SUMMER SONIC 2017 REPORT Ⅲ (MWAM,BABYMETAL,FOO FIGHTERS)

[Category:Live/Event Report・Artist: BABYMETAL / SUMMER SONIC / MAN WITH A MISSION / FOO FIGHTERS ・Writer:DENMETA(伝説のメタラー)(漫画家・ライター・編集長)]






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2000年より毎年恒例となっている日本最大級の夏フェス、SUMMER SONIC サマーソニック。2017年8月、通算18回目のサマソニのライブレポート。
こちらMETAL JAPANサイトでは2017年8月19日(土) 大阪・舞洲会場でのサマソニの様子をお届け。全9組のロック系出演アーティストのライブレポートを3組ずつ3つの記事に分けて執筆。そのPART3(FINAL)。MAN WITH A MISSIONBABYMETAL、そしてヘッドライナーのFOO FIGHTERSのライブレポ。

REPORT Ⅰ (THE STRUTS,INABA/SALAS,GRANRODEO)
REPORT Ⅱ (BAND-MAID,ROYAL BLOOD,MAXIMUM THE HORMONE)

SUMMER SONIC 2017 Official Photo Link


MAN WITH A MISSION
終盤が迫ってきたサマソニ。今回の出演者で一番暑くて辛そうな狼ロックバンドMWAMが登場。しかし、暑くて辛そうにはしていない。
もうすっかり2010年代を代表する日本のロックバンドの地位を確立しており、サマソニのメインステージ後半に立つだけの風格を備えていた。
ただ正直なところ、サマソニのこのポジションは洋楽のライブが観たい、何組も連続で邦楽って何か違和感がある、という気持ちはあった。元々サマソニは洋楽主体のフェスなので。邦楽より洋楽が観たいとかじゃなくて、邦楽が多く、しかも後半に固まっていると洋楽人気衰退をつくづく感じて悲しくなってしまう。このサマソニのメインステージ、色々と考えさせられる出演順だ。
話がそれてしまったがMWAMのライブそのものは申し分なかった。大勢の人々が手を掲げる「FLY AGAIN」あたりは今や2010年代屈指の日本のロックの名曲という感じがするまでになっていた。
-Setlist-
1. Get of off my way
2. Hey Now
3. TAKE WHAT U WANT
4. Emotions
5. Dog Days
6. FLY AGAIN
7. Dead End in Tokyo
8. Raise your flag


BABYMETAL
とうとう6年連続での出演、遂に2ndヘッドライナーにまで昇格したBABYMETAL降臨。邦楽アーティストで過去にサマソニのこのポジションを務めたのはB’z(2009年)、X JAPAN(2011年)、Mr.Children(2013年)、サカナクション(2016年)。BABYMETALは5組目である。
2012年から2016年までのサマソニ出演の模様を振り返るムービーを流してからスタートするがこれがもう初期からのファンは涙ものだろう。「大きくなったなあ・・・」と。ライブを重ねる度に貫禄とオーラが増していくBABYMETAL。もうすっかり日本のレジェンドだ(東京ドームでライブやったあたりからそう思えたが)。
しかし新鮮味があるのは最初の紙芝居ムービーのみ。それからはもういつも通りのライブ。セットリストは初めてBABYMETALを観る人用で何度も観ている人には意外性皆無。やはり相変わらずフェスでは単独公演のときみたいに仕掛けが全くない。そんなわけでフェスでBABYMETALを観るときはよく物足りなさを感じたりするものだ。しかししかし今回ばかりはそういう気持ちは薄い。この大型フェスでヘッドライナーの次に扱いがでかいこのポジションでライブをしているというだけで十分特別だからだ。初めての2ndヘッドライナー。BABYMETAL一種の記念日である。「ヘドバンギャー!!」や「イジメ、ダメ、ゼッタイ」といった知名度が低かった頃からある曲で何万人も盛り上げてるのが感慨深くてたまらん。4年前のサマソニで数百人程度の前でライブしていた頃が懐かしい。観客も盛大にサークルピット作って目いっぱいこの記念日をお祝い(?)。野外フェスのメインステージで日が落ちていく時間帯にライブをやるのは初めてのような。この点がまた少し新鮮だった。
尚、「イジメ、ダメ、ゼッタイ」ではYUIMETALのイヤーモニターが外れるというアクシデントがあったが自然に乗り切った。このプロの仕事ぶりはファンの間でも話題に。

そしてバックステージではヘッドライナーのFOO FIGHTERSと記念撮影を実施(他、マキシマム ザ ホルモンとMAN WITH A MISSIONとも)。FOO FIGHTERSはBABYMETALのライブを観ていたことをこの後のライブでのMCで発言。ヘッドライナーがMETALLICAだった2013年にも同じようなことがあって、あのときは物凄く驚いたが今やそれが普通、いつものBABYMETALと化している。世界的ロックスターに認められているって凄いことなのに今ではもう全く驚けない。今やそういうところを目にしても「ああ、絶対やると思ってたわ。他のみんなもこの展開は容易に予測できてただろ。」と思えてしまう。本当慣れって怖いですね。

foofightersbabymetal

-Setlist-
1. BABYMETAL DEATH
2. ギミチョコ!!
3. メギツネ
4. Catch me if you can
5. Road of Resistance
6. KARATE
7. ヘドバンギャー!!
8. イジメ、ダメ、ゼッタイ


FOO FIGHTERS
開催18回目のサマソニで遂に、やっとこさ、満を持してフーファイが初出演。結論から言って歴代サマソニ出演アーティストの中でも1番と言って良いぐらいにサマソニという場がふさわしいライブだった。改めて今まで一度もサマソニに出たことなかったのが意外と思える。
この世界の頂点に君臨するスターの貫禄。「All My Life」や「The Pretender」などのハイテンションなロックで広大な空間を盛大に盛り上げる。心にぐっと来る凄いロックナンバーを連発。観ていて「そうそう!!こういうのがサマソニだよ!!」と何度思ったことか。
FOO FIGHTERSはこのライブの一ヶ月後に通算9枚目のアルバムとなる「Concrete and Gold」の発売を控えている。終盤にそのリードトラック「Run」を演奏したがここがまたパワフルでこのライブのハイライトの一つとなった。まだまだロックは熱い、死んでない。
又、Dave Grohlは日本に慣れているのかMCが日本人に優しい。喋ることは割かし簡潔なもので理解しやすいものでありがたい。
ただ、やはり70分ほどしか持ち時間がないのはツッコまざるをえない。普段のフーファイのライブは3時間やるというのに。大型のフェスのヘッドライナーで持ち時間がこんなに短いアーティストは他にいただろうか?私は知らない。これにはファンも疑問だしDave自身もMCでツッコミを入れていた。
又、ドラムには今年急逝したSOUNDGARDENのChris Cornellの写真が印刷されている。やはり2017年の音楽の出来事を語る上で彼(とLINKIN PARKのChester Bennington)は欠かせない。同世代のロックスターをしっかりと称えた。

しつこいようだがこれぞサマソニだ。人気邦楽アーティストが3組立て続けに出たため感覚が狂ってきていたが、サマソニとは本来こういう異国の地のロックスターが日本人を盛り上げてナンボのものである。GREEN DAYやLINKIN PARKなどといった人気洋楽ロックバンドが主軸となる日本のフェスティバル、イギリスのDOWNLOAD FESTIVALに似た感じのもの、サマソニは当初そういうイベントだった。
それがいつしかロック以外のジャンルもよく出るようになり、それどころか日本の洋楽人気低迷の影響からか邦楽アーティストの割合がぐんと増えだした。洋楽出演者より邦楽出演者の方が断然目立ってるというケースもしばしば。そりゃ勿論洋楽だろうが邦楽だろうが盛り上がればそれで良いものだしこの日観た邦楽出演者のライブはどれも良かった。だがどうも何かひっかかるものだ。気がつけば開催の初期の頃と比べて随分と色んな面で変わり果てていたサマソニ。FOO FIGHTERSはサマソニ初出演ながら本来のサマソニの姿を再確認させてくれた。この日の最後の最後でサマソニは原点回帰を果たしたように思う。最高の締めくくり方だった。
-Setlist-
1. All My Life
2. Learn to Fly
3. My Hero
4. The Pretender
5. Times Like These
6. Rope
7. Walk
8. Sunday Rain
9. Run
10. Best of You
11. Everlong


その他、特筆事項

今年急逝したLINKIN PARKのChester Benningtonの追悼コーナーが設置されていた。Creativeman社によるLINKIN PARK来日公演のポスター、ライブ写真を展示。
LINKIN PARKはSUMMER SONICに三度出演(2006年、2009年、2013年)。サマソニ屈指の功労者であるチェスター・ベニントンを称え、追悼した。

ripchester

又、出演アーティストのライブではSUM 41がLINKIN PARKの楽曲を織り交ぜてプレイ、GOOD CHARLOTTEのライブ前ではLINKIN PARKの曲をSEで流したりして話題に。
東京会場Day-2ではJUNGLE STAGEにゆるキャラドラマーにゃんごすたーが出演。LINKIN PARKのFaintなどをプレイした。


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