X JAPAN WORLD TOUR IN JAPAN 2017 WE ARE X ~奇跡の夜~in Yokohama Arena at July 15th

[Category:Live/Event Report・Artist: X JAPAN ・Writer:もりき(ライター)]



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~静かなXが魅せてくれた奇跡のような一夜!そしてX JAPANの輝く未来へ!~


力強く、そして美しい一夜であった。

アコースティックショウとなった今回のライブではあったが、物足りなさを全く感じなかった。私はYOSHIKIの体調をかなり心配していたが、それでも素晴らしいライブを楽しむことが出来たのだ。その日、オーケストラとアコースティックで奏でられていたサウンドは、より鮮明に美しいメロディが響いていたことであろう。

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~みんなは運命共同体のフレンズなんだね!~




14時頃に会場の横浜アリーナに到着!7月3連休土曜日は猛暑日であったにも関わらず、沢山の運命共同体のフレンズ達で会場周辺は賑わっていた。

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やはりX JAPANのライブの本編以外のもう一つの楽しみと言えば、コスプレのファンの方々を見ることだ。前述したが、この日は猛暑。しかしながらガッツリとコスプレを決めてきてくださったファンの皆様には頭があがらない!

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コスプレの方々にお会いする度にX JAPANのライブへやって来たんだと実感出来る喜びも、私が17歳のときに参戦した「創造の夜」から変わっていないのだ。

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開場を待つ間、私はMETAL JAPANの名刺を配ったりグッズ売り場を覗いていた。その時にアリーナ周辺はテレビの取材が来たりしており、みんなが盛り上がっているのがよくわかる。そして会った友人や初めてお会いするファンの方々と会話をしている時に何より驚いたことがある。それは昔からのファンのみではなく、若い世代のファンも沢山いた事であった。


97年の解散の年に産まれたという20歳の若い男の子は、「X JAPANを観られることが何よりも楽しみです!」と生き生きとした表情で語ってくれた!

Xは若い世代にも受け継がれ愛される。彼らの音楽は継承され幅広い世代の人々に聴かれていることがわかった。



~物語は一生忘れることのない奇跡の夜へ~


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開演待ちの時間はYOSHIKIの体調やToshIの喉の具合は大丈夫だろうか?といった不安はあったが、それらは綺麗に取り去ってくれた!


上映されていた映画「WE ARE X」が終わった後に会場は暗転!ステージの普段YOSHIKIのドラムが置かれている場所にはクリスタルピアノが、後ろにはオーケストラ隊がスタンバイし豪華なセットとなっていた。


1曲目「FOREVER LOVE」から一気にXワールドに!光輝くクリスタルピアノに座るYOSHIKIが鍵盤の音色を奏でて、そこにToshIのヴォーカルが加わることで、最初からクライマックスと言った展開に。続く「Tears」ではPATA&SUGIZOによるツインギターのソロもバッチリと決めてくれた。


オーディエンスの大合唱ですっかりお馴染みとなった新曲の「Kiss The Sky」も、YOSHIKIの手の痛みや首の手術後の様子を感じさせない、素晴らしいピアノを我々に聴かせてくれた。YOSHIKIが完全復活したら、今度こそはリリースされるであろうアルバムにも期待がかかる。


HEATHのベースソロではステージを駆け巡るのは勿論、ねっころがりながらベースを鳴らすなどをして派手なプレイを見せてくれた!

(解散前の派手な演出のある&楽器を壊してたベースソロも、あれはあれで面白かったですけどね・・・w)



HEATHからバトンタッチする流れで、PATA先生のレスポールのお時間が!アドリブのフレーズはもちろん、過去の曲のリフを弾いたりする場面はやはり歓声が上がる。


HIDEの楽曲「DRAIN」もここで披露!俺たちは7人でX JAPANだ!という事を忘れてはいけない。唯一今回のショウでハードな楽曲だったこの曲から、お次はSUGI様のヴァイオリンへ!切ない音色だけでなく、エフェクト等を用いた前衛的なヴァイオリンのサウンドが横浜に響き渡る。それは無限空間に陥ったような感覚だった。




~新たにアコースティックとして表現されたお馴染みの楽曲達!~



さて、ライブの中盤戦はなんと「Silent Jealousy」のアコースティックverが披露!私はこのライブ当日を迎えるまで、ハードな楽曲がどの様なアレンジをされるのかが想像できなかった。アレンジされた「Silent Jealousy」はブルージーかつロカビリーテイストな雰囲気に仕立てられていたのだ。


またToshIとYOSHIKIのMCの時間となると、やはりほっこりとした気持ちになる。解散前の二人のピリピリした関係はもう無い。大阪編のライブレポートにもあったが、まさに漫才師並に上手なトークを繰り広げてくれる。


YOSHIKI「(ToshIの衣装を見て)超合金って感じの衣装だね。」
ToshI「YOSHIKIの首のとこに入ってそうな服着てきたよ!(笑)」
YOSHIKI「マジンガーZだ!(笑)」



YOSHIKIのピアノソロから「Miracle」へ。ゲストヴォーカルのAshley Knightさんによる神秘的な歌声が印象的で、曲の持つ緊張感がダイレクトに伝わってきた。




アシュリーさん「ニホンアツイデスネ!」


映画「WE ARE X」の主題歌の「La Venus」が演奏されると、会場から大きな拍手が!バラードながらも力強い曲調が印象的である当楽曲だが、今までの過去を振り返りながら、これからの未来も前を向きながら見つめていくといった思いが込められていることを実感した。


『WE ARE X』の物語の延長線上はまさしく、今繰り広げられているこの「奇跡の夜」なのだ!


原曲のYOSHIKIヴァージョンに近い形態で演奏された「HERO」は、言うまでもなくメロディの美しさを再確認させてくれる。バンドverとピアノver両方の音源が欲しいくらいでした!

YOSHIKIヴァージョン



MCで少しだけ「DAHLIA」を歌いHIDE加入時の思い出話をした後、「父とHIDEとTAIJIに捧げます。」と演奏された「Without You」は沢山のファンが涙を流した。しかし別れを悲しむだけではない。HIDEとTAIJIの事をいつまでも忘れず、そしてこれからも一緒に歩み続ける決意を改めて固めるを再確認出来たのだ。


「紅」ではスクリーンにHIDEの姿が映し出され、この日最大級の大歓声に!間違いなくこの日のハイライトの1つであろう。アコースティックの「紅」、それに続いた「ART OF LIFE」もドラム抜きでも充分にかっこいいアレンジだったことを記しておく。詳しく伝えられなかったのはただ申し訳ないが、本当にスペシャルなX JAPANを観ることが出来た。



~奇跡の夜はいよいよフィナーレへ!『WE ARE X』の物語は永遠に続いて行く!~



アンコールはSUGIZOのヴァイオリンとバックのオーケストラから始まる「Say Anything」が演奏された。原曲は多くストリングスが起用されているためか、優しい響きが印象に残る。続いてまたSUGIZO曲の「Beneath The Skin」だ!今回のライブのブックレットに書かれていたが、SUGIZOはテンションコードをふんだんに使用している。アコースティックで披露されたことにより、より一層綿密な曲展開だと感じる。


コードの響きの面白さや複雑さについて私もギタリストとして勉強してみたい!と思った。(ちなみに当楽曲、GACKTさんも歌っていたことも忘れないでくださいね・・・w)


「World Anthem」で7人のメンバーコールを経て、「I.V」へ!エレキを用いたドラムレスのアレンジは浮遊感が印象的である。勿論、サビの「In The Rain」も横浜アリーナを大きく揺らした!


ToshI「ピアノの上は寝っ転がるところじゃないよ!(笑)」


97年のLast Live以来にバンド形態でこのツアーで演奏された、「LONGING」の歌詞『傷つけ合った言葉も、重ねた涙も、いつかは思い出になるよ』と歌われた通り、メンバーだけでなく勿論、会場にいた沢山のファンが一人ずつ過去からこの日までの思い出を回想していたに違いない。


それにしてもライブ終盤で洗脳されていた事もネタにしちゃうToshIさん・・・。大胆すぎます。(笑)


YOSHIKI「洗脳星に行く前は心こもってた!笑 洗脳星から戻ってから聴くとどう?」
ToshI「本当にいい曲だね、地球上で聴くと…コラッ!!!」



メジャーデビュー当時から長く応援しているファン、私の様に解散後にファンになった人、そして前述した若い世代のファンも共に今日ここに来られたことを誇りに思っていると思う。


そして、ラストの「ENDLESS RAIN」が歌われた時、YOSHIKIは勿論、他のメンバー、会場のファンも心が救われた気持ちになったであろう。X JAPANの物語はどこまでも続いていく。いつかは終わりが来ることは避けられない。しかしこの日を、いや、今までのX JAPANとの思い出をいつまでも心に残したいと思っている。そして「WE ARE X」のストーリーの続きの中に私達は存在しているに違いない。


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「何があっても負けない、何があっても諦めない。」とMCでYOSHIKIが語った通り、我々運命共同体は今を精一杯に、そして全力で生きることをX JAPANに改めて教えてもらった気がする。


今回YOSHIKIの首の手術もあったが、98年にHIDEを失い、ToshIとの確執もあった中で2007年に再結成をして戻ってきてから10年の月日がたった。そして2011年にTAIJIとの別れがあった。しかしX JAPANは壁にぶち当たっても、それをぶっ壊してみせるくらいの力強さをこの日感じることが出来たのだ!


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~Psychedelic Violence Crime of Visual Shock! We Are X!~


Set list
1 Forever Love
2 Tears
3 Kiss the Sky
4 Bass solo
5 Guitar solo
6 DRAIN
7 Violin solo
8 Silent Jealousy
9 Piano solo
10 Miracle
11 La Venus
12 HERO
13 Without You
14 紅
15 ART OF LIFE

アンコール
16 Say Anything
17 Beneath the Skin
SE PROLOGUE (~WORLD ANTHEM)
18 I.V.
19 Longing ~跡切れたmelody~
20 ENDLESS RAIN


※2017年秋、X JAPAN復活10周年記念スペシャル記事を書かせていただく予定ですので、どうぞご期待下さい!







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