ANAAL NATHRAKH Live In JAPAN June 18th

[Category:Live/Event Report・Artist: ANAAL NATHRAKH ・Writer:もりき(ライター)]



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“まずうちさぁ、ANAAL NATHRAKHのライブあるんだけど、観に行かない?”

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イギリスが産んだ狂乱の怪獣、ANAAL NATHRAKHが2016年8月の来日から1年足らずで再来日を果たした!
今回は東京のみの一日限りの公演だ。それゆえにほぼ満員御礼!梅雨時にも関わらず、雨雲をぶっ飛ばす勢いの狂乱モッシュピットが繰り広げられていた。

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~原宿レ○プ!ハ○テン場と化したアストロホール!!~

ライブハウスの入り口にはプロモーターであるEvokenの代表、そしてEthereal sinのヴォーカルでリーダーのYamaさんがおられた。その時に私とYamaさんは「邪悪な音楽をやるにはぴったりな天気ですね!(笑)」と会話をしながら入場列に並んでいた。天候は前日の蒼天と変わって、その日は梅雨入りした雨模様。しかしその天候が邪悪なブラック&エクストリームメタルのライブにはうってつけな天気であったのだ。

前述したが、会場内はソールドアウトに近い、まさに腹の中がパンパンだぜ!と言わんばかりに埋まっていた。開演時間が迫ってくるこの緊張感はまさにジェットコースターに乗る前のワクワク感以上に高まってくる!

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~いいのかい?ホイホイライブハウスに来ちまって?それじゃあ、とことん喜ばせてやるからな!~

開演時間を少し過ぎた頃に会場は暗転!アストロホール前方エリアは通勤ラッシュの倍以上に押しと圧力が激しくなった。一曲目は2014年に発表されたアルバム、「Desideratum」からのオープニングインスト「Acheronta Movebimus」からそのまま「Unleash」へ!ドラムのブラストと共に始まったV.I.T.R.I.O.L.こと、Dave Hunt(Vo)の断末魔の様なシャウトが繰り出された瞬間、最初からクライマックスに近いほどのフロアの暴動が繰り広げられていた。


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序盤から、あぁ~モッシュがたまらねぇぜ!と言わんばかりに荒れに荒れまくったハッテン場、いやフロアは熱気に包まれる!続けて披露されたのは昨年発表された最新作のリードトラック、「Depravity Favours the Bold」だ。歪みねぇガチムチの兄貴達による肉体のぶつかり合いがさらに激しくなってゆくのがモッシュを通じてわかる。

おっかない音楽をやっているアナール♂ナスラックのメンバーではあるが、MCとなると一気に気さくな、それでいてほのぼのとした空気に包まれそのギャップにフロアから笑いが聴こえる一面も見られた。バンドのインスタグラムを見たが、日本の浴衣を着ながらアサヒビールを飲んでいる写真やお寺を観光している写真をアップしていたりと、メンバーの皆さんはなかなかユーモラスな人達だ。

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中盤は、「Bellum Omnium Contra Omnes」や「In the Constellation of the Black Widow」といった過去に発表された歴代のキラーチューンを惜しみ無く披露!



アナール♂ナスラックの楽曲には母国イギリスの大先輩CARCASSやNAPALM DEATH、そして彼らが影響を受けたMAYHEMやEMPERORといったブラックメタルバンドへの尊敬の思いがあるだけではない。作った楽曲に新しいスタイルの、例えばインダストリアルな電子音やノイズサウンドなどを上手く融合させている面白さがある。またシャウトだけではなくサビでクリーンボイスを上手く使い分ける。日本のDIR EN GREYやNOCTURNAL BLOODLUSTなどを聴いてメタルをもっと知りたい!と思う人がいたらぜひナスラックも聴いてみて欲しい。多くの曲の流れも決して竜頭蛇尾には終わらないぞ!

本編終盤は最新作から「Hold Your Children Close and Pray for Oblivion」と「We Will Fucking Kill You」がアッー♂と演奏され、MCで「This is last song!!」と言った後に前作から「The Joystream」で一度締める。言うまでもなく大勢のファンによるアンコールが求められた。終盤戦のハイライトは彼らの新たなアンセムになるであろう、「IDOL」でのサビの大合唱だ。



サビであるWhat can it be, is it our savior?How must we praise it and debase ourselves?のフレーズを会場のオーディエンス全員が歌い上げ、この日一番の感動を身体全体にぶつけてくれた!

大歓声に包まれて終わった今回の東京公演は、また新しいナスラックのまだ見ぬ可能性を垣間見ることが出来たに違いない。しかしながらANAAL NATHRAKHも15年以上活動しており、2回目の来日だ。次こそあの曲を聴いてみたい!という意見も多いであろう。初期の人気ナンバーの「The Codex Necro」、「Rage, Rage Against the Dying of the Light」を披露して欲しい人もいるであろう。また新譜からの「On Being A Slave」も私が気に入っている曲だ。まぁ言ってしまえば、これだけ持ちネタに困らないバンドは次回以降のライブも楽しみになる!

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こうして、僕の初めてのアッーナル♂ナスラック体験は、クソミソなモッシュに終わったのでした!



Set List
1.Acheronta Movebimus
2.Unleash
3.Depravity Favours the Bold
4.Monstrum in Animo
5.Bellum Omnium Contra Omnes
6.The Lucifer Effect
7.Forging Towards the Sunset
8.In the Constellation of the Black Widow
9.Hold Your Children Close and Pray for Oblivion
10.We Will Fucking Kill You
11.The Joystream
Encore
12.Drug-Fucking Abomination
13.More of Fire Than Blood
14.Idol
15.Between Shit and Piss We Are Born








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