KNOTFEST JAPAN 2016 Report (Day-2後編)

[Category:Live/Event Report・Artist: KNOTFEST / SLIPKNOT / IN FLAMES / LAMB OF GOD / MARILYN MANSON / the GazettE / Crossfaith / MAN WITH A MISSION ・Writer:DENMETA(伝説のメタラー)(漫画家・ライター・編集長)]



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2016年11月5日(土)・6日(日) 千葉・幕張メッセ9-11ホールにて行われたKNOTFEST JAPAN 2016(ノットフェス・ジャパン)の模様をお届け!
続いてはDay-2(11/5日)後編
Day-1前編
Day-1後編
Day-2前編

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the GazettE
ヴィジュアル系バンドの代表格の一つ、ガゼットが中盤に登場。V系でありながらとてもエクストリームだ。彼らもまたSLIPKNOTを慕っており、初めてSLIPKNOTのライブを観たときのことをMCで語った。そしてやはりこの手のバンドは熱き女性ファン客、通称“バンギャ”の熱狂ぶりが凄まじい。激しく咆哮し、扇風機の如くヘッドバンギングする姿についつい目が行ってしまった。
Set List
01. NIHIL
02. DOGMA
03. RAGE
04. UGLY
05. BLEMISH
06. TOMORROW NEVER DIES
07. Filth in the beauty




IN FLAMES
2014年のKNOTFEST JAPANにも出演したIN FLAMESがまたここに帰ってきた。この公演が12thアルバム「BATTLES」を完成させてから最初のライブである。もうすっかりレパートリーが多くなってきている彼ら。一発目は何から来るのか期待を膨らませたが、来たのはまさかの“Bullet Ride”。こういう意表を突いてくるところが素晴らしい。今回は新作「BATTLES」発売を目前に控えてのライブで、本作から“The End”と“The Truth”を初演奏。どちらもここ10年ほどのIN FLAMESの音楽性を引き継ぐかのようなナンバーだ。改めてメロディックデスメタルの人気バンドと称され、比較対象がARCH ENEMYやCHILDREN OF BODOMだった時代が遠い過去のものとなっていることを痛感した。味わい深いライブだったが欲を言えば締めの“Take This Life”にたどり着くまでに1曲“Pinball Map”などといったアップテンポなナンバーを入れてほしかったか。次なる機会に期待する。
Set List
01. Bullet Ride
02. Where the Dead Ships Dwell
03. The End
04. Only For The Weak
05. Cloud Connected
06. The Truth
07. Paralyzed
08. Deliver Us
09. Take This Life




Crossfaith
これまた着実に人気を上げてきている日本が誇るメタルバンドCrossfaith。HIPフェス皆勤賞である。彼らも毎度毎度どこのフェスにも現れるが、それでも飽きられている様子なく良好な盛り上がりを見せた。MCでは洋楽しか聴かない様な客にも自分たちの存在を猛アピールする威勢の良さを見せつける。まあ別にそんなことを言わなくても外タレ目当てでここに足を運んできた人々にも彼らは結構受け入れられているのだが。次に隣のステージに登場するLAMB OF GODを待っている人々にも魅力はそれなりに伝わったはずだ。この調子で今後更に飛躍してほしい。
Set List
01. System X
02. Monolith
03. Rx Overdrive
04. Kill 'Em All
05. Devils Party
06. Countdown To Hell
07. Xeno




LAMB OF GOD
初来日から今年で10年となったLAMB OF GOD。その初来日公演は同じく幕張メッセでのフェスティバルだった。そう、初開催のLOUD PARKである。10年後にまたここに戻ってくるとは感慨深い。彼らもすっかりビッグネームに昇進。10年前だったらフェスの出演順はLAMB OF GOD→IN FLAMES→ANTHRAXだった。時代は変わったなあとつくづく思う。
ヘヴィネス、エクストリームっぷりは相変わらず。Randyの「オッス!」という掛け声も相変わらず。前方フロアはそれまで以上に危険地帯に。やはり彼らの力は凄まじい。今回は昨年リリースの7thアルバム「VII: Sturm und Drang」を引っ提げての来日公演で本作にはDEFTONESのChino Morenoが参加している曲があるので(Embers)、Chinoが飛び入りするという展開を期待したがそうはならず。通常のショウとなった。この前に出演したANTHRAXとIN FLAMES同様に単独、ヘッドライン日本ツアーが実現させることに期待。
Set List
01. Walk With Me In Hell
02. Ruin
03. 512
04. Engage The Fear Machine
05. Still Echoes
06. Laid To Rest
07. Redneck




MAN WITH A MISSION
邦楽最後の出演バンド、狼集団MWAM。ここに来て随分とポップなのが来たが音圧や迫力は結構なもの、それまでに出ていたヘヴィなバンドたちにも引けを取らず。彼らも今やKNOTFESTの定番アーティストとなっており、前日同じポジションに出演したSiMと同様、メタルとかけ離れていながらもメタルヘッズに馴染みの存在となっている。ポップながらもアリーナの広い範囲で盛り上がりを見せた。SiMもそうだが、彼らはSLIPKNOTのメンバーとステージで共演した過去があるため、このライブでまたSLIPKNOTのメンバーが飛び入りするということを期待したが結局そうはならず。まあ毎度同じことをしていたらつまらないか。しかし舞台裏では彼らと親交深いSid Wilsonと記念撮影を行っていた。
Set List
01. Emotions
02. database
03. Give it Away
04. TAKE WHAT U WANT
05. Get Off of My Way
06. Hey Now
07. FLY AGAIN
08. Raise your flag




MARILYN MANSON
マンソンが2年連続で幕張メッセにやって来た。まあ前年、SUMMER SONICでは幕張メッセの違うホールなのだが。で、2001年のSUMMER SONIC以来、15年ぶりに日本でSLIPKNOTと共演となったマンソン。期待度は非常に高く、人の密集具合も半端なかった。そして彼らが作り出す世界観がまた凄まじい。他のどのアーティストも似つかぬダークで不気味なショウは圧巻の一言。マンソンの人を引き付けるオーラ、スター性も凄い。竹馬パフォーマンスや女神衣装を着たりエンターテインメント性も十分。改めて彼が真のロックスターであることを痛感した。一方で歌の方は激しく迫力あるシャウトをしたり、一方でどこかやる気なさげにメロディーを歌い上げたり、調子の上がり下がりが激しい。やる気スイッチが入ったり切れたりしているように見える。実に気分屋といった感じだ。で、やはり50分という出演時間は実に短い。インパクト抜群のショウだったが“The Beautiful People”をやる前に“Rock Is Dead”といったご機嫌なノリのナンバーがあったらもっと良くなったと思う。まあとにかくフェスティバルの終盤に現れるにふさわしい貫禄のパフォーマンスだった。
Set List
01. Angel With the Scabbed Wings
02. Disposable Teens
03. Deep Six
04. mOBSCENE
05. Irresponsible Hate Anthem
06. The Dope Show
07. Sweet Dreams
08. Coma White
09. The Beautiful People




SLIPKNOT
2014年時と同じく両日トリとなったSLIPKNOT。今年は彼らの2ndアルバム「IOWA」が発売20周年でカルフォルニアのKNOTFEST(OZZFESTと共同開催)では本作を全曲演奏するライブを行っていたので、このDay-2でそれと同じことをしてくれると期待した。が、前日と同じく“The Negative One”から始まって“Disasterpiece”を演奏。期待通りにはいかなかった。それでは前日のライブとどう変化をつけてくれるのか、2日共ライブを観ている客としては前日との差別化を期待した。結果、“The Shape”を“Liberate”に、“Dead Memories”を“Vermillion”に、“Left Behind”を“People = Shit”に、“Skin Ticket”を“Everything Ends”に変えてきた。やはり前日に聴けなかった曲をやってくれると気分も高まる。特に“People = Shit”は人気曲でありながら今年度のツアーではOZZFEST MEETS KNOTFESTでの「IOWA」完全再現ライブ以外ではセットから外されており、“レア曲”と化していたので、いつも以上にテンションが高まった。そして締め方は前日と変わらず。今回の来日公演でもSLIPKNOTのバケモノぶりを再確認するものとなった。来年以降、彼らはどんな活躍を見せるのか。ぼちぼち6枚目のスタジオアルバムを作ってくれるであろうか。やはり次に来るときは新作を引っ提げてのツアーが望ましい。あと良い加減そろそろ幕張メッセ以外で来日公演を行ってほしいところ(苦笑)。本人たちもウンザリしているだろう。特に4年連続で幕張メッセに来ているCoreyは。2017年からまた未だかつてない活躍を見せてくれることに期待したい。
Set List
01. The Negative One
02. Disasterpiece
03. Eyeless
04. Before I Forget
05. Liberate
06. Killpop
07. Vermillion
08. The Heretic Anthem
09. Psychosocial
10. People = Shit
11. Custer
12. The Devil in I
13. Everything Ends
14. Wait and Bleed
15. (sic)
-encore-
16. Surfacing
17. Duality
18. Spit It Out

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