FLESHGOD APOCALYPSE Japan Tour 17 live at DUO Exchange in November 22th

[Category:Live/Event Report・Artist: FLESHGOD APOCALYPSE / PSYCROPTIC / EARTH ROT / DEAD SPACE ・Writer:もりき(ライター)]



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イタリアの雄、FLESHGOD APOCALYPSEの華麗なる狂気!戦慄のメタルオペラミュージカルの開幕だ!


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2016年に発売された最新作、「KING」を引っ提げてのジャパンツアーを行ったFLESHGOD APOCALYPSE。最新作はブルータルかつクラシック音楽の音色をカッコよく取り入れたFGA節をしっかりと発揮していたアルバムだ。FLESHGODの音楽を聴く度に、まるでオペラやクラシックのショウを観ている感覚にもなる。

残念であったのが長らくフロントマンを務めていたTommaso Riccardi(Vo.Gt)が脱退してしまったことに他ならない。今までドラムを担当していたFrancesco Paoli(Vo,Gt)がバンド結成以来のフロントマンを担うことになったが、やはり彼の超絶ドラムテクニックを拝みたかった気持ちもある。

しかしながらメインアクトのFLESHGODは疾走系の曲は多くはなかったが、まさしく演劇チックなステージが面白かったし、オーストラリアからのゲストアクト3組も心に残るパフォーマンスを魅せてくれた!



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・DEAD SPACE


ゲストアクト一組目はDEAD SPACE。メロディックブラックや叙情的なデスメタルが印象的な楽曲を演奏!例えるならAmorphisやEnslavedにインスパイアされたであろう音楽性であった。AmorphisのTomi Joutsenの如く風車ヘドバンしたりとパフォーマンスも印象的だ。メンバーもフロアに近づき握手をしに来たりと、オープニングから会場の盛り上りに貢献をしてくれた!

また私は高校生時代にオーストラリアへ行った経験もあり、シドニーの水族館と動物園やメルボルンタワーを訪れたことをDEAD SPACEのメンバーさんに話したら、とても喜んで頂きました!




・EARTH ROT


同じくオーストラリアから二組目のEARTH ROTが登場!邪悪なブラックデスメタルを演奏しモッシュも発生!一組目に続き会場のヴォルテージをより高く上げてくれた。とにかくドラムのブラストビート&ギターのトレモロリフが強力かつパンチの利いたものだ。後述するPSYCROPTICと共にオーストラリアのメタルシーンを引っ張っていって欲しい!

ステージの上のメンバーさんはというと、マイクスタンドにドリンクホルダーを設置しビールを呑んでいましたw
機材を汚さないようにしてくださいね!(笑)




・PSYCROPTIC


LOUD PARKやKNOTFEST JAPANにおいても主役のバンドを喰ってしまうくらいのバンドが存在する。それと同じく、メインアクトのFLESHGOD APOCALYPSEを喰ってしまうくらいのインパクトを残してくれたのがPSYCROPTICだ!

とにかく、ドラムの音圧がこの日一番のデカさ!テクニカルデスメタルバンドらしい超絶な音楽にオーディエンスは大喝采!前の出番のEARTH ROTに続いてモッシュピットも起きる。メインアクトの前に体力を使い果たさない様に気を付けながらも、バンドの演奏力の高さに驚いた。





Napalm DeathやANAAL NATHRAKHの様な発狂グラインドコアパートからKILLSWITCH ENGAGE風のメタルコアチックなブレイクダウンなど、一曲の中で聴き手を飽きさせない作りなのが印象的であった。

私自身このバンドについては存じなかったものの、オーストラリアのメタルシーンを盛り上げてくるバンドとなってくれることを期待している!





・FLESHGOD APOCALYPSE


いよいよお待ちかね、FLESHGOD APOCALYPSEの降臨だ!ゲストアクト3組による白熱したライブから続いているテンションも最高潮に上がる!

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会場が暗転したと同時にFLESHGODコールが起こり、一曲目の「In Aeternum」からモッシュの喜びお兄さん達が大暴れ!新たに加入したDavid Folchittoによる、マシンガンの如く鳴るツーバスの連打が激しさを増していくが、同時にオペラの様なドラマティックなSEも素晴らしい。まさしくデスメタルとシンフォニックメタルの融合がFLESHGOD APOCALYPSEの醍醐味だ!

メンバーの演奏だけではなく、サポートのソプラノヴォーカルの女性のコーラスも印象的であった。その女性は、重厚なシンフォニックデスメタルの音圧に埋もれる事無く強烈なビブラートを響かせており、まるで地獄の底から響き渡る亡者の哀しみの歌。若しくは「怖い絵展」で観た、海の底に生きた人を誘い引きずり込み、そして亡き者としてしまうセイレーンの歌声の様にも思えた。

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ライブの前に「怖い絵展」に行けて良かったなと改めて思いました。(笑)FLESHGODのバンドのコンセプトがゴシックであり、「怖い絵展」での中世の歴史を描いたような退廃的な雰囲気がこれまた非常にマッチしていたと思います。






MCではFrancescoが「ここは教会じゃない!メタルのライブだぜみんな!」とMCでオーディエンスを煽る。中盤はFLESHGOD APOCALYPSEの知名度を一気に押し上げたあのキラーチューンが披露!




そう!「The Violation」!




待ってました!と言わんばかりにこの日最大級のモッシュが巻き起こった!モッシュピットでおなじみ、ランボーさんをはじめとする暴れん坊軍団が、まさに渋谷DUOの2本の柱をぶっ怖してやるくらいの盛り上りを見せたのだ!(笑)

Francescoのグロウルに、サポートのソプラノヴォーカルとクリーンヴォーカル&ベーシストのPaolo Rossiの三種類の声が上手く絡み合う事で、最高の化学反応を起こしてくれたに違いない。とにかく、ハイトーンで歌いながらベースのフィンガーピッキングをこなすPaoloの実力も半端ないなと思いました。(笑)

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「Epilogue」や「Gravity」といったミドルテンポの楽曲においては、疾走感こそ無いものの轟音の中で響き渡るストリングスや前述したソプラノヴォーカルとFrancesco Ferrini(Key)によるピアノやチェンバロの音色がより一層際立つ。こういった楽曲はまさしくデスメタルオペラと言うにふさわしいかもしれない。

チェンバロの音色から始まった新譜「KING」からの爆走ナンバー「The Fool」ではギタリストCristiano Trionferaが容赦なくギターリフの重低音を我々の耳にぶちこんでくる!再びモッシュピットが盛り上りステージのメンバーも嬉しそうだ。

「The Egoisim」と「Syphilis」の本編ラスト二曲ではFrancesco Paoliがフロアに乱入しファンと戯れるなどしてサービスをしてくれた!この時私は上半身裸&神風ハチマキを装備していたのですが、それがメンバーさんの目に留まって・・・。


なんとアンコールでは自分のメタラー人生の中で、二度と無いんじゃないかと思うくらい一生の思い出を作ることが出来ました!

それは・・・。




私もりき、ステージに上げてもらいましたwwwwww

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Francescoさん「君はクレイジーだ!こっちに来い!」

ワイ「ファッ!?」

そのまま私もりきはステージに連れていかれました。(笑)
少しだけステージに上げてもらったら戻るか・・・。
と、思った途端に、Francescoさん「Stay here!(君の場所はここだぜ!)」と一言。(笑)

ワイ「ファーwwwwwwwwwwww」
会場の皆さま方、大変爆笑されていました。(笑)


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Francescoさんは上半身裸&神風ハチマキの私の肩に手を置きながら、「今日は最高の夜だぜ東京!次で最後の曲だけど盛り上がれるかい!?」とMC!

私はラストの「The Forsaking」のイントロを少しだけシャウトしましたw

そしてフロアに戻ると、他のお客さん達に「ナイス!よくやったよ!」「羨ましいです!」とお声を掛けていただきましたw




「The Forsaking」ではまるで映画や舞台のフィナーレの様に、轟音の中でピアノがメロディを奏でていた。ライブが終演した後も会場のファンも余韻に浸っていたであろう。

今回の総評としては新しいドラマーがまだ慣れていない故か、モッシュピットが起きるような曲があまり演奏されなかったのが心残りだ。次回来日するときは、新しいドラマーも実力が上がっているだろう。また今回の演奏時間も80分ほどで、曲も少なかった。次は単独で100分~120分は演奏して欲しいと思う!次回のライブも期待したい。

改めて来日してくれたバンドの皆様、ありがとうございました!


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Set list
1. In Aeternum
2. Healing Through War
3. Cold As Perfection
4. The Violation
5. Prologue ~ Epilogue
6. Gravity
7. The Fool
8. The Egoisim
9. Syphilis
-Encore-
10. The Forsaking(feat MORIKI)


ハードロック/ヘヴィメタル系の音楽の情報サイト「METAL JAPAN」にて連載しているWEB漫画「メタル生徒会長」の単行本化プロジェクト!







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