これを言うと怒られる!ヘヴィメタル界の地雷ワード集

[Category:Feature / PickUp・Artist: Begginer ・Writer:DENMETA(伝説のメタラー)(漫画家・ライター・編集長)]
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反響が大きかった「ヘヴィメタル素人に知っておいてほしいこと」を更に掘り下げた記事。ここで改めてヘヴィメタル素人・初心者向けの記事を執筆。
ヘヴィメタルのファンが忌み嫌っていることが多いワード、その手の人に向かって言うと機嫌を損ねさせる危険性のあるワードをまとめてみた。
素人にはわからず、ファンになって初めて理解できるヘヴィメタル界のタブーとされるワード集。ファン以外の人からすればいちいち細かくて面倒だがファンになるとこういうことにもいちいちこだわるようになるのです。


◆ヘビメタ

メタル生徒会長単行本第1巻

最早、ヘヴィメタル界の鉄板ネタ。画像は漫画「メタル生徒会長」より。
始めは誰しもヘヴィメタルは「ヘビメタ」と呼ぶものだと思いがちだが、実際のところヘヴィメタルのファンは基本的にヘビメタとは呼ばない。寧ろヘヴィメタルのファンはヘビメタと呼ばれるのを嫌っていることがほとんどで、ヘビメタと呼ぶ人に「ヘビメタと呼ぶな!」といった文句を言うことは頻繁に起こる。
ヘヴィメタルのファンになるとヘビメタという呼び名はヘヴィメタルを侮辱されている、茶化されているように聞こえてくるのだ。ヘヴィメタルのファンはヘビメタと呼ばず「メタル」と呼んでいる。
一方で「別にヘビメタでもいいじゃん。細かいこと気にするなよ。」と言ったヘヴィメタルのファンの意見もあったりする。

◆ベイビーメタル

BABYMETALのこと。多くの人が始めは「ベイビーメタル」と呼ぶものだと思いがちだが本来の読みは「ベビーメタル」である。
だがしかし、この記事に書いた通り、日本国外の人々に合わせて公式がベイビーメタルと呼んだりもするためどっちが正しいのかややこしくなってきている。
ついでに言うとBABY METAL(BABYとMETALの間に空白を入れる)と表記するのも誤り。BABYMETALは一語表記でこれもよくファンの人に指摘される。

◆メタル聴いてるよ。マキシマム ザ ホルモンとか

どこまでヘヴィメタルに入れ込んでいるか、ヘヴィメタルのリスナーとしてライト層なのかコアなファンなのかという話。
ヘヴィメタルのファンは人と音楽の会話をして「メタルを聴いてる」と言われると同士と遭遇とできたとテンションが上がる。で、その次に「どんなアーティストを聴いているか」と質問して、その返答でそのままテンションが上がりっぱなしかはたまたガッカリするか分かれる。マキシマム ザ ホルモンなどラウドな邦ロック系だと答えるとコアなメタルファンは「それはメタルじゃねえよ」「ライト層か」とガッカリする。
音楽のジャンル分けというのは物凄く細かいもので、どんなに重いサウンドを鳴らして激しくわめき散らしているアーティストでも「メタルじゃない」と評されることはヘヴィメタル界ではしょっちゅうある。ニューメタル、ミクスチャー系統のバンドなんかが特によく言われがちである。
とはいえ「メタルじゃない」と言う方も「これをメタルと認めないなんて頭の固いヤツだ」と逆に叩かれるケースもしばしばある。「このアーティストはメタルか否か」といった論争は日常茶飯事。こういう点がヘヴィメタル界で特に面倒臭いところ。


~少数派の意見編~
稀にこれらのワードが気に入らないというメタルファンがいたりする。使っても文句を言われる可能性は低いが一応頭に入れておくことを推奨。

◆メタラー
ヘヴィメタルのファンの呼び名。「アムラー」や「シノラー」のようなこの呼び方が気に入らないという人がたまにいたりする。ヘヴィメタルのファンの本来の呼び方は「メタルヘッズ」なのでそっちを使えというわけである。

◆デスボイス

ラウドミュージック全般で使われるガナる歌い方。「デスボイス」という名前でよく知られているがデスボイスは日本特有の呼び方、いわば和製英語であり日本国外の人には通じない。この呼び名が気に入らないという人が稀にいる。実際のところ、「グロウル」「ガテラル」「スクリーム」と呼ばれている。


~取り扱い注意ワード編~
ロック素人がよく意味を取り違えて使いがちなワード。

◆パンク

ラウドミュージックと無縁の人はパンクとヘヴィメタルの区別すらつかない。よってヘヴィメタル系のものに向かってパンクと呼んで文句を言われることが結構ある。上述でも触れたが音楽のジャンル分けは非常に細かい。この手の音楽に詳しくないのであればそれっぽいものを見かけたら全部「ロック」という言葉で片付けてしまった方が無難。

◆デスメタル

ブラックメタルとデスメタル

画像は漫画「メタル生徒会長」第6話より
ヘヴィメタルのサブジャンルの一種「デスメタル」。激しく厳かなものは全部デスメタルとよく思われたりするが激しく厳かな音楽にも色々ある。何度も言うが音楽のジャンル分けは非常に細かい。特にヘヴィメタル内の枝分かれの細かさは尋常ではない。
デスメタルといえば「デトロイト・メタル・シティー」みたいな派手な魔王の様な格好をイメージする人がよくいるが現実のデスメタルバンドは基本的に化粧をしないし服装もラフである。デスメタルの言葉の使いどころは意外と難しいものなのだ。

尚、素人がメタルに対してよくイメージしがちな化粧をしていていかにも悪魔っぽい格好をしているバンドは大体みんな「ブラックメタル」というジャンルに属している。こういうのをよくデスメタルと呼ばれがちだがブラックメタルはデスメタルとはまた違ったものだ。

音楽的にデスメタルそっくりで素人からすればどっちも同じにしか思えないだろうが、それでも別モノである。動物に置き換えればヒョウとジャガー、ジュゴンとマナティーみたいな感じ。似て非なるものがヘヴィメタルには多数存在するのだ。
一応、デスメタルやブラックメタルといった激しいメタルをいっしょくたにする「エクストリーム・メタル」という言葉があってそれを使うと便利なのだが、そんな言葉の使い道をわかっていたらその時点でもうロック素人ではないだろう。


~地雷ワードならぬ地雷ポーズ~

◆親指を立てたメロイックサイン

メロイックサイン

人差し指と小指を立てたサイン。「コルナ」「メロイックサイン」と呼ばれヘヴィメタル界ではピースサインに代わる定番のサイン。これを親指を曲げるか立てるかでもめたりする。
正規のメロイックサインは親指を曲げている方。
親指を立てている方はKISSのジーン・シモンズ版、パリピのサイン、スパイダーマンが糸を出すときのポーズ、矢澤にこのにっこにっこにー。
親指を立てていると文句を言うメタルファンが結構いるのだ。が、METALLICAや高崎晃(LOUDNESS)といったヘヴィメタル界の偉人たちが親指を立てている方を使用してたりするのでこれがまた複雑なところ。


ざっとこんなところである。素人からすれば「いちいち細かすぎる」「ヘヴィメタルって面倒くさいなあ・・・」と思ってしまうだろう。そう、ヘヴィメタルの世界は物凄く複雑で細かくて面倒くさい。それでも好きになる人はなるのである。


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メタル生徒会長 亜暮渋莉譜香 暗宇土沙富美










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