックメタルと言えば、お馴染みの疾走感のあるギターのトレモロリフ!皆様は聴きなれているだろうが、ライブでの臨場感によって更に迫力が増すのは言うまでもない。怒りや恐怖の旋律となり五感に響き渡るのだ。後述するDARK FUNERALもその邪悪な世界観を見せつけてくれた!

バンドはANAAL NATHRAKHやMURDUKばりに爆走する「Odium Generis Humani」、「Blades」やEMPERORの様に壮大なシンフォニックブラックナンバーの「The Perpetual Horrors」といった様々な楽曲を新旧作品からたくさん披露!途中のミドルテンポの「The Darkest Road」でメリハリをつけながらも、ファストブラックの「And The World Shall Be Your Grave」といったナンバーでテンションを下げることなく盛り上がりを見せてくれた。

ついにハイライト!バンド最強のキラーチューン「I Am Vengeance」が演奏され、フロア中央のモッシュピットにより会場内は狂気と化した!ブラックメタル楽曲の様式美ともいえるブリザードの如く鳴り響くトレモロギターと、怒りを見事に体現したヴォーカルのシャウトとドラムのブラストビートがこれでもか!というぐらいに襲いかかってくる。

たっぷりと1時間20分程の大迫力のステージを届けてくれたNAGLFARであったが、残念ながらバンドは2012年以降において新譜をリリースしていない。しかしながら、今回の日本でのライブの盛り上がりを見てくれたメンバー達が、少しでも良い刺激を受けてくれたらと思わずにはいられなかった。



NAGLFAR SET LIST

1. Feeding Moloch
2. Black God Aftermath
3. Bring Out Your Dead
4. Odium Generis Humani
5. The Perpetual Horrors
6. Blades
7. The Darkest Road
8. The Mirrors Of My Soul
9. As The Twilight Gave Birth To The Night
10. And The World Shall Be Your Grave
11. A Swarm Of Plagues
12. I Am Vengeance
13. The Brimstone Gate





・DARK FUNERAL

タイトル



LOUD PARK 16のEXTREME STAGEでのトリを飾り、その日一位二位を争うくらいの過激なモッシュピットを起こし、そして何よりも邪悪な暗黒世界を見せつけたDARK FUNERALが2年ぶりに日本に戻ってきた!

ブラックメタルとは何かを明確に表現していたことはもちろん、LOUD PARK 16以上に濃いパフォーマンスを体感することができたに違いない。


タイトル




ライブは2016年発売の最新作の一曲目の「Unchain My Soul」からスタート!静かなギターのアルペジオから爆走パートに突入した瞬間に会場は狂気と混沌に包まれた!前述のNAGLFAR以上に邪悪な世界観を表現していたことは言うまでも無い。

フロントマンのHeljarmadr(Vo)はまるで魔界の王の如くステージに君臨し、会場のオーディエンス全員を「地獄にいらっしゃい!」と誘うような佇まいだ。Janne Jaloma(Ds)のマシンガンの様なドラミングがモッシュを誘発させ、二曲目から続けざまにキラーチューンの「The Arrival Of Satan's Empire」が披露!

ブルータルに爆走、かつ邪悪な空間を表していたバンドのパフォーマンスこそ至福なものであった。ライヴは曲間に鎖のSEやホラーな残響を使っており、本当に地獄に落とされてしまうのではないかという気分にもなる。

NAGLFARと同じく、バンドは初期の「Vobiscum Satanas」や「As I Ascend」といった最新作収録作品を満遍なく楽曲を披露した。そして1stアルバムから「The Secrets Of The Black Arts」まで演奏してくれるといったファンへのサプライズも欠かせない。

DARK FUNERALの持つ暴虐性と残酷さを前面に出したファストブラックメタルやギターのトレモロリフを生かしたメロディックブラックナンバーこそ、まさしくアンダーグラウンドな芸術作品とも言えるのだ。


タイトル




最新アルバムからの一曲、「As One We Shall Conquer」では疾走感を交えながらも、メロディアスなギターフレーズを響かせる場面もあった。しかしながら、「Open The Gates」、「Hail Murder」の様なブラストが響き渡るファストブラックナンバーでは前のNAGLFAR以上にモッシュピットを狂気に畳み込み、その邪悪な世界観をオーディエンス全員に見せつけていたことは間違いない!

前述したが、ブラックメタルとは何かを五感で体感することができるライブであった。重厚かつミドルテンポの「My Funeral」においては、まさしく破滅を感じさせる負のエネルギーの塊が襲い掛かってくる感覚に陥った。

いよいよ終盤!最新作の終盤を飾るスローなイントロからスピードアップする「Nail Them To The Cross」と退廃の美を表したミドルナンバー「Atrum Regina」、そして最新作のタイトルの名を冠した&エンディングナンバーの「Where Shadows Forever Reign」を続けざまに連発!

「Where Shadows Forever Reign」の持つ悲しみに満ちたトレモロリフとメロディが、まさしく暗黒の舞台の終幕に向かうかの如く鳴り響いて終わりを感じさせる。最後は大きなDARK FUNERALのフラッグをHeljarmadrが広げながらライブは幕を閉じた。

ライブの告知で何よりも衝撃的であったのがあのGORGOROTHが11月の来日である!絶対に日本では観れないと思われていたバンドであるのはもちろん、これを逃したら次は無いかもしれない!

セットの十字架、船便で持ってくるのは勘弁してくださいね・・・w



DARK FUNERAL SET LIST

1. Unchain My Soul
2. The Arrival Of Satan's Empire
3. Vobiscum Satanas
4. As I Ascend
5. The Secrets Of The Black Arts
6. As One We Shall Conquer
7. Open The Gates
8. Hail Murder
9. My Funeral
10. Nail Them To The Cross
11. Atrum Regina
12. Where Shadows Forever Reign




   


 

 
 

Artist Information

DARK FUNERAL

『ダーク・フューネラル』 
スウェーデン ストックホルム県 ストックホルム出身。1993年結成。

NAGLFAR

『ナグルファー』
スウェーデン ヴェステルボッテン県出身。
1992年に前身バンドを結成し、1994年に現バンド名に改名。

 
 
 








M.J. ROCK JAM 出演者募集中!

めざせメタルマスター単行本 第1巻 好評発売中!

M.J. ROCK JAM Vol.10 in TOKYO